Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年11月29日
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カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽21
 アルベルト・アインシュタインが1905年に発表した論文に端を発する特殊相対性理論とは、慣性運動する観測者が電磁気学的現象および力学的現象をどのように観測するかを記述する物理学上の理論です。端的に云えば、重力のない状態での慣性系を取り扱った理論で、第一には互いに等速直線運動をしている座標系である慣性座標系ではすべての物理法則は同じ形で表される特殊相対性原理と、第二にすべての慣性座標系に対し真空中の光速度は常に一定の値をもつ光速度不変の原理の二つの原理を基礎とするのが特殊相対性理論です。この理論により空間・時間の観念は観測者には相対的なものとなり、二つの慣性座標系の時間・空間座標はローレンツ変換によって結びつけられるが故に、運動する時計が示す時間が伸びる、つまりは現象の進行が遅れることになります。更には、ニュートン力学がこの理論に合わせて変えられる相対論的力学の結果、物体の質量は速度によって変化します。此の特殊相対性理論を一般座標系にも拡張したのが一般相対性理論だというわけです。相対性理論は、時間と空間が相対的なものであるという立場をとる以上、 光速に近い速度での運動では特殊相対性理論による効果が、強い重力場においては一般相対性理論による効果が顕著となります。特殊相対性理論からは「時間の進み方は絶対的なものではなく観測者に依存して決まる」、一般相対性理論からは「重力の正体は時空に生じる歪みである」といった結論が得られ、これらもまた古典物理の前提を大きく変更する事態となります。



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最終更新日  2019年11月29日 06時11分38秒
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