Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2020年09月29日
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カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽279
 宇宙が膨張していると聞けば、我々物理科学とは縁のない通常生活を送る人間には、恐らく多数の者が宇宙を真円にしろ楕円にしろ球状のものを想像します。ならば、宇宙の地平線たるものが話題に浮かび上がれば問題になるのも何ら不思議ではありません。地球では我々が地表にいるときに見渡せる限りの範囲が地平線です。地平線の向こう側の出来事は、当然に、通常空間での光の直進性から鑑みて高性能の望遠鏡を使ってみても其れ以上は見ることが出来ません。実は宇宙の地平線も同様に捉えられていますが意味するところが違います。宇宙の地平線の向こう側の出来事を知ることはでき得ないというのは共通しますが定義が相違するのです。宇宙の地平線とは、膨張する宇宙における事象の地平線を指します。それは観測者から遠ざかる速度が光速を超えている領域との境界面であり、原理的に観測可能な最も遠方の境界面、原理的な観測可能な最も遠方の境界面だとされています。此の境界を越えた領域からの光などの電磁波や重力波は、永遠に観測者の元に届くことはない、其れを称して宇宙の地平面と表現し宇宙の地平線としています。其れ故に、宇宙の形状にいずれの形状を想起しても「宇宙の地平線」は存在することになります。だからといって、地球の地平線の彼方に存在があるのと同様に宇宙の地平線の其の先には何ものも存在しないとは限りません。此れは敢くまで、言語学的な表現であり「地球の地平線」と「宇宙の地平線」の意味合いは多少異なります。



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最終更新日  2020年09月29日 06時01分53秒
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