Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年10月28日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解353(生と死184)
 1953年にはカリフォルニア州オークランド生まれのドイツ系アメリカ人化学者スタンリー・ロイド・ミラー(Stanley Lloyd Miller/1930年-2007年)が原初地球の大気の発生とその組成に関して、彼の恩師であるハロルド・ユーリーの「惑星形成は低温でおこるので、原始地球の大気には、水素が一定量残っており、炭素原子や窒素原子はメタンやアンモニア中に存在する還元的な大気である」の教授から、シカゴ大学の大学院生だった彼は、その恩師ハロルド・ユーリーの研究室で行ったユーリー=ミラーの実験で勇名を馳せます。この実験は、原始地球の環境で有機物(つまりアミノ酸)が生成されるかもしれないということを示していたのです。これは生物学史上に残る最初の『生命の起源』に関する実験的証明となります。生命の起源は、思考学上永らく自然発生説で説明されていたが、1861年のパストゥールの実験が自然発生説を否定します。それ故以降の生命起源論は、関連科学の関心を集め注目されます。彼らの後にも、多くの研究者が似た実験を行います。其れ等には、新しい太陽系形成論により、原始地球の大気の主成分は還元的ガスである水素・メタン・アンモニア等々ではなく、酸化的ガス二酸化炭素・水蒸気などだと考えられるようになります。そこでそれではと、酸化的ガスでユーレイ‐ミラーの実験をすると、合成されるアミノ酸や核酸の種類や生成量が激減してしまった結果を齎します。ユーレイ‐ミラーの実験以外にも、生命の起源に関しては、原始海洋の熱水噴出系を想定したものや、粘土鉱物を考慮したものなど、多くの研究がなされています。一方、1969年にオーストラリアに落下したマーチソン隕石には、アミノ酸などの有機分子が発見されます。興味深いことには、含まれる有機物の存在度は化学進化の実験で形成される有機物の存在度とよく対応していること。また、1986年のハレー彗星の探査でも、彗星の核に大量の有機物が発見された。こうしたデータに基づいて、生命の起源物質が地球外からもたらされたと主張する研究者が有力になります。



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最終更新日  2019年10月28日 06時00分16秒
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