Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2021年10月17日
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カテゴリ: 絶対存在論
神の存否-202
 宇宙の物質の基本的な構成要素を理解するための諸要素とそれら相互の関係を定式化して表したものに超弦理論(superstring theory)があります。物理学の仮説理論の1つです。物質の基本的単位を、大きさが無限に小さな0次元の点粒子ではなく、当然に無限に小さな0次元の点粒子を幾億倍集合させたとしても、0次元の点粒子であることには変わりがありません。その物質の基本的単位を1次元の拡がりをもつ弦であると考える弦理論に、超対称性という考えを加えが拡張したものが超ひも理論、スーパーストリング理論とも呼ばれる超弦理論です。1次元に広がりをもつ物体として振動する弦の導入をしたことにより重力の量子論の解決が目されるのです。極力大きい距離観を以て電子や光子などの素粒子を考察しても、現状の物理学では電子や光子は「点」のまま。「点」は数学的には空間体積がゼロなので、物理的には不自然な感じ、不条理な感が否めない。そこで発想を転換して、現実の世界には最小の尺度があるとして、そこから理論を制限できないだろうかとして超弦理論です。此れを予期したかの様相を見せるのが、スピノザの「様態」論です。
 定理六 おのおのの属性の様態は、それが様態となっている属性のもとで神が考察される限りにおいてのみ神を原因とし、神がある他の属性のもとで考察される限りにおいてはそうでない。
 証明 なぜなら、おのおのの属性は他の属性の助けを借りずにそれ自身によって考えられる(第一部定理一〇 実体の各属性はそれ自身によって考えられなければならぬ。)により。ゆえに各属性の様態はその属性の概念を含み他の属性の概念を含まない。したがって様態は(第一部公理四 結果の認識は原因の認識に依存しかつこれを含む。)により、自らが様態となっている属性のもとで神が考察される限りにおいてのみ神を原因とし、神がある他の属性のもとで考察される限りにおいてはそうでない。Q・E・D・此れが証明すべきことであった。
 系 この帰結として導かれるのは、思惟の様態でない事物の形相的有(エッセ・フォルマーレ)は、神の本性がそれらの事物を前もって認識したがために神の本性から起こるのではないということである。むしろ観念の対象たる事物は、観念の概念の意味合いを示したとおり、観念が思惟の属性から生ずるのと同一の仕方・同一の必然性をもって、それ自身の属性から起こりあるいは導き出されるということになる。
 観念が思惟の属性から生ずるのと同一の仕方とは。観念は神そのものへの思惟だからです。様態とは、実体という普遍的存在が特殊化する個別的な存在様態であり。絶えず恒存しない形態であり消滅して、その実体への関係は、海に立つさざ波の海の水への関係に似ています。様体に実体性が認められるには思惟と同様の至極の極みともいえる「理知の力(覚り)」と究極の「実践物理科学」に依存します。



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最終更新日  2021年10月17日 06時45分10秒
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