Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2020年06月16日
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カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽184
 欧州南天天文台(ESO)は2020年5月6日に地球からわずか1000光年の距離にブラックホールが存在する証拠を発見したと発表しました。これまでに発見されたブラックホールの中では最も地球に近い距離にあります。此のブラックホールは、地球から見て南天に方位にある「望遠鏡座(ぼうえんきょうざ/Telescopium)」を構成している「HR 6819」という天体で見つかりました。HR 6819の明るさは5等級で、南半球で晴れた夜に暗い場所で探せば、双眼鏡や望遠鏡を使わなくても観測することが出来得る距離にあります。多くの発見されたブラックホールは二つの恒星からなる白鳥座X-1の如く二重連星系が殆どでしたが、この研究を率いたESOの科学者Thomas Rivinius氏は、「チームはもともと、二重連星の研究のためにHR6819を観測していました。ところが実際には、史上初めて肉眼で見ることができる、ブラックホールをもった恒星系であることがわかり、非常に驚きました」と語り、ブラックホールは小さく、また電磁波・光を発しないため、直接観測することはできなかった。そのため、これまで発見されたブラックホールは、周囲のガスを集める際にできる「降着円盤」から放射されるX線や光などを手がかりにしていたのです。だが、HR 6819にあるブラックホールは、周囲の環境と激しく相互作用しておらず、X線や光を出していないことから、これまでその存在は隠れていたと述べます。



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最終更新日  2020年06月16日 06時12分45秒
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