Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年07月11日
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カテゴリ: 霊魂論
第五講 シュトゥットガルト 3 動物自我の基本要素
 動物の集合体としての自我の本性・内的な特性と個々の人間の特性であるものとの間には、著しい相違があります。この違いは、皆さんには非常に逆説的に思われるでしょうが、現に存在しています。つまり、ひとつの特異な事実があるのです。アストラル界での動物の集合自我の知力と叡智を、ここ物質界での人間の知力、叡智と比較してみるなら、意外なことに動物の集合自我の方が、根本的に賢いということがわかります。動物の集合自我がなすべきことは、最高度の自明性をもって行われます。人間は、進化を遂げていく中でようやく、その自我を動物の集合自我がアストラル界ですでに有している叡智にまで至らせなくてはなりません。むろん、この動物の集合自我には、人間がこの物質界で地球進化全体を通して養成してきたものが欠けています。この特殊な要素は、動物の集合自我にはまったく見い出せないものです。これは、愛という要素、愛であるもののすべて、血縁関係にある人間の血族的な愛という最も単純な形から、普遍的な人類愛の最高の理想の愛までです。この要素は、他ならぬ地球進化の内にある人類によって養成されてきたものです。感情、感覚、意志衝動は、動物の集合魂も有しています。愛を発展させること、これがまさしくこの地球上での人間の使命なのです。これが動物には欠けています。動物の集合自我の基本要素は叡智であり、人間自我の基本要素は愛なのです。
 私たちを取り巻いている自然そのものの内部で、この動物の集合自我の顕現をどのように感じとるべきか深く知ろうとするなら、ここで私たちを取り巻いているものすべてが、霊的な秘密と霊的な諸存在の顕現なのだとうことを思い起こさなければなりません。霊視的能力を備えていない人は、もちろんあのアストラル界での「散歩」をすることはできません。アストラル界では、この地球上で物質的な人間における自我に出会うように、そこに住んでいる動物の集合自我と出会います。けれども、霊視をしない人でも、この集合自我がなしている行為、作用をこの物質界で知覚することができるのです。毎年、秋が近づくと、鳥たちが北東から南西の暖かい地方へ向かって飛翔し、夏が近づくと再びまったく決まった進路を通って帰ってくるのが認められます。各々の鳥の属に対してその進路のひとつひとつを高度と方角に従って比較してみると、これらすべての中に、叡智が、深い叡智が存在することをひとは予感し始めます。この全体を導いているのは誰なのでしょうか。それを導いているのは動物の集合自我です。さまざまな動物の属がこの地球上で成し遂げていることは、すべて動物の集合自我の行為であり作用なのです。動物の集合自我のこれらの行為を追求すると、本質的にこれらの動物の集合自我は地球の周囲に広がっていて、地球の周囲で力となって展開しているということがわかります。地球は、多種多様な力、さまざまなうねり、直線や曲線、蛇行線をなして地球を取り巻いている力に囲まれているのです。これらの力をここではその作用、その顕現の中にのみ見ることができます。人間がこれらの顕現を実感すると、霊視による場合に、動物の集合自我のところへ彼を導いていくものが何なのか予感することができます。このように、動物界で起こっている叡智に満ちた事に踏みいっていくすべてを学ぶことができます。動物の属や種がおこなっていることは、動物の集合自我の行為の幾ばくかを垣間みせてくれるのです。



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最終更新日  2023年07月11日 07時13分34秒
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