Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年04月06日
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カテゴリ: 霊魂論
「神秘学」解析
シュタイナーのキリスト観-2- 2:四つの福音書のキリスト叙述
第1講 福音書の光に照らした人類生成の深遠な秘密の三 マルコ福音書-1
 我々はキリスト・イエスのふたつの特性、宇宙の光と叡智を私たちは描写し、これら二つの特性の高次の意味を予感し理解することに私たちを導いたすべてを行うことを怠りませんでした。けれども、この存在そのものを前にした私たちの敬意と畏敬の念はあまりに深いので、この存在が自らのうちに秘しているそのほかの特性について、私たちはもういくらか理解したなどとは思ってもみないでしょう。ここで今、第三のものが考えられるです。この第三のものは、私たちの運動の内部ではまだ観察されていないものと関連していますので、一般的な特徴づけを行うことだけしかできません。ただ、次のように云えるでしょう、ヨハネ福音書のキリストを描写するなら、高き存在として働きかけるキリストを描写する。けれども、叡智に満ちたケルビムの領域を意のままにする存在であるキリストをも描写すると。ヨハネ福音書の意味ではこのように、キリストは鷲の高みに漂うケルビムによって呼び起こされる気分とともに描写されます。ルカ福音書の意味でキリストを描写するなら、キリストの心臓から熱い愛の火として迸るものが描き出されます。宇宙にとってキリストであるところのもの、セラフィムの居ますあの高みで働きかけることによってキリストであるところのものが描かれるのです。セラフィムの愛の火が宇宙を貫き流れ出し、そしてそれはキリスト・イエスを通じて私たちのこの地球に伝えられました。
 さて、ここで第三のものを描写しなくてはならないでしょう。それは、キリストが単に叡智の光、愛の熱であるだけでなく、つまり地球存在の内部でのケルビム的およびセラフィム的要素だけでなく、私たちがキリストの力の全てを観察すれば、この地球存在のなかにキリストが、かつて存在(war)し、且つ、現に存在(ist)することによって地上(*地球)世界のキリストとなったところのもの、トローネの領域(*十三天使の一の領域世界)を貫いて働くものとみなし得るものです、それを通じてあらゆる強さ、あらゆる力が宇宙にもたらされ、叡智の意味においてあるもの、愛の意味においてあるものが成就されるのです。これらは霊的ヒエラルキアの最高の三つ、ケルビム、セラフィム、トローネです。セラフィムはその愛とともに、私たちを人間の心の深みに導き、ケルビムは私たちを鷲の高みへと誘います。叡智はケルビムの領域から放射されてきます。帰依に満ちた愛は供犠となり、犠牲の牡牛は私たちにそれを象徴(シンボル)として示します。宇宙を貫いて脈打つ強さ(Staerke)、つまり、あらゆるものを実現するための力を繰り広げる強さ、宇宙を貫いて脈打つ創造的力、これを獅子はあらゆる象徴表現をとって私たちに示します。キリスト・イエスを通じてこの地球に引き入れられたあの強さ、すべてを秩序づけ方向づけ、それが展開されるとき最大の威力を意味するあの強さ、これを、マルコ福音書の書記はキリスト・イエスにおける第三の特性として私たちに描写します。
記:シュタイナーのキリスト観-2- 2:四つの福音書のキリスト叙述第1講に接して、恥ずべきことかな私は噴飯ものとしか思えません。此れはシュタイナー自身の神秘体験から出たものではなく、何らかの権威への妥協を察するからです。シュタイナーが教会権威を超えて自らに世界の真相を神秘体験を通して認識哲学として語るには、不足・不充分であることはシュタイナーが世界の教育活動に貢献していることから云えばとりわけです。



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最終更新日  2023年04月06日 06時02分59秒
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