Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年03月23日
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カテゴリ: 霊魂論
「神秘学」解析 :シュタイナーの霊学自由大学の秘教講義の中から
キリスト神学とイエス1 ルツィフェルとアーリマン「ミカエルの時代(近代神智学・人智学)」
 ルドルフ・シュタイナーは、二つの対照的な悪魔的存在として、「ルツィフェル」と「アーリマン」について語ります。ところが我々が通常聞き及ぶところによる旧約・新約聖書で受ける印象とはあい相違して、シュタイナーの神秘学は、「ルツィフェル」と「アーリマン」の両者いずれも絶対的な悪ではなく、本来は宇宙的な使命に従がって働き、進化においては一応の役割を果たす存在です。然し乍ら、教会権威にとっては時と場合によっては悪そのものと決めつけられています。シュタイナーは、「キリスト」的なものは「ルツィフェル」と「アーリマン」の均衡を取ると言います。人間の中で両者の均衡が崩れた時、彼らは「悪」になるのです。シュタイナーは、現在が「ミカエルの時代」であり、「ミカエル」と「アーリマン」の戦いが続いているとも語っています。そして、「ミカエル」は「ルツィフェル」の誤謬と「アーリマン」の誘惑に対して人間に正しい位置を示すのです。また、シュタイナーは、マニが、悪の中に入って悪を解放、克服すると考えたことを評価しています。これらの悪魔的存在と天使のテーマは、シュタイナーの人智学にとって核心的なテーマであり、神智学協会とは異なる点で興味深いものがあります。
記:「ルツィフェル」と「アーリマン」などの悪魔的存在、そして、「ミカエルの時代」についての概略
◎「ルツィフェルとアーリマン」
 シュタイナーによれば、「ルツィフェル(ルシファー)」は、人間の魂を高揚させて、幻想に閉じこめます。人間を物質界から遠ざける側面と、感覚世界に降ろす側面があります。片や「アーリマン(*サタン、メフィストフェレス、マモン等の呼称される)」は、人間に物質界を志向させ、唯物論を信じ込ませます。そして、小さな党派に分裂させて争わせます。記:正教会が如何に唯物論を敵視していたかの証明であり、自然哲学に対応することに教会の救世主「聖トマス・アクイナス」のアリストテレスのフィロソフィアの取り込みまで苦渋の時代を想起させます。肉体的には、「ルツィフェル」は軟化させ若返らせますが、「アーリマン」は硬化させ、老化させます。魂においては、「ルツィフェル」は、神秘主義や芸術を志向させ、「アーリマン」は、俗物主義や科学を志向させます。精神においては、「ルツィフェル」は眠りを誘い、「アーリマン」は覚醒を促します。人間が物質界・感覚界との関係において自由でいられるのは、「ルツィフェル」的な力を通して自分の魂の一部が霊的領域に留まることができるからです。グノーシス主義は「ルシファー」的な力から衝動を受け取っていました。一方、すべての自然認識は「アーリマン」的な活動によって可能となります。また、「アーリマン」は「死」を霊界から合法則的にコントロールする使命を果たす、感覚界における「死と消滅の主」です。ですが、「死」には「意識魂」を育てる役割があります。人間はこの二つの力の均衡を取ることで、高次な存在段階へ進化していくことができます。「キリスト」的なものは、この均衡を取らせる原理です。二つの力は、時代の経過の中で、交代で優位を占めてきました。「ルツィフェル」は、太陽紀から月紀にかけての「天上の戦い」で、「妨害の神々」となった「運動霊」の誘いに乗り、その後、月から分離した太陽の影響に反抗して自由になった存在です。「ルツィフェル」は、レムリア時代に人間の「感覚魂(アストラル体)」の中に住み着いて、自由と感覚的欲望を与え、感覚的世界へと引きずり下しました。「ルツィフェル」のせいで人間は予定よりや早く物質界に降り、自然の背後の霊的世界を見えなくなりました。「原罪」の本当の意味は、この出来事なのです。ちなみに、ブラヴァツキー夫人にとっては、「原罪」は、レムリア期からアトランティス期に人間が「メンタル体」の知性を持つようになったとのことです。
 片や一方の「アーリマン」は、アトランティス時代に人間の「悟性魂」の中に住み着いて、物質的なものへの志向を与えました。そして、人間に霊的世界の認識をできなくしました。また、「ルツィフェル」は、後アトランティス時代の第3カルデア・エジプト文化期に、中国の人間の中に受肉しました。一方の「アーリマン」は、第5ゲルマン文化期の15世紀以降に強力になってきました。そして、1841年に、ミカエル達と「アーリマン」達の戦いが始まり、1879年に、ミカエル達が「アーリマン」達を地上に投げ落とした結果、「アーリマン」は人間の一人一人の中に侵入するようになりました。其の結果は19世紀は唯物論が自然科学・社会科学・史的歴史学への流れとなります。



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最終更新日  2023年03月23日 06時30分04秒
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