Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年06月14日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解227(生と死58)
 此処に「死」が恐怖ではなく、安寧を齎すものであり幸いなるものであると語る者が居るとすれば、社会生活全体の安寧にとっては危険極まりない思想となります。ナザレのイエスですら罪なき身で人類全ての罪悪を一身に身に負うて釘を四肢に打ち込まれて十字架に架けられ、何故に此の「死の苦痛」を受けねばならないかを父なる神に問い叫びます。勿論の事、「死」其のことを訴えている訳ではなく、其の死に至る迄の苦痛の経緯なのですが、「死」其のものを幸いとする思想は人間精神の根底に押し付けることは間違いです。旧約での楽園追放が示すように「死」は人間に限らず生命が高等化するに伴いDNAに組み込まれた何ものかの因子です。人類は当初の遺伝子から発がんウィルスを誰しもが持っており、将又、推測するに成長遺伝子と死の促進遺伝子を併せ持つ筈です。癌ウィルスが生物かどうかは別にして、DNAに組み込まれること、細胞に滅びを齎すだけでなく或る役割を担っていることをも考慮しなくてはなりません。「死」が生命に組み込まれていることのメカニズムを生命物理学が解明したならば、遺伝子変化を食い止め「不死」を実現出来得るかもしれません。アダムとエバの不死と引き換えの「知恵」が失われる危険性は拭えませんが云々。



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最終更新日  2019年06月15日 06時20分05秒
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