Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

2019年05月23日
XML
カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解205(生と死34)
 プラトンの思考が混在しているようにもとれるソクラテスらしからぬ発言、ダイモーンに連れ去られていく場所へと魂が到達すると、其処には「裁きの場」が待ち構える。通常一般の域を逸脱した行為を犯したことがない人間は善悪に応じた賞罰の居場所を得る。神殿泥棒と目される神殿内の泥棒行為なかでも神殿祭祀に関する悪業を行いし者は、死を超えた後に業火に焼き尽くされるのであればまだしも、決して脱出することが出来得ない、消滅が目されない世界、燃え盛る炎(ピュリフレゲトーン)に焼き尽くされることがあればまだしも、ギリシア神話に登場する神タルタロス(Tartaros)の支配世界であり、かつ奈落そのものである極悪の重罪人が落とされるという底なしの奈落(ならく)。其のいちばん下の部分と冥界の支配者ハデスとの距離は、大地と天の間のそれと等しいということから脱出は不可能の世界で業火に焼かれるも焼き尽くされる劫火とはなりえず滅すことをも望み得ない世界に落ち、父母に乱暴を働いたが悔い改めた者や、事情があって人殺しした者は、タルタロスに落ちるも一年を過ごすと大波によって投げ出されコキュートスに運ばれてアケローン河のほとりに至り、被害者を大声で呼び許しを請い、成功するまでタルタロスとの往復を繰り返すとしています。スピノザの倫理学は此のあたりの事情を前提に顧み構想されたたものともとれます。



哲学・思想ランキング





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年05月23日 08時31分27秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

cap-hiro

cap-hiro

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: