Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年06月05日
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カテゴリ: 霊魂論
神秘学の記号と象徴・アストラル界と霊界との関係要綱
◎第一講 シュトゥットガルト 1907年 9月13日 序・1-五芒星
 オカルトの秘密記号とアストラル界・霊界との関係。人間の記号としての五芒星(ペンタグラム)。叡智の像としての光。「叡智の働きかけ」によるアストラル体の変成と高貴化。地球の未来の進化。内的な光を獲得するための修練。叡智の光と天球の音楽。天球の調和(ハーモニー)と惑星運動。アトランティス人の知覚。人体の比率としての箱船。
記:オカルト (occult)は、一般的には神秘的な、超自然的なこと、また、そのような術や現象を指します。現代では超心理学の別名の下に科学的なアプローチも行われています。オカルトという語は16世紀前半からあらわれますが、オカルト的信仰そのものの起源は遥かに古くエジプトやメソポタミアの占星術、ヘブライのカバラ、古代ギリシアのピタゴラス教にまで遡ります。古代の秘密の知は道士たちの集団のなかで密儀的に伝承されたが、近代オカルティズム運動にあっても薔薇十字団やフリーメーソンのような秘儀伝授のための結社や分派がおびただしく出現し、今尚、消失・減衰したとは申せまん。
記:五芒星(ペンタグラム/pentagram)は、古今東西を問わずというほどに使われてきた図形です。世界中で魔術の記号として用いられ、扱い方ひとつで守護に用いる事もできれば、悪魔のシンボルにもなる。また、ダビデの星として描かれた六芒星「ヘキサグラム/hexagram)」は「魔除け」のシンボルです。目には見えない魔力の宿るものとして扱われ、力またはその増幅の象徴ともされています。
 ここシュトゥットガルトでこれから行います四回の講演は、いくぶん内密な性格を持つことになると思います。何といっても皆さんの大部分は神智学協会に属され、すでに長年に亘って神智学の根本理念に親しんでこられ、従ってこの分野のより内密な題材に精通したいとお望みでしょうから。これらの講演で扱いますのは、アストラル界及び霊界と関連する秘密(心霊的)の形象と記号です。一連の秘密の象徴と形象のより深い意味を述べるつもりです。その際、初めの二回の講義で、いくらか奇妙に聞こえることがあっても、三回、四回と進みますと、完全な説明が得られるということにご注意いただきたいと思います。事の性質上、そういうことになるのです。神智学の講演は、いわば唯物主義的なやり方で単純な要素の上に組み立てられた他の講演とは違うのですから。最初はどうしても不明確な点があり、それが次第に明確に理解できるようになっていきます。
 形象や記号は、通常の世界のみならず、神智学的な世界においても、しばしば只ひとつの意味を表す。多かれ少なかれ恣意的な何かであるという印象を与えますが、これはまったく正しくありません。皆さんもすでにそのような形象や記号について聞かれたことがおありでしょう。例えば、宇宙のさまざまな惑星が記号で示されること等々です。また、神智学のアレゴリー(形容)においてよく知られた記号は、いわゆる五芒星(ペンタグラム)ですね。さらに、ご存知のように、さまざまな宗教において、光というものは、叡智の、霊的な明澄さの意味で言及されています。さて、このような事柄の意味を問えば、これは此れ々然々のことを意味するといった表現を聞いたり読んだりなさるでしょう。例えば三角形は高次の三性を表す云々。神智学の著作や講演でも、たびたび神話や伝説が解釈され、「これはしかじかのことを意味する」と言われます。感覚の背後、この意味の本質の背後に至ること、このような形象の真実を認識すること、これを、この連続講演の課題といたします。これがどういうことか、ひとつ例を挙げて説明してみましょう。
 五芒星(ペンタグラム)を考察してみましょう。ご存知のように五芒星についてはあれこれ詮索され解釈されておりますが、神秘学においてそういうことは問題になりません。神秘学者が五芒星について語ることを理解するためには、まず人間の本質の七つの基本要素を思い起こさなくてはなりません。ご存知のように、人間の本質は、七つの基本要素である物質体・エーテル体・アストラル体・自我、さらには霊我・生命霊・霊人(神智学文献では後三者、霊我・生命霊・霊人はそれぞれマナス、ブッディ、アートマ)から成りたちます。手で触ることのできる物質的なものである物質体は除外しましょう。ここでとりわけ考察の対象になるのは、エーテル体です。エーテル体はすでに物質的な感覚にとっては隠されたもの、いわゆる「オカルト的なもの」に属します。通常の目ではエーテル体を見ることはできないからです。エーテル体を知覚するには霊視的な方法が必要です。実際にエーテル体を見ることができたら、むろん物質体とは全然違うものです。エーテル体はたいていの人が想像するような希薄な物質的身体、一種の微細な霧の塊といったものではありません。エーテル体の特徴は、浸透してくるさまざまな流れから構成されているということです。エーテル体は実に物質体の建築家であり形成者なのです。氷が水から形成されるように、物質体はエーテル体から形成されます。このエーテル体はあらゆる面に向かって、海のように流れに貫かれているのです。それらのうち主な流れが五つあります。両手両足を開いて立ってごらんなさい。人間の身体はこの絵五芒星のように表されます。この五つの流れを人間は夫々に自らの内に隠し持っているのです。これらの流れが矢印に示された方向にエーテル体を貫き、いわば人間のエーテル体の骨格を形成しているのです。絶え間なくこれらの流れはエーテル体を通過し、これはその人が動いているときも変わりません。どんな姿勢をとっていようと、常にひとつの流れが、額の中心、眉間の一点から発して右足へ下り、そこから左手へ、さらに右手へ、それから左足、そこから再び額へもどります。ペンタグラム(五芒星)と呼ばれるものは、エーテル体の中で人間の物質体そのもののように内的に動いているのです。ですから神秘学者(オカルティスト)が五芒星について、人間の図形として語るとき、それはあれこれ思案して作り出された何かのことを言っているのではなく、解剖学者が骨格について語るのと同じなのです。この図形は、現にエーテル体の中に存在していて、ひとつの事実なのですから。こうしたわずかのことからも、ある記号の実際の意味がどのようなものであるかがわかるのです。神秘学において皆さんが出会う記号や形象はすべてこのような真実に導いてくれるものです。五芒星は、エーテル体の動く「骨格」であり、それゆえ人間の図形なのです。これがこうした記号の本当の意味なのです。



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最終更新日  2023年06月05日 05時59分05秒
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