Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年04月04日
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カテゴリ: 霊魂論
「神秘学」解析
シュタイナーのキリスト観-2- 2:四つの福音書のキリスト叙述
第1講 福音書の光に照らした人類生成の深遠な秘密の一 ヨハネ(羅甸: Johannes)福音書
記:第1講で話題にされる順番はヨハネ、ルカそしてマルコ、そしてマタイなのですが、最後の部分で言われているように、次の第2講でマルコ福音書より先に、マタイ福音書についての考察を行えば誤解を避け、マルコ福音書の理解が容易になるということで、第2講はマタイ福音書との関連で「古ヘブライ民族の使命」について語られています。「神・霊的力」」に関わるマルコ福音書の考察はそれだけ慎重にしなければならないようです。 シュタイナーのヨハネ福音書とルカ福音書に関連してなされた考察とは如何ばかりのものなのでしょう。仏教などに精通していたとはいえ彼の精髄にはイエス・キリストの姿影が沁みついています。我らがキリスト・イエス(*存在として有る)と看做すこの存在についてのそもそもが、現代における人間の理解力に可能な限りにおいて、一人ひとりの人間精神(Menschengeist)にとって、更には個々の魂にとってどういう意味を持っていたかということを、何か一面的に語るということを考察の出発点とするのは不可能だということです。そのようなことは私たちの考察の内部では、存在する最大の宇宙(この存在についてのそもそも現代における人間の理解力に可能な限りにおいて、かくも偉大なかくも広大にして力強いものなので、キリスト・イエスとは誰で、このキリスト存在はひとりひとりの人間精神(Menschengeist)にとって、および個々の魂にとってどういう意味を持っていたかということを一面的に語るということを考察の出発点とするのは不可能だということです。そのようなことは私たちの考察の内部では、存在する最大の宇宙(*此処ではユニバースとしての宇宙世界)問題に対して敬意を欠くように思えたでしょう。深い敬意と畏敬、これが私たちの考察をまさにそこからもたらしたあの気分を表す言葉です。深い敬意と畏敬、これはたとえば次のような気分のなかに表現されるかもしれません。お前が最大の問題に立ち向かうのなら、人間の理解を高く評価しすぎないよう努めよ。あらゆるものを、これほど高度な精神科学がお前に与えてくれるものであっても、決して高く評価しすぎないよう努めよ、そして生の最大の問題に立ち向かうということであれば、最高の領域にも上昇せよ。そして、この圧倒的に大きな問題を「ひとつの/原文は斜字」面から特徴づける以外の何かを言うために人間の言葉が十分なものであるなどとは考えるな。ここ三年にわたって行われた講義は、全て他ならぬすべて、ヨハネ福音書において私たちに現れた言葉を中心点としています。私は宇宙(*ユニバースとしての宇宙世界)の光である、私は世の光であるというのがその言葉です。ヨハネ福音書について説明されたすべての講義では、ヨハネ福音書のこの言葉を理解しなければなりません。そして、ヨハネ福音書に関連して行われたこれらの講義は、次のようなことのためにはほぼ十分なものでした。この言葉を自らのものとするならば、語られたこの言葉を少しずつ理解していくためには、つまりヨハネ福音書そのもののなかにある「私は宇宙の光である」という言葉がどういう意味なのかを、予感するだけであるにせよ理解するためには、これらの講義で十分だったのでしょう。
記:太陽光を仰ぎ見て、その光が輝くのを見ると何某らの開示として受け入れた経験がある方もおられるでしょう。人間は光りあるものに神聖を感じることがあります。それ故に、キリストであるイエスが自らについて「私は宇宙の光である」というのは、宇宙の叡智を担う存在を意味します。



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最終更新日  2023年04月04日 06時03分59秒
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