Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

2020年04月15日
XML
カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽126
 ベルグソンは時間を時間軸のような仕方で空間化して表象する根強い習慣に反して、本来の時間は意識の諸状態の相互浸透であると示し時間の実体化を拒否しますが、時間を幻想とは言わないまでも、意識など人間の内面である精神に帰そうする思考です。見られない過去と未来はアウグスティヌスとともにラッセル存在しないとしましたが、はっきり時間がないとは結論づけてはいません。未来とはまだ起きていない事柄に対する期待であり、過去とはすでに起きてしまった事柄の想起である。期待も想起もわれわれの精神の働きであるから、時間はわれわれの心の中の働きと言うべきだというのである。未来とは未だに起こっていない事柄に対する期待であり、過去とは既に起きてしまった事柄の想起であり、期待も想起も我々人間の精神生活の働きであるから、時間は人間精神内部の心の中の働きと言うべきだというのです。ベルグソンが登場するように意識説は幻想説の同じ系統で違う種類同じ系統で違う同じ系統で違う変種であるヴァリエーションだとも云えます。仮に時間が言語的な意味で人間存在の精神の基盤に存在し得るならば「インドで発見された言語を解せなかった狼少年の事例」が参考になります。言語としての「ロゴス」は社会共同体的な意をも持つもので、人間にとって世界のかなりの部分を意味によって構成しているわけですから、仮に時間が言語的必然ならば、それを解せなかった、勿論狼の共同体を別にして狼少年には時間は存在しません。反対に物理的現実に帰せないとすぐに意識や内面に問題を預けてしまうのは、人間を社会や文化から切り離された「個人として考察する近代哲学」に由来する悪い習慣なのだとも云えます。現代物理学に期待が及ぶ所以です。



哲学・思想ランキング





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020年04月15日 06時36分35秒
コメント(0) | コメントを書く
[時間考察] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

cap-hiro

cap-hiro

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: