Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年06月16日
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カテゴリ: 霊魂論
神秘学の記号と象徴・アストラル界と霊界との関係要綱
◎第二講 シュトゥットガルト 3ーアトランティスの最期・人間の変貌
 建築の形式の力を魂の中に受け入れた人々の数世紀後を追求してみると、彼らは今やその次の受肉において、その人相や顔貌に、この内的な心情の顕現を示しているこのことを正しく目の前に置いてみると、アトランティス時代末期に起こったことも理解できるでしょう。もう一度、アトランティスの最期、没落が起こった時代に目を転じてみましょう。この時代にはまだ今日のような空気というものはありませんでした。。空気の分布も水の分布もまだまったく異なっていました。濃い霧がアトランティスを取り巻いていました。霧が雲に凝縮し、流れ落ちる雨となって大洪水が陸地に溢れました。このアトランティスの沈没は、徐々に段階的であったと表象せねばなりません。短期間のうちに起こったのではなく、何千年も続くひとつの過程だったのです。外的な生活状況の変化にともなって人間そのものも変わりました。それ以前、人々は一種の霊視により知覚していました。それから雨が降り始めたとき、人々は次第々にまったく新しい生活の仕方、新たな見方、新しい種類の知覚に慣れなければなりませんでした。人間の肉体も変化を免れません。アトランティスの人々が今日の人間とどれほど異なっていたかはっきりと見ることにでもなれば、皆さんは驚かれるでしょう。けれども、こうした変化がひとりでに起こったとは考えないでください。感覚器官を備えた人間の身体は、少しずつ形成されてきたのです。人間の魂の力が長期間に渡ってこの人間の身体に働きかけ、先ほど簡単な例でお話したような仕方で作用しなければなりませんでした。まず人間は、建築様式を見ます。それが彼の心情に作用し、さらにまたこの心情が後世において、人間の顔相、顔貌に作用するわけです。
 アトランティス時代から「後アトランティス時代」に移行する時期になって初めて、人間の魂は自らの形を変え、それに続いて肉体も作り変えられました。もう少し深く入り込んでみましょう。正真正銘の古代アトランティス人を表象してみましょう。彼はまだ霊視的意識を有していました。このことは、生活している環境、霧に満たされた大気と関わりがありました。この環境では、事物は明確な輪郭をもって境界づけられてはいません。それらはむしろ彼の前に浮かび上がってくる色彩像、色彩の波浪といったもので、入り乱れて畝(うね)りつつ、人々の魂の状態を彼に示していたのです。自分に近づいてくる対象物の代わりに、アトランティス人はひとつの光の形状(forme)を知覚していました。青は愛、赤は熱情・怒りなどという具合に。彼を取り巻いて、あらゆる人間の魂の力が広がっていました。もし仮にこういう状態がずっと続いていたとしたら、人間は決して現在の肉体を獲得できなかったでしょう。空気が水から解放され、対象がますます明るくはっきりと現れてきて、現在のような境界を成すようになったとき、人間の魂が新たな印象を受け取らねばならない時期が到来したのです。そしてこの印象に従って、魂は自らの肉体を形成しました。何故ならそれは、あなた方が考えたり感じたりするものに従って、自らの肉体を形成するからです。さて、人間の魂は、アトランティスの水の風土から救い出されて新たな空気の風土に移行したとき、肉体を今日の形に作り上げるために何を体験せねばならなかったのでしょうか。人間の魂は、後に形成されるべき肉体に合った特定の長さ・幅・深さを備えているようなひとつの形姿(フォルム)に囲まれていなければなりませんでした。この形は、聖書がノアの箱舟と名づけたものによって実際に彼に与えられたのです。神秘主義の気分がゴシック式大聖堂の形から形成され、その形に従ってどんな顔貌が形成されたかを霊視者なら確認できるように古代アトランティス人の肉体は徐々に形成し直されました。なぜなら人々は、偉大な秘儀参入者の影響の下に聖書がノアの箱舟を記述している寸法に従って建造された事物の中で、実際に生活していたからです。古代アトランティス時代の生活は、一種の水及び海上生活者でした。人々の大部分は水上の舟で生活していて、しだいに陸上での生活に慣れていったのです。何故なら、古代アトランティスは単に水を含んだ霧の大気に囲まれていたのみならず、アトランティスの大部分は海に覆われていたからです。人々は肉体を今日のようなものに作り上げることができるように、このような舟の内部で生活していたのです。これがノアの箱舟の秘密です。聖書から再び神秘学的な深い意味を読み取ることに通暁すれば、この古文献には、叡智と限りない崇高さの輝きがあふれるのです。人々は、自分の皮膚のなかに閉じこめられているという印象を得なければならなかったので、舟上で生活しました。このように秘儀参入者たちは、何千年にもわたって人間の育成に作用を及ぼしました。宗教的古文献においてみなさんが出会うものは、まさしく深く秘された真実から取り出されたものなのです。



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最終更新日  2023年06月16日 06時10分05秒
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