Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年04月15日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解168
 ピタゴラス派のパリンゲネシアの理説について、「人間夫々の個体である個人というものは、その物体としての「からだ(ラテン語:コルプス/受容体)と魂と、そして我々自己夫々が知る其のまた其の其々の様々なはたらき(諸機能)の総体から成っている」と定義していることに要(かなめ)があります。換言すれば、人間の肉体死およびからだ(コルプス)の破壊の経過に伴いて、魂は「別の」からだ(コルプス)を纏い、先にその魂が結び付いていたからだ(コルプス)であるところとは違う、別の個人を成すことになるのかもしれないということです。そうした「からだ(コルプス)」の取替えも、ピタゴラス主義にしてみれば衣装を替えるのと同様であり、取り立てて此の立場からみれば異想で破天荒な観念ではありません。しかし別のからだ(コルプス)の中へと移り転生した個人であっても、この変化としての取替えはからだ(コルプス)の置き換えに縮減されなければならず、個人の体験事実の記憶は失われ、ある種燐廻転生する霊魂の元玉の系統は普遍のままに残るのでなければならない。あるいはすくなくともそれらの部分的な残留(常在)が認められるものでなければならない。だが、もはや存しない先の個人との自己同一という意味では、先の生における体験の記憶がもはやないなら、それはトランプ占いや降霊卓が暴いてみせるところの「もの」ではなくして、遥か高みにある至高なる唯一の霊の再受肉(生まれ変わり/Incarnation)ということになり、ピタゴラスを始め神秘主義者の正教会への弱点となります。



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最終更新日  2019年04月15日 05時55分54秒
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