Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2021年12月09日
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カテゴリ: 絶対存在論
神の存否-254
 スピノザの「観念」の語彙は基本的には、ものの原型として理念としての概念と意義を異にし、表象は抽象的対象を表わす「概念」に対して具体的直観的対象を表わすものと云えそうです。
 定理三二 すべての観念は神に関係する限り真である。
 証明 なぜなら、神の中に在るすべての観念は、その対象すなわち観念されたものとまったく一致する(この部の定理七 観念の秩序および連結は物の秩序および連結と同一であるの系 この帰結として、神の思惟する能力は神の行動する現実的能力に等しいことになる。言いかえれば、神の無限な本性から形相的に起こるすべてのことは、神の観念から同一秩序・同一連結をもって神のうちに想念的に、すなわち観念として起こるのであるにより。)。したがって(第一部公理六 真の観念はその対象(観念されたもの)と一致しなければならぬ)により、すべて真である。 Q・E・D・=これが証明すべきことであった。
 スピノザ説くところの真の観念とは、スピノザ哲学に造詣が深く精通していた西田幾多郎の「直感知」の語彙が妥当すると想われます。おそらくは、世界の法理を手中にした境地「さとり」をいうのでしょう。



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最終更新日  2021年12月09日 06時09分04秒
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