全5件 (5件中 1-5件目)
1
ぼっけえ、きょうてえ 岩井 志麻子図書館から『予約の図書の準備が出来ましたメール』が届いたので、喜び勇んで図書館に向かったら、祝日の月曜日の次の日だったので休館日でした。がっくりして、再び図書館の電子書籍の中から手早く読めそうな本を選んでみました。図書館の電子書籍(小説)をチェックすると、若い人向けのライトノベルが90%くらいを占めてるのではないかな。他は誰でも著者の名前とタイトルくらいは知っている名作が少しと、ホラー小説などで、あまり選択の余地はないようです。他所の図書館の電子書籍の小説は、どんな書籍を取り揃えているのでしょうかね?今回はたぶん今までで読んだことがない、岩井 志麻子さんの作品をチョイスしました。「ぼっけぇ、きょうてぇ」「密告函」「あまぞわい」「依って件(くだん)の如し」の四作収録されていて、どのお話もちょいとおどろおどろしい内容でしたね。この中の「ぼっけぇ、きょうてぇ」は、2006年に『インプリント〜ぼっけえ、きょうてえ〜』(原題:Imprint)というタイトルで映像化されたようです。YouTubeで探して少しだけ見ましたが、原作以上におどろおどろしかった。💦ぼっけえ、きょうてえ価格:616円(税込、送料別) (2024/7/16時点) 楽天で購入
2024.07.18
夜市 恒川 光太郎この作品も図書館の予約の本の順番が来るまでの調整で読んでみました。(図書館の電子書籍)こちらの方は大当たりだった。『夜市』『風の古道』の二つの短編小説(ホラー小説)なのだが、どちらの物語の内容・展開共にとても秀逸でした。あらためてこの作家さんのことを調べてみたら、2005年に「夜市」で第12回日本ホラー小説大賞受賞し、第134回直木賞候補にもなっていたみたいです。他の作品も、他にも名だたる賞の候補作品になっているようなので、他の作品も読んでみようかな?(図書館にあればだけど)100分間で楽しむ名作小説 夜市 (角川文庫) [ 恒川 光太郎 ] 楽天で購入
2024.07.15
ライフ 小野寺 史宜読んでいた本を木曜日の夜に読み終え、翌日に図書館で違う本を借りようと思ってた。その翌日になって、その日が月末だということに気が付いた。他の図書館はどうか分からないが、住んでいる近くの図書館は月末も休館日なのだ。読む本が無くて困ったので、また電子書籍を借りることにした。ただ読むのに時間がかかる本はやめようと思い、読み慣れている小野寺史宜さんの作品を借りたのだった。彼の作品はどの作品も他の作品と微妙にリンクしていているのだが、この作品が「あれ?もしかして前に読んだ?」と思うほど既視感(本だから既読感か?)があった。川沿いのアパート。すぐ近くに住むやさしい大家さん。その隣に父親の転勤に母親も一緒に行ってしまい一軒家に一人で住む男子高校生。バイト先のコンビニ。男子高校生が通う高校の近くの図書館。近所にある古い喫茶店。主人公や彼の周りの人だとか、アパートの住人は他の作品とは違うので、まったく違う作品。でも今までの作品になかったパターンが一つ。それが出てきた瞬間に思わず「えっ!」って声を出しちゃった。103号室の中条さん。ちょっとショック。ライフ (一般書 240) [ 小野寺 史宜 ]価格:1760円(税込、送料無料) (2022/9/30時点)楽天で購入
2022.10.01
わたしの美しい庭 凪良 ゆう図書館で予約した本が間近に借りられそうだったので、読みたい本を新たに借りるのを躊躇った。どうしよう・・・そうだ電子書籍にしよう。それで今回借りたのが、この本。『流浪の月』の後に出版された本みたい。登場人物が適当に個性的で、読んでいて迷子にならなくて良かったな。ただ桃子さんが40歳というには、ちょっと違和感があったかも。しきりに行き遅れている女性を描いていた割に、透明感がある感じでもう少し若い設定でもよかったような気が。でも彼氏だった坂口くんの弟 基くんが6歳くらい年下の設定もあるのか。難しいな。わたしの美しい庭 (ポプラ文庫 日本文学 435) [ 凪良 ゆう ]価格:814円(税込、送料無料) (2022/8/23時点)楽天で購入
2022.08.25
瓶詰の地獄 夢野 久作この前読み終わったばかりの「ビブリア古書堂の事件手帖Ⅲ ~扉子と虚ろな夢~」は、夢野 久作の『ドグラ・マグラ』が主題となったお話だったが、この作品(瓶詰の地獄)も素敵な作品として取り上げられていた。図書館の蔵書を調べたら、幸運なことに電子書籍として借りることができたので読んでみた。電子書籍の良いところ。パソコンで読む場合だが、本よりも字が大きくて読みやすい。栞もページの右肩をクリックするだけで簡単につけられる。ちょっと面食らったところ。読み進めた量が、栞をつけた時にはパーセント表示されるので分かるが、読んでいる最中は把握できない。また章ごとのページ数が表示されていないので、今読んでいる章がどのくらいの長さなのか分からないため、中断する時にどこで止めたら良いのか悩ましい。図書館の蔵書には、『ドグラ・マグラ』も電子書籍であったのだが、ちょっと変わったお話みたいで難解そうだったので、こちらの本をかりることにした。わざわざ図書館に行かなくても本が借りて読めるので楽は楽なんだけど、パソコンが立ち上がってないと読めないし(スマホじゃ字が小さいからね💦)、やっぱり紙の本で読みたいし。・・・で、この本の備忘録。この本の『一足お先に』の中にある一節、(略)・・・その左右の乳房の間の、白い、なめらかな皮膚の上に在る……底知れぬ×××××と、浮き上がるほどの×××××が、さり気なくほのめき輝かしている・・・(略)この伏字になっている “×××××” は、いったい何だろう?昭和の初旬に発表された作品みたいだから、検閲みたいなのに引っかかって伏字にせざるを得なかったのかな。全体的にちょっとエロが含まれてる、ちょっと変わった小説だったな。瓶詰の地獄 (角川文庫) [ 夢野 久作 ]価格:704円(税込、送料無料) (2022/7/14時点)楽天で購入
2022.07.16
全5件 (5件中 1-5件目)
1