Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年01月30日
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カテゴリ: 霊魂論
「神秘学概論」読解
22 土星紀2 熱状態以前「霊人(アートマン)」への最初の萌芽」
 土星生命が大規模に示しているものを、この段階における人間は小規模に示している。そしてそれと共に、現在の人間においてもまだ萌芽的にしか存在していないもの、つまり「霊人」(アートマン)への最初の萌芽が与えられた。超感覚的な認識能力にとって、この暗い人間意志は、土星の内部へ向けては「嗅覚」と比較されるような作用となって現われるが、その同じ作用が外なる天空へ向けられると、まるでひとつの人格のような現れ方をする。しかしその人格は、内なる「自我」によって導かれているのではなく、機械のように、外から制御されている。そしてその制御の主体が「意志霊」なのである。(P174)
 意志霊によって制御されていたとはいえ、人間は其処ではじめて「個体」として存在しはじめるようになり、それによって「時間」が生まれた。そしてそれ以前の「持続」としての「永遠の今」を現在、そして未来の人間においては「内なる自我」からのものとしてとらえることが可能性として開かれるようになったといえるのかもしれない。
 記:シュタイナーが言う「霊人」を記者はここでは「アートマン≒ブラフマン」と解釈する。アートマン(Atman/注:Aにマクロンを付した文字)は、ヴェーダの宗教で使われる用語で、意識の最も深い内側にある個の根源を意味する。真我とも訳される。 インド哲学の様々な学派における中心的な概念であり、アートマン、個人の自己、至高の自己、究極の現実の関係について学派によって異なる見解を持っている。ブラフマン(Brahman)は、ヒンドゥー教またはインド哲学における宇宙の根理。自己の中心であるアートマンは、ブラフマンと同一(等価)であるとされる(梵我一如)。(*ウィキペディアから引用)バラモン思想の主流となるヴェーダーンタ思想は、梵我一如の思想を発展させたものである。また、大宇宙(梵)と小宇宙(我)の融合合一という考えは、その後の神秘主義思想にくりかえしあらわれる。たとえば、仏教でも密教の大日如来の観想による即身成仏には、同じ発想がみられる。



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最終更新日  2023年01月30日 06時10分07秒
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