Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2020年05月27日
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カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽164
 アリストテレスの「今」の解釈の論理は、空間・運動・時間の三者の系統をより解りやすく具象化するために「点・運動体・今」という系列を持ち込み、「空間的大いさを位置を表す点に、運動を其の質である運動体に、時間を今という現実態」当て込み、此の系列が人間に認識可能なものとすると思惟します。具体的にはアリストテレスの言「すなわち、先に述べたように、運動は大きさである場所の空間的拡がりに準じ、時間は運動に準ずる、というのが私たちの主張である。したがって同様にして、運動体は点に準じ、この運動体によって私たちは、運動およびその運動における「より先とより後」としての順序構造を構成するものを識別するのである。そしてまた、「運動体はそれが点のように小さなものであれ、石であれ、他の何かそのようなものであれ、その存在主体について言えば同一であるが、その語られ方について言えば異なったものになる。それはちょうどギリシアのアテナイを中心に活動した、金銭を受け取って徳を教えるとされた弁論家「ソフィストたちが、リュケイオンにいるコリスコンとアゴラにいるコリスコンは異なっていると考えるのと同様である。」コリスコンという人物は存在主体の水準(level)は、動いているものという規定を受け入れる水準(level)は同一であるが、その人物がいる地点、即ち、語られ方の立ち位置では、 運動体の具体的様相は異なっているのである」とします。「運動体は次々と違う場所にあるということによって異なっているのである」と。



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最終更新日  2020年05月27日 06時02分28秒
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