Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2020年04月03日
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カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽114
 宇宙の終末について可能性を示唆する第四の可能性が熱的死・ビッグクランチ・ビッグリップに続く終末可能性としての「真空崩壊(Vacuum collapse)」と呼ばれるものです。他の終末説が時間が流れるとしてのタイムスパンが起動するのが数十億~数百億年も先なのに比して真空崩壊だけはいつでも起こり得るとされます。宇宙物理学や量子力学では、「物質が一切存在しないが、最低限のエネルギーを固有している場の状態」を「真空」と呼称します。対して、真空に近い準安定状態であり、真空よりも大きなエネルギーを固有している場の状態を「偽の真空」と呼んでいます。例えるならば、真空とは「波一つなく穏やかなる湖」、偽の真空とは「波一つなく穏やかなる山上の湖」即ち場を持ちますです。私たちが生きている宇宙を満たしている真空が真の真空なのか偽の真空なのかは、未だに其の真偽は判明されていません。瞠目すべきは仮に我々の宇宙を満たしている真空が偽の真空であった場合、ふとしたはずみで真の真空へ相転移してしまう可能性があるということです。「真の真空への相転移」とはいわば「何かのきっかけで山上の湖が決壊して一気に山の麓へ水が流れ出てしまう状態」で、これを「真空の崩壊」と呼びます。ある空間で真空崩壊が起こると、触れた構造は一瞬にして崩壊してしまうという、極めて高エネルギーの「真の真空の泡」が発生します。「真の真空の泡」は光速で広がっていき、人間が観測することは不可能であるため、私たちが気づかないうちに宇宙全体が崩壊してしまうといわれ「神」・「絶対存在」の死さえ予期させています。



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最終更新日  2020年04月03日 07時03分30秒
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