Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2020年08月28日
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カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽251
 宇宙の加速膨張が光速度を上まわるとはどういうことなのか、現代の天体物理学者はそれを「宇宙論の危機」と呼んだ程の衝撃です。天体観測にITの飛躍的発展技術が導入され、更には、観測衛星の長距離化に伴い、宇宙史そのものが書き換えられようとしています。今までの天体物理学者は、何10億あるいは何100億年という時間をかけて宇宙の果てから届く光は、宇宙の最古の光といえました。研究者たちは、この最古の光を調べることで宇宙の誕生と進化の謎に迫れると考え、最新の電波望遠鏡や人工衛星を使って観測に取り組んできました。ところが困ったことに、最新の観測事実が研究者の想像を超えるものばかりで、これまでに信じられてきた理論では説明がつかなくなり、宇宙論の危機が始まります。2011年ノーベル物理学賞を受賞した、サウル・パールミュッター教授、ブライアン・シュミット教授そしてアダム・リース教授は「遠方の超新星爆発の観測による宇宙の加速膨張の発見」をし、観測される星や銀河のその後退する速度が、遠い銀河ほど速く遠ざかるというものでした。宇宙は科学者の予測を上回る速さで膨張しており、今までの「光速度」で基準化されていたものが適用できなくなり、新たに開発された望遠鏡の技術とNASAのハッブル宇宙望遠鏡のデータを使った新たな研究でも、この問題が確認され、理論と測定値の間の矛盾が顕在化し、科学者の予想よりもはるかに速く速くに膨張する宇宙を「何故にか」に答えられる根拠を与えてくれる発表はありません。



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最終更新日  2020年08月28日 06時05分47秒
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