時間の陥穽324 世界の存在は常住であるる。始まりも終わりも人間の生み出した概念でしかない。物理科学によって宇宙の始まりがどういう状態であったか観測による推測からほぼ認証でき得たとしても、この現在する世界という存在は、初めに始まりからではなく、常に在り続ける「有」であり、その世界「始まり」らしき宇宙の時点を強引に敢えて観想してみれば、何かしらの、「設定内容(Set Up Program)」に伴って、世界を現在に至らしめている、「設定内容(Set Up Program)」とは其のもの其れ自体が持つ特性であり、どのように定義されているのかということではなく元々に構成要素としてある。因みに、無から有は生まれないと言われるが、「無」という概念は「有」を前提とすれば、対概念として存在せざるを得ないわけであり、「無」其のものが「有」を前提として在ります。このあたりの思考論が「世界構成」の謎解きに役立つのかも知れません。仮に世界が存在しないという状態が存在するとしたら、其れは物理化学的には最も原理的な構成体の「be」、変化因子若しくは時間なのかもしれません。宇宙マイクロ波背景放射や軽元素の起源を説明しがたいなどの問題点を持ち、何より熱力学の第2法則に矛盾するという理論的な困難を持つため今日ではすたれた理論です。アメリカ合衆国の天文学者であり、我々の銀河系の外にも銀河が存在することや、それらの銀河からの光が宇宙膨張に伴って赤方偏移していることを発見したエドウィン・パウエル・ハッブル(Edwin Powell Hubble/1889年-1953年)を持ち出すまでもなく、物理観測天文学は定常宇宙なるものはには否定的です。