「霊魂論」エチカ詳解220(生と死51) 罹病した細菌性髄膜炎から7日目に奇跡的に覚醒、其の後病魔から解放されたDoctor Alexander IIIが退院後に徹底した検証、即ち入院中のスキャン画像や臨床検査や神経学的検査の所見などの総てのデータを綿密な且つ詳細な調査により、昏睡状態にあった7日間は彼の脳機能は完全に停止していたことを確認、脳が活動しないことには意識や精神が脳を宿主とする精神医学や脳生理学にとり臨死体験が意識を失う時点のの直前に大量に分泌されるエンドルフィンの働きによる幻覚を想い出した、まさに人間が毎夜の睡眠或いは昏睡時の夢のように自己精神は脳の再活動により甦ったとします。PCのCPUの活動の復帰に伴いHardDiskから再活用された状態、臨死は其の名の如く死に臨んだ体験であり真の「死滅」を意味しないのだとの意を述べています。併し乍ら、自ら其れを被険した脳神経外科医アレグザンダーは臨死体験を「死の直前に大量に分泌されるエンドルフィンの働きによる幻覚である」とか「睡眠時に見る夢と同じようなもの」など脳内現象として捉えるのは其れこそが幻想だとします。外科医アレグザンダーは外的な臨死体験を徹底した外的な検証を行い、自分が体験したのは、理論上ほぼ完璧なかたちでの臨死体験であり、おそらく推定するに類例の中でも最も説得力を持つものである」として、「臨死体験を幻想だと片づけることが、医学的観点から見て絶対的に不可能である」と結論づけます。神経医科学の専門家である彼が其れ迄の医科学を見直すことを提言したのです。