Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2020年12月02日
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カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽340
 現代物理科学理論の推論は、IT技術の開発、特にCPUに関しての将来予測であるムーアの法則(Moore's law)の進展の恩恵を受けた、天体観測技術の経験則に類する限り予測どおりかに押し進んでいるように見受けられます。物理科学の論旨は、何故に若しくは事実的根拠なしには物理学が成り立たないのを骨子とします。所謂、形而上哲学の絶対者や世界創造を唄う神教とは一線を画すのです。此の立ち位置から、物理学の領域ではビッグバンにより宇宙が始まったという説明がなされることがあるが、こうした説明もまた答えとはならない。なぜなら問いの形が「なぜ何もなかったのでなく、ビッグバンがあったのか」に置き換わるだけだからである。ビッグバンが真空の量子揺らぎから発生したといった説明もまた同様である。「なぜ何もなかったのではなく、量子力学の法則にしたがって揺らぐような真空があったのか」、もしくは「なぜ量子力学の法則などという自然法則があったのか」こうした形に問いが置き換わるだけである。同じように何か超越的な存在、たとえば神様を持ち出し、それが世界を創造したと説明しても話は同じである。「なぜ何もなかったのではなく、神様がいたのか」に問いが置き換わるだけである。こうした例を見てわかるように、この問いは存在の根拠についてより基盤的なレベルの原理でそれを説明してみても、または因果連鎖を過去に遡ることによって答えようとしてみても、もっと基盤的な何かへ、更にもっと基盤的な何かへ、亦はもっと過去へ、更にもっと過去へ、無限後退が生じるだけで、そこからだけでは答えは得られることはない。宇宙理論の進捗と、其れを裏付ける宇宙物理科学の更なる飛躍が求められています。



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最終更新日  2020年12月02日 06時29分19秒
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