Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2020年06月23日
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カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽190
 異相の違う宇宙、若しくは一つの宇宙の別の事象を結ぶ時空の抜け道。代表的な例としては極大シュバルツシルト解におけるアインシュタイン-ローゼンの橋(Einstein-Rosen Bridge)、此れは順を追ってだんだんと実現しようとする傾向である漸近(ぜんきん)に平坦なアインシュタイン方程式の厳密解を極大に拡大した時空に現れるもので、二つの漸近的に平坦な時空を結ぶ構造となっています。然し乍ら、此の二つの漸近的に平坦な領域は空間的に隔たっており、行き来することは通常一般思考では出来得ないとするのが常識です。二つの離れた事象を行き来できるようなワームホール時空をつくるには負のエネルギー密度をもった物質が必要であり、亦、仮に一旦はワームホールが出来たとしても瞬く間にすぐにブラックホールに崩壊してしまうため現実の宇宙には存在しないと現状は捉えられています。然し乍ら、プランクスケールというミクロな時空では量子重力理論的な効果によって位相(トポロジー/Topolog)、簡潔に云えば次元が変化するため仮想的なワームホールは生まれたり消えたりしているという理論が浮上しています。現状の物理科学はブラックホールは現実に存在し、生まれてくる仕組みも分かっているとしますが、一方のホワイトホールは未だ仮説の天体であり、実在には否定的な立場をとる研究者が多いのが現状です。


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最終更新日  2020年06月23日 06時01分22秒
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