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■小説「阪急電車」の感想文■
◇「観察眼」のするどさを感じました。子供・女子高生・大学生・社会人・おばぁちゃんetc、いろんな視点で観察され描写されています。南果歩さん演じる貧乏主婦の伊藤さんが、戸田恵梨香さん演じるミサちゃんを観た時の第一印象も小説ならではの細さで、「地味ないい子ちゃんタイプではなく、いかにも女子大生風の若いオシャレをした派手な娘」というような描写です。息子がいる主婦の視点なので息子が彼女として連れてきたらどうだろう?って事まで連想した上での観察です。
「乗客はさりげなく他の乗客をよく観察しているんだ」って感じるとともに、オレってどう写ってるのかな?とドキっとさせられます。服装、振る舞い、会話の切れ端から「外見でここまで判断するか?」って思うほど、見た目で決めつけているのかもしれません。
◇「阪急電車」で面白いのは、外見判断の面白さだけでなく、実際に「行きずり」で話してみるだけでも、随分と中身は違うという事に気がつく「ぷちドンデン返し」の意外性が、出会いの数だけ散りばめられている点です。
意外というか、「違うと思っていた他人がどこかしら自分に似ている」と感じる小さな喜びがあふれています。共感した相手の「姿勢」や「ヒトコト」で自分の歩む方向に大きな影響を与える奇跡がつまったお話です。男女であれば微笑ましい交際へと発展していく運命の奇跡もあります。
◇どのエピソードもどこか懐かしく登場人物が愛おしかったりするのはなぜなんでしょうか?過去に外見だけで決めつけて敬遠しあるいは接触を諦めていたって経験が誰しもあります。そしてひょんなきっかけで「共通点」を見つけ、親交を深めた経験も、いくつもあるでしょう。その懐かしい記憶がエピソードを引き金に呼び起こされるからではないでしょうか?いくつかのパターンが用意されているので、どこかにハマる可能性があります。
◇もう一つ面白いのは、人と長く付き合っていくと尚更見えなくなる事があるという現象が描かれている点です。関係がこじれたり、泥沼のようになったり、しまいには自分すら見失ってしまいます。それを救ってくれるのが、見た目でというか嗅覚で「似ている要素」を見つけ、声をかけてくれた、「行きずり」の他人だったりする奇跡が幾つも描かれている事です。
「傍目八目」といって、将棋を指している本人たちはかえって没頭しすぎて局面が見えなくなっていて、傍目から観察している他人が八目先まで手を読んでいたりするという四時熟語がありましたが、その典型的なお手本が「阪急電車」かもしれません。「阪急電車の乗客八目」っていう感じでしょうか?
◇旗をかかげ、声高に正義を叫んでいる訳ではないのですが、「人としての正義」が貫かれている作品です。身の丈にあったお手本があり、自分の歩む道の軌道修正になります。作中の登場人物が他の乗客の恋愛模様やモラルを耳にしながら学べるように、心が小説「阪急電車」に乗ると、いろんなヒントを見つけることも可能なんだと感じました。「行きずり」の乗客同士、深く絡みついていない相手だからこそ、話半分に気軽に感じられるアドバイスがつまってます。きっと読むたびに「響く場所」は違うんだろうなと思います。
◇本を閉じた時に「またのご乗車をお待ちしています」というアナウンスが聞こえた気がしました。また乗りたい(読みたい)と思います。
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小説・映画の舞台に持っていきやすい文庫本です!
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■小説か?映画か?
◇小説には挿絵がついてませんので、挿絵が欲しい場合は映画阪急電車を流しながら、小説を読むと贅沢な動く挿絵になるかもしれません。
映画を観てから小説を読むと挿絵の代わりになります。
あくまでも自分の想像でイメージしたい場合は小説から先に読むと良いでしょう。
◇小説にしか無いエピソードがあります。小説の方が深く幅が広い話になっています。一方で映画は分かりやすくシンプルに表現されています。
◇うるさいオバチャン連中を時江さんがやり込めるシーンは、映画では時江さん1人ですが、小説では時江さんに援軍が加わり、どちらも見応え、読み応えがあります。
他のエピソードもそうですが、どちらもそれぞれに良いです。
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