なんでもかんでも ブログ

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希望★

 『鳶目兎耳(えんもくとじ)』

鳶のように遠くのものを見つけることができる目と、兎のように小さな音までよく聞こえる耳を持つ人の意から、情報通のことを指す。












外に出るのも恐くてできないなら、とことん寝る。そのうち、寝るのが苦痛になってくるが、それでも横になっている。頭の中を、目の前を、自然にいろんな思い出と感情が、浮かんでは消え、浮かんでは消える。精神病患者にとって、それは苦痛のひと時である。しかし、その感情は、自分が今まで、無視して、否定してきた感情だ。それらの感情を、見つめ、受け止める。不思議に心が軽くなるのが分かる。




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 今月の詩 『生きる』  谷川俊太郎





生きているということ

いま生きているということ

それはのどがかわくということ

木もれ陽がまぶしいということ

ふっと惑るメロディを思い出すということ

くしゃみをすること

あなたと手をつなぐこと



生きているということ

いま生きているということ

それはミニスカート

それはプラネタリウム

それはヨハン・シュトラウス

それはピカソ

それはアルプス

すべての美しいものに出会うということ

そして

かくされた悪を注意深くこばむこと



生きていうるということ

いま生きているということ

泣けるということ

笑えるということ

怒れるということ

自由ということ



生きているということ

いま生きているということ

いま遠くで犬が吠えるということ

いま地球が廻っているということ

いまどこかで産声があがるということ

いまどこかで兵士が傷つくということ

いまぶらんこがゆれているということ

いまいまが過ぎてゆくこと



生きているということ

いま生きているということ

鳥ははばたくということ

海はとどろくということ

かたつりははうということ

人は愛するということ

あなたのてのぬくみ

いのちということ





歩きたい。




時間を計って、一眼レフのデジカメをもって、近所の川の土手を歩きたい。







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