Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2022年10月01日
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カテゴリ: 霊魂論
5. 人聞を神的世界へと導くー1
 シュタイナーは、自己修練・自己認識を通して宇宙と繋がり、内部に神性を感得する体験を、シュタイナーは古代ギリシアの密儀宗教の体験と同質のものだと考えいたふしがあります。但し、そうした体験により感得した自らの内部に芽生えた神性は、キリスト教の源であると論じた神智学協会入会直前に行った講演 「神秘的事実としてのキリスト教と古代の秘儀」で、古代ギリシアの密儀精神で見い出される神性をキリスト教の源泉であると論じています。その講演前半では、シュタイナーは、プラトン(紀元前 428頃 348頃)の神秘思想を中心に、へラクレイトス(紀元前 535-475)などプラトン以前の哲学者の思想を吟味し、古代ギリシアの哲学者にとって神秘的認識が、いかに重要であったかを語っているます。後半では、プラトン神秘思想がフィロン(紀元20年頃-40年頃) を通しどのように福音書の成立に影響したかを述べながら、「キリスト教はゆっくりと密儀から芽生え、密儀の叡智がキリスト教の言葉を纏うと結論づけています。シュタイナーは初期グノーシスを含め、後のキリスト教神秘主義者らを好意的に見立てていました。然し乍ら、彼らが自己の外に絶対的な神をおくことについては批判的でした。シュタイナーによれば、自らの中に「自分の神性」しか見出せないものに、グノーシス教派は外なる神へ自己を近づけようと絶え間ない努力を続けるが、神と自己の神性の隔たりは縮まるわけもない。この縮まらないことが、神の存在の証明とされていると批判したのです。



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最終更新日  2022年10月01日 06時04分53秒
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