Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2021年10月28日
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カテゴリ: 絶対存在論
神の存否-213
 定理一〇 人間の本質には実体の有は属さない、あるいは実体は人間の形相(フォルマ)を構成しない。に次いで、其の証明。
 証明 なぜなら、実体の有は必然的存在を含んでいる(第一部定理七 実体の本性には存在することが属する。)により。ゆえにもし人間の本質に実体の有が属するとすれば、その場合、実体が存するとともに人間も必然的に存することになるであろう 「第二部「精神の本性および起源について」の定義二 同じ本性の他のものによって限定されうるものは自己の類において有限であるといわれる。例えばある物体は、我々が常により大なる他の物体を考えるがゆえに、有限であると言われる。同様にある思想は他の思想によって限定される。これに反して物体が思想によって限定されたり思想が物体によって限定されたりすることはない。)により。したがって人間は必然的に存在することになるであろう。これは(この第二部の公理一 人間の本質は必然的存在を含まない。言いかえれば、このあるいはかの人間が存在することも存在しないことも同様に自然の秩序から起こりうる。)により不条理である。Q・E・D・=此れが証明すべきことであった。
 備考 この定理はまた第一部の定理五 自然のうちには同一本性あるいは同一属性を有する二つあるいは多数の実体は存在しえない。からも証明される。すなわち、同じ本性を有する二つの実体は存しえない。ところが多くの人間は存在し得る。ゆえに人間の形相を構成するものは実体の有ではない。
 さらにこの定理は実体のその他の諸特質からも、すなわち実体はその本性上無限・不変・不可分などなどであることからも、明白である。これは何びとにも容易に解しうるところであろう。
 さらには、定理一〇から直ちに導かれる視点を変えたものとして「系」を用意します。



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最終更新日  2021年10月28日 06時10分05秒
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