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先週の「ソイレント・グリーン」に続いて、今度は、リチャード・マシスン原作の「地球最後の男オメガマン」'71を、CSザ・シネマ放送の録画視聴。主演は、勿論、チャールトン・ヘストンだ。タイトル通り、ヘストンは、「ソイレント」同様の孤独な男。マンションのスイートで優雅に暮らすが、夜になると、目が退化したゾンビのような一群とバトルしていた。ニュースキャスターだったアンソニー・ザービが教祖様状態で、ファミリーのリーダーとなっている。終始、白塗りの不気味なルックスで怪演、この人の悪役顔って結構好きなんだよね。ともあれ、ヘストンは、他にも生存者がいることを発見。黒人ロザリンド・キャッシュといい仲になったり、この頃のヘストンはリベラル?だね。日中の映画館では、貸切状態で「ウッドストック」を鑑賞するくらいだし。マッチョでもあるし、50代にしてバリバリ健在だ。アクション場面も多い。血清で復活したロザリンドの弟が純粋だったのが仇に。ザービのゾンビは無情であった。ヘストンは、劇中、T・S・エリオットの詩を誦じたり、やっぱり、単にSF好きではなく、ちゃんと作品を選んでいることはわかる。この映画に描かれる未来(1977年の設定だが)も、人類に警鐘を与えるものだ。ヘストン、実は、人類の行く末を密かに憂いていた?ヘストンの最後はキリストの如し。これ、ウィル・スミス主演の「アイ・アム・レジェンド」'07としてリメイクされているけど、むしろ、ヴィンセント・プライス主演の「地球最後の男」'64の方を見てみたいな。何よりも、「ベン・ハー」で惚れ込んだヘストン、やっぱり、魅力的な人だったよ。もっと評価されて然るべき人だよね。
2024年11月25日
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沖縄は、やっぱり秋をすっ飛ばして一気に冬がくるパターンだ。ただ、まあ今日は日中は半袖Tシャツでもいられるくらい。何せ、新都心への坂を自転車で2回登ったからね。汗もかいたさ。今日は細かいイベントが、かなり色々あるのだけど、向かったのは新都心。コロナ禍の前は、新都心のサンエーメインプレイスでもよくイベントが行われていた。今回、うるま市観光・物産フェアってことで、ステージイベントも行われ、神谷千尋も出るので昼前に赴いた。金曜から行われていて、東急ハンズがある側の上のスペースで開催。露店は10くらいかな、卵とか肉も売られている他、池武当三線店なども出店していた。で、ステージの方は12時スタートで、平良こずえがトップ。この人の生の歌を聞いてみたかった。数年前の新年の民謡番組に登場した際の、“サーユイサモーレ”という曲がなかなかインパクトがあった。何というか、今どき少なくなった沖縄ローカルのディープさ、泥臭さ全開のパフォーマンスで、一体どういう層がこういう曲を聞いているのだろうと興味が湧いた。美浜で撮影されたMVも、かなりの迫力というか。バック位は今は亡き観覧車も映っている。2015年の曲だそうで、あれから9年、健在だったんだねえ。一人、カラオケ歌唱で、割とオーソドックスなナンバーを披露するが、やっぱり、とっても小さい人。しかし、そのテンションの高さは尋常じゃなくて、ちょっとこちらは気後れして、後方でこっそりと?立って眺めていた。最初は出始めでお客少なかったけど、その後、まずまず人が集まってきて何より。一旦、昼食を取りに出て、再びサンエーへ。夜用にうるま露店でほぐし焼き豚のサンドを一つ買っておく、350円也。で、14時ちょいには、神谷荘マル&ヒナコのステージ。神谷ファミリーの親戚筋の人なのかと思いきや、神谷荘の従業員?あの宿ではライヴステージとかも行わらているようで、その出演者の人らしい。歌っていた人はナイチャー?声量は豊かだった。でも、お目当ては次・・・と思ったら、もずく掬いのイベントが始まってしまって、ステージがなかなか始まらない。順番がテレコしたみたいで、ようやく神谷千尋一行が登場。弟の神谷幸昂、キーボードの名嘉太一郎の三人。“あんまーくーとぅー”で、早速、津堅島ダンサーズの踊り。千尋の娘、妹の娘?らの4人で賑やかに。踊り終わった後、彼女らは僕の前の席で大いにはしゃいでいて微笑ましかった。ポップな曲中心に披露だが、配信の新曲“木曜日のお弁当箱”はよくわからなかったな。この後、“ちゃんないーる節”という、なかなか尖った1曲も配信してるのだけど、それは披露されなかった。とまれ、随所に入る幸昂の歌声も、やっぱり渋い。更に、あれ、姉じゃなくて妹だったのね、福原亜理沙の舞も披露される。後は、”サタデーナイト”等で賑やかして30分程のステージだが、去年の親子コンサート以来、約1年ぶりに千尋らの歌声が聴けてよかった。結構、最近はイベント出演も多いみたいだけど、また単独ライヴがあればいいね。しかし、このタイミングというか、うるまは、宮城島からの辺野古埋め立てのための土砂搬出が話題というか問題になっている。宮城島住人も怒り心頭で、ここでもまた座り込みが開始されている。ホント、一体、ウチナーンチュは何箇所で座り込みしないといけないんだ?観光・物産も何だけど、どうしても、こういう陰と陽が沖縄には付きまとうんだよな・・・
2024年11月24日
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アーミール・カーンが出演はしていないけど製作した「花嫁はどこへ?」、さすが、アーミール、先進的なテーマできっちりと感動作に仕上げている、シネマパレットにて。そもそもの間違いからして、花嫁が四六時中ベールを被っていなければならないことから生じる。周りも見えないし、周りも区別がつかない。取り残されて途方にくれる花嫁の一方、これぞチャンスと動き出す花嫁。その二人の対比を鮮やかに描き出す。途方にくれた花嫁のプール、独立独歩のおばさんの駅の売店で働き始め、女が生きていくための矜持を学ぶ。一方のジャヤは明らかに賢いタイプ。それ故に疑われるが、花婿のディーパクの家族がいい人揃いで生活に馴染んでいく。この映画のキーはマノハル警部補だ。如何にもインドっぽい汚職警官という感じで、野卑で欲深い男のように登場しながら、最後は、ジャヤの立場に理解を示す。その転身ぶりは、ちょっと唐突な気もするけど、その彼の転身こそが現代インドに求められるものという、象徴的存在でもある。ヒロイン映画の、この映画のヒーローは、間違いなく彼だ、監督のキラン・ラオは元アーミール夫人だとか。ここらもアーミールの先進性が際立つ。インドの結婚の風習を色々細かく描きつつ、それが生み出すハプニングとドラマを、女性自立の物語として巧みに描く。終盤は、周りの女性観客がみんな泣いてたもんな。ゴージャスなミュージカルも派手なアクションもないけれど、やっぱり、洗練されたボリウッドならではの秀作。「RRR」とかラジニ様の映画もいいけれど、ちょっと先行く、カーン様たちの映画は、やっぱり見逃せない。
2024年11月23日
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いやあ、訃報、多いな。今度はアンディ・ペイリーの訃報が。ペイリーという人、詳しい経歴は知らなかったけれど、とにかく、ブライアン・ウィルソンがソロで復活した時のコラボレイターとして、その名は記憶に刻まれていた。ブライアンの最初のソロ「ブライアン・ウィルソン」'88で、ペイリーが共作者として名を連ねているのは3曲。バンドのメンバーとしても参加しているけれど、その後もペイリーとのコラボ作は、コンピレーション等で散発的に発表されてきた。あの、80年代っぽいシンセ主体の音は、今聞くと、ちょっと古めかしいけれども、当時はそこそこ新鮮に聞こえたのも事実。何より、ブライアンの楽曲が現代にもしっかり息づいていることは印象づけられた。ペイリーとのコラボといえば、未発表となった「スウィート・インサニティ」'91はブートで持ってはいるけれど、粗っぽい作りと、ユージン・ランディ主導の内容故に、あまりちゃんと聞いてなかった。ただ、このアルバムには漏れた曲で、これまた散発的に後のアルバムに収録された曲では捨て難いものもあった。「ゲッティン・イン・オーヴァー・マイ・ヘッド」'04に収録の“ドライヴ・マイ・カー”なんかは、アルバム収録以前に来日公演でも披露され、そのパフォーマンスはとても印象に残ってる。ランディに邪魔されず、ペイリーと純粋なコラボが結実すれば、ブライアンのソロでもっといい作品が生まれていたかも知れない。「・・インサニティ」の後の、「イマジネーション」'98以降はジョー・トーマスと組むようになり、それが「ノー・ピア・プレッシャー」'15まで続くことに。随所にブライアンらしい、いいナンバーもあったけれど、如何にもAOR的なサウンドプロダクションで、ブライアンなら、もっとやれる、こんなもんじゃないと、歯がゆい思いをしてきたのも事実。ブライアンとしても、本当はもっとペイリーとやりたかったのだけど、トーマスの路線を選択したのは、奥さんのメリンダさんだったらしい。メリンダさん、ブライアンの精神的復活には大いに寄与してくれた人だと思うけど、音楽面にも介入していたとあっては、そこはちょっと複雑な気持ちになるなあ・・・ブライアンのソロで、デビュー盤以外で一番良かったのは、「ザット・ラッキー・オールド・サン」'08だと思う。これは、トーマスは絡んでおらず、若いスコット・ベネットとのコラボが功を奏した印象だ。そう、ブライアン、コラボレイター次第で、更なる高みに行けたのではないかなと、つくづく思う。勿論、まだブライアンは完全に終わったわけではないけれど、ソロでビーチ・ボーイズ時代に匹敵する評価が得られていないのが、残念で仕方がない。そして、ペイリーが逝ってしまった。最も尖っていた、ブライアンのソロ楽曲をいくつか残して。RIP
2024年11月22日
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年末の「紅白歌合戦」の出場者が発表、さすがに旧ジャニーズ系は入れなかったようだけど、しかし、わけのわからない出演者ばかり。白組なんか、なぜか郷ひろみはいたりするけど(笑)。一方の紅組、あれあれ、パフュームは?落選!だったら、見ないな、もう。そもそも、この数年の「紅白」、パフュームのところしか見てない。後は、その前後にちょっと興味があるのが出ていれば、ついでに、くらい。その、ついで組(失礼)の一つがトゥワイス。この人たち、ある種、画期的な存在で、彼女らの他に国籍混合で、これだけ売れてるグループって他にいないでしょ?その、トゥワイスの歩みを辿るような番組が放送、NHK「ミュージック・スペシャル トゥワイス 9人でかなえ続ける夢」を視聴。NHKめ、パフュームに代わって、これからはトゥワイス押しで行くつもりかよ?2015年結成で、もう9年、そんなに歴史あったか。更に、体調不良で一時離脱とかはあったものの、メンバー9人が不変というのが驚き。Kポップの厳しい基準をクリアした日本人メンバー3人も健在で、ミサモとしても活動するし、唯一の台湾人メンバーもいる。正直、そんなに熱心に彼女らの曲を聴いているわけでもなく、メンバーも一人一人知ってるってほどじゃないのだけど、よく見ると、韓国メンバーは他のガールグループに比すると、整形度合いが濃くない?何か、素のルックスにも見えなくもないのだ(多少はしているだろうけど)。ジョンヨンとか、何か太ってたりするし。メンバー構成も含め、案外、ここらは寛容なのかも知れない。グループ名がトゥワイスだからか、ファンのことをアーミーならぬワンスと呼ぶ。コロナ禍の時にはパフュームがぎりぎり1公演出来た東京ドーム公演がキャンセルになった。その後、リヴェンジを果たしはしたが。日産スタジアムってのは知らなかったけど、7万人入るの?その公演も成功させ、人気は健在。韓国での人気が、他のブラックピンクとかル・セラフィムとかに比べて如何程かはわからないけど、こと、日本では今回の「紅白」にも出演する程度だ。ま、トゥワイスだけで見るかってーと・・・個人的には台湾人メンバーのツウィが推しかな。中国でも同種のグループはいるだろうからチェックしてみると、これは面白いかも知れないけど、そんな暇はない(笑)。とまれ、メンバーの結束の強さ、不変で続いている理由はよくわかった。パフュームは、実は自ら辞退?そういえば年末カウントダウンライヴは発表されていたし、以前はその会場からの中継出演もあったけれど、それはコンサートのそのものの流れが途絶えるということで、全体のコンセプトにこだわる彼女らとしては、その点は理解できる。ただ、新譜の「ネビュラロマンス 前編」はオリコン初登場5位にとどまって、ちょっと人気に翳りはという印象は免れない。個人的にはチャートの初動に寄与するように、発売間もないところでタワレコの実店舗で購入したのだけど(通常盤)。これは、年末にナイチ帰宅した際のお楽しみで、まだ聴いてはいないのだけど。何はともあれ、今年は「紅白」を全く見ないで終わることになりそうだ。来年、パフュームの復活が無ければ、今後とも「紅白」とは無縁になるかも知れないけど。まあ、オワコン感はかなり漂っているよね。と、ありゃ、HYが復活?まさか、“366日”歌うわけ?他局のドラマだったわけだけど。それはちょっと見てみたい気も・・・
2024年11月21日
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火野正平の訃報にも驚かされたな。つい、この前まで自転車で走っていた印象なのに。その、長年のレギュラーの「にっぽん縦断 こころ旅」は、腰痛悪化のためということで、降板ではなく出演延期。その間、柄本明とか色々な俳優が代役を務めていて、いずれは火野が復帰という話だったけれど、とうとう、叶わなかった。てか、死因は腰なの?正直言って、役者としての火野は、あまり知らないというか、ドラマとかもほとんど見たことない。この人といえば、専らスキャンダルでお馴染みで、共演の女優は必ず口説いて噂になると。「映画秘宝」で、「必殺」のプロデューサーだった櫻井洋三が、最も恐れたのは火野だったみたいな証言をしていて、とにかく、女優とスキャンダルになって作品に影響を及ぼされるのを警戒していたと。決していい男ではないけれど浮名の数知れず。「こころ旅」でも、汗まみれながらも、どこか男の色気と独特の軽さを持ち合わせて存在感を放っていた。旅の折々に寄っていた食堂の人たちとか、きっと火野の死を惜しんでいることだろう。以前、「こころ旅」を取り上げた際の日記でも書いたけど、なぜ、自転車とは縁の無かった火野が、あの番組に起用されたのか?先の櫻井みたいな、火野の女優キラーぶりに苦労させられた業界関係者は多々であったことだろう。そんな人たちが、火野の精子を減らさせるために、しょっちゅう自転車漕いでるような番組の企画を持ちかけたのではないか?これは、邪推も邪推だけれど、ある意味、その企みは果たされた?火野は、自転車の漕ぎ過ぎで寿命縮めたかの如し。だって、まだ75歳でしょ?つい最近まで健康そうだったのに。濱田岳が火野に似ていることから、隠し子ではとか言われていたらしい。その濵田と、あの「釣りバカ日誌」のドラマ版の特番「釣りバカ日誌~新米社員 浜崎伝助~瀬戸内海で大漁!結婚式大パニック編」で、初共演を果たしたという。これ、録画していたけど未見のまま。年末に家に帰ったら見てみるかな。何やかや、家庭もあって円満だったらしい。早世は惜しいけれども、ひとまず、合掌。
2024年11月20日
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先週と今日、2週連続で放送された、沖縄テレビの特番「おきなわテレビはじめてものがたり」、録画しつつ、まずは先週の放送を録画視聴。沖縄テレビ、創立65周年だそう。その、放送草創期をドラマで伝える。主人公は、新米ディレクターの池間夏海で、その何十年か後の、吉田妙子の語りで綴られる。沖縄のテレビ放送といえば、NHK沖縄じゃないの?と思いきや、NHKの方が後発で、民間放送の方が先だったの?とにかく、ないない尽くしで始まった沖縄のテレビ放送。OTVといえばフジテレビ系列だけど、当時は本土の番組をリアルタイムに放送することが出来ず、その分、自社制作番組で埋めていたと。当初の放送時間は1日5時間程度。それでも、「水曜劇場」とか、人気番組も生まれた。そこで登場の護得久栄昇、てか、父の護得久栄豊って、その存在、ウソでしょ。沖縄ローカルドラマらしく、ローカルタレント総出演。まあ、いつもながらの配役って感じで苦笑ではあるけど、クイズ番組で具志堅用高が登場して、あれは地のままでしょというボケっぷりが笑えた。因みに、このドラマの脚本は照屋年之、あの。ガレッジセールのゴリなのだった。で、今日放送の2話目。とにかく、予算がなくて倒産寸前だったOTV。その窮地を救った番組が「沖縄名士劇」。沖縄県内の企業の社長に芝居をやらせるという企画で、芝居は素人の経営者たちが喧喧諤諤、要は、社員や関係者が見てくれるからってことなのだろう。そういえば、毎年、正月に、経営者たちが芸を披露する番組ってのが今も続いているのだけど、あれもOTVだっけ?経営を立て直したOTV、今や県内企業でも給料の高さは屈指?それで、テレビを見ない若者も就職を目指すとか?ともあれ、アイゼンハワー大統領の来沖生リポートってOTV独占だったの?そして、最後は、宮森小学校米軍機墜落事故の取材。まだ、OTVが本格的に開局していなかった時期の事件、その映像もチラリと映された。まあ、真摯な作りだったとは思う。沖縄の放送史が、今年はある種の節目ってことなのかな。
2024年11月19日
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NHK沖縄ローカルの「きんくる」、10月25日放送分は、“沖縄 悲劇のはじまり 〜10・10空襲から80年〜”。先月見てきた、企画展10・10空襲が展示されていた那覇市歴史博物館からの放送。今更ながら録画視聴。戦前の那覇のモダンな街並み。映画館等が立ち並び路面電車が走る瀟洒な作り。しかし、10月10日の朝7時に、那覇市内は一瞬にして火の海と化した。当初、那覇市民は、今日の演習はすごいなあと、日本軍の演習だと思って眺めていたらしい。しかし・・・当時を知る体験者の証言が貴重だ。沖縄芝居の役者、嘉数好子さんの証言、病気を機に初めて体験を語る気になったという。役者だけに表現力が豊か、母親は収容所で亡くなり、その死体は10人になるまで、なかなか埋められなかったという。毎日、放置された母親の遺体を眺めるという壮絶な体験・・・芝居を好きとかやりたいとかではなく、戦争孤児の寄る方として沖縄芝居の世界に飛び込んだという。この人みたいに、今でも当時の体験をなかなか語ることが出来ないという人は沖縄に存在するのかも知れない。歴史博物館を見学した時も書いたけど、この空襲は、米軍の焼夷弾の、ある種の実験も兼ねていた。那覇のみならず、沖縄県内の各地の補給路を絶つための、沖縄戦準備の空襲。まさに、これを機に沖縄戦が始まった。敵の、この周到な計画ぶりに、勝負が始まる前から既に勝敗は決していた印象だ。ナイチに戻った後も、沖縄での10月10日の意味、忘れないようにしないと。オヤジの誕生日だけじゃなくね。
2024年11月18日
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恒例の離島フェア、考えてみれば、昨年はこの時期、香港に行っていたので行けなかったのだ。それもあって今回は楽しみにしていて、まずは張り切って初日金曜の晩に行くつもりでいたのだけど、日中ザーザー雨が降ったせいで気持ちが萎えた。夜はまあ雨は上がったのだけど、結局、行かず終い。で、昨日は運動がてら奥武山公園に行くつもりだったけれども、やはり、晴れてるうちに「将軍」行っておこうということで、結局、本日ようやく。しかし、相変わらず天気は良くない。いつ雨が降ってくるやも・・・ただ、離島フェア2024そのものは、建物内での開催だ。飲食の離島食堂はセルラースタジアム前、ステージでの演舞もある。久米島ステージで村吉茜とかも出ていたようだけど、それは現地調達(北谷在住?)でしょ。一応、南大東のボロジノ娘も?とまれ、まずは買うべきは酒だ。産業まつりでも買った、与那国島・咲元酒造の長命草酒2本目。1本は年内に飲んで、もう1本は来年の旧正月用かな。で、今回は南大東島グレイスラム、コルコル25赤ラベルを1本。1500円って高くなったなあと思ったけど、これ現在は税込1,670円で売られているので、離島フェアでは、やっぱり安かったのだ。なら、もう1本買っておくべきだったと、後で後悔。ビールはオリオンのブースもあったようだけど、他は石垣島ビール等で、さほど惹かれず、かつ、気温低めで、あまり飲む気にならず。昼飯の時間にも些か早く、こちらもあまり惹かれるものがなかった。そばに、あとは家で食べるようのかまぼこ、天ぷら、う〜ん、結局、あれ座間味だっけ、もずく入りのソーセージ500円を買っただけ。あとの食べ物はドンキで買ったよ(爆)。何せ、産業まつりのすぐ後だからねえ、あちらでもそんなに色々買ったわけではないけど。思えば、行こうとして、結局、行かなそうな、伊是名とか伊平屋の泡盛でも買っておくべきだったかな。締めて3,500円の出費は今一つ盛り上がりに欠けたな。かつては、沖縄の離島、全部行くぞーなんて張り切っていたこともあったけど、前記の伊平屋伊是名や大東は行かぬままになるのかなあ。どちらかというと奄美の方に行きたいもんね。奄美のブースもあったけど、黒糖焼酎高めだった。これは酒の量販店でお得なのを1本買ってくるかなって、酒ばっかだね。
2024年11月17日
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話題のテレビドラマ「将軍」が劇場で公開される。と言っても1話と2話だけだけど、これは観てもいいかなと。ちょうどクーポンもあるので1000円で観られるし。てことで、ユナイテッドシネマ浦添へ。小さめのシアターだけど、年配客中心に埋まっている。第一話は“按針”。オランダ船が伊豆の漁村に漂着するところから始まる。その航海士がウィリアム・アダムスならぬジョン・ブラックソーンだが彼はイギリス人。当時、スペイン・ポルトガルのカトリック勢とオランダ・イギリスのプロテスタント勢が対立していたということだ。一足早く日本に進出していたポルトガルの宣教師たちは、乗組員の処刑を進言する。カトリック大名は、その言葉に従おうとするが・・・その乗組員、とりわけイギリス人航海士に興味を抱くのが、徳川家康ならぬ吉井虎永だ。虎永は、太閤(豊臣秀吉ってこと)亡き後に五大老から疎まれ、あらぬ罪を着せられて大阪(かつては大坂だったわけか)に幽閉状態で、その危機の回避策を巡らせていた。関東との連絡は伝書鳩を用いるが、配下の戸田広松を関東に赴かせるといった程度の自由はある。それに、幽閉の身ながらも外交を取り仕切る立場でもあり、それでブラックソーン、按針を呼び寄せることも可能だった。評判となった日本描写は、さすがに堂に入ったもの。武家の所作や屋敷内の佇まい等は見事なばかり。一方で、少し違和感を感じたのは、領主くらいの武士がヤケに若いこと。主要どころは日本でもお馴染みの俳優が演じているけれど、この手の若手武士は初めて見る顔で、ちょっと貫禄に欠ける印象。それと、漁村で、武士に物申した村民がいきなり首切られたり、オランダ船の乗組員が釜茹でにされたりといった描写は、そのまんま。ここらはジェームズ・クラベルの原作にあるらしい。あと、いきなり登場する遊女は何だったのだろう?島田陽子のお背中流しじゃないけど、多少のお色気場面もあるのだった。第二話は“二人の主君に仕えて”、これは按針の立場を言っている?大坂に呼び寄せられた按針が、細川ガラシャにあたる戸田毬子の通訳で虎永に謁見。オランダ船は海賊船スレスレの行為を行なってきたらしく、ポルトガル宣教師たちも、その存在を疎ましく思う。一方で、ポルトガル以外のヨーロッパ人の到来に、虎永は興味津々。そもそもポルトガルが布教の一方で、日本の占領を企んでいることに気付かされる。按針のイギリスだってそうだろうけど。按針を演じるコスモ・ジャービス、粗野なキャラクターで、昔のドラマのリチャード・チェンバレンみたいに主役は張れないわな。一方で主役である真田広之は、冷静かつ紳士的。正室が洞口依子で老夫婦みたいだけど、真田はむしろ若々しい。そして、脇役陣も含め、ちゃんとした日本の俳優が演じているので、台詞回しを安心して聞けるのは大きい。悪役である石堂に扮する平岳大って人は、あの平幹二朗の息子か。真田同様、近年は主にアメリカで活動しているみたいだ。一応、虎永の配下である樫木藪重に扮する浅野忠信が好演。按針に勝負を挑まれる形で漂着者を救出に赴くが、失敗しそうになると自ら命を絶とうとする。その“狂気”を按針が目の当たりにして、日本の感覚を知るというのは重要な描写だった。惜しくも果たせなかったが、浅野もエミー賞受賞ものだと思う。さすがに最初の2話では、これで終わり?って感じだが、そのスケールや迫力の程は劇場で観ても遜色はないものだった。まあ、続きはディズニープラスで見てねってのが、今回の上映のメイン目的だろうから。でもまあ、有料チャンネルには、あまり入りたくないので、いつかどこかのチャンネルで放送されるのを待つかねえ、2年後くらいになるかも知れないけど。そもそも、来年シーズン2が放送されるのだろうけど、そのタイミングで、BSあたりで放送されないものかな。一方で、前の「将軍」もどこかCSあたりで放送されるかもね、そしたら島田陽子見るか(笑)。
2024年11月16日
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録画ストックの中からCSムービープラスで放送の「イン・ザ・ハイツ」'21を録画視聴。これは劇場で観たかったんだよな。期待作だったのだけど、この映画が日本公開されたのは、折しもコロナ禍真っ只中。劇場も開いてなかったりみたいな感じで、限定日数しか上映されなかったと思う。それで観たくても観られなかったのだ。テレビ画面だけど、まあ仕方ないねえ。ある種ミュージカルの革命を起こした「ハミルトン」に先立つ、リン・マニュエル・ミランダの舞台を映画化。ニューヨークだけど、ジョージ・ワシントンが住んだことがあるからワシントン・ハイツという名の街が舞台だが、住民は、主に貧しいラテン系。ドミニカ、プエルトリコ、キューバ、メキシコからの移民たちだ。ミュージカルナンバーとしては、まずはラップだ。後半はラテンナンバーが目立ってくるが。ドミニカに帰ることを夢見る主人公ウスナビの名の由来は、USネイヴィーなのだった。彼が密かに慕うヴァネッサとの関係に加え、学業優秀でスタンフォードに進学したものの街に戻ってきたニーナの物語が並行して展開する。貧しいけれども元気いっぱい。民族間の対立はないけれど、ある種、リアル「ウエストサイド物語」的な内容といえる。停電した街を花火で照らすという明るさ、これが、ラテン系の真骨頂。人生は楽しむもの、メソメソしない。クヨクヨしない。オリジナルの舞台版のウスナビはミランダが演じたようだが、後に舞台で演じ、更に「ハミルトン」でも主役を務めたアンソニー・ラモスが主役だ。街のみなのお母さん的存在のアブエラは、これも舞台版で長年演じていたというオルガ・メレディスが演じる。街の停電の日に旅立ってしまう生き証人。“アラバンサ”というスペイン語に込めた思い。彼女はウスナビに大きなプレゼントを残す。やはり、ラテン系ナンバーでのミュージカル場面の躍動感が印象に残る。これは劇場で観たかったよなあ。舞台版は今でも見られるのだろうか?ミランダもかき氷屋のおっさん役で出演、エンドクレジット後にも再び登場する。ラテン系は濃さが気になるところだけど、このミュージカルのキャラクターたちは、好感の持てる程々の濃さがいい具合。ラテン系俳優重鎮のジミー・スミッツも重要な役で登場する。ブロードウェイを主とする舞台ミュージカルも、今や、ヒップホップやラテン、グローバルミュージックが主流という傾向の典型的、かつ先駆けの1作と言える。改めて、去年、シンガポールで「ハミルトン」、見ておきゃあよかったなと。来年まだやってるかな?
2024年11月15日
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桜坂劇場に「ソイレント・グリーン」’73を観に行く。すると、ホールプラスなる新しいホールでの上映だそうな。2階に上がって、更に階段を登った先にあるのだが、ここは!・・・それはまた最後に(以下、ネタバレあり)。映画は面白かった、でも、これ初見と思いきや、見てるな。テレビでだろうか?「猿の惑星」以降、SFづいたチャールトン・ヘストンが、ちょっと粗野な悪徳スレスレな刑事役を怪演。まあ、世の中がかなりひどいことになってるから、多少のどさくさは許されるかなくらいの感覚。2022年らしいけど、もう食べ物は色付きクラッカーみたいなソイレント某だけになってるよう。でも、金持ちはまともな食料も入手出来るようで、“家具”と呼ばれる世話焼き兼慰みの女性を侍らせる。家具付き住居ってーと、女性付きだったりするわけだ。ヘストン扮する刑事は、ボロ屋に“本”と同居。知識を詰め込んだ生きた本ってことで、それを老いたエドワード・G・ロビンソンが演じる。刑事の捜査のために一緒にいるってことらしい。ヘストンが、富豪らしいジョセフ・コットンの殺人事件現場で、ちゃっかり入手した食料や酒を二人で味わう場面がいい。生野菜や牛肉、果物、そして、バーボン。ロビンソンは昔はこれだったんだよと涙を流しながら食す。名優二人のやりとりが印象に残る。これは、ただのゲテモノSFではないぞ。もろに現代に通じるテーマでもある。老人たちが最後に向かうホームは、要するに処理場なのだった。食料が枯渇して暴動を起こす民衆の鎮圧にショベルカーが使われる場面があるけど、もう死んだ人間は葬式なぞせずに、ゴミのように処理される。しかし、その処理場に潜入してヘストンが目にするのは、まさに、ソイレントの制作工程・・・ま、予想はつくのだけど、そのことを知ったらしいロビンソンは自ら食糧になることを選択?ハリイ・ハリスンが原作だが、映画はオリジナルとは結構違うらしい。器用な職人監督リチャード・フライシャーが、案外、豪華なキャストを配して撮った1作だけに、これはB級にとどまらぬクオリティ。ヘストンは、マイケル・ムーアのドキュメンタリー映画で晩節を汚された形になったけど、保守の立場の人ながら、俳優としては、こういった内容の作品にも理解を示す進歩派の一面もあったと思う。役柄的にも、ある種ダーティで、かつてのスペクタクル映画の聖人的イメージには固執していないし。僕は、この日地は、もっと俳優、表現者としても評価されて然るべきだったと思ってる。ヘストンが、この映画の少し前に出た「オメガマン」(リチャード・マシスン原作)のCS放送を録画しているので、近々見たいと思う。「アイ・アム・ア・レジェンド」だね、ウイル・スミスのは見てないけど。で、ホールプラスだけど、ソファーやらが置かれた15席のミニミニシアターで。かつての渋谷アップリンクとか、あのコザのシアタードーナツ(未体験)てのもこんな感じなんでしょ?正直、これが劇場ってのは何だけど、まあ、スクリーンは大きめなので、鑑賞はまずまずだった。首里劇場よりはマシだろ(失礼)ってとこ。しかし、ここは実は因縁の場所であることが判明・・・先月だったか、土曜日に早めに寝た(といっても0時過ぎ)のに、突然の工事音で叩き起こされたことがあった。深夜にガガガガみたいな工事をやり出す奴はキチガイだろ?と激怒し、その現場の下からどやしつけたら、くわばらという男が応えた。お巡りに通報すると“注意します”というから、“違うだろ逮捕しろよ!”と告げて部屋に戻って寝た(そりゃ眠いもん)。あのキチガイ工事は、このホールであったのだと。かもなとは思ってたのだけど、あの時、確認できていたら、桜坂劇場に危うく殴り込むところだったぞ、眠かったからやめたけど・・・
2024年11月14日
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一昨日からの続きだ。タイがダメなら、やっぱり、フィリピン?と考えたわけだけど、いや、タイが全くダメってわけでもなさそうな。昨日もちょっと書いたけど、ノンイミグラント-O-Aのロングステイヴィザは1年の期限だけど、延長というか更新は出来るみたいだ。ノンイミグラント-O-Xロングステイ10年となると、グッとハードルが上がるけど、ノンイミグラント-O-Aとノンイミグラント-Oリタイアメントヴィザは条件が同じで、口座残高は800,000バーツ要。とりあえず1年のロングステイを取って更新していけば10年だっていけるのではないか?タイランドエリート改め、タイランド・プリビレッジのゴールド5年は900,000バーツで、10年のプラチナムは、1,500,000バーツ要だ。ゴールドならまあ出せなくもないかなとは思うけど、これ、年額にすると、80万円くらいになるわけで、それなら日本で住民税納めてる方がマシじゃんって感じだ。やっぱり、ヴィザを金で買おうとすると高いわな。しかも、もう5年延長しようと思ったら、また900,000バーツいるのだろうから、これで、もうタイランドエリートの選択はほぼ無くなる。では、やはり、ノンイミグラント-O-Aだけど、果たして更新が出来るのかどうかというのは賭けだよなあ。更新できている事例があるとしても、何年目かで突如更新出来なくなるなんてことも有り得る。まあ、その時はそん時かなあ。先が不透明なことには変わりはない。こうなると、来年のこと迷いだすよなあ。不透明な状況で賭けに出るのか、それとももう1年くらい沖縄に留まるのか?気分的には、もう昨年から沖縄を離れつつある。そろそろ生活変えたいしねえ。もたもたしていたら日本の状況はますます悪化、それにタイのヴィザの条件はいつ変わるかわからんし。残るべきか、去るべきか、これは年末年始にうちでじっくり考えて結論を出すか。何つって、またコタツで酒飲んでダラダラするだけかも知れないけど。一方で、マニラにもちょっと行ってはおくかなあとも考えている。とりあえず運賃はチェックしておいて・・・
2024年11月13日
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で、昨日の続き。タイ移住、現実問題厳しい?いや、タイランドエリート5年なら、まあ出せなくはない。でも、5年じゃあなあ。しかし、ノンイミグラント-O-Aで1年住んだ後、延長して延長して10年ってわけにはいかないの?それが出来るなら、わざわざO -Xやエリートの10年は設けられないから難しいのかも知れない。そこらを調べていかないといけないなというのがこれからの課題だが・・・ここで、一度は放棄したフィリピン移住案も復活してくる。やぱり、ヴィザの要件で一番ハードルが低いのは彼の国なのであった。セブ島移住は却下だけど、ではマニラの方は?ますますダメそうな気もするが(爆)、行ってみないことにはなと。ここで、来年の海外行きを考えるに、2月に連休取って、再び香港というかマカオ行きを考えていたわけだけど、そんなことしてる場合じゃないな、いっそマニラ行ってみる?って気運に。マニラは沖縄からの直行便はない。でも、何も成田空港で寝なくても、香港ないしはシンガポール経由があるわけで、乗り継ぎまでに空港から出られるなら、それも悪くないなと。ということで、来年2月ないしは3月のお休みで、どっか経由の後、マニラ行きを考え始めた。マニラでも少しは落ち着いた場所がないものか、それに野良猫にも優しそうな場所が。そうだ、马尼拉、いこう、か。まいったね。しかし、何よりも沖縄暮らし、どうする?もう、今年みたいな暑さは体験したくないけど・・・
2024年11月12日
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9月にバンコクを訪れて、ここなら住めるなと結論?を出した後、既に、2ヶ月以上が経過。その後、何も具体的に動いていなかったのだけど、来年、沖縄を離れるなら、そろそろ準備を始めないとと思い立ち、改めてタイのヴィザ取得の確認をと・・・タイに行く前に確認をしていたはずなのだけど、改めてヴィザの要件を確認せんとサイトをチェックするが、民間のはともあれ、タイ大使館のサイトって見てたっけ?ちょっと、あれっと思って公式サイトをチェックすると、あれあれ、今更だけども驚愕の事実が・・・自分が狙うのは、ノンイミグラントのロングステイヴィザだ。銀行の残高証明が80,000バーツあればOK、昨今の円安でタイバーツも4.5くらいになってはきているけど、まあ、日本円換算でどうにか捻出出来るレベルの金額だ。しかし、よくよく確認すると、滞在可能期間は1年?あれ!10年じゃなかったっけ?沖縄は今11年目だけど、やっぱり、次に住むところにも10年はいたい。その期間で日本が良くなっているかは、正直、期待薄だけど、10年後は多少は変わってる?その時に日本に戻るのか、或いは、何らかの形でタイに残ることができるのか?で、10年住めるのはノンイミグラント-O-Xというヴィザで、とりあえず5年で延長が出来るというものだった。これが残高証明は3,000,000バーツとある。え〜!アホータローの“2千万円貯めておけよ”ってのが思い起こされてきた・・・何で肝心のこれを確認してなかったのか?或いは、以前見たのとは要件が変わった?てっきり、タイは300万円程度で10年住めると踏んでいたのだけど、これは甘かった。一方、まさにヴィザを買う形のタイランドエリートってのもあるにはある。でも、そちらは80,000バーツで5年だ。延長は出来るのか?延長するとなると、再び80,000バーツ?1年で70万円超の税金を払うような感覚か。でも、それなら日本に住んでる方が安くないか?来年は、とりあえずナイチの家に戻って、夏にはバンコクにお試し居住2ヶ月、その後に、本格的にノンイミグラントヴィザを取るべしというのが計画だった。しかし、その計画が一瞬でガラガラと崩れた。何という、単純かつ初歩的なミス。自分の次の10年の運命に関わることなのに。目の前が真っ暗になった。一体どうすべきか?次の目処が立たないのであれば、とりあえず沖縄暮らしをこのまま継続?いや〜、もう仕事辞めたいし、沖縄はもう今度こそバイバイだと思っていたのだけど・・・果たして、どうすべきか、とりあえず、続きは後日また・・・
2024年11月11日
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桜坂劇場で、「セッションマン」'23イギリス を。副題に“ニッキー・ホプキンス ローリング・ストーンズに愛された男”とあるけど、なかなかどうして、ニッキー・ホプキンスを愛したのはストーンズに全然止まらない。その名前と存在は知ってはいたけど、具体的にどの演奏?などと思いきや、あれもこれも。みんな、ホプキンスの演奏ではないか。まさしく、セッションマンだな、意識はされてないけど、ロックの歴史上の名演の数々にしっかりと名を連ねる。今まで意識してなかったのが恥ずかしく思えるくらい、本当に重要な曲で彼のピアノプレイが聞けるのだった。映画?は、その彼のディスコグラフィを細かく追っていく構成。若い頃から病弱だったけれども、クラシックの学習を経て60年イギリスのロックンロール・バンドに加入したことが大きい。それで、ホプキンスは、あらゆるピアノプレイをものに出来るようになったのだ。ストーンズのメンバーのうち、キース・リチャーズとビル・ワイマンは、この映画のための収録だったようだ。アーカイブらしいがミック・ジャガーも登場。その他、枚挙にいとまが無いくらいに、様々なミュージシャンが、軒並みホプキンスのプレイを絶賛する。キンクス、ザ・フー、ストーンズ、そして、ビートルズの録音に参加しているのが、最初のホプキンスの“グランドスラム”。更に、ポール・マッカートニー、ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、全てのソロに参加しているのが二度目の“グランドスラム”と。しかし、彼のセッションプレイの重要さは、そういった有名どころには留まらない。クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィスのジョン・チポリーナは生涯の友だったようだし、結婚式の介添人はアート・ガーファンクルが務めた。テリー・ドーランとの付き合いも重要だった。ホプキンスの経歴は、とにかく多様過ぎるのだ。しかし、彼は病弱だった。全盛期は60年代後半から70年代の印象だが、90年代にも活躍はしていた。何と、日本のテレビドラマ「パテオ」の音楽も手がけたそうで、そのサントラが今でも入手出来るなら、かなり貴重ではないか。94年に移り住んだナッシュヴィルで亡くなったが、まだ50歳、早世過ぎるな。ソロアルバムも出して入るけど、未聴。ジャケは知っているけど、クオリティ高いのだろうな。とにかく、相当細かくホプキンスの歩みを辿っていて、知ってるようで知らない彼の貢献を改めて知ることになり、驚きでいっぱい。インタビューで色々登場する中では、ワイマンとか、デイヴ・デイヴィスとか、あまり表舞台に登場しなくなった人は衰えが目立つなあというところ(失礼)。評論家連中の知ったかだけでなく、彼を敬愛するセッションミュージシャンによるピアノプレイの再現が興味深かった。ホプキンスの凄さを具体的に知ることが出来るということで。映画の最後に流れるのは、ニルソンの“リメンバー”だった。今更ながら、ホプキンスのソロアルバム、聴いてみたいな。セッションマンは“夢見る人”と名付けたアルバムにどんな思いを込めたのだろうか。
2024年11月10日
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たまたまローリーの予定を探していて見つけたんだっけかな、何と、あの、道の駅かでなでフェスが行われるという。その名もカデナロックフェスティバル、それにザ・ワルツが出るという。どうやら大トリみたいだ。入場無料、これは行かないでか。他の出演者も、むぎ(猫)、ナオキ屋、デューティーフリーショップ、耳切坊主と、見たことないけど見てみたかったという人たちも多いので、これは張り切って行ってみようと。ただ、今日は雨予報で、しかも警報級の大雨になるという。まあ、あの道の駅の広場的スペースでやるのだろうから濡れる心配はなかろうと。しかし、いざタイムテーブルが発表されると、その軒並み見たかったバンドは早めの出番。昼ご飯食べてから夕方くらいに着く感じで行こうと思っていたので、結局、見られるのはワルツくらい。まあ、ワルツさえ見られればいいのだけど。嘉手納までは案外バス代が嵩んで往復2,000円超なのだけど、チャージだと思えば高くないしね。大雨は主に北部だったようだけど、那覇も午前中はザーザー。昼には上がって晴れ間も出たけど、やっぱり、昼ご飯済ませて、かつ、途中メイクマンに寄ったりしながら嘉手納に向かい、しかも、バス乗換が必要なので、結局、道の駅に着いたのは16時だった。雨も上がったからいいでせう。今やオシャレな(でも高い)店舗が連なる道の駅、更にキッチンカーも出ていて選択は色々だけど、やっぱり、食べるならロータリードライブインのジャンボチーズバーガーだよね。19時までやってるようなのでバーガー買うのは後のお楽しみにして、バンドの演奏を。屋根のある広場の方がピースステージで、あの4階の展望台に設けられたのがスカイステージという二つ。まずはピースステージでバルコックスというバンドだが、椅子ありと言ってもテーブル席が並んでいる感じなので、一人客には厳しく、結構人も集まっているので立って見ざるを得ない。バルコックスは10人編成のスカバンド。持ち時間は、どのバンドも全て40分なのだけど、このバンド、結構おしゃべりが長くて、実質は30分くらいの演奏だった。それでも、結構ステージ前に人が集まって盛り上がってはいた。スカイステージでのショッキング桃色、このバンドのヴォーカルの人とはコザの行きつけのバーで話したことがあってバンド名は覚えていた。3ピースのポップなパンクバンド、いかにも学生時代からやってましたという風情で微笑ましいけど、ヴォーカルの人、ああいう感じだったかな?ひょっとしてメンバー変わってない?確認はしなかったけど。演奏中にまた雨が降ってきて、展望台も一部屋根があるのだけど、結構風が強くて吹き込んでくるようになってきた。再びピースステージでのビートルクラッシャーというバンドは、宮古島のバンドで久々の活動再開らしいロカビリー系のバンド。ベンチが空いていたので、缶ビール片手に座って離れたところから眺めていた。以後は断続的に雨が続き、広場スペースにも少々雨が入ってくる状態。なので、次のスカイステージのバンドの演奏はスルーして食べ物の物色。道の駅には野菜の直売の店舗なんかもあり、そこで、なぜか鯵の唐揚げとかも売っている。明日の夕食用に、それと、パイを買う。あと、あんだぎーはうまいらしい(前に買ったことあったかな)けど、1個150円と高いなあ。ビールは途中で買ってきたのだけど、一応、土産物屋で300円くらいで購入は可能だった。ロータリードライブインでは、ジャンボチーズバーガーではなくアップキティサンドを買った。考えてみれば嘉手納ハーリーの時も寄ってバーガー食べたから。アップキティサンドとは、ベーコン、レタス、トマトに、更にハムとチーズを加えたもので、食パン2枚に挟まっていてボリュームがある。ロータリー・・・の名で親しんでいたけど、あのレストラン時代の正式名称がアップキティで、その名を冠したサンドイッチなのでありました。ポテトとドリンクのセットで1,000円ちょい。本番の前に頬張っておく。して、ワルツは昨年の結成37周年ライヴ以来だ。オリジナルメンバーはローリー、アッピの二人で、ドラムはローリー・ロール・バンドの城間和弘、トランペットも護得久朝ナウかな、サックスは嘉手納出身、有田康信、後はまたみんな愛称で呼ぶからねえ(笑)、キーボード、トロンボーンの7人編成。ホーンが3人だから、のっけのインスト演奏から賑やか、やっぱり、ワルツはこのR&Bスタイルでないと。歌ものはファンキーアレンジの“芭蕉布”から。やっぱり、お父さんの死後、ローリーさん、意識してこの曲を演奏する感じ。しかし、サム・クックの“チェンジズ・ゴナ・カム”のカヴァーは、アメリカの今の状況を踏まえて、敢えて皮肉で演ったのか?関係ないのか。“二日酔いのホリデー”って、イントロがニール・ダイアモンドの“アメリカ”なんだよな。一応、ワルツの持ち時間も40分になってたのだけど、“あきれかえる世界”を演った後、アンコールもあって、“週末はA&W”に“ウートートー”も。お、締めに“沖縄ロックンロール”もありかと期待させたが、さすがにそれで終了だった。20時を10分くらい過ぎてたもんな。道の駅には米軍機用らしい騒音メーターがあるのだけど、バンド演奏では64とか表示されてたけど、これは米軍機と比してどうだったろう?とまれ、ローリーさんの声は変わらず好調だった。オリジナルではないメンバーながら、演奏の方も息が合っていた。日中に較べれば少し家族連れは減っていたけど、とてもいい盛り上がりで、嘉手納でのフェスを締め括るにふさわしい演奏だった。ワルツはまた来月コザで演るわけだけど、キングス戦観戦と被っていて、果たして見られるかどうか。加えて、来年3月にはパーシャクラブとのダブルヘッドライナーライヴもあるので、それは明日にでもチケットを買うつもり。楽しい催しだったけれど、嘉手納は帰りがいつも難儀なのが難点。嘉手納までのバスはなかなか来なさそうで、乗換の接続も不安なので、結局、道の駅から2kmほどを歩くことに。でも、那覇に戻るバスは20分遅れくらいだったから余裕だったという、いつもの展開だ。那覇に着いた時にはまた雨が降り始めたりして。とはいえ、週末の“静かな嘉手納”は嫌いじゃないんだな。平日は大変なんだろうけどね。再びあの場所に行くことがあるかどうか。もう1回ジャンボチーズバーガーは食べてみたいかな・・・
2024年11月09日
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僕がニューオーリンズを何度か訪れたのは90年代の話で、その頃はまだネット検索で情報をってな時代ではなかったので、例えば現地のライヴ情報なんかは専ら雑誌から得ていた。ニューオーリンズの市内各所で無料で配布されていた情報誌オフビートは、ミュージシャンのインタビュー等に加え、ジャズフェストやライヴハウスの予定も載っていて、日本で言えば、かつてのぴあのような媒体でもあった。そのオフビートが、来月でとうとう休刊してしまうという報、これは大きいな。コロナ禍の後は既に紙媒体ではなくオンラインに移行はしていた。それでも現地の音楽情報を伝え続けていたけど、運営・編集の二人が高齢、かつ病も抱え、また広告収入の減少等で厳しい状況が続いていたという。自分が沖縄に越して以降、ニューオーリンズに行くということは、なかなか実現困難で、ジャズフェストの情報は毎年チェックはしていたけれど、特にオフビートをサブスクリプションしていたというわけではない。でも、かつてフェス見物に赴いた際には、まさにオフビートは欠かせない情報源で慣れ親しんでいた。死ぬまでには、いま一度彼の地を訪れてみたいとは思っているけれど、その時までオフビートも存続してほしかった。それにしても37年もの間、手弁当状態で、よくあんな情報誌を継続させてこられたものだ。主催だったジャン・ラムジーとジョセフ・イレラ両氏には、心からお疲れ様、ご苦労様と申し上げたい。ただ、あの豊かで愛されるニューオーリンズの音楽シーン故に、彼女らを継ぐ後継者も現れる可能性もあるのでは?と。ライヴハウス・ティピティナの経営を、バンドのギャラクティックが引き継いだように。ハリケーンやコロナの被害を経ても、絶えさせてはならないニューオーリンズ独特のカルチャー、その魅力に惹かれる人は今尚世界中に多いはずだ。奇特な人物が現れることを期待してやまない。クラファンとかあったらささやかながら協力するしね!
2024年11月08日
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西田敏行追悼でBSで放送された「植村直己物語」'86を録画視聴。「釣りバカ日誌」'88〜シリーズに先立つ西田の映画の代表作の1本であるし、ある意味、「釣りバカ」の原型とも言える作品だった。この映画では、植村という人が社会に適応出来ないキャラクターとして描かれている。彼の冒険、探検は、まさに自身がやりたいからやったということで、何か社会的意義がどうこうとは無関係。後になって自然と人間が対峙することの意味合いがついてくるとしても。そんな彼でも孤独には耐え難く、伴侶を得る。しかし、その伴侶は常に側にいなくてもよく、彼の心の中に存在していればよいのだ。従って、結婚した後も、妻と家庭は放ったらかしにして、また次の冒険へと乗り出す。妻としてはたまったものではない。常に一人で、危険を冒している夫を心配し続けなくてはなら図、挙句の果てに流産もしてしまう。倍賞千恵子扮する妻が、そんな葛藤を演じる。この映画のもう一つの側面だ。登山から、その冒険キャリアをスタートさせた植村だが、登山隊が組まれ組織としての行動には不自由さを感じるようになる。だから、以後はひたすら単独行動を取るようになる。植村の功績として、“初の単独登頂”といった記述が目立つのも、そういう理由だったのだ。この存在感、それに常識はずれの図々しさは、まさに、「釣りバカ」のハマちゃんそのものではないか。会社の中では役立たないけれど、彼のような存在は社会の潤いとなる。植村の冒険も、そういう社会的意義があったと言えようか。或いは、この映画を見て、山田洋次が西田を「釣りバカ」の主役にと思い立ったのかも知れない。何たってさくらさんも出ているわけだし。植村夫人が、夫の消息が絶たれた後の記者会見は報道で目にしたことがある。“だらしない”と評した、その会見に少し驚かされたけれど、その模様も映画で再現されている。西田は勿論だけど、姉さん女房(実際は不明)を演じた倍賞の演技も印象に残った。一時期、この手の過酷な撮影を一手に引き受けていた佐藤純彌の監督作。この後、「敦煌」、「おろしや国酔夢譚」でも西田と組んだ。「敦煌」(未見)も放送されたけど、そちらは録画しなかった。ともあれ、親しみやすく華のある演技派だった西田に、改めて合掌。
2024年11月07日
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これもあんまり書きたかないのだけど、アメリカ大統領選挙。まさかまさかのドナルド・トランプ再選、絶句しかないでしょ。レイピストでレイシスト、移民がペットを食ってるなんて与太を実しやかにぶち上げるような人物が大統領になっちまうのだと。大体、ワシントン議会襲撃事件の煽動者で、警官4人を自殺に追い込んでいる間接的殺人者でもある。犯罪者にして民主主義の破壊者だ。大統領になることで、それらがみんなチャラ?全く信じ難い状況だ。最早、アメリカは常識が通じない世界になっているかのようだ。トランプの治世下でモラルの崩壊は更に進むことだろう。日本でアベの治世の8年間で、日本の常識やモラルが徹底的に破壊されたのと同様に。子供たちや教育に及ぼす影響も大きいだろう。人々の心はますます荒んでいきそうだ。外交面での影響も大きい。プーチンとも仲良しのトランプ故、ウクライナへの支援は打ち切られ敗戦に追い込まれるかも知れない。イスラエル支持の傾向はますます強くなり、ガザの状況も更なる悪化が見込まれる。日本に対しても、これまで以上に節操なく金を出すことを要求してくるだろう。日本の米軍基地への日本政府の負担も増やすよう言ってきそうだ。沖縄の基地負担が減るような可能性は全く無位だろうし、日米地位協定の改訂なんて望むべくもない。先の選挙で自民党は議席を減らしたけれど政権が変わったわけではない。ジャパニーズもバカだとは思うけど、単によくわかってないとかいうレベルのバカだと思うが、アメリカンのバカは、頭抜けた桁違いの盲信バカであることはよくわかった。そんなトランプ就任を喜ぶ日本のバカもいる。僕に言わせれば、積極的自民党支持者や人種差別主義者、沖縄をディスるネトウヨらはトランプと同類だ。今まさに彼らの時代がやってきたのだ、しばらくは我が世の春を謳歌すればよろしい。日本だけではない、バカが蔓延するのはアメリカも含めた世界的潮流のようだ。コントロール不能の漂流する世界と化していくのだろうか。突然、話変わって、楳図かずおの初期の恐怖漫画は、あまりにおっかなくて読めなかったけれど、後年の代表作には親しんだ。自由そのもののキャラクターだった本人、そんな自由はこれからどのくらい維持されるだろうか。合掌。
2024年11月06日
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終わったと告げられていたNHK「ブラタモリ」だけど、徐に8ヶ月ぶりの復活。てか、レギュラー放送終わらせたとしても、終了を宣言することはなく、こういう不定期放送をやればいいじゃないって思っていたけど、そういうことになった。三連休に三夜連続の放送、各45分、30分、30分、都合105分の放送をまとめて録画視聴。旅のお題は、“東海道“五十七次”の旅 ~行けばわかるさ 徳川の思惑~”。はあ、五十三次ならぬ五十七次というのもあったんだ。五十三次は京都・三条大橋で終わるが、五十七次の方は大阪で終わる。それは興味深いね。お供の、広島局の佐藤茉那アナウンサーは、高校生の時に鎌倉で「ブラタモリ」の撮影に遭遇したそうだ。そんなに続いていた番組だっけ?案内役は三夜続けて京都大学の山村亜希教授。54番目の宿場町は伏見。単に酒がうまいからここに設けられたわけではなく、豊臣秀吉が築いた伏見城と城下町を、そのまま“居抜き”で徳川家康が利用した形。57番目の守口も秀吉が築いた堤防を、そのまま東海道にしたと。家康、さすがに抜け目なく、リサイクルにも長けた人だったか。55番目の淀、56番目の枚方にも色々と家康の思惑がある宿場だった。今回はCGで当時の街並みを再現して見せたり、そこそこ予算も掛かっている印象だった。五十三次から別れて大阪に向かう五十七次は忘れられているけれども、西方の勢力が江戸に向かおうとするのを牽制する意味では重要であったと。旅の終わりは大阪城に向かう北浜辺りの高麗橋、三条大橋に比すると、些か地味だなあ。そりゃあ五十三次には敵わんか。信長、秀吉、家康がそれぞれ重視した石清水八幡宮は、京都全体が見渡せる場所でもあり、京都、強いては、江戸を守る場所として崇められたそう。いつか、弥次喜多よろしく五十三次を徒歩で旅してみたいななんて考えていたけれど、五十七次に逸れてみるってのも悪くないかな。ナレーターは草薙ではなく、歌手のあいみょん。西宮出身というが、やや違和感が。違和感といえば、オープニング、井上陽水ではなく小沢健二の歌が使われていたけど、これのイントロがポール・サイモンの“コール・ミー・アル”まんま。あれって訴えられないのかな?陽水も実はパクリで有名な人だから、その路線を受け継いだってことかな?何はともあれ、番組そのものは面白かった。不定期復活で全然いいともってか。
2024年11月05日
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何だか虫に食われてるんだよな、体のあちこち、何気に痒いんだよ。沖縄、まだ暑いから蚊かと思ったら、なかなか消えない。雨降ったからダニかと思いきや、これってノミ?季節外れだけど。思い当たるのは・・・猫が生きていた時は野良猫には一切触らなかった。野良から病気やノミを伝染されて、それがうちの猫に伝染ったら、それを考えると、かわいいな、触りたいなと思っても手が引けた。しかし、うちの猫がいなくなってしまった後、日々、見かける猫に触ってしまうことも、たまに時々。出勤の通り道とかに毎日見かける猫がかわいくて。野良歴も長そうで、人馴れもしているし、つい。で、伝染されちゃったかな?或いは、階下のおばあの猫、弟のダラーはもういないが、姉のみーみーは健在。警戒心が強くて懐かない猫なのだけど、好奇心は旺盛で、嫌ってるはずの?僕の部屋も、たまに覗きに来たりする。先日もドアの隙間から覗き込んでる様子が見えたし、いつぞやは、いつの間にか台所をうろうろしていたことも。ノミの運び手はみーみーか?みーみーだったら何だけど、とりあえず、やっぱり、野良に触ってはいけなさそうだ。その死から1年半以上が経過し、猫の面影は遠ざかるばかり。でも、嫉妬してる?こちらも浮気せずに、まだまだ自分と共に過ごした猫のことを忘れないようにしないと。戒めなのかな?また、月命日には何かお供えをしないといけないにゃあ・・・
2024年11月04日
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首里城復興祭と名付けられているまつり、首里城まつりだね。今回は、首里での古式行列が見られない(キングス戦優先)ので、昨日の国際通りでの琉球王朝絵巻行列を見ようかなと思っていたのだけど、なかなか始まらず、結局スルーしてしまった。まあ、そもそも国際通りでのイベントは好きじゃないから(爆)。で、今日が首里での開催なのだけど、古式行列は見てない。向かったのは夕方、昨年も書いたと思うけど、首里城まつりの真の見ものは、古式行列以上に、その後に開催される旗頭ガーエーだと僕は思ってる。まあ、昨年で見納めのつもりだったけど、これは、やっぱり行くよね。ワタミに買われてしまったから、買うのはこれが最後?サブウェイと缶ビール買って首里中学校へ。集まってるのは、多少、観光客もいるかも知れないけれど、ほぼジモティだろう。18時開始のはずだけど、なかなか始まらず、缶ビール1本飲み干して、サンドイッチも食べてしまった。半過ぎにようやく開始。まずは、子供の旗頭から。今回は最初からブルーシートが敷かれていて、獅子舞も始まる。以前に噛まれたことがあるらしいわらばーが、獅子嫌い!と獅子が出てくる前から泣いている(笑)。ビビリの大人になるんだろうな。獅子は末吉町、それに先日見た汀良の獅子舞も。末吉の獅子は、より、マッチョというか、がしがし動き回る印象だ。両代表の演舞が終わって空手演舞が始まったところで、酒買い出しに行ったけど・・・混み込みのコンビニのせいで遅れて、もう旗頭演舞が始まっているではないか。よく見られるように、眺められる場所に移動するが、その合間に、また獅子舞やってる!末吉と汀良とは別の団体、あれはどこだったのか?ちょっと式次第を把握して見るべきだったと後悔。去年ともちょっと違う感じだし。再び獅子舞が始まったのだけど、何と、三頭が揃い踏み!以前こんな趣向ってあったかな?首里を代表する獅子が三頭、まさに面つき合わせての競演演舞、これはすごいね、驚いた。旗頭によるクライマックスは、もうとっくに20時を過ぎたあたりから。まずは、首里を代表する瑞雲の旗頭が演舞し、そこから各団体が参入してくる。そうか、会場である校内の電灯を一旦消して、13団体が揃い踏みで演舞開始。灯りのない状態で、各団体がしのぎを削る。そして、灯りが点いての勢ぞろい。何度か見ているわけだけど、この高揚、この興奮。これは、日本一素晴らしい祭りかも知れないと思えた。エイサー大会の高揚も勿論だけど、旗頭も、やはり素晴らしい。改めて、首里城まつりの真の見ものは、これなのだと確信した。終了、21時近かった。本当に思い残すことないというか、いや、このまつりは、またいつか見たいかもな。地元のまつりの伝統、末長く続いていってほしい。
2024年11月03日
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今年3月に劇場で観た「ゴジラ-1.0」、モノクロ版も劇場で公開されたことは知っていたけど、今日は地上波日テレでオリジナル、BSの方でモノクロ版が放送されるということで、BSの方を(大体、沖縄では日テレは見られない)視聴。「ゴジラ-1.0/C」見てみたかったからね。今、高峰秀子生誕100周年でも上映されている「カルメン故郷に帰る」、日本初のカラー映画として知られるわけだけど、実はカラー撮影がまだ未知数だったので、別撮りで予備のモノクロ版も撮られていて、それが、すごく映像的に優れているという話を聞いていた。上映されたこともあるようだけど、僕は見る機会を得ていない。こっちのモノクロ版はカラー撮影版から色を抜いたそうで、デジタル時代の現代ならではの趣向。ただ、単に色を抜いただけではなく、モノクロ映画としての調整も加えられているそう。これはオリジナル「ゴジラ」1作目へのトリビュートの意味合いのようで、本来のおっかないゴジラを描いた「-1.0」の趣旨に沿ったものというわけだ。テレビ画面だと、その陰影の程は、正直わかりにくいというか、見えづらい場面もある。でも、戦争で破壊された東京の様子などは、カラー版以上のリアリティが感じられる。この映画は、ドラマ部分の方も結構しっかり描かれていたので、ゴジラが登場する特撮部分以上に、戦後風景の再現に、モノクロ映像がよりふさわしかったという印象だ。ゴジラの襲撃があった後、雨が降り注ぐが、これがモノクロだと当然だけども黒い雨。放射能の怪物であるゴジラらしく、放射能雨の如し。ゴジラと戦った元海軍兵士たちは、戦後に被曝被害と戦うことになったのかも、なんていう想像も出来る。ただまあ民放BS放送なのでCMが入るのが何とも。ゴジラが放射能火炎を発した後に、夢グループのCMが入るんだから。これは局側の問題以上に、こういうロール分けをしたスタッフ側の無神経によるところかな。とりわけ、1時間経過以降に、やたらCMが入るのが、実にうざったい。録画で見ておくのが正解だったかな。とまれ、見応えのある1作には違いない。終盤、ゴジラ討伐作戦に従事する吉岡秀隆の表情に、ちょっと狂気が感じられたのも、モノクロ版ならではか。最後に、やっぱり蘇生するゴジラがチラリと映ったけど、どうやら山崎貴監督で、続編が製作されるようだ。ちょっと期待してもいいかもな。
2024年11月02日
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今日の報道で知ったけど、今年はコザ、沖縄市の市政50周年の記念日だそうな。コザ市と美里村が合併して沖縄市になったのが1974年4月1日。理由は知らんけど、7ヶ月遅れの今日、先週行ったばかりの沖縄アリーナで記念式典が行われたそう。市の発展の功労者の表彰で、沖縄県ロック協会事務局長の喜屋武幸雄も舞台に上がってコメントしていた。おいおい・・・那覇市の市政100周年は3年前で、結構色々行われた印象だけど、沖縄市の方は、コザにさんざ行ってる自分でも意識してなかった。後から見たら、今年のピースフルとかも市政50周年の冠はついていたのだ。記念行事として挙げられているものは大方終わってるのだけど、今日の式典は祝賀会とかもあったそうで、まあ、エイサー演舞とか、ひょっとして紫のライヴなんかもあったのかも?さて、昨年以上に沖縄暮らしのラスト・ストレッチを意識する今日この頃、那覇に住んで11年目だけど、旅行者時代から、沖縄といえば那覇よりも沖縄市、いや、コザであった。那覇には未だに行きつけの店ってないのだけど、コザにはある。ライヴだキングスだと何かと理由をつけてはコザに泊まりに行くのは変わらない。2、3ヶ月おきではあるのだけど。コザに住むことも考えたけれども、仕事だとか空港への足とか考えると、今ひとつ踏み切れなかった。沖縄県で人口では第二の都市には違いないのだけど、やはり、那覇との差は大きい。何せ、県内でも所得の水準は下から4番目?マジか。先月の奥武山公園での紫のライヴは、これまでコザで見てきた紫のどのライヴよりも盛り上がっていた。他のミュージシャンの話でも、コザで演るのと那覇で演るのでは違うし、物販とかの売り上げも那覇なら売れるという。コザ、熱い場所のように思えるけど、実情は厳しいのだ。この中央と地方の格差はどの地域でもある話だ。とはいえ、やっぱり、自分の沖縄での滞在は、那覇以上にコザに思い入れがある。住んでみたら、これはまた印象は違うかも知れないけれども、沖縄を離れた後、思い出すのは那覇以上にコザかも知れない。移り住んだ後、沖縄を再訪する際も、那覇よりもコザの方に向かってしまいそうだ。沖縄にいる間に、あと何回コザに行けるだろう。とりあえず、キングス戦観戦と、行きつけの店の30周年!記念祝いのある12月7日には行く予定だ。キングス戦は、来年もう2試合、加えて、あと何かで、都合4回くらいは行けるかな?カウントダウンが始まってるのかどうか・・・
2024年11月01日
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ハロウィーンだね。オヤジ世代はハロウィーンの何がハッピーなのかよくわからないけど、今日日は、もうクリスマスを凌ぐイベントになっているよう。自分の職場は某外資の超大手企業の仕事を請け負っている関係か、何ちゃって外資気取りなので、ハロウィーンの日は仮装して仕事なんてのが定着している。自分はやったことがないけど、入って早々がこの日で、向かいの席にウォーリー(あのピエロみたいの)が二人いてギョッとしたものだった。今年は目立った人は賞金まで得られるらしいけど、幸い?在宅勤務の日なので関係なしだ。毎年大騒ぎになる渋谷では、商店街というよりは公安主導なのか、迷惑だってことで自粛が掲げられている。何か民衆弾圧の予備訓練みたいな感じだけど、今日日の若者、すんなり言うこと聞いて自粛するのか、それともぶちかますのか。いずれにせよ、今の日本らしい状況には違いない。ハロウィーンに思い入れのない自分にしてもれば、むしろ、インド、ヒンドゥー教のお祝いディワーリーの方が興味深い。この時期にインドを旅した時にディワーリーの日に遭遇したと思うけど、その時は屋台のサトウキビジュースに当たって下痢で死にそうになって宿で突っ伏していた。意識が朦朧とする中、外では狂ったように爆竹が鳴らされ戦時下みたいな喧騒だったと記憶する。思えば貴重な機会を逃してしまってるよな。しかし、あれ、どこの街に滞在してた時だったろう?沖縄では、何よりも5年前、首里城正殿が焼失した日だ。復興作業は着々と進んでいるようで、2026年に完成予定とのことだ。多分その頃には、もう沖縄にはいないと思うし、或いは、日本にも?でも、再建された首里城を見る時がいつかあるかどうか、まあ、何度も再建されている首里城故に、実はそれほど思い入れはないのだけど。あの燃えてしまった日の衝撃の方が、むしろいつまでも記憶に残りそうな気がする。再建される頃に沖縄はの諸々の状況は今よりも少しでも良くなっているだろうか?結局、今日がハッピーな日なのか、そうでないのか、正直、よくわからない。とにかく、10月はのっけから色々外すことが多かったので、さっさと終わってもらって、来月は少し運気も上昇して欲しいものだ。
2024年10月31日
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今日も琉球ゴールデンキングスの試合があったのだけど、何と、マカオ遠征。土曜に試合を見たばっかりのチームが、海外に行っているというのは不思議な感じがする。対戦相手は、マカオ・ブラックベアーズ。と言っても、マカオにバスケットボールのリーグがあるわけではなく、同チームは、この東アジアスーパーリーグEASLでのみ試合を行うという。急造チームってこと?因みに広島ドラゴンフライズと対戦している香港のチームも同様。香港マカオでバスケは、そう盛んではなさそうだし。でも、マカオの試合会場、結構、人が入っていて、ベアーズを応援するマカオ人も結構いる。ここらの事情が今一つよくわからないのだけど、まあ、単にノリがいいのかな。どう見てもチームの完成度的にキングスの方が上のはずなのに、ベアーズは意外に強い。個々の選手の力量が高いみたいで個人で突破してくることが多い。相当な接戦の末、どうにかキングスが勝利したけど、タイ人、インド人によるジャッジの判定も、かなり怪しく、よくまあハードスケジュールの中、勝てたもんだと改めて感心した。しかし、マカオで黒熊ってどういう由来なの?と書いてきたけど、スポーツネタではありません。マカオですよ、以前、最後に香港に行ったのは14年前だったと書いたけど、その時は、香港というよりは主にマカオの旅だったのだ。但し、その時は折が悪かったか良かったか、マカオグランプリが行われている時で、市内でレースが行われているもんで、行動範囲が限られたし、公共交通も制限があった。一応、観光地はまわった印象だけど、マカオつっても、例のカジノ周辺にとどまり、タイパとかコタイとかには行けてなかったと思う。2泊程度だったかと思うけど、宿も確か、あれ、何だっけな?映画の舞台になったってことで予約した宿が、かなりボロで、夜の寒さで凍えそうになったのを覚えている。もっとまともなマカオ旅ってする必要あるよなと。来年3月、まあ4日程度だけど休みを取って、どっか海外にと思ってる。例によって、沖縄からの直行便で。本当はバンコクに行くべきなのだけど、香港なら、今安いんだよね、3万円以下。でも、香港再訪はもういいかなって思っていて、でも、なら、マカオはどうかなって思えてきたのだ。香港は1泊程度ですぐにマカオへと。物価は変わらんだろうし、ちょっと日にちも短いけれども、うん、マカオ、もう少しまともに旅しておくのも悪くないかな。因みに、僕のツイッター(X)のアイコンって、このマカオのテーマパークの入場門の画像なのだ。そのテーマパークって何だっけな?今もあるのかどうか。そんなわけで、表題となるわけであります。旅程はこれから考える。しかし、それよりも何よりも、バンコク旅から、もう2ヶ月経って、早いとこタイ・ヴィザ取得に動かねばならないのだけど、何もやってない。そっちこそが優先でしょうにってねえ。しかし、バンコクの旅費、下がらないかなあ、エアアジアのセール頼りか・・・
2024年10月30日
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勤務先同僚の人、ダブルワークですかいらーく系(レストラン勤務ではない)のとこでも仕事してるそうだ。で、社員用優待券をいつも持っていて、前にももらったことがあるのだけど、1枚で25%引きになるお得なもの。ガストは職場から徒歩圏内なので、たまにランチに行くのだけど、ランチ600円(以前はワンコインだった)でそれを使っても何なので、先月、それ使ってガストで一人飲みした。案外いんんだよね。ガストは注文はタッチパネル、配膳もロボットで精算もセルフ、店員はお片付けに来るくらい。これが割と気楽で悪くない、安い注文でも気兼ねないしね。飲みの時は、ビール飲んで、おつまみのカキフライとほうれん草バター炒め頼み、更にグラスワインに和風パスタのハーフ頼んで、これで1500円程度のところ、更に優待使って割引。すっかり、ガスト好きになってしまった。で、そのことを同僚に話したら、今月の割引券をまとめて頂戴した。いや、別に催促したつもりはないのだけど(汗)。全然使ってないからと、5、6枚もらっちゃったけど、この時期にこんなにもらったら、毎日ガストに行かなきゃいけないかな(苦笑)。まあ、とにかく、昼飯に行く。いつもの日替わりランチではなく、少しいいもの、カキフライ御膳1000円程度のものを頼んで、割引で750円弱。満腹ですわ。生憎、今週は台風襲来で雨予報。しかし、今日は朝は降ってなかったので、賭けで自転車で部屋を出る。帰りはPC持ち帰らないと行けないのだけどね、明日明後日在宅勤務なので。で、昼も降ってなかったのでガストへ。今度はかきから丼を注文、カキフライと唐揚げがのったどんぶり、カロリー高いし、量も多いから眠くなるかね〜(ま、何とか乗り切った)。そして、夜、なぜ、自転車にしたかというと、古島方面にすかいらーく系列店のトマト&オニオンってのがあるそうで。やっぱ、ガストばっかじゃね、トマオニはハンバーグ系の店みたい。ガストよりも小じんまりしている。早めの18時半に行ったのでテーブルは好きなところに座れた。すかいらーく系は、生憎、生ビールはスーパードライなので、ここはキリンラガーの瓶ビールを注文。まずはガーリックトーストを頼んで、スマホ見ながらつまむ。後からチラホラ入ってくる客、孫とおばあとか、仕事終わりのカップルとか、いかにもここで一息という皆さん。鉄板のハンバーグやパスタに舌鼓を打っている。ハロウィーンの前日ってことだけど、何となく皆さん、幸せそうな雰囲気が漂う。店内BGMがひたすら初期ビートルズなのもいいね。して、こちらのメインはステーキサラダ。1400円くらいながら、肉は小さめでレタスとかが多いけど、これはこれでいい。追加でワインを頼むとミニボトルで供された、赤ながらキンキンに冷えてはいたけど。因みに、この店はタッチパネル注文だけど、配膳は店員さんだ。あのガストの猫型?ロボットも嫌いじゃないんだけどね。お代は締めて2792円のところ、割引で2094円に。いやあ、今週は割と栄養摂ってるかも(笑)。一方、割引になってるとはいえ、昼飯代使ってるよな。いつもは500円内死守って感じだけど。ファミレス、何か結構、お客さんがみな幸福そうで、雰囲気が嫌いじゃないな。一人客でものんびりゆったりできるし。まつりもそうだけど、僕は自分一人でも、周りが幸せそうなら、それでいいのだ。それで僕もまた幸福感を味わえる。ちょっと、ハッピー・ハロウィーンって気分になったもんな。なので、また、行こうかな、ファミレス。さりげなく、同僚に割引券ねだっちゃうかもな(笑笑)。
2024年10月29日
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本当は選挙のことなんぞ書きたかないのだけど、今日は他にネタがないもんだから(爆)。沖縄の選挙区は、4区とも出口調査ではオール沖縄系の候補が当選見込みであった。しかし、何せ、腐り切っても自民党は組織票で来るから、油断はならない。沖縄1区は、れいわ新選組が突如対抗候補を立ててきて、非難轟々となった。ただでさえ、國場組のバカ息子への企業の強制票があるから。さすがに山本太郎はこれを撤回。一瞬、コクバカは喜んだろうけど。結果は、やはり、共産党・赤嶺政賢が議席を守った。この人は実績は充分で、本当によく尽くしてくれているとは思うけど、年齢的(76歳)に後継を育てるべき。コクバカの票は下地幹雄のお陰で割れている感じだ。その意味ではミキオの立候補も無駄ではなかった。これで政界から足を洗うらしいから、オレンジクジラもぐぶりーさびら。例によって、コクバカが比例復活だけど。沖縄二区、早々と、社民党・新垣邦男の当確が出た。ツラだけはでかい自民党の宮崎政久はこれまた比例でゾンビ復活。コクバカも奴も裏金議員で、比例に名を連ねるべきではなかったのではないか?沖縄三区、屋良朝博は、かなり島尻安伊子に迫ったけど、今ひとつ及ばず。島尻がウチナーンチュだと勘違いしてる人多いんじゃない?奴は仙台生まれのうちなー嫁に過ぎないんだぞ。ここは組織票優勢だよな。屋良は比例復活で当選。問題の沖縄四区、れいわが暴挙に出ようとしたのは、ここでの候補者調整の問題故だったらしい。そんなことしてるから、一番落とすべきだった西銘恒三郎を当選させてしまった。立憲民主の金城徹と、れいわの山川ひとしで票が割れた印象だ。しかし、2万票しか得ていない山川が比例で当選、何だかなあ。しかし、沖縄の予算を100億減らさせた男を、ウチナーンチュが選択してしまうという愚かさ。マスコミ報道が機能してないのかな、この沖縄ですら?選挙全体で見たら?それは誰かに任せるけど、野田が率いる立憲民主が伸びたのって、ちっとも喜べないし、裏金議員や統一教会べったりが当選してたり、何より国民民主が躍進というのがわけわからない。あの、玉木って奴は自民にすり寄って連立して大臣の座を得ようとしてるぞ、間違いなく。いずれいにしても、やっぱり、日本は未来のない国、早くマジで脱出することを考えないと・・・
2024年10月28日
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台風の影響はどうにか無く、恒例の第48回沖縄の産業まつりが奥武山公園で開催。結局、都合3日間行ったのをまとめて。画像は全然撮ってないけど。まずは25日、ちょうど在宅勤務の日だったので、仕事終わってすぐに自転車で会場へ。既に結構な人出だ。まずはオリオンビールのブースで生を1杯ゲット。ドラフトは400円、プレミアムは500円。ゆいレール壺川駅から橋を渡っての入場口のすぐにあるオキコのブースをチェックするが、ゼブラパンロングはまだなくて、うずまきパンの原木だけ、明日の朝かな。ハム系の肉メニューは後にするとして、芝生広場先のありんくりん市へ。目についたのは、しいたけの唐揚げとかくんぺんあんだぎー(何じゃそりゃ)とか。畜産組合の中味炒めが美味そうで(かつ400円)買ったけど、これ去年も買ったかな(笑)。しかし、そこそこ量があるし、肉ばっかりひたすらだと飽きる。なので、半分は持ち帰って野菜加えて食べることに。何か今日の食べ物は、もうこれでいいな(爆)。今度はオリオンのプレミアムを買って、しばしウロウロするが時間的に目ぼしいものは売り切れも出ている。割引が始まったブースで、何だっけなメンチカツを250円で買ってかじる。今晩はこれで。部屋に戻って中味炒めに玉ねぎ等を加えて、またオリオンビール。翌26日は、あまり時間がないのだけど10時の開場すぐに。そして、めでたくゼブラパンのロング700円也をゲット。もう、今日はこれでいいな(笑)。ゼブラパンは、いつも3等分にして食べるので、これ1本で6日分の朝食となります。さすがにこの時間から飲もうとは思わないし。昼飯用に南城市のブースで奥武島のフィッシュサンド300円を。これは去年も買ってるな。ちょっと小腹満たしに、しいたけ串かつ250円を一本。以上でコザ行きのため、そそくさと会場を後に。そして、最終日27日は、再び夕方に。武道館で運動して汗をかいてからのつもりが、今日は17時で閉まっていた。2週続けて運動なしかあ・・・とまれ、会場はこれまた賑わっている。ビールは今度はヘリオスのを。ホワイトエール片手に、またありんくりんエリアをまわる。大宜味村の廃鶏ものは既に売り切れ。他にも売り切れ目立つが、とりあえず、この晩の目的は酒買っておくことなので。しかし、南大東島のラム酒コルコル、去年まで1200円で売ってたはずが1500円になってるぞ、え〜。これなら酒屋で買っても同じだなとパス。一方、与那国島・崎元酒造の長命草酒も、100円上がって1500円、く〜、でも、これは1本買う。それぞれ来月の離島フェアで、また買い足すとする。ヘリオスのクラフトビール、今度は星空のポーターを買って、入場口付近に戻る。無難にオキハムのベーコンつまみ500円を買うが、これも結構量があって、少し食べると飽きる。これも持ち帰って野菜加えてだなあ。少し泡盛系も飲みたい。菊之露のアカリってのが飲みやすそうなので、ソーダ割で1杯300円。あとは東村のブースで、瓶詰めのあんだんすー(油味噌)350円を、これはおにぎり用。結局、金使ったような使ってないような。帰って、ベーコンに玉ねぎ、キャベツ加えて、また一杯。これで産業まつりも最後かな。いや、来年またキングス観戦と合わせて、この時期に沖縄に来るってのが理想かな?その時はもっと色々買いませう。
2024年10月27日
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沖縄アリーナでの琉球ゴールデンキングスのレギュラーシーズン初観戦はデイゲーム。対戦相手は、昨シーズン因縁の広島ドラゴンフライズだけど、今回はスポーツネタではありません。観戦後に、久々に、“秘湯”グリーンサウナに寄り、例によって民宿みどり荘にチェックインした後に、向かったのは、キャノンクラブ。多分、4年ぶりくらいではないか(日記の過去記事が見つけられてない)?まあ、昨日、二階堂ふみの番組で登場したからってこともある(前に訪ねたのもEテレの番組の放送直後だった)けど、先日の紫ライヴでの不在とか、いくつか宮永英一に聞いてみたいこともあったので。多分、お話してくれるだろうと。で、20時ちょいに店の扉を開けると、あれ、客いない?ウェルカム!と、前回同様、気さくに迎えてくれた宮永さん。昨日の番組で店の盛況の様子が映されていたので、人が来るようになったのかなと思いきや、あれは撮影用か・・・なので、早速、宮永さんが向かいに来てお話相手になってくれる。奥武山公園での紫ライヴの日は、福島は南相馬に行っていたそうだ。以前店を訪れた後のことなのか、さしもの宮永さんもコロナ感染して、かなり重症で隔離されて、どうにか回復したらしい。しばらく演奏活動が出来なかった合間に、一念発起して大型バイクの免許を取り、ハーレーダヴィッドソンに乗るようになったそう。既に、見た目はハーレーのライダーそのものだったけど(笑)本物のバイカーになって、バイク雑誌ヴァイブス主催のヴァイブスミーティングに参加したのだと。さすがにバイクで行ったわけではないけれど、年に一度数千台のバイクが集うイベントで、ライヴも披露。このキャノンクラブのハウスバンドであるコザBCバンドで演奏してきたそうな。雑誌にも、その様子は大きく取り上げられていた。あの、震災で有名になってしまった南相馬での開催というのはニクいね。そういうイベントがあることは耳にしたことがあった。なので、那覇でのライヴは、“もうちょっと早く言ってくれれば”ということだったそう。でも、あのライヴはとても盛り上がったから少し勿体無かったかも。あまり、そのことは言わなかったけど。ギターの下地行男は、バンドでも最年長者故、体調が厳しいらしい。心配だねえ。さて、客は僕と、常連さんらしい方一人という状態で、宮永さん律儀にライヴを開始する。かつて、ゲート通りで演奏していた際も、他のメンバーは遅れても宮永さんはきっちり時間を守っていたそうだ。連帯責任でギャラを減らされるのには納得いかなかったそうだが、そりゃそうだよね。コザBCバンドは、ベース白神浩三、ギター湧川和弘のトリオだが、この晩は宮永さんはヴォーカルに徹し、ドラム、リズムギターにサポートメンバーを加えた5人編成での演奏。前半は、ヴェトナム戦争時代の前期の曲ということで、クリーム、マウンテン等。パーポーやゼップリンだけではないのが宮永さんのソロのいいところ。先の南相馬のライヴでは、宮永さんたち以外はロカビリーみたいなバンドばかりで不満だったそうで、ハーレーならこれだろ!と“ボーン・トゥ・ビー・ワイルド”も。このところライヴ続きで喉の調子は今一つとのことだが、73歳にしてハイトーンのヴァーカルは健在だ。後半は、結構、出来上がったジモティらしき6人連れがやってきて、かっこうがついた感じ。ここでも、宮永さん、休憩長過ぎることなく、律儀に演奏を始める。ビールをお代わりして、おつまみのたこ焼きなどいただく。サンタナのナンバーから、ロッド版の“ピープル・ゲット・レディ”、それに、ジェームズ・ギャング等も。いや〜、この選曲、ジェットも大いに見習って欲しいな(苦笑)。今のコザロックの中では、このBCバンドが間違いなく一番好きだな。勿論、演奏クオリティも高い。ジモティの女性たちは、好き勝手に踊る踊る。さすがにコザだね、こういう晩も久々だ。終盤は、ウチナーグチ歌詞で沖縄テイストのハードロック、”琉球マジック”、そして、お店の人の踊り指導までついた“琉球三国志”で締め。宮永さんもキャリア長いから、インディ・レーベルから出している琉球ものあたりも、ちゃんと聞いてみたいところ。合間に、「恐竜・怪鳥の伝説」の主題歌の件も振ってみたけど、今となっては、あの頃は、あまり思い出したくない時代だったよう。レイジーとかと合わせてアイドル扱いされたそうで。23時前には終演となったが、今回は最後までおつきあいすることが出来た。宮永さんには、色々お話聞かせてもらった上に、ピースフルの写真集までいただいてしまったけど、撮影は、先月、てるりん祭でも会ったばかりの豊里友行氏、本当は買ってあげないといけないよね〜。ま、とにかく大いに楽しませてもらった。更に500マイルに行って、初のボトルを入れたりしたけど、驚きのニュースも。これは悩ましいところだぞ〜、その件はまたいずれ・・・
2024年10月26日
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BSで「二階堂ふみ/沖縄/ふるさとの島」という番組。60分枠で、これ、「朝いち」で数ヶ月前に放送されて好評だったもの(未見)の“本編”なのだろう。ナレーターは糸満出身で、今は東京局にいる池間昌人アナが担当。二階堂という人、那覇出身、15歳で沖縄を離れ、あまり帰っていない?数年前に「紅白歌合戦」の司会をやっていた程度にNHKとの繋がりはある人だが、朝ドラの、ヒロインではなく主人公の妻役とかだったらしい。映画では演技派的な役どころをこなしているようだけど、ほとんど観たことないんじゃないかな?とまれ、ウチナージラーではある。最初に訪ねたのは、大宜味村の笑味の店。ここ、店の前は通ったことがあったかも知れない。「ちむどんどん」で最後に出てきたのは、この店がモデルと思しい。長寿食の料理を出す店として海外からの観光客にも好評のようだけど、確か予約制で高値。沖縄の地方に伝わる伝統料理を、そんな風にありがたくいただくのはどんなものなのかなと、あまり行こうという気は起こらない。かつては、どの家でも作られていた家庭料理ということなのだろうけど。それが今となっては貴重ということか。でも、ヨモギを泡盛につけたヨモギ酒はいいね、グルーヴでも出してたやつだ。あれは、やってみようかなと。辺土名高校はすごいな、裏がすぐ山で、生徒たちがやんばるの生き物を本格的に研究しているのが頼もしい。この学校に入りたくて越してくる生徒もいるそうな。二階堂は動物いっぱい飼っているらしく、琉球犬だの島ヤギだのの扱いもお手のものだ。ヤンバルクイナの鳴き声って生で聞いたことあったかな?いきなし、コザに行く。キャンパスレコード、なんた浜にちょいと寄った後、訪ねたのは照屋政雄の三線教室。この人は本来、三線職人なのか。どうも、“ちょんちょんキジムナー”の件があるので山師っぽさを感じてしまうのだけど・・・そして、お、キャノンクラブへ行く。宮永英一がコザ暴動の複雑な思い出を語り、ドラム叩いてヴォーカルを取る。米兵たちのリクエストの多くは、意外にも反戦ソングだったという。”花のサンフランシスコ”をバックに沖縄の基地の現状もさらりと触れられる。最後は久高島へ。神様の島は、男が入れない場所だったり、ナイチャーは入っちゃいけなさそうな場所だったり、とにかく敷居が高かったので、あまりつぶさに見て回った覚えがない。沖縄生まれの二階堂が訪ねるのは、キャスティング的にはいい按配と言える。久高は土地所有の観念がなく、神様が分けてくれた土地として、畑は皆で耕すのだとか。一方、島の中央の舗装道路は女たちが作ったのだとか。男は海に漁へ出ていたためということだけど、やっぱり、沖縄は女の方が働き者だから・・・まあ、素直な作りで悪くはなかったと思う。「朝いち」では篠山輝信による沖縄探訪シリーズが終わった?っぽい代わりに、この辺なら、まあ無難に放送できるセンかなというところだろう。第二弾とかもあり得るのかな?
2024年10月25日
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以前にも書いたけど、オアシスの再結成の件、あまり洋楽に詳しくない同僚からも、“話題になってますけどどーなんですか?”と尋ねられたりしたが、まあ、昔はよく聞いたけれど、僕自身は再結成には感慨はない。当初は、イギリスとアイルランドだけだったけれど、ヨーロッパ・ツアーも、更に、アメリカ、カナダでも数ヶ所公演を行うことに。テレ部番組でもネタにもされて、アメリカですら多少話題になっているようだ。そうなると、当然、来日公演の話が?勿論、行く気ないけど。ただ、桜坂劇場でライヴ映画やってるのは観ようかと。オアシスのライヴ映画っていくつかあるけど、やってるのは「オアシス:ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10」ってやつで、「オアシス:ネブワース1996」とは別物だそう、どう違うのかはよくわからんけど。「オアシス:スーパーソニック」というドキュメンタリーもあり、あと、リアム・ギャラガー単独のもあったな。まあ、人気は根強いってことだろう。なわけで、結構張り切って劇場へ。一言、オアシスと言って会員証を出したが、“あの、特別料金でして2300円になります・・・”、え、そうなの?桜坂劇場、会員だといつでも1000円なんだけど、これは適用外。あ、そうだったの、じゃ、いいですと劇場を後にする(爆)。徒歩2分のとこだからいいけど、遠くから駆けつけたとかだったらガックリだあね。2300円だと沖縄なら、ちょっとしたライヴ見れるちゃうし。で、部屋に戻ったけど、何やかやオアシス気分が盛り上がっていたので、やっぱり、聴きたくなった。なので、久々に最初の3枚のアルバムを聴く、全曲ではないけど。すると、やっぱり、歌いたくなってくる(笑)。オアシスは何せ、皆が一緒に歌うバンドだったからね。ヘッドフォンで聴きながら、声は出さずに口パクで歌う。夜の一人オアシス・カラオケ大会。10曲くらいは歌ったかも。“ホワットエヴァー”でスタートして、最後は、当然、ノエル・ギャラガーがリードの“ドント・ルック・バック・イン・アンガー”で締めた。初期のリアムの、明らかにジョン・ライドン風の歌い方がイケてるね。曲はノエルでも、やっぱり、リアムのヴォーカルがあってこそという感じは改めてした。何のかんの言って、オアシス、好きなんじゃんって、そりゃあ好きでしたよ。でも、再結成には興味がないってことで。で、リアムの方はオアシスの活動を継続したいらしい。ふーん、どこまで続くかねえ。まあ、ツアーのライヴビューイングなんかもあるかも知れない。それが2300円くらいなら、観に行くかな?
2024年10月24日
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先週の土曜日にBS朝日で放送された、「自分流 知の探求者たち」(30分枠)という番組の86回目“活動弁士 澤登翠”を見る。澤登さんは、現在活躍する活動弁士の中では一番のベテランだろう。実際に活弁で映画が上映されていた時代も知っている、二代目松田春翠の愛弟子で、この道50年。活弁は、ちんどん屋さん同様、失われつつある伝統芸能ながら、実は思いのほか元気で、盛んでもある。活弁リサイタルというのを毎年行なっているそうだ。上映作品のフィルムも込みでマツダ映画社の主催なのだろう。海外での公演も積極的に行う。版妻などの日本の無声時代劇、チャップリン、ロイド等々。元々の台本はあったのだろうけど、オリジナルの手書き台本を持参し、行間にもびっしり情報が書き込まれている。その表現は、澤登さん自身が映画のみならず時代背景等をリサーチし、日本語として文学的、詩的な表現に磨き上げて語る。単純に台本を読んで演じるのみならず、相当な努力を重ねているのだった。かつて何度か仕事で関わったというか、お願いして活弁上映を行なってもらったことがあった。端正で上品な語りが印象的だったけれど、登場人物には感情移入し、意外なくらいの熱演も披露する。おそらく日本にしかないであろう、独自の話芸として、活弁はこれからも貴重な存在になっていくのではないか。後継者育成も怠らず、師匠たちの灯した火を守り続けている。御年お幾つかはハッキリとは存じていないのだけど、これからもますますお元気で活躍していただきたいと思う。
2024年10月23日
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何だか最近ショートメッセージにやたらスパムが届いている。多い時は一日10通近く。その内容は厚労省がどうこうとか、当選しましたとかいったものだけど、何で急に届くようになったのか?すぐにスパム報告してブロックするわけだけど、ドメイン変えて同じようなのが続々届き続ける。一体、何が?思い当たったのは、親の病院にインフルエンザ予防接種の予診表を送付した件だ。病院から連絡があって空の封筒が届いたと。あれ?入れ忘れたか。しかし、控えはあったので確かに同封して入れたはずだ。何となく糊付けが甘かったかも知れない。書類が流出した可能性が・・・名義は親だけど電話番号は自分のを記入した。もう、親は電話持ってないので。そうか、しかし、封筒から書類が漏れ落ちたとして、入手出来るのは郵便局員しかいないんじゃないの?つまり、郵便局員が個人情報を流出させて、結果、スパムに繋がっている?封筒を出すべくコンビニに切手を買いに行ったけど、値上げされた直後で110円!もした。どひゃーって金額だ。封筒出す度にペットボトルの水が1本買える金額を出すのか。それが無駄になったんだからシャクったりゃありゃしない。病院に連絡したら用紙を再送すると、今度は、ちゃんと切手付き封筒を同封してくれると。そりゃ助かる。以前は、この手の返送ものは、切手付封筒が同封されているのが当たり前だった。しかし、値上げされて以降は、それがなくなってきている印象だ。そりゃあ、110円じゃあ負担大きいし。勿論、郵便物そのもの減少傾向も原因ではあるけれど、やたら届くまで日数がかかるようになったり、郵便サービスの質の劣化は明らかだ。郵政が民営化されて良くなったことは何一つない。局員の負担も増え、ブラックまがいの話も耳にする。もしも情報を流出させたのが局員だったとしたら、その背景に現在の郵政を取り巻く事情もあるだろう。郵政民営化主張のバカの一つ覚えで首相になった、あのライオンヘアのお調子者が、何だかでしゃしゃり出てくる度に腹が立つ。勿論、そのバカ息子については言うまでもない。日本をダメにした張本人とその息子がしゃあしゃあと生き永らえているのは本当にムカつく。話はそれたけれど、とにかく、日々届くスパムがうざい。で、病院からの再送の書類はまだ届かない。沖縄への郵便、やたら日にちがかかるようになってるんだよ、クソ!
2024年10月22日
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先週末、BリーグのBプレミアとやらが発表された。Bリーグが定める条件を満たしたチームがB1所属として残れるということで、観客動員数やら会場のキャパ等が条件になっていた。その点、我らが琉球ゴールデンキングスはいの一番くらいに条件を満たし、プレミア参入は余裕で決定。22チームにプレミア参入の許可が出たものの、まだ大阪他数チームが、第四次?の選定に臨むのだとか。まあ、リーグ、チームの安定には必要なのかも知れないけれども、どうもリーグの上から目線というか、そりゃあリーグ運営母体のお達しだから守らねばならないのだろうけど、真にファンのことを考えた配慮、システムなのかどうか、些か疑問を感じないではない。まあ、日本のバスケットボールは上り調子ではあるから、色々体制を整えるという意味合いはあるのだろうが。もう一つバスケ関連の大きなニュースが。NBA挑戦の、河村勇輝がメンフィス・グリズリーズとの2ウェイ契約を締結と。2ウェイって渡邊雄太も結んでいたことがあったから、これでつまり、日本人NBAプレーヤーの4人目が誕生ってこと?田臥勇太、八村塁、渡邉、そして、河村か。河村はBリーグ振興のために持ち上げられすぎている印象があったし、あくまでキングスブースター目線からすればライバルではあったので、さほど応援していたわけではない。でも、NBAプレーヤーになるとなれば、これは素直におめでたいと言うよりない。正直、河村のあの身長でNBAは無理だろうと思っていた。富樫勇樹とかにしろ、サイズは決定的、致命的だろうと。しかし、河村の技術はそれを超えるものだったということか。渡邊が抜けたNBAだけど、これはまた観戦熱が再度盛り上がることは必至。そうなると、また独占配信の楽天がつけあがることが目に見えている。昨季からは高い年間契約しか受け付けないみたいなことになって、最早、NBAのシーズン観戦は諦めた。今季もそうなるのだろうな。どのくらい実際活躍出来るのかは未知数だけど、報道等で河村がどのくらいやれるのかを確認するしかなさそうだ。Bリーグの方は、何気に強いかと思われたキングスが、やや不安定。今週末は、広島との対戦で、今季初生観戦に赴くのだけど、リヴェンジなるか?今季、調子のよくない広島に負けじゃけえ、は勘弁してほしい。
2024年10月21日
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昨晩、22時頃にアパートに戻ったら、階段が水浸しだ。あれ、雨降ったの?と思ったけど、那覇に戻る途中でも雨が降った様子はなかった。部屋は4階なのだけど、水の出どころを確認すべく屋上に上がろうとすると。ザーザー雨ってか、水が降り注ぐ。傘を差して上がると、何と設られた水タンクの水道管に穴が空いているようで、そこから水がブシャーと噴き出している。うわー、これは大変と、とりあえず3階のおばーに電話したが、寝ていたらしく気づいていなかった、すみません。で、2階のバーに行って姉御に“大変だよ”というも、こちらも気づいてなかった。3階の住人も然り。これ、お巡り呼んでもどうしようもなさそうだから、不動産屋が出てくる月曜までこの状態が続く?一応、隣の人が水道局等に連絡はしたそうだ。幸か不幸か、部屋の室内には雨漏りとかはなく、とにかく廊下や通路が水浸しの状態だ。ザーザーだのポツポツだのという音で目覚めた翌朝、さて、いつもの週末の運動に出かけるかと自転車でと思いきや、はれ、後輪がパンク?何でやねん。単に空気が抜けたのかなと空気を入れようと四苦八苦するも果たせず。日曜だから安里の自転車屋も開いてないだろうけと、一応、自転車転がして行ってみるが、やはり、休み。あそこは平日も閉まるのが早くて、明日行ったとしても本日終了と言われる可能性大。まあ、来週土曜日でもいいけれど、今日、自転車使いたいからなあ。で、日曜も開いているらしい前島の自転車屋まで転がしていく。折しも、国際通りは観光客向けのエイサーイベントが行われていて突っ切ることが出来ない。大回りして前島まで行くが、自転車屋が開くのは13時?しょーがないから昼飯を食べて時間を潰す。13時過ぎたので行ってみるが、修理を行う店舗は別だと言われる。そこは昼前から営業していたのだった。安里もそうなのだけど、ここいらの自転車屋の主人はヤケに職人気質というか、無愛想で有無を言わせぬ感じだったりする。もうタイヤがダメなのでチューブ共々交換で、6500円かかると言われる。あきさみよー、まあ3ヶ月前に安里の自転車屋でパンク修理してもらった際も、タイヤ替えるべきと言われてはいたのだけど・・・2時間以内には終わるだろうと言われ、はあ、2時間?で、一旦、部屋に戻る。キングスの試合を見た後に行くかと思うが、程なく13時半くらいに終わったと連絡がくる。とりあえず、試合見終わってからと、17時くらいに行きますと。何か先方タカビーなんだよな、沖縄では自転車屋さんはきっとエライんだろう。これでもう、今日は運動は行けないことに決定。自転車を引き取って、どうにか買い物には行けた。しかし、今日はこれで終わりだ。アパートに戻れば、相変わらず階段は水浸し。更に、夕方になって雨が本格的に降ってきて、布団はかろうじて上げたけれど、干したまんまのタオルケットやゴザはずぶ濡れ。そして、朝干した洗濯物も。いやいや、何て日だ。時々あるサイテーサイアクの1日だね。昨日はまさかの敗戦だったキングスが、本来の実力で大勝したというくらい。洗濯物等は、もう乾くまで明日の夕方まで干しておくしかない。そんなこんなでなーんにも出来なかった。自転車転がしまくって無為な時間を過ごしたばかり。どうも今月は、色々、調子が良くないね。早いとこ終わって来月を迎えたいけれど、来月もまた・・・
2024年10月20日
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沖縄のジャズシンガー、与瀬山澄子の歌を一度聞いてみたい、前々から、そう思っていた。安里にスーパーのサンエーがあった頃には買い物姿を見かけたりもした。近所に拠点である店インタリュードがあったから。店は今もあるけれど、開店休業状態。3年前だったか、ピアノを弾いていた香村英史が亡くなってしまった影響もあったかも知れない。香村がやっていたライヴハウス、カムズハウスは、僕の住んでるアパートを管理している不動産屋の入ってるビルの中にあり、そちらも行ってみたいなとは思っているのだけど。とまれ、与瀬山は、5月にも那覇のホテルでの公演を行ったのだけど、些かチャージが高かった。昨年、南城市でジャズイン南城に出演したことは、後で報道で知り、ひょっとして今年も?と思いきや、まさしく出演が発表された。南城市シュガーホールでのジャズイン南城は今年で18回目だそうだ。チケットは3500円ということで、これは行かないでか。しかし、問題は足だ。シュガーホールは行きはバスで行けたとして、終演時間であろう21時台には、もうバスがない。沖縄あるあるで、最悪、自転車で行く(以前通ったことはある)ことも考えたけれど、やはり、与瀬山の歌を前々から聞きたいと言っていた、同僚のOさんを誘ったところ快諾、車で送ってもらえることになった。部屋の近くでピックしてもらい、コストコ渋滞に巻き込まれないように?早めに出発。シュガーホールは、その名の通り、サトウキビ畑に囲まれた中で忽然と現れる。しかも裏手はすぐ海というロケーションだ。演奏会場としては、中庭である、つきしろ広場の野外ステージにて。芝生エリアとコンクリの階段のエリア、芝生手前くらいに陣取る。観客は2、300人といったところかな?飲食は会場でのつもりだったけれど、これは失敗。ビールは首里のクラフトの1本750円というバカ高い缶ビール!しかなく、ワインやら軽食を売っている露店は要領が悪く、注文にありつけそうもない(これも沖縄あるある)、屋台のタコライスは900円とこれまた高く、結局、バカ高缶ビール2本とそこで売ってたナッツ2袋のみで21時まで凌ぐ羽目に。あそこに行く際は飲食物は持参が正解です、何も言われません。さて、肝心の演奏、18時開演で、まずは若狭にあるライブイン寓話のメンバーの演奏。昨年も嘉手納ロータリーでのジャズナイトに出ていて、その際は女性ヴォーカルもいたけど、今回は、サックス、ピアノ、ベース、ドラムの4人によるインスト演奏。ドロン追悼か、「太陽がいっぱい」のテーマ等を、各人がソロを披露し合うお約束のジャズ演奏で。メンバー多めの編成はメインステージで、そして、次はその手前に設けられたサブステージでトリオによる演奏だ。ここは、ほぼ生音が聴ける環境とのこと。司会や紹介もなしで、メンバーがステージに現れると、徐に演奏が始まる。このイベントのキュレーターらしい中村亮のドラム、有田康信のアルトサックス、高尾英樹のウッドベース。比較的若手?ながらビーバップっぽい演奏。こういうタイトな演奏の方がスリリングでいいね。持ち時間は各人30分余。地元出身で、先週の安冨祖貴子のバックも務めていた知念嘉哉のギター、真境名陽一のベース、櫻井萌のピアノのトリオがメインステージで演奏。1曲目はデイヴ・グルーシンの”マウンテン・ダンス”。オリジナルのように流麗というわけにはいかず、演奏していた櫻井が曲にリスペクトが無さげだったのも気になった。以下は、むしろモダンジャズ系の選曲で知念のギタープレイをフィーチャーしたナンバーが披露されていた印象。風が吹いて涼しくお月様も満月。酒と食べ物が足りないきらいはあれど、雰囲気はいい感じだ。サブステージでのkgkは、グルーヴ拠点の、ギター川崎巽也、ドラム城間和広、そして、ガチャピンことベース上地一也のトリオ。静かに幽玄なオリジナル曲で始まり、少しずつ温めていく感じ。もっとフリージャズっぽいのを聞かせるのかと思いきや、オーネット・コールマンのナンバーも割と親しみやすい演奏ぶり。最後はブルージーな演奏をかまして、なかなかかっこよかった。トリは、ピアノ佐山こうた、ベース西川勲、ドラム セバスティアン・カプテインのトリオ、カプテインはオランダ出身で、沖縄拠点での活動らしい。ピアノ・トリオでモンクのナンバーの後、“煙が目にしみる”なども披露。更に、場を温めるために?先日亡くなったベニー・ゴルソン追悼ナンバーも1曲。そして、登場の与瀬山、足元はちょっと覚束ない感じで、打ち合わせはしたろうが、何歌うの?みたいに曲を確認していたけれど、いざ演奏が始まるや・・・フランク・シナトラでお馴染みの“ザッツ・ライフ”はちょっと意外だったが、溌剌とした歌いっぷりで、マイクを相当離して構えても歌声は朗々と。なかなか圧巻の歌唱ではないか。日本語の語りを冒頭に入れた“マイ・ファニー・ヴァレンタイン”も、やっぱり曲目確認していたな(笑)。しかし、いざ歌い出すと、もうそこは一気に与瀬山ワールドといった具合なのだ。ビリー・ホリデイほど暗くはないものの、どちらかというとバラードの人の印象だったのだけど、3曲目には“明るい表通りで”をノリノリで披露。何かまだまだ歌えそうだったけど、与瀬山コーナーはこれで終了。そのままステージはフィナーレへ。ウッドベース奏者二人がソロを弾きつつ、少しずつ他の奏者が加わっていく。kgkを除くメンバーが時折交代しながら、それぞれも自らの楽器で参戦。面白い趣向の幕引きだった。21時を少々過ぎて3分ほどのアンコール。打ち合わせなし?で、いきなりよく演れるもんだね、そこらはさすがアドリブの人たちだ。与瀬山の歌はもう少し聴いてみたかったけれど、催しそのものは悪くなく楽しめた、飲食を除いてはだけど。機会あれば那覇のジャズのライヴハウスも寄ってみたいもの、インタリュードは閉まってしまう?前にもう一度公演なんてないかねえ。年上の齋藤悌子の活躍も目立つ昨今、与瀬山ももう一踏ん張りを期待したいところ・・・
2024年10月19日
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「課長島耕作」なる漫画、知ってはいるけど一度も読んだことはない。ああ、今は課長どころか、最早一線を退いて社外取締役になってるらしい。雑誌を替えながら長期連載されてきたけど、主に講談社のモーニングって雑誌が媒体だそう。漫画そのものは読んだことないので、その評価は何とも言えないのだけど、作者の弘兼憲史については良からぬ話を聞くことがあったが・・・そのモーニング連載の「社外取締役島耕作」で、どういう流れかは詳しく知らないが、徐に辺野古の新基地建設反対の抗議活動に対するデマをでっちあげて非難轟々になっている。ウチナーンチュらしい女性キャラに“抗議する側もアルバイトがたくさんいますよ。私も一日いくらの日当で雇われたことがありました”などと語らせているのだ。日当デマは、”沖縄の恥”ボギーてどこんあたりから端を発し、あのヘイトTV番組「ニュース女子」で、元東京新聞の長谷川幸洋が取り上げBPO案件となり、人権侵害に当たる内容と認められたのが、もう7年も前の話。当時メディアでも結構取り上げられたけど、「島耕作」は、その周回遅れのデマを再び甦らせた形だ。弘兼という男、原発推進者で、東電の広報にも登場し原発よいしょを度々行っているようだ。時の政権とも繋がりがあって、ネトウヨ的体質の人間のようには思えていた。今回の件で、それが明らかになった。かつて否定されたデマを、おそらくは意図的に取り上げたのだと思われる。ボギーらのような沖縄のネトウヨの言説を真に受けているのだろう。そういえば、まだ沖縄に住み着く前の12年前、離島巡りをやっていて、黒島の牛まつりを訪ねた際に、僕はこの弘兼を見かけていたのだ。当時、石垣島に住んでいた俵万智(きいやま商店の追っかけだったとか)を訪ねたのであろう、弘兼、岡部まり他数人が、僕の前に陣取っていた。一行はワインのボトルなどを持ち込んで、牛メニューをバクバク食いまくり酒飲みまくっていた。まあ、島に金を落としていくことは悪くないけれど、一行のノーテンキなどんちゃんぶりを、あまり快くは思わなかった。髭の人物が弘兼というのは何となくわかったけど、当時既にあまりいい印象を持っていなかったためかも知れない。離島で牛肉食って楽しんでおきながら、沖縄を愚弄するような漫画を書いてデマを拡散するという、その姿勢が気に食わない。そんなことやらかすなら、もう二度と沖縄には来るなと言いたい。島耕作ってのも権力に阿て出世街道を歩んだのかも知れないが、作者そのものが漫画のキャラを地でいく権力べったりの人間なのではないか。人気漫画を通じてデマを拡げるというのは、ある意味、ひろゆきとかよりも悪質かも知れない。既にSNS上ではかなりの抗議の声が上がっているが、はて、それを受けての作者と講談社の対応や如何に?
2024年10月18日
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西田敏行の訃報、ちょっと驚いた。享年76歳、色々、満身創痍であることは聞いてはいたけど、つい最近まで仕事していたらしいし。まあ、大物だからエピソードは色々書かれるだろうけれど・・・「釣りバカ日誌」シリーズは、当初ちょっと見下していたというか。そもそも「寅さん」の添え物としての公開だったし、脚本に山田洋次は絡んではいるものの、格下のB級作という認識だった。西やんの裸踊りがウリみたいな下世話さもあったし。だから、あまり見てなかったのだけど、一通り見たのは3年前だったっけ?今も続くBSテレ東での「寅さん」と「釣りバカ」の無限ループ放送によって。まあ、やっぱり、「寅さん」のような深みはないけれど、これはこれで面白いなとは思った。作品によっては上質のものもあったし。勤め人時代に「釣りバカ」の撮影に関わった人たちと仕事を共にすることもあった。そこで聞いたけれども、西やんという人、実は結構遊び人で、ロケ地ではスタッフを誘って遊びに繰り出すこともしばしばだったらしい。でも、あの親しみやすく純なキャラに影響を与えるような醜聞は皆無だった。おそらく俳優仲間ではなく、無名のスタッフと付き合うことで情報の流出はガードしていたのだろう。その点はクレヴァーというか、自身のイメージを壊さず、夢を与え続けることに徹していたとは言えるのではないか。一方で、誰とも分け隔てなく仲良く付き合うという話は本当だ、ということだ。福島県出身で、震災後の活動も積極的に行ってきた。政治的にも反原発だったり意見表明はしていたけれど、そのイメージが先行することはなかった。今日日はちょっと何か言うと“左翼”とか言われかねないのだけど、そういう炎上とも無縁だった。自身の情報、イメージコントロールは実に巧みな人だった。病気についても、結構深刻だったのかも知れないけれど、しっかり仕事を続けることで不安説を払拭し続けてきた。「釣りバカ」だけでは語れない、多彩な活動を繰り広げてきた人。それほど見てないけれど、「探偵ナイトスクープ」は、先代の上岡龍太郎以上に長く局長を務めている。森繁久彌から「屋根の上のバイオリン弾き」のテヴィエ役も引き継いだ。山田監督作品にも多く出演しているけれど、渥美清の死後、西やんで「寅さん」をという構想も山田監督自身にちょっとあったらしい。さすがに実現はしなかったけれど、「虹をつかむ男」といった作品で、その名残が表現されている。山田作品では、未見の「学校」'93を見てみたい、追悼放送されないものか。放送されるなら日テレだろうから沖縄では見られないけど・・・BSテレ東で、西田作品もまとめて放送されないものかな。もう一つの代表作と言える「植村直己物語」も倍賞千恵子との共演だから、これも見てみたいな。
2024年10月17日
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またスポーツネタですみませんが、琉球ゴールデンキングスは、昨季に続いて優勝を争ったチームということで、Bリーグを代表して、広島ドラゴンフライズと共に東アジアスーパーリーグ、EASLに参戦。今日はフィリピンのメラルコ・ボルツとの対戦だった。沖縄アリーナでの試合だったから試合は勝利。話題は、昨季までキングスに在籍したアレン・ダーラムの凱旋。ダーラムは、以前もボルツに在籍していたそうで、その実力と人柄が認められていて、再加入ということになったようだ。キングスではハルクの愛称で親しまれたけど、敵になったら、これは手強い。でも、ボルツの方が条件がよかったとか、沖縄よりもマニラの方が好きだとか?試合はバスケットライブでは見られず、ユーネクスト?あ、昨季もそうだったな。そのために、何度かユーネクストの無料トライアルをやったのだっけ。EASLの試合見たら、すぐに解約。今季もそうするだろうね。月契約でいくらだかしらないけど。ただ、Bリーグの試合も見られるそうなので、バスケットライブから乗り換えてもいい?料金次第かな。ともあれ、何が書きたかったかというと、3月のセブ島行きでもってフィリピン移住の可能性は亡くなったけれども、バスケが国技であるフィリピンでの試合を見てみたいなとは思っていたのだ。試合は基本マニラで行われるそうで、メラルコってのもフィリピンの東電みたいな会社で、だからチーム名はボルツ。キングスの岸本隆一が得意とする、離れた位置からのココナツスリーなんかは、フィリピンでは4点シュートになるらしい。そんな具合に、ちょっと面白い趣向もあるし、元NBA選手なんかも色々プレーしているらしいし。フィリピンのプロバスケットボールリーグ、楽しそうだからね。次回のボルツとの試合はマニラ開催なのかな。観戦にマニラに赴くか?なんて。住む可能性は無さそうだけれど、ちょっとマニラにも行ってみたい気はしている。まあ、マカオでの試合見に行くのもいいけどね、なんて、色々と妄想が・・・
2024年10月16日
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録画ストックの中から、CSムービープラスで放送の「クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男」'19を視聴。監督礼賛ドキュメンタリー映画かと思いきや・・・クエンティン・タランティーノが8作品を撮った時点での撮影、9作目の「ワンハリ」のところまで。あと1本撮ったら引退だそうだけど、その後は小説家になる?みたいなことがチラッと示唆されている。この映画にタラ(監督はタラ・ウッドって人なのだけど)自身は登場しない。本人に喋らせたら、それだけで長尺になっちゃいそうだからね。主に出演俳優によるコメントで構成されるが、比較的渋い顔ぶれといえ、出演を断った俳優もいたのだろうと思われる。タラの映画、まあ同時代的に観てはいるのだけど、好きかと言われると、クセが強過ぎて、あまり好きになれない部分もある。映画マニア的な部分で共感するところはあるけど、ちょっとマニアック過ぎるしね。「レザボア・ドッグ」だって、あんまり思い出したくない1作だし、「パルプ・フィクション」にしても傑作とは思ってない。ただ、彼の作品に使われた音楽だったり、盛りを過ぎた俳優だったりが、見事に再生されてキャリアを取り戻した事例が多いので、その点はリスペクトする。目の付け所は、とにかくいいのだ。風変わりなヴァイオレンス映画を撮る監督という印象が、少し変わってきたのは、「イングロリアス・バスターズ」(未見)あたりからだろうか。マカロニ戦争映画のリブートで、ヒトラーをぶっ殺す映画をものして後、アメリカの黒人差別に切り込んだ作品を手がけていく。「ジャンゴ」も、マカロニウエスタンではなく、「マンディンゴ」とか「ドラム」といった黒人奴隷を描いた映画の方がモチーフだろう。「ヘイトフル・エイト」も、その延長線上にある1作に思える。そして、「ワンハリ」もまた・・・ネオナチを焼き殺す架空の物語。どこまで本気なのかなと訝しげさせながらも、本人は至って真剣らしい。この映画では、タラの女性の描き方についても多く割かれてはいるけれど、その作品群を、ずっとハーヴェイ・ワインスタインとの共同作業で作ってきたという矛盾が、終盤で描かれる。タラも事実は知っていたけど黙認してきたと、本人もコメントしているようだ。その点では正直と言えるけれども、本来なら、タラの作品群も否定されかねない事態だ。ユマ・サーマンやダリル・ハンナもワインスタインによる被害者とあっては。「ワンハリ」ではソニーに拠点を変えての制作だったわけだけど、女性を主役にした一連の作品を手がけながらも、ワインスタインとのコラボを続けてきたことは、引退後もタラが背負うべき汚点ではあるだろう。まあ、ありとあらゆる映画の影響を受けているタラだろうけど、ラス・メイヤーの映画とかはどうなのだろう?ああいう白人グラマーは、タラの好みとは違うのかも知れない。で、個人的には一番好きなタラの映画は、「ジャッキー・ブラウン」かな。サミュエル・L・ジャクソンもそう言ってたね。いずれは未見作(「トゥルー・ロマンス」や「ナチュラル・ボーン・キラーズ」等も含め)も一通りは見てみたいとは思ってる。
2024年10月15日
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インド映画、色々あることはわかっているのだけど、カンナダ語映画で、しかもペットとの交流を描いた映画というのは、これは異色中の異色作の印象だ。しかも、このネタで尺はしっかり164分というインド映画らしい長尺だ。「チャーリー」、タイトルは主人公が好きなチャップリンに由来し、犬の名前でもある。主人公ダルマのキャラクター造形がいいね。幼い時に家族を失ったためか、人との交流を極端に避け、毎日同じものを食べビールを飲みタバコを吸い、チャップリンの映画ばかり見ている。当然、ペットを飼おうなんて気はまるでなかったし、そもそも彼が住む“団地”はペット禁止だ。チャーリーは悪徳ブリーダーによって近親交配で生み出されたラブラドール犬。勝手にダルマに懐いていくが・・・病気なのはダルマなのかと思いきや、彼はすぐに回復、むしろ不治の病を抱えるのはチャーリーの方なのだった。アイスクリームではなく雪が好きらしいチャーリーに、ひと目雪を見せてやろうというダルマの行動は正しかったのか?ロードムーヴィーとなるわけだけど、出会いが色々面白い一方で、ドッグショーのエピソードとかは必要なの?とも思わせるが。ついにはヒマラヤで軍隊に保護される。移動を待てないダルマは、チャーリーを連れて山に登り、とうとう雪原に辿り着く。しかし、癌を患ったチャーリーを酷寒の場所に連れていくことはどうだったのか?旅の終盤はお金も尽きて、ちょっと悲惨な様相だったし。ペットにとって何が幸福で、何をすれば喜ばせることが出来るのか?これは僕自身もずっと課題で、猫が死んでしまった今でも、果たして正しかったのかとどうか迷いがある状態だ。これはあくまで映画だから、主人公の思惑が、ペットの感情を反映していたのだと考えるしかないが、やはり、自分の猫のことを思い起こすと身につまされる内容だ。とはいえ、愛すべき映画には違いない。冒頭にも書いた通り、孤独なダルマのキャラには共感できるし、チャーリーの存在で次第に心を開いていく様もありがちながら微笑ましい。全てを失ったかに思えた彼に救いの手が差し伸べられるのは、ご都合主義ではあるけれど、そこはまあ目をつぶるべきかな。新たな生命か、ここでサンダルウッドのスター、ボビー・シンハーの出演場面は意味を持ってくるのだ。泣きはしなかったけれど、改めて自分の猫の存在がよみがえってきて、色々と考えるところはあった。最後はどうしてあげれば喜んでくれたのか、猫は、チャーリーのように“ありがとう”を示してくれたわけではないので、永遠の謎だ。そのことを抱えながらも、自分はこれから一人生きていく。果たして答えが出るような、また新たな出会いが、いつかあるのかどうか・・・
2024年10月14日
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第54回那覇大綱挽の日、他のまつりと同様に、昨年で見納めだったはずが今年も。例によって近所の壷屋小学校での旗頭の出発式から見物。この校庭に集う団体は、いつも7団体程度なのだけど、地域毎に持ち回りなのかも知れない。収まり切らない団体はさいおんスクエア前に集合で、行列でも後半に行くと。今回は久米とか若狭とか海際?の団体が集まっている感じがした。で、旗頭行列は小一時間見物。火薬の臭いが心地よいというか何というか。一旦、部屋に戻ってポーク玉子おにぎりでランチ。肝心の綱挽の方は今回はスルーしてしまった。キングス戦の方を優先。で、観戦後に自転車で奥武山公園へ。RBC市民フェスティバルをちゃんと見に行くのは久々かも知れない。会場に着いて、とりあえずオリオンビールを。生は1杯500円かあ。グラス片手にライヴステージの広場に入ろうとすると・・・持ち込み禁止?会場内ではサントリーのが売られているのだけど、それを買わないといけないってことらしい。バカ言え、サントリーはずっと不買なんじゃい。とりあえずオリオンを飲み切るまではステージが覗ける外で見ている。今回のステージ、いつものディアマンテスとかパーシャクラブではなく、珍しく、安冨祖貴子、それに紫が出るのだ。さすがにワンパターン過ぎるから、少し変わり種で来たのか。でも、安冨祖は10年間にも出たことがあるそうだ。ギター、ウッドベース、ドラムのトゥリムというバンドををバックに。この安冨祖のステージの段階でも、結構盛り上がっていた。“ルート66”の軽快な演奏から始まり、”テネシーワルツ”に“ダニー・ボーイ”は、齋藤悌子を意識していた?“この素晴らしき世界”等のポピュラーでオーソドックスなジャズ演奏(英語曲オンリー)に多くの観客がステージ前に集い、その端正な演奏に歓声を上げる。安冨祖自身も、これには大いに意気に感じていたようだ。僕もちょっと感激した。まあ、自分も含め酔っている観客が多かったとはいえ。クライマックスは、更にその後だった。紫が那覇で演るというのが、そもそも珍しい。2年前のセルラースタジアムでの世界のウチナーンチュ大会に出ていたけれども、あれ以来なのではないか。今回は宮永英一と下地行男が不参加で、ドラムは多分、ジョージ紫の息子のレオン、ギタリストは?ではあったけれども・・・紫は、あくまでもコザのバンドだ。コザTシャツを着て臨んだけれども、言ってみれば、既知の日本のバンドの演奏を海外で見るような、そんな感覚だ。で、紫の演奏というのは、過去にも何度も見聞きしているし、そもそも、ああいうハードロックサウンドは好みではないのだけれども、この日のステージはちょっと趣が違った。ジャズからハードロックで耳は大丈夫?と宣うヴォーカルのJJではないけれど、そもそも、この場所で、ハードロックの音量で思いっきり演奏して大丈夫なものか?まあ程々の音量で、僕は結構ステージ前のスピーカー前の位置にいたけれども問題はなかった。観客は、やっぱり、おじいいおばあというか熟年層は多かった。しかし、そういった人たちが、本当に嬉しそうに楽しそうに、ハードロックのサウンドに身を委ねていた。先の安冨祖のステージを凌ぐ、相当な盛り上がりだ。コザでのピースフル(この数年は出ていないけれど)等の出演でも、正直、観客はたかが知れている感じだけど、やはり、那覇は規模が違う。そして、この晩は、本当に半端ない盛り上がりっぷりで、那覇の観客が紫の演奏を心待ちにしていた様子が伺えた。数年前のドキュメンタリー映画の上映も影響があったろうか。反戦メッセージを込めた新曲も披露された後、いよいよ紫クラシックの連打。元々、演奏能力は高いバンドで、その実力の程は認めてはいたけれども、個人的にも彼らの演奏で、これだけ興奮させられたのは初めてだ。久々に聴いたということもあるかも知れないし、アトモスフィアの影響もあったかも知れない。“ダブル・ディーリング・ウーマン”では合唱が起こり、終盤には、JJが“この曲演るのお?”と言いつつ、英語ヴァージョンの「琉神マブヤー」も披露。“ハイウェイスター”で締められた。いつもは無表情のジョージ紫も満面の笑顔を見せ、ベースのクリスはちょっと感極まった様子だった。彼らとしても、大いに手応えのある反応だったのではないか。チビもいればよかったのにねえ。アンコールを求める声も多かったけれども、締めは花火がある。図らずも、花火も結構いい位置で見ることが出来て、そもそも、花火見たの、今年初めてではないか?まだ日中は暑かったりするけれど、これでいよいよ沖縄も秋というか、夏の終わりかなと。そして、一気に冬が来そうな、予報的には、まだ30度台くらいになるみたいだけど・・・綱挽そのものは見なかったけれど、いい三連休だった。
2024年10月13日
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先日観たデヴ・パテルの「モンキーマン」に続き、ハヌマーンを題材にしたインド映画、その名もズバリ「ハヌ・マン」はテルグ語映画だ。ハヌマーンは神様ではなく、あくまでラーマに仕えた立場だけど、そのパワーが人間に乗り移る?スッパルヒーローの物語だ。スパイダーマンかバットマンになりたいらしい少年、思い余って両親を家ごと焼き殺してしまうのだから、彼が主人公ではあるまい。都会に出てバットマン的なヒーローとなるけれど、やはり、スーツに頼るのではなく、本物の力が欲しい、そこで目をつけたのが・・・で、いきなり舞台が変わる。巨大なハヌマーン像のある僻地の村、いい年こいてニートの青年の名はハヌマントゥ。弟の存在故になかなか嫁に行けない姉にしろ、幼馴染で医者になっているミーナークシにしろ、村の女性陣は男よりも賢く勇敢だ。でもハヌマントゥなりにミーナークシを助けようとしたところで、何やら海底で光る石(ハヌマーンの血の結晶?)を見つける。その石が太陽光を受け、その光が注がれると、瀕死の重傷を負ったハヌマントゥが、何事もなかったかのように回復。おまけにスッパルマン並のパワーが身について・・・そう、石は光を受けないと役に立たない。パワーがどのくらい持つのか定かではないけど、とにかく暗がりでは、その石を思っていてもハヌマントゥはただのニートに逆戻り。但し、パチンコ(ゴムで玉を飛ばす方の)は名手で、それでミーナクシを救ったりもする。時折登場する狂言回しみたいな猿の声は、コメディアンのラヴィ・テージャが演じたそうな。村を支配していた“殿様”をハヌマントゥが倒した後は、冒頭のバットマン少年マイケルが敵役となる。バットマンのブルース・ウェイン的なキャラなのだけど、力を得るために村そのものを犠牲にしようとする。最後は、それに反発したアルフレッド的なブレーンの協力も得てハヌマントゥが反撃に出る。ところが、そんな村での争いが、突如どんどん大きくなって・・・いきなり本物の?ハヌマーンが登場する。で、続編を示唆するエンディングに。ハヌマントゥとは別のスッパルヒーローが活躍するのか、彼も引き続き登場するのか、その辺はよくわからない。何だかボリウッドのスパイ・ユニヴァースか、はたまた「ブラフマーストラ」か、壮大なる何部作かの最初の一篇?最近こんなんばっかだね、おいおいって感じ。ハヌマントゥに扮したテージャ・サッジャーは、ややモデルっぽいルックスだけど、もっと猿っぽい顔立ちの方が面白かったかも。まあ、この手のを見て毎度思うけれど、「ラーマーヤナ」はキッチリ読み込んでおかないといけないねえと、つくづく。この映画に関しては読んでなくともどうにかなる感じではあるけど。孫悟空もインドの神話に由来?とにかく、ちゃんと押さえとかないと。
2024年10月12日
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いや〜な映画なんだけど、どうも日本語字幕でも観てみたいかなということで、よせばいいのに「シヴィル・ウォー」を5月以来の再見@新都心シネマQ。まあ、これで細かいところは色々とわかった。何気に“3期目を迎えた大統領・・・”、そうか、禁を犯して権力に執着したわけか。FBIも解散させたとかで、ある種、その末路は自業自得だったわけだ。本当は形勢不利なのに、大本営発表よろしく自軍が優勢の情報を流す。映画は意図的に背景や状況の説明をしてないわけだけど、必ずしもネトウヨの反乱ってわけではないようだ。古参の記者サミー(スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン)は、リー(キルステン・ダンスト)の恩師的存在だが、リーはぞんざいな言葉を吐いたりもする。自分をヒーローと仰ぐジェシー(ケイリー・スピーニー)の存在に、些かの驕りの気持ちもあったのかも知れない・・・トラウマ級の演技を見せる、赤サングラスの兵士ジェシー・プレモンスは、ダンストの夫だそうだ。彼はネトウヨそのもののキャラで、現代のトランプ支持者的な狭量なアメリカンの典型のようだ。サミーの死と、理想を失ったアメリカの姿にリーが意欲を失う一方に対し、ジェシーは“命の躍動を感じる”などと、ジャーナリスト魂?に目覚め始める。この後半の対比の描写が鮮やかではある。それでもリーは、大統領護送車がフェイクであることを見破り、ホワイトハウスに突入する。前半で、ジェシーがリーに、“自分が撃たれる瞬間を撮るか?”と訪ねる場面が伏線となる。ヒーローの死を冷然と撮影するジェシーの姿は“成長”といえるのだろうか。そして、大統領の最後の一言は命乞いだった。笑顔で記念撮影に臨む兵士たち。やっぱり、いや〜な映画だよな。シルヴァー・アップルズ、スーイサイドといったニューウェイヴバンドの楽曲のチョイスが、これまた絶妙にいや〜な感じを盛り上げる。このアレックス・ガーランドという監督は、人を嫌な気分にさせることにかけては天性の才能があるのかも知れない。他に使用された規制曲は、デラ・ソウル、スキッド・ロウ、そして、スタージル・シンプソンのもの。音楽担当のベン・セイルズベリー、ジェフ・バロウのオリジナルスコアは、難民キャンプの場面等で印象的だった。傑作とかとは言わないけれど、シュミレーションドラマとしては優秀、で、繰り返すけど、とにかく、いや〜な映画だ。観た後に、いい夢は見られそうにない。副題“アメリカ最後の日”?いや、本当の最後はこの後から始まるのだろう。アメリカ・ジ・アグリーネス・・・
2024年10月11日
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以前は10月10日といえば体育の日だったわけだけど、今はスポーツの日ってことで、10日ではなく10月の第二月曜日が祝日ということになってるそうだ。うちの父親の誕生日でもあるので複雑ではあるのだけど、沖縄では忌まわしき日、10・10空襲の日、沖縄戦に先立つ、沖縄が戦争の犠牲になる最初期の日として記憶に刻まれる。この時期といえば那覇大綱挽が今週末に行われる。元々は6月に行われていた綱挽が、この時期に行われるようになったのは、10・10空襲からの復興の意味合いで那覇市政の50周年を機だったそうだ。そこで、その原点に戻るべく、那覇市歴史博物館で開催中の企画展10・10空襲を見学してきた。なぜ、その時期に那覇が狙われたのか?沖縄での地上戦を計画していた米軍は、それに先立って補給路を断つために那覇に攻撃を仕掛けた。米軍が沖縄本島に上陸する5ヶ月前、戦況を詳しく知らされていなかった那覇市民は、この空襲によって、否が応でも、そのことを知らされることになった。空襲によって那覇市の9割は消失。その後の沖縄戦でも破壊はあったろうが、今、自分が住み、知っている那覇は、少なくとも1944年の10月10日以前とは全く違うものなのだ。改めて考えると、これはすごいことだ。一方で、その破壊された那覇が現在のような姿になっているのもすごいことで、これは原爆を落とされた、現在の広島・長崎に匹敵するものだ。しかし、この10月10日という日が、那覇、沖縄にとってどういう意味を持つ日なのかは、慰霊の日以上に本土の人々には知られていないだろう。僕自身も、意識するようになったのは比較的最近の話、何せ、あくまでもオヤジの誕生日だったからね。そう考えると、この時期に行われる綱挽もまた、意味合いが違ってくるのだ。尤も、今回は、綱挽そのものは見ないのではないかと思うけど、その前の旗頭行列は見物するけれども。それにしても、沖縄は戦争に関する記憶すべき日というのが何と多いことか。改めて愕然とさせられることが今でもよくあるのだ。
2024年10月10日
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NHK九州制作で、沖縄でも不定期に放送される「ザ・ライフ」という番組、今回は、沖縄放送局主体で、"不発弾 消えない脅威”を放送。つい先日、2日に宮崎空港でも不発弾処理が行われて驚かされた。その二日後の放送なので、それ以前から取材を重ねていたのだろうが、日常茶飯的に沖縄ではある不発弾処理だけど、最近は特に多いような気がする。首里の住宅地のど真ん中での不発弾処理も最近行われたけれど、実は以前から発見されてはいたけれど、住民の避難等を鑑みて処理に漕ぎ着けるまでは何ヶ月もかかったようだ。住民が語っていた通り、まさに“爆弾を抱えて寝ている”状態だったわけだ。沖縄戦時に、沖縄に落とされた爆弾は20万トン、そのうち1万トンが不発弾となり、戦後80年を経ても1日1件以上の不発弾処理が行われているという現状。全ての不発弾を処理するには、あと100年はかかると言われている。そう言っては何だけど、色々批判のある沖縄の自衛隊だけれど、最もよく働いているというか稼働しているのは、この不発弾処理にあたる101部隊ではないかと思う。不発弾は沖縄本島だけではない。津堅島もそうだけど、意外や南大東島でも不発弾処理が頻繁に行われているようだ。南大東には、かつて飛行場があったため米軍の標的になったということ。やはり、そういう施設があれば狙われるということだ。近年は聞かなくなったけれど、かつては不発弾が爆発して住民が巻き込まれることが多かった。700人が犠牲になっているそうだが、国の補償は得られないでいる。国の立場としては、戦争は非常時のため、その犠牲を国が補償する義務はないと。ただ、工事関係者が犠牲になった件を機に、沖縄県が独自の補償制度を立ち上げ、国にも補償を求めることになったという。犠牲者の一人が語っていた通り、沖縄以外で不発弾の犠牲があれば、相当な騒ぎになるはずが、沖縄だから問題にならないと。ここでも沖縄は日本から除外されているかのようだ。自分が住んでいる地域の近くでも不発弾処理が行われたことがあった。場所は小学校の敷地内だったと思う。何とも空恐ろしい現実。沖縄の戦後は後100年は終わることがないということだろうか。
2024年10月09日
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BS「新日本風土記」の2年前の年末に放送された“空き家”を録画視聴。空き家の問題、身につまされるからねえ。埼玉にある家、昨年は、役所から“空き家じゃないですか?”というハガキが届いていて、遅ればせに“ちゃいます”と返信。空き家と見做されたら固定資産税もガッと上がるようだし。何より見た目が問題で、今年は3ヶ月おきの帰宅だったもんで、帰る度に雑草ジャングル。あれを放置しておくと空き家感ありありなので、帰る度に除草作業で大汗をかく羽目に。まあ、来年こそ帰る予定だから、そこで徹底整備をしたいところだけど。困ったことに隣の家も空き家になってしまった。向かいの家は空き家ではないけれど、一人暮らしの年寄りが手入れはせずに荒れてきている。もう1件の隣家は近所の企業の寮というか所有家屋らしいけど、数年来誰も住むことはなく、事実上の空き家だ。まあ、1軒だけ住んでいる家があるのだけど、そこのうちとは訳あって絶縁状態。熟年夫婦だからどうかね、それでもあと10年くらいは生き永らえるんかな?近所にも空き家は増えてきている。日本全国で空き家は850万戸あるそうだ。その分、みな共同住宅に住んでいるってことなのかな。とにかく、地方は空き家の問題が深刻で、その解消を目指して活発に動いている地域もある。番組は、空き家を如何に再生させるかというのがメインテーマだ。空き家のリノベーションビジネスは、僕も考えたことがあった。しかし、番組中の不動産屋も言っていたけど、儲けは少ないだろうな。あくまで地域活性の観点から、採算の問題を超えて取り組んでいかないと厳しいだろう。移住者を募ったり、IT企業を招いたり。ここでは色々理想的な展開のように描かれているけれど、実のところ、どうだろう。IT企業なんてのは気まぐれで、本当に根付いていくかどうかは怪しいし、移住者もすんなりと地域に溶け込んでいけるものかどうか。リノベーションした物件は、カフェとか宿といったものが多いけど、それらもどのくらい保つものか。そういえば、那覇の部屋のすぐ側も、ずっと空き家で、毎年、そこからシロアリが大量発生して迷惑を蒙っていることは前にも書いた。マジで空き家の問題、何とかしたいなと思うが、何よりも、まずは自分ちが肝心だな。年末年始の長年の帰宅で、色々考えないことには。
2024年10月08日
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見たのは昨日なのだけど、テレビ東京「孤独のグルメ」の新シーズンが、一昨日金曜深夜から始まっていた。シーズンとしては一一ということになるか、今回は、「それぞれの孤独のグルメ」ってことで、井之頭五郎さんに加え、毎回、ゲストも同格主役となるようだ。第一回は、“東京都荒川区町屋の海老チャーハンと海鮮春巻”。で、ゲストは?え、太田光かよ。かつては、芸人として、そこそこ反骨の姿勢を取っていた太田だが、いつの間にか転向して、今や露骨な政府擁護派になっている。機を見るに敏い男だったのだろうけど、その掌返しぶりが、人として全く共感できない。そんな太田の出演だから複雑に見てしまうのだが・・・太田は町屋の町中華の主人役。買い出しに行った帰りに川辺で石切をやっていて、対抗心に燃えた五郎さんとの対決となる。但し、二人とも冴えない成果なのだけど。で、腹が減った五郎さんが、たまたま入った町中華が太田の店だったという。五郎さんの存在を意識した太田は、何を注文するのか興味津々。ここでの海老チャーハンと海鮮春巻は、町中華にしては少し高いのだけど、うまそうだった。ビールでつまみたいメニューだね。ちょっと五郎さん、褒め過ぎの嫌いはあったけれど。町中華ながらSNSだのインスタは展開。ポイントカードまで作っていて、最後に顔を合わせる二人、石切再対決を誓う?二人。この辺のドラマの描き方は、まあ面白く、これまでのようなゲストが店員でさりげなく出るだけ(それはそれでいいのだけど)よりは、活かされてはいたと思う。年齢的にもぼちぼち降板なのかなと思えていた、五郎さんの松重豊、それどころか、「グルメ」にますます意気盛んになっていて、とうとう映画版を自ら監督・脚本・主演とな。来年公開の「劇映画 孤独のグルメ」、これは、やっぱり観るかなあ。或いは、それを持って松重が勇退なのかも知れないけどね。
2024年10月07日
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