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February 16, 2018
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カテゴリ: 海外の小説

湖畔荘 上 / 原タイトル:THE LAKE HOUSE[本/雑誌] / ケイト・モートン/著 青木純子/訳

湖畔荘<下> [ ケイト・モートン ]
ケイト・モートン
東京創元社 四六並製
☆☆☆☆☆
 第一作目の「リヴァトン館」からずっと読んでいるが、今回はちょっとした技術的なことが、実は物語の上で重大な意味を持っていた、という設定はなかった。その代わり、これでもか、と重ねられる "coincidence" - 偶然、「読み物」にある王道の設定だ。上巻では、色々な時代の色々な場面が交差してどうなるんだろう、と思いながら読んでいき、下巻の後半から、収斂していくのが面白い。ずっと誘拐された子供はもう作中に関わっている、と思っていたが、こうきたか、という感じ。そして、一番読んでいて怖かったのが、エリナが母コンスタンスのために用意した老人ホームの意味。他から見れば完璧な母のための完璧なホームだったが、このホームは母の大嫌いな潮騒が四六時中聞こえているのだ。これが、最後までそりの合わなかった母娘の結末。だが母親も娘が敬愛している人を逆恨みに近い恨みで殺害したのだから、コワイ。この人の小説は20世紀初頭の英国上流階級の衰頽が底流にあるが、それの時代背景が何よりもドラマになるのだと思う。先に読んだ塩野七生さんが、「衰えていく時代こそフィクションドラマになる」という趣旨のことを書いておられたが、そうだと思う。





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Last updated  February 16, 2018 10:50:23 AM
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