December 31, 2007
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カテゴリ: フィリピンの理解
chabo.jpg
セブの朝は、鶏の鳴き声で早くに起こされます。

今回のマニラでは路上生活の子供用に
9枚のTシャツをトランクに詰め込んで来たのですが、

張り切って大量に持参した時に限って出会えません。
あの、 僕のデジカメを持っていったしまった勢いの子達
今何処にいるのでしょうか?

そのようなときは ホテルのルームサービスの男性に預けて帰ります。
「よろしく頼んだよ。捨てないで、ちゃんと渡してよ!」と頼むと、

「OK. まかしとけ!」 みたいな感じの返事なんですが、
実際はどうなっているかはわかりません。おおらかなので・・・。

今回の持参品は大人サイズが多いため、
サービスの男性がオフの日に来てくれているかもしれませんが、
それでも良いかなと思っています。


例えば 工員さんの場合、
8時間前後の労働で給料 (日給) はいくらかと言うと

worker2.jpgworker1.jpg
左)材料の中の害虫を液体に浸けて駆除します。 右)フレームのバランスをとっています。

250ペソです。つまり、750円。
ほんの数年前のレートでは600円そこそこでした。
物価が極端に安いという訳でもないので
食べていくのが精一杯ですね。

ただ、250ペソという最低賃金を守っているのは
まだ良い方で、それ以下というのも珍しくはありません。

それでも、みんな陽気に暮らしてはいるのですが、
僕自身、どうしても違和感を覚えるのは、
その根底に 激しい貧富の差があるからです。

そして、この国の人々の生活に漠然とした不安を感じるは、
そのような低賃金労働者の生活保障が
きちんとなされているのかという点です。

600~750円/日の賃金で、保証を得られるだけの掛け金を
支払っているようには思えないのですが・・・。

barber.jpg 散髪屋さん


我々が何不自由無く旅をしてまわることで、
かの国にお金が落ちてくれれば それはそれで良いのですが、

回り回って、ヒルトン家のミョ~な姉妹のお小遣いに
変わっているかもしれないと思うと複雑ですね。

まあ、そんなことを考えていたら一歩も前に踏み出せないのも事実です。
強きをくじくことで 弱きを浮上させるのは、実は実に難しい。

ボランティア団体は数多くあるのですが、
一人の人間にできることなんて限られています。
なので僕は、目の前にある僕ごときにできる範囲でしか行動しません。

でも、それが漠然としたものよりも、
しっかりとした結果に結びつくようにとだけは
心がけているつもりです。在野人の誇りとして。


さて、今日が今年最後の日記になります。

2007年最後のブログを「フィリピンの理解」というカテゴリーで
締めくくることが出来て良かったと感じています。
これも何かの縁なのでしょう。


来年も、いや、来年こそは、良い年でありますように。
皆様の健康を祈りつつ、
1年間おつきあいいただきありがとうございました。  感謝。





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最終更新日  January 5, 2008 06:00:35 PM
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