Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2022年11月11日
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カテゴリ: 霊魂論
第3章 眠りと死(31節/17)
17 霊界の陸海空
 感覚的物質界の陸地、水圏、大気圏に相当する三つの霊界領域が、超感覚的に現れる。第一は霊界の「陸地」であり、第二は「海と河川の領域」であり、第三は「大気圏」である。
 地上の物質的存在、つまり肉体感覚器官で知覚できるものの霊的本性は、霊界の第一領域に見られる。たとえば、水晶のフォルム(*空間を形づくる要素の一つ。形態)を造り出す力が見える。しかし、その現れは感覚界の現象とは正反対である。岩石が占める感覚空間は霊眼では虚空間に見え、逆に岩石フォルムを生じさせる力はその霊的虚空間の周囲に現れる。石の色は、感覚界と霊界では反対色として体験される。赤い石は霊界から見ると緑であり、緑の石は赤く体験される。他の諸性質も正反対の現れ方をする。岩石や土壌が感覚界の陸地を成すように、上述の構成体は霊界の「陸地」を成している。
 感覚界のすべての生命存在は霊界の海を成す。感覚的な眼には、植物、動物、人間の中に生命作用が見えるが、霊眼で見た生命は、霊界を浸透する海や河川のような流動する存在である。感覚界での海や河は不規則に分布するが、霊界における流動する生命は規則的に区分されており、血液循環に準(なぞら)える方がより適切だろう。この「流動する生命」は、同時に霊的音響としても知覚される。
  霊界の第三領域は「大気圏」である。感覚界における知覚活動は、霊界においては知覚の奔流のようであり、物質界の大気と同様にすべてに浸透している。また、悩み、苦しみ、喜び、楽しみは、大気圏の風や嵐のように霊界を流れている。地上での戦闘場面では、身体を持った人間がぶつかり合うだけでなく、感情と感情、情熱と情熱もぶつかり合っている。戦場には人間の姿だけでなく、興奮、苦悩、勝利の喜びといった感情も存在し、それらの作用は感覚的に知覚可能なだけではなく、霊界における大気圏での嵐として存在している。さらにその知覚体験は、物質界における言葉の聴覚体験に似ている。大気が地上の諸存在を包み込み、吹き抜けていくように、「吹き抜ける霊言の響き」が霊界の諸存在や諸事象を貫いている。



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最終更新日  2022年11月11日 06時01分14秒
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