Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年07月10日
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カテゴリ: 霊魂論
第五講 シュトゥットガルト 2 自我と魂
 我々の霊的諸存在の内的な経過の外的な顕現は如何様になるのか、私たちの回りに生きている魂的、霊的なものに関しての理解に達したなら、周囲の自然がどのように見えるか、ここでちょっと想像してみることにしましょう。まず、理想的にこれにとりかかるなら、次のように問わなければなりません。物質界で周囲に生きている被造物の魂、つまり動物・植物・鉱物の魂はいったいどういう状態なのか、物質的に感覚に現れているものの他にこの自然の三つの領域には何があるのかと問うのです。動物の領域を観察しますと、これは霊的・魂的に、人間とはまったく根本的に区別されます。私たちが個々の人間の皮膚を境に閉じた内部に有しているもの、こういうものは個々の動物の中にはありません。個々の動物は私たちにとって寧ろ人間の各部分に比較されます。同じ形態を持つ動物は全て、つまり、すべてのライオン・トラ・カスタマス・ハエその他動物界において同じ形姿を有するものは、人間の一部分、例えば手の指に比較することができるのです。人間の十本の指を考えてみてください。十本の指の一本ずつにそれぞれひとつの自我を有した魂を与えられているとは思えないでしょう。十本の指は全部、一個の人間に属しているわけですから。人間一人一人に自我その魂が与えられています。人間ひとりひとりに自我-魂が与えられているように、これを集合魂と呼ぶか群魂と呼ぶかは問題ではありません。問題なのは、物事をぼやけさせ、流動的に考えることです。このように、同じ形姿を持った動物のグループの場合、個々の人間のそれと同じ「自我と魂」が基礎になっていると認めなければなりません。けれども、この動物グループの魂は、人間の自我における魂が探索される場所を探しても見つかりません。人間のこの自我における魂が誕生と死の間に存る場所は物質界です。これをもって、この自我-魂がその性質と本質により物質界のみに属するということがいわれているのではありませんが、人間の自我-魂は物質界で生きています。動物の「集合自我」の場合はそうではないのです。同じ形姿を有する個々の動物の集合自我の場合、個々の動物がいる場所は問題になりません。ライオンがアフリカにいようと何処其処(どこそこ)の動物園にいようと、まったく同じなのです。個々の動物は同じ集合自我に属し、この集合自我はアストラル界にあります。ですから、同じ形姿を持つ動物の属・種(グループ)から自我を見出そうとすると、霊視的にアストラル界にまで赴かなくてはなりません。アストラル界では、当の動物の集合自我はこの物質界での人間の独立した個性です。もし人間が十本の指を伸ばした時、ここに仕切り壁を立て、壁の十個の穴から十本の指を突き出すと、壁の外側にいる人には十本の指しか見えません。十本の指の自我を探そうとすれば、壁の後ろ側に行かねばなりません。このように、個々のライオンには、すべてのライオンの集合自我の一部を見なければならないと考えねばなりません。アストラル界へ行くと、すべてのライオン種の個性あるいは個体を見い出すことができます。ちょうど壁の後ろ側に人間の十本の指が属する個体が見い出せるように。同じ事が、同じ形姿を持つ他の動物の種類にも当てはまります。もし皆さんがアストラル界を散歩・遊山するなら、アストラル界にはこれらの動物の集合自我が居住していることがおわかりになるでしょう。そこでは、この物質界でひとりひとりの人間に出会うように、この動物の集合自我と出会うのです。ただこれらの集合自我は、ちょうど十本の指を一本ずつ壁から突き出しているように、物質界へそれぞれが分化した動物個体へと差し伸ばされいるのです。



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最終更新日  2023年07月10日 06時10分05秒
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