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2024.07.05
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テーマ: 読書備忘録(1356)
カテゴリ: カテゴリ未分類
利休にたずねよ  山本 兼一


第140回(2008年下半期) 直木賞受賞作品。

秀吉から切腹を命じられて、聚楽第の利休の一畳半の茶室で腹を切る直前のお話から始まり、そこから時を遡り利休の美学の根源を探るエピソードや秘していた緑釉の香合と出会いのお話、そして最後に腹を切った直後のお話までの23の短編小説。

今使っている茶杓の形になったのが、利休が自ら削ってからだと、初めて知った。
それまでは節がない部分を使っていたり(村田珠光)、切止側に節を残す止節(武野紹鷗)だったのが、利休が中節のものを用いたのが主流になったらしい。

『三毒の焔』の中で、秘していた緑釉の香合を古渓宗陳に見せた時に、利休が赤い山梔子の実をひとつ置いたのは、見たことを他言するなという意味とのこと。
なるほど、「くちなし(口なし)」か。



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最終更新日  2024.07.05 14:26:45


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