Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2021年07月30日
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カテゴリ: 絶対存在論
神の存否-123
 一般に二つの物体の間に力が働いているとき、その力によって一方が他方に及ぼす影響、またはそれによって生ずる変動のことを作用といいます。広義には物体に限らず物質や波動の構成成分間、若しくは、物理現象のみならず化学反応現象に関しても、更には、心理現象や社会現象においても相互の間に働く力の結果という意味で作用という言葉が用いられますが、スピノザの著「エチカ」定理二六は、二つの物体の間に力が働いているとき、その力によって一方が他方に及ぼす影響を想定していると思われますが、絶対意思・絶低意識から性状をも意識してる可能性があります。
  定理二六 ある作用をするように決定された物は神から必然的にそう決定されたのである。そして神から決定されない物は自己自身を作用するように決定することができない。
 証明 物がある作用をするように決定されていると言われるのは必然的に積極的なあるもの、言い換えれば神の意志作用のためである(それ自体が持つ本質からして明らかなように)。したがって神は自己の本性の必然性からそうしたものの本質ならびに存在の起成原因である(定理二五 神は物の存在の起成原因であるばかりでなく、また物の本質の起成原因でもある。および、定理一六 神の本性の必然性から無限に多くのものが無限に多くの仕方で(言いかえれば無限の知性によって把握されうるすべてのものが)生じなければならぬ。)により。これが第一の点であった。これからまたこの定理の第二の部分がきわめて明瞭に帰結される。なぜなら、神から決定されない物が自己自身を決定しうるとしたら、この定理の第一の部分が誤りとなるであろう。しかしそれが不条理であることは我々の示した通りである。
 此れは、物質的であれ精神的であれ、神を基とする作用因には全てに「自由原因」が無いことになります。スピノザ批判が起こる由縁となる筈です。



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最終更新日  2021年07月30日 06時06分04秒
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