Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2022年11月14日
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カテゴリ: 霊魂論
第3章 眠りと死(31節/20)
20 次の受肉に向けて:前半部 霊的諸存在の協働
 人間の地上における営みの果実は、今や霊界において萌芽となり、それにこれらの霊的諸存在が協働することで、人間が霊的存在として新たに作り上げられる。睡眠では、地上に留まる肉体とエーテル体から、アストラル体と自我がそれらとの結びつきを保ちつつも離れ、霊界から力を受けとり、覚醒時に消耗した諸力を再び活性化する。ところが死後には、肉体、エーテル体が離れ、さらには物質界の欲望にまみれたアストラル体部分が浄化によって離れる。すると、霊界から自我への働きは、再活性化にとどまらず、新たな形成作用にまで高まる。後述する特定の時期を経て、自我の周辺でアストラル体が新たに形成され、次の人生でのエーテル体と肉体を纏う準備をする。そして前世の果実を担った存在として、人間は再び地上に誕生する。こうしたアストラル体の新形成に人間は立ち合っている。地上での自我は魂の最奥から自己意識として現れたが、それと同様に霊的諸力も、外的諸器官は介さず内部から現れる。それゆえ、人間の目が外界を向くまではこの開示を知覚できる。しかしアストラル体の新形成の瞬間から、感覚は外へ向けられる。このときアストラル体は、再び外的エーテル体と肉体を求め始め、それによって内からの開示を見なくなる。そのため、この中間状態で人間は意識を失う。意識が再度目覚めるのは、物質的知覚のための器官が形成されたときである。内的知覚による意識が失われるこの時期、アストラル体は新たなエーテル体と結びつき始める。そして、再度、肉体に受肉しうるまでになる。進化した自我はエーテル体や肉体の隠された創造的諸力である生命霊と霊人を内から産み出しうるが、そこまで発達した自我なら、エーテル体や肉体との結びつきの際に意識を失うことなくそこに参与できる。しかし、現状の未熟な人間自我にそれはできないので、人間よりもはるかに進化した諸存在がこの結びつきを導かねばならない。そうした諸存在は、アストラル体を両親となる者のところへ導き、ふさわしいエーテル体と肉体を受け取らせる。
20 次の受肉に向けて:後半部 次の人生で解決すべき障害の絵
 人間が再び地上に生まれようとエーテル体と結びつくその前に、非常に重要なことが起きる。死後、人生の遡行の際に、人間は前世において成長を妨げる諸力を作り出したことが明らかになった。前述の例では、四十歳のときに、怒りから他人に苦痛を与えた。死後、この人物に与えた苦痛が、自己の自我進化を妨げる力となって向かってくる。前世のあらゆる出来事について、同じことが言える。さて、地上に再度生まれてくる際にも、この進化を妨げる働きが、自我の前に現れる。死後には一種の思い出の絵が自我の前に立ち現れたが、今度は、来るべき人生を予見する中で、自己進化のためにどうしても解決すべきすべての障害が示された絵を見る。そして、それこそが新しい人生に携えていくべき諸力の出発点になる。他者に与えた苦痛の像が、次の誕生に際して、この苦痛を償おうとする力を自我に与える。このようにして、以前の人生の諸行為が特定の仕方で新しい人生の諸行為を規定し、新たな人生に決定的な影響を与える。以前の人生と次の人生とにはこうした運命の法則があり、東洋の叡智ではそれを「カルマ」と表現する。



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最終更新日  2022年11月14日 06時10分05秒
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