Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2024年01月21日
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カテゴリ: 霊魂論


内的霊的衝動の写しとしての美術史
第2講  ルネサンスの三人の巨匠 レオナルド ミケランジェロ ラファエロ
ドルナハ  1916年11月1日-2 アレクサンデル6世、ユリウス2世、レオ10世
 ひとつ考えてもみてください、このキリスト教はイタリアにおいて十五世紀の終わりに、十六世紀の初頭に、法王たちのもとまでこのような人物たちを見い出さしめたのです、実際彼らについては、まったく敬虔主義者などでない人なら道徳と呼ぶものについての素朴きわまりない要求にただ満足していたなどと言うことはできません。まったくもって宗教的なものの大多数についても同様です。キリスト教的と呼ばれるもののなかに、特別に道徳的(moralisch)な衝動を生かそうという要求は、当時においては比較的失われていました。他方、のちに敬虔主義的な、道徳化する流れのなかにふたたび現れたものが、まさにこのようにわれたことによって、そして、ついこの間アッシジのフランチェスコについてお話ししたもの、 そのなかには、キリスト教に対する別の感情、たとえばアレクサンデル6世、ユリウス2世、レオ10世に従っていた人々を満たしていたものとは別の感情が生きていますが、それとはやはり違うものが生じてくることによって生きていたのです。けれども、キリスト教の伝承であるもの、ゴルゴタの秘蹟に結びつく理念と観照であるもの、これに眼差しを向けますと、これらの観照、これらの理念、ここでは理念のなかにイマジネーションをも含めて理解しておりますが、今日ではもはや想像もつかないような強度をもって彼らの魂のなかに存在していたのです。彼らの魂は、彼らの世界のなかに生きていたのと同様、ゴルゴタの秘蹟に結びつくこうした表象のなかに生きていました。そして彼らは、自然もまたこの世界のなかに据えられているのを見ました。はっきりと理解しておかなければならないのは、あの時代にとっては、この地球のきわめて洗練された人々、西側半分にはこの人々についてまだ知られておらず、あるいはようやく知られ始めたけれどもまだ深く考慮されていなかったのですが、こういう人々にとっては、世界の中心であったということです。地球の表面からずっと下降していくと地下の世界を、少し上昇しさえすれば地上を超えた世界を見出しました。こう言ってよいかもしれません、あの時代にとっては、あたかも、人間の腕を上げさえすれば、地上を超えた存在たちの足を手でつかむことができるかのようであった、つまり天はまったく地上的なエレメントのなかに入り込んでいた、と。地上を超えたおよび地下の霊的なものの間の人間を取り巻く感覚界との共鳴、このように観るという感覚のなかには、自然観ということも含まれるのです。さてこの時代から、ほかならぬルネサンスの三大巨匠が聳え立っていました。そして、あの時代から登場し始めたものそしてさらに登場してくるであろうものすべてを、いわば萌芽のなかに含むようにすでに自らのうちに有していたひと、それはレオナルドでした。
記:アレクサンデル6世、ユリウス2世、レオ10世は、いずれも15世紀から16世紀にかけてのローマ教皇です。アレクサンデル6世は、1492年から1503年まで在位し、ルネサンス期の教皇として知られています。彼は、教皇庁の権力を強化するために、ネポティズムを行い、自分の子供たちを枢機卿に任命しました。また、彼は、イタリアの政治的な不安定さに対処するために、外交政策を展開しました。ユリウス2世は、1503年から1513年まで在位し、彼の治世は「教皇戦争」と呼ばれる一連の戦争によって特徴付けられました。彼は、教皇領を拡大するために、軍事力を行使しました。レオ10世は、1513年から1521年まで在位し、彼の治世は「ルネサンス教皇」として知られています。彼は、教皇庁の財政を再建し、芸術と文化のパトロンとして活躍しました。
参照:アレクサンデル6世、ユリウス2世、レオ10世と歴代教皇の棺




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最終更新日  2024年01月21日 06時10分08秒
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