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明日 初日を迎える劇団四季 大阪公演ミュージカル「ウィキッド」。一足早く、プレビュー公演を拝見しに行きました。JR大阪駅桜橋出口から地下への通路はすでに「ウィキッド」。座席に座ってみると、幕はオズの国の地図、見上げると緑色のドラゴン。(「オペラ座の怪人」のイルムートの位置)客席はすでに異空間。さて、ミュージカル「ウィキッド」、タイトルの横には「誰も知らない、もう一つのオズの物語」とあります。そう、このミュージカルは、あの有名な「オズの魔法使い」の後日談ならぬ前日談。(←そんな日本語はありません)魔女の靴やブリキのきこり、勇気の無いライオン、頭脳が欲しいかかしなど「オズの魔法使い」に出てくるキーマン、キーワードが見ているうちに全てつながり「はぁ~!そうだったのか!」と膝を打つようになっています。初日前にネタばれしないように、注意しながら書きます。ドロシーに水を掛けられて死んでしまう「悪い西の魔女」の誕生秘話。正しいと思っていることも、別の角度から見たら邪悪なものだったり、悪いと思われている人も、別の角度から見たら善人だったり…。ファンタジーの世界のなかに、人生の真実がいっぱい散りばめられていて子どもは子どもで、大人は大人で、男性も女性も、それぞれに心が揺さぶられる、そんなミュージカルです。私は開幕5分ですでに涙目になっていました。そう、もうずーっと涙目。まず全身の皮膚が緑色で生まれてきたエルファバが大学に入学して皆にジロジロ見られるところで、すでに半泣き。私はとてもコンプレックスが強いのです。だからコンプレックスを持った主人公に即感情移入してしまうんです。そんなエルファバが、自分にも才能があり、誰かに期待される存在であることを喜ぶシーンでも涙。恋をするものの、叶わないだろうな、とあきらめ半分なところでも涙。なぜこんなに切ないのか。年をとって涙もろくなっているだけなのか、定かではないけれどとにかく第一幕は、ぐっとこらえて何とか終了。後半は…もう我慢できませーん。ハンカチをずっと手に持って、流れる涙をふきながらの観劇でした。エルファバが けなげで、かわいそうで、愛おしくて…。最後に救いがあって本当に良かった。私は「悪い魔女」になるエルファバに感情移入して見ていましたが、もう一人の魔女グリンダに自分を重ねてご覧になっても面白いかも。人に愛されること、ちやほやされることが大好きで頭空っぽふうの女の子グリンダ。私は中学3年の時に同級生だった女子、M子ちゃんを思い出して笑いそうになりました。自分の容姿に自信があって、自分が誰からも愛されることに疑問を抱いたことがなく、ひたすら自分の魅力を磨き、アピールすることに一生懸命な女の子。時々「う~!!!グーで殴ってやったらどんなにすっきりするか」と腹が立つこともあるのだけど、女子に生まれたなら、一度この子みたいにちゃらちゃらしてみたい…うらやましい!と思える子、なんです。そんな女の子が、初めて、自分の思い通りにならない恋をして、本当の友人とめぐり合い、別れて成長していく…。これはこれで見ていて気持ちが良いものでした。一方で、自分のためなら人を陥れてもいいという生き方、全て悪いことは人のせいにする生き方も描かれています。リアルなお芝居だったら息苦しいところを、おとぎ話のミュージカルというベールにくるんで、見る人にソフトに訴えてくるのも素敵。そして今回の最大の収穫は…。劇団四季に、追いかけてみたいイケメンを発見したこと。誤解のないように解説しておきますが、劇団四季にイケメンはたくさんいらっしゃると思います。が、宝塚歌劇 命で育ってきた私の目から見ると、本物の男性はたくましすぎて息苦しい…。ワタクシ、マッチョは苦手です。でも今日、見つけました。本物の男性なのに、綺麗で素敵なかたを。フィエロ役の北澤裕輔さん。カッコイイわ~。顔もスタイルも 私の好み どストライク。もう少し身長が高かったらもっと良いけど、それは贅沢というものね。二幕、エルファバとのラブシーン、ドキドキときめきました。うーん。すてきッ。美しい!ラストシーンは なんだか「エリザベート」みたいで、北澤さんとだったら私も、フィエロがどんなふうに変わっていたとしても(危ない危ない、ここまでが限度よね)ついて行きますともさ。なんだか興奮してしまいました。もちろんキャスト全員の、歌・ダンスの実力の高さは言うまでもないことです。また今回、男性アンサンブルに、「SONG AND DANCE 55 STEPS」でお会いした斎藤准一郎さんの名が。大活躍でした。ダンスパーティの、ストライプの効いた衣装も良く似合ってらしたし、カーテンコールでは「おお、その役でしたか!」というサプライズも。動きにキレがあって本当に将来が楽しみ。いかんせん若すぎて、なんだか息子の将来を楽しみにするお母さんの心境です。本日のプレビュー公演、客席も華やかで熱気に溢れていました。確認できたのは、元ザ・ぼんちの まさとさん と、毎日放送アナウンサーの上泉雄一さん。あと巨大なマスクで目から下全部を隠していた人がいたのですがその人が壮さん(花組 壮一帆)に見えて仕方なかったです。確認のしようがなかったですけど。お着物のかたもちらほら。あああ。仕事がらみとは言え、私も着物で行けばよかったよ。そこだけが悔やまれた「ウィキッド」観劇でした。お勧め度★★★★★是非、ごらんになってほしいミュージカルです。私ももう一度観たい…。もちろんフィエロが北澤さんで。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2009.10.10
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先日、いとこのお店の洋服フェアにおじゃましました。可愛いブーツも何点かありました。とくにひざ下あたりまでのロングブーツが可愛い。試着してみました。サイドファスナータイプ、後ろファスナータイプどちらもふくらはぎの一番太い部分で、ぐっと反発してくる。一応上までファスナーは上がるんですけどね鏡に映してみて「ゲゲゲっ!」「ググッ」ガマガエルのような声を発してしまうのでした。アカン。全然あきまへん。ブーツ単体で見たときは可愛らしいのに私が履いたとたん、何とも言えないブザマな感じ。4足ほど履いての結論。「ロングブーツはだめやわ」客商売に慣れているいとこも「いやそんなことない、お似合いですよ」とは言わなかった。(言えなっかったのであろう)ということで、この子に決めました。色は濃紺。サイドに茶色でステッチが入っていることとくしゅくしゅ感がかわいいのが気に入りました。それにしても私のふくらはぎときたら!宝塚歌劇男役スターの象徴の一つスターブーツ、一生履けないなと思ったのでした。【用語解説】スターブーツとは、膝の上まであるロングブーツのこと。(後ろ側は膝あたりまでしかない)もともと長い脚がより長く見える視覚的効果アリ。スターでないと履かせてもらえない(と思われる)。星組の若手スター真風涼帆が、以前トークショーで「初めてスターブーツを履かせていただきました。 実際に履いてみたら、こんなにも踊りにくいものかと。 階段の上り下りも難しくて…」と言っていました。もともと美しい人も、より美しく見せるために大変な思いをしているんですね。もし今日の日記を気に入って下さったなら↓ポチっとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2012.11.09
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今日は火曜日。ともみ先生(元宝塚歌劇団 立ともみ)のストレッチレッスンの日ですが、本当にレッスンがあるのかどうか、事前に問い合わせてから参りました。というのも、昨日Twitterでともみ先生の同期生であるチャコさんこと上条晃さんの訃報を知ったからです。レッスンは通常通りしてくださるとのことで伺いました。ともみ先生は昨日のお通夜に参列され、チャコさんとお別れされたそうです。Facebookで拝見したところ、11月23日(日)にお亡くなりになったそうですね。ともみ先生はチャコさんとは今月13日に開催された宝塚歌劇団OG会である宝友会総会でお会いになりお話しもされたそうです。そしてチャコさんは今月20日には宙組も観劇されていたそうで全く、誰も予想もしないことだったとか。チャコさんは、宝塚音楽学校に合格した頃からゴンちゃん(上月晃)に似ていると言われていたんですってね。ゴンちゃんファンだった ともみ先生は同期ながら「本当だ、ゴンちゃんに似ている〜」と思っていたそうです。その後、ともみ先生は花組に、チャコさんは雪組に配属されたものの後に、組替えで同じタイミングで星組生となりました。元々星組に居た娘役の玉梓真紀さんと3人が同期なので楽屋の化粧前が隣で、いろんなお話をされたみたいです。ともみ先生は、割と早く退団されたチャコさんとはその後あまり接点はなかったようですが、今年は宝塚歌劇100周年記念のイベントが多く何度も顔を合わされただけに亡くなったと第一報が入った時は聞き間違いか、誤報だと思われたみたいです。私も訃報を聞いて信じられない思いでいっぱいでした。私はファン生活のスタートが雪組ファンだったのでチャコさんの印象は結構あります。黒髪で、チャラチャラした感じがしない男役さんという印象です。そして、今から10年近く前のこと。私がかつて日本舞踊を教えていただいていた師匠の舞踊会に行った際に師匠の楽屋でチャコさんと偶然お会いする機会があり、ご挨拶させていただいたのでした。チャコさんは現役当時とは違ってふっくらされていて、髪の毛も茶色く染めておられましたがお話しする間、私の目をじーっとご覧になる、その目力は現役のころの印象そのままでした。そして私の職業をお聞きになったチャコさんはありがたいことに「何かあったらここに連絡して来たらいいわ」とお名刺を下さったのでした。残念ながらチャコさんのお言葉に甘えてご相談するチャンスはなかったのですがそのときに、何ともいえないキップの良さを感じました。ご最期については、くも膜下出血と伺っています。あまり苦しまずに旅立たれたのだと、推察しています。チャコさんのお話から、ゴンちゃんのお名前が出たこともあり今日はレッスンの前に、ともみ先生がお持ちの貴重な音源の中からゴンちゃんの歌を1曲 聴かせていただきました。ショーの実況録音版だったので、ノイズは入っていましたがとても良いお声!歌がうまい!!もしかしたら 今頃チャコさんは天国で似ていると言われたゴンちゃんと会って100周年のご報告をされているかもしれません。チャコさん、そして改めてゴンちゃん、安らかにお眠りください。【おまけ】チャコさんと言えば忘れられないエピソードが。あれは水穂葉子さんかキッシャン(岸香織)のどちらかが書かれたと記憶しています。タカラジェンヌが宝塚音楽学校受験で「ああ、これで落ちたかも!」とヒヤッとした逸話ばかりを紹介した文章のなかにチャコさんも名を連ねていました。面接でお父様の職業を聞かれたチャコさんは「センインです」と答えたそうです。チャコさんは四国高知の出身でお父様は船乗りさんだったのです。ところが面接官の先生方が「エッ?!センニン(仙人)?!!」と聞き間違えてビックリ。その後 誤解が解けるとゲラゲラ笑いながら「君、滑舌悪いなあ」と言われたため「あ、これで落ちたな」と思ったというエピソードでした。ああ、このエピソードが掲載された本をどこにやってしまったんだろ。懐かしい。ブログランキングにエントリーしています。もし記事を気に入っていただけたなら、クリックよろしくお願いします。↓人気ブログランキングへ
2014.11.25
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うかつでした。昨日、宝塚歌劇団から、空席だった月組トップ娘役の発表があったとは。今朝の新聞にも載っていますが、星組の蒼乃夕妃ちゃんが組替えで霧やん(霧矢大夢)のお嫁さんになることに。蒼乃さん、前回の星組「太王四神記」では近衛隊長のカクダンを演じていてすごくカッコよく、存在感がありましたが、そうですか、月組でトップに。おそらく、もっと前に内定していたのでしょうね。月組で「もしかしたらトップ娘役の芽がないわけでもない」とわずかに希望があった城咲あい、「いやこの人こそ次のトップ娘役では?」とささやかれていた羽桜しずく二人そろって退団を発表した理由がやっとわかった気がします。私の個人的な好みでは、蒼乃>城咲>羽桜なので、この決定は嬉しいはずですがちょっと微妙な感じ。蒼乃さん、身長は公称164センチ。本当かしら。もう少し背が高いように感じるのだけど。一方霧やん(霧矢大夢)の身長は公称167センチ…。こっちも微妙。二人が並ぶとどんな感じだろう…。あんまり似合わない気がするのは私だけかなぁ。私の勝手な人事だったら、蒼乃さんは雪組 水夏希の相手役にしますがね。そして月組の娘役さんたちを思うと気の毒ですワ。長らくトップ娘役不在の公演が続いたあげく、前回公演では娘役としてこれ以上無いような役・エリザベートを宙組の男役にかっさらわれ、今度は星組から若い娘役が突如トップ娘役としてやってくる…。やる気なくなりそう。誤解ならさないでくださいね。凪七瑠海さんや蒼乃夕妃さんをバッシングしたいわけじゃないんですよ。歌劇団人事としてもうちょっと 他にやり方は無いものかと。いやしかし、霧矢・蒼乃ペアを応援していきたいとは思っています。霧やん良い人そうだし…。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2009.09.16
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本日2回目の更新、失礼します。今日は宝塚文化創造館に第8回「タカラヅカ・ノスタルジックコンサート」を見に行ってきました。出演者は演出家で宝塚文化創造館名誉館長の 岡田敬二先生。ルミさんこと、元星組トップスター 瀬戸内 美八我らがともみ先生 立 ともみコーラスメンバーからはJeunesse(ジュネス) 峰城とわ、真琴愛、愛奈まゆき、佐保雅世スミレ・デュオ 竹城琴絵、和花さつ希(敬称略)まずは岡田先生とルミさんのスペシャルトークから始まりました。ルミさんはグレーのマーメイドラインのドレスで登場。現役時代と変わらないフォルムに客席はどよめきました。ルミさんのいらしたころの星組はお芝居とショーというような二本立てが多くいろいろな作品と出会えたし、しっとりとしたお芝居、はつらつとしたショーというのは宝塚公演の良さではないか、ルミさんの代表作の一つ『心中恋の大和路』については「私が徳島出身で、人形浄瑠璃に親しみがあったことが 近松門左衛門原作の『心中恋の大和路』に出演するにあたって なんらかの力になったと思います。」今後も、宝塚歌劇ならではの日本物を引き継いでほしい、といったお話でした。さていよいよショー開始。セットリストと感想を。【第1部】●花の中の子供たち/『花の中の子供たち』:全員 歌のあと、ルミさんを中心に出演者全員の自己紹介があり 次に歌うスミレ・デュオの二人を残して全員はける…という段取り。 ルミさんが「次はスミレ・デュオです」と紹介するはずが 「次はスミレ・デ●▲オです」とモゴモゴ。 舞台上も客席も笑いに包まれつつ、はける出演者。 その間にもルミさんのマイクがまだ生きていて、 「"デュオ"が言いにくかってん」というルミさんの声が聞こえたのが微笑ましかったです。●花にふれた私/『ザ・フラワー』:すみれデュオ 竹城さんは相当緊張されているのが伝わってきますが、ノスタルジック・コンサート出演を重ねるたびに目に見えて綺麗になっておられます。特にヘアスタイルは現役娘役さん並みの美しさ。ドレス、アクセサリーとの相性も良く、目を楽しませてくれました。そこだけを見ていたわけではないので、断言できませんが出番のたびごとにヘアアレンジを少しずつ変えておられたような。素敵でした。和花さんは歌声がまろやかで聞いていて気持ちいいです。惜しまれるのは、ヘアスタイルが娘役さんぽくないこと。やっぱりね、タカラヅカですし、スミレ・デュオは豪華なドレスで娘役さん色を前面に押し出しておられるのだからヘアスタイルも、もう少しだけ頑張って下さると完璧かも。●白い花メドレー:Jeunesse(ジュネス) 白いライラックの花は咲く/『ラプソディ』←多分 白い花がほほえむ/『ラムール・ア・パリ』 白き椿/『花詩集』 白ばらの人/『ベルサイユのばら』 昔の曲は歌詞が綺麗で、メロディがやさしいわぁ。 1曲目の「白いライラックの花は咲く」以外は全て知っています。 ユニット名ジュネスは耳慣れませんが、これまでのノスタルジック・コンサートに出演していたFIRST☆FIVEからキメちゃんこと白川亜樹が抜けて名前も新たにスタートとのこと。4人になってパワーダウンするどころか、これまでで一番良かったように思います。声が出ているし、4人の声のバランスが良くこれならコーラスという域を超えて、ジュネス単独ライブなどもありだな、と思いました。メドレーが終わった後トークの段取りだったのに歌い終わってほっとしたのか、愛奈まゆきさんが一人だけそそくさと上手袖にはけてしまいリーダーの峰城さんが驚きつつも呼び戻す一幕も。タカラヅカ・ノスタルジックコンサートは元タカラジェンヌにとってホーム中のホームで開催されているので(旧宝塚音楽学校 校舎)お客さんはみな好意的で温かく、微笑ましく見守っていました。こういうムードも好きだわ、このコンサートは。●花詩集メドレー:立ともみ 黒ばらのタンゴ、カーネーション/『花詩集』●僕の愛/『ル・ピエロ』:立ともみ私的には今日これを聞けて最高に幸せだったのが「僕の愛」!!以前 先生が次のノスタルジック・コンサートで何が聞きたい?と質問して下さったときに、まっさきにお伝えした曲です。私はこの曲が大好きで、自分で歌詞をノートに書き起こして覚え、以後30年以上たった今も、ふとくちをついて出てくるくらいです。あー、嬉しかった。●赤いけしの花/『虞美人』:竹城琴絵ソロ竹城さんって歌い終わって決めポーズをするときにピョンと伸びあがる癖がおありですね。歌い終わった~!!とホッとされるんだろうなァとお察ししますが今日は本当にビジュアルが美しく素敵だったのでピョンとされないほうがより洗練された雰囲気になると思うんです。細かいところに注文を付けてすみません。●瀬戸内美八 宝塚メドレー1(曲名と公演名が同じ時は省略します)バラパニック、アンタレスの星、マイ・ファースト・ジャンプ/『恋の冒険者たち』フェスタ・フェスタ、ファンシーゲーム、風の旅人/『響け わが歌』、小さな花がひらいた(焼け野に草が~小さな花がひらいた~もう涙とおさらばさ)ラビアン・ローズルミさんの歌い方、声の大きさ、現役時代そのままです。「小さな花がひらいた」で客席に降りて来られるとほとんどのお客さんが(もちろん私も)一緒に歌っているの!これってすごいことですよ。公演内容を思い出したりもして、感動して泣きそう。(実際に泣いている人も)●心中恋の大和路:瀬戸内 美八セリフからの歌。単なる歌ではなくて、ありありと雪の大和路が見える演技の歌でした。素晴らしい!【第2部】●愛の歌/『皇帝と魔女』:全員今日強く君を愛す♪私の中の宝塚主題歌ベスト10に間違いなく入ります。大好き!残念ながら公演は見ていないケド。●アジアの風/『ASIAN WINDS! アジアの風』:ジュネス おおらかなメロディの曲はコーラスに合うなぁと思いました。 ハーモニーが綺麗だった。●仙女の祈り/『ダンディズム!』:和花さつ希ソロこの歌、公演で聞いた記憶がないんですけど純名里沙が歌っていたみたいです。和花さん、やっぱり声が豊かで聞きやすい。●エーゲ海に想いを/『エーゲ海に想いを』:瀬戸内 美八 この歌には私、思い入れがあります。私はね、ルミさんの相手役だった姿晴香さんが大好きだったんです。前にもちょっと書いたことがあると思いますが私の娘役さんの好みというのは、病弱で幸薄そうなひと。もちろんタカラジェンヌは人一倍健やかでないとあんな激しい舞台は務まらないし、不幸せなんてことは絶対ないのであって見た目の印象なんですけども姿晴香さんって、どこか影を感じさせてくれて憧れでした。こんな女性になりたい!!って。なので、このころの星組は結構見ているんです。心の中で一緒に歌いましたワ。●瀬戸内美八宝塚メドレー2クレッシェンド!、ストーミー・ラブ/『ザ・ストーム』、魅惑、ラブ・コネクション、征け もののふよ/『海鳴りにもののふの詩が』、涙をふいて/『ミル星人 パピーの冒険』、佐太郎舟歌/『こぶし咲く春』、オルフェウスの窓。第1部のメドレーを含めて、全て持ち歌なんですもの、改めてトップさんってすごいなァと思いました。当時「なんやネン、ミル星人パピーって!!」と憤慨していた公演がおじさん役ばかり続いたルミさんのご希望で実現した作品だったとルミさんのトークでわかり、苦笑いしちゃいました。●ジュテーム/『ジュテーム』:ジュネス ああ、懐かしい。私が最高に通い詰めた公演。ペイさん(元花組トップスター 高汐巴)なーちゃん(元花組トップスター 大浦みずき)の歌声も蘇ります。岡田先生の作品、名曲が多いワ。●風に立つライオン/さだまさし:立ともみ在団中、バウホールで開催された「エンカレッジコンサート」で歌われ大好評だった歌を再び。今日一番の素晴らしい歌に一段と大きい拍手が。宝塚歌劇の歌の中に一曲だけ違う歌が入ったけれど、在団中よりも退団されてから歌のお仕事が増えたともみ先生の現在を象徴するようで、感動的でした。このあと全員が舞台に出てきたとき、ルミさんが思わず、といった調子で「うまいねぇ!!ちょっと、感動しちゃった」とおっしゃっていました。●Forever TAKARAZUKA/『ザ・レビューII』:全員それぞれの個性が出た選曲で、本当に楽しかったです。【おまけ】MCにも個性が出ますね。ルミさんは、本当に自然体。特に構えることなく、お客さんにポンポン言葉を投げてくる感じです。客席に降りて歌いながら間奏で「汗ダラダラ。ちょっと、ティッシュくれる?」このフレンドリーさ、ルミさんやわ~。ともみ先生が「風に立つライオン」を歌う前のフリートークでルミさんのことを話し始めたとき。「ルミさんはおおらかで懐が深い人なんですけど、 舞台でやらかすことも大きくて。 『虞美人』で客演の安奈淳さんの項羽とルミさんの劉邦が 本馬に乗って上手下手から現れて舞台中央で相まみえるという場面で 安奈さんは登場したのに、下手からは誰も乗せていない馬だけが登場して…」すると袖からルミさんが いろいろ声を出して説明されていたのだけどどんどん声が大きくなり、ついにお着替え途中の状態で(下級生から借りたショールを肩に巻いて)出て来られ、話に割って入ってこられるというハプニングが。ルミさん、劉邦のかぶり物が大きいうえに馬上にいたため花道から出るとき一度かがまなくてはいけないのにそれを忘れ、鴨居(?)に頭をぶつけて落馬してしまったんですって。あわてて追いかけて、火事場の馬鹿力でえいやーっと馬にまたがりその場面には何とか間に合った…「不幸中の幸いはね、客席のお客様のうち、9割は安奈さんをご覧になっていて私が落馬していたことに気が付いていたのは1割しかいなかったってことヨ。嬉しいような、悲しいような…」爆笑でした。続いてルミさん「ともみちゃん、人のことばっかり言ってアナタは(失敗)したことないの?」「ありませんねェ。」「スリッパ履いたまま舞台に出たことも?」「ないです」「●●したことは?」「ありません」「▲▲したことも?」「いっさいありません」ルミさんは覚えていられないくらい矢継ぎ早に舞台での失敗をあげるのにともみ先生はことごとくそんな失敗をしたことがないとお答えになるのでおかしくて、おかしくて。なんだかお二人の性格そのまんまみたい。最後にともみ先生が「唯一、初舞台のラインダンスのとき、靴を片方客席に飛ばしちゃったくらいですかねぇ。 あれは泣きました」「泣いた?笑ったんじゃなくて泣いたの?」「だって、片方靴がないまんま銀橋渡るんですヨ」「あー、こんなふうに」そこでお二人が、片方靴が脱げた状態を形態模写をしだして再び爆笑。同じ組ですごした時間があればこそ、のこぼれ話でした。ブログランキングにエントリーしています。もし記事を気に入っていただけたなら、クリックよろしくお願いします。↓人気ブログランキングへ
2014.09.07
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今日は いつもストレッチを教えていただいているともみ先生(元宝塚歌劇団 立ともみ)が講師をされる「宝塚歌劇OGが指導するメイクアップ体験」を受講しました。会場は、平成10年まで宝塚音楽学校の校舎だった宝塚文化創造館の3階、バレエ教室。音楽学校時代そのまま、一面鏡張りでバーがしつらえてあり、入っただけでテンションが上がります。参加者個人が用意すべきものはメイク落とし、基礎化粧品、下地クリーム、アイライナー、舞台用つけまつげ、紅筆、チークブラシ、ビューラー(なくても良い)、コットン、パフ、パンケーキ用のスポンジ、タオル、ヘアバンド(または手ぬぐい)、手鏡。撮影したい人はカメラ。そして汚れても良いような服装か、化粧ケープかかっぽう着。メイクに使うドーランやチーク、アイシャドウなどは講座側で用意してくれています。まず受付で男役、娘役、どちらのメイクが希望か申告したあとそれぞれが近くになるように座ります。(化粧品などを回すのに便利なように)私は、どうせなら男役メイクをしたい…という気持ちと顔立ちからすると娘役メイクのほうがあうだろうな、という気持ちの両方で迷いましたが娘役をチョイスしました。化粧の手順は1.下地をつける2.ドーランを塗る3.鼻たてを描く4.お粉をはたく5.パンケーキを塗る6.ハイライトを入れる7.チークを塗る8.アイシャドウ9.アイライン10まつ毛をつける11.眉毛を描く12.口紅を塗るという12の行程です。その間に、いろいろなコツを教えていただけます。たとえば、下地クリームは肌質によって変えること。ともみ先生はニべ●などを使うこともあったそうです。ドーランの色は娘役はピンクに近く男役さんは茶色に近かったです。噂には聞いていましたが、ドーランって本当にすごく肌に重いのね。毛穴がふさがる感じでした。ふさがるのは毛穴だけではなくて、シワにもめりこむものだからドーランを塗ってお粉をはたいた後の自分の顔を手鏡で見てぎょえっ!!受講生の中に、お若い方がおられてさすがにその方はドーランを塗った後もすべすべ感があり「やっぱりお若いときれいだわ~」の声があがりました。すかさず ともみ先生が「そりゃしゃーないワ(笑)」なごやかに講座が進んでいくのでした。最近はつけまつげを普段メイクでもつける人がいるでしょうが宝塚のメイクでは、実際の目の際ではなく引いたアイラインのアウトサイドを目の際とみなしそこに貼りつけるのが目からうろこでした。そりゃ目が大きくなるわけです。昔はこの付けまつげも床山さん(日本物のかつら担当)が人毛で作ってくれていて、丈夫で何度も使えたそうですヨ。すごい!私が一番苦労したのは眉毛。ともみ先生のおっしゃる通りに描いているつもりだったのですが先生が私をご覧になるやブハッと吹き出されました。「それじゃ眉毛だけ男役ヤン」男役は眉間を若干狭めにすることで渋さを、娘役さんは眉間を広くあけることで ふんわり感を出すんだそうです。私は普段のメイクとおんなじように描いたから眉頭が近すぎたんですね。そこで先生に修正していただくことになりました。左右の眉頭をコールドクリームで落とし、ドーラン、パンケーキとやり直しての眉毛。先生が手を入れてくださると ふんわり感が出てきたのですがいかんせん元の眉毛がボヨボヨで娘役らしさを出すには至りませんでした。あー、シェーバー持っていけばよかった!眉毛だけではなく、私の場合、目と眉毛の間が狭いのでアイシャドウがきれいに見えないということでそれも直していただきました。仕上げの口紅。口が小さい人は実際の唇より大きく描きなさいということで思いっきりはみ出して描いてみました。以上12の行程を、説明していただきながら自分たちでやったところ、2時間以上かかりました。タカラジェンヌは毎回、15分から30分くらいで仕上げるんですよね。すごい。そのためのテクニックや道具も教えていただきました。道具と言えば、やっぱりタカラジェンヌ。お化粧のパフにも飾りやマスコットが付けられているんですねぇ。可愛い。さて、仕上がった後、希望者はご自分で衣装を持参し1階のホール(元講堂)にプロジェクターで映しだされたベルサイユ宮殿をバックに写真撮影ができるというお楽しみもありました。私はコラムの取材目的だったので、指定のあった汚れても良い服を着て行ったきり。最初はそれで良いつもりだったのだけど他の人が楽しげに撮影されているのを見てちょっとうらやましかったのでした。気を取り直して、講座の会場だった旧バレエ教室のピアノの前で撮影してもらいました。コラムのほうで顔出ししちゃったので、もうニコニコマークを付ける意味もないしここまで厚塗りしていたら素顔はわかるまいて。ともみ先生のストレッチレッスン夜間クラスのかたも参加されていて男役メイクをなさっていたので、二人でちょっとお遊び。もうワンシーン。「行かないで!」「本当に娘役に見えますかねぇ?」という私に「見える見える。ちょっとミミちゃん(元月組トップ娘役 こだま愛)みたいだよ」という嬉しすぎるお言葉。いやーそんなことないですよ、と言いながらミミちゃんって言われたことはめちゃくちゃ嬉しいのでありました。あ、ミミちゃんご本人並びにファンの方には本当に申し訳ないです。実際は全然似ていないこと、私にもわかっておりまする!コラムにはまた全然違う文章をUPしますのでもし良かったら読んでくださいね。UPされましたら改めてご案内します。【おまけ】ともみ先生のこの講座、好評につき今回3回目です。しかも、午前午後と2回に分けなくてはならないくらい。私がおととし、去年ともに参加しなかった理由はスケジュールが合わなかったことと肌がかぶれやすいので怖かったことがあります。今回はコラムのために、どうしても体験しておかねばと思い参加しました。が!やっぱり駄目です。つけまつげの糊がどうしてもダメ。目に貼りつけた瞬間からピリピリピリピリしだして…化粧を落としてから何時間もたつ今でも痛いようなかゆいような…。明日がこわいよう。でもメイクは楽しかった…。もしも今日の記事を気にいっていただけたなら ↓ ポチッとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2014.02.09
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毎年、この時期になると阪急電鉄の構内、車内に張り出される初詣ポスター。モデルには、将来のスター候補が選ばれます。今年は、研究科一年生、雪組の彩風咲奈さんが選ばれました。成績は首席。身長173cmですって。ぱっと見た感じ、ピンクレディーのミーちゃんのデビューしたての頃に似ているように感じました。(古くてすみません)詳しくはこちらをご覧ください。また、阪急阪神ホールディングスになってからは、十日戎のポスターも阪急電鉄に張り出されるようになっています。(逆にタカラジェンヌの初詣ポスターが阪神電鉄で張られている)今年の十日戎、ポスターは阪神タイガースの上園啓史投手。(去年は矢野捕手でした)今年の年末年始の天候は荒れ模様だそうで、初詣行きにくいですけど…予報、はずれると良いのになぁ。着物着て行きたいよう。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2007.12.30
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昨日見てきた映画「悪の教典」。貴志祐介の原作を読んだときはあまりにも恐ろしくて逆に読むのをやめられなかったのですがさてそれが映画ではどうなっているのか、興味大でした。見終わって思ったのは原作を2時間ほどにまとめたらこうならざるをえないな、ということ。どうなっていたかというと、エピソードを省き、ひたすら主人公ハスミン(蓮実聖司)のサイコキラーぶりを描いていたのです。ここからはネタバレあります。これから映画をご覧になる方、これから原作を読まれる方は、以下お読みにならない方がいいと思います。まずハスミン以外の登場人物のキャラクターが大きく変えられていたこともしくは表面的にさらっとしか紹介されていなかったのは一番の不満でした。一見して爽やかで熱心な理想的教師 蓮実聖司の対極にいるような薄気味悪い数学教師 釣井正信。原作では後半まで、正体不明でずっと不気味な存在だったのに映画では、ただの汚らしいいじけたおじさん教師になってしまっていました。それ以上にびっくり仰天したのは、この釣井が独自に調べた蓮実聖司の裏の顔を学校の教室内で教え子に板書までして解説し始めたこと。ありゃりゃりゃりゃ。どう考えてもこの場面は、観客へのご親切な説明。これで随分ストーリー展開に割くべき時間を短縮できています。お手軽だわ。この釣井先生と校長先生の人間関係のバランスや恐ろしい裏エピソードなどもちろんナッシングでした。続いて、生徒にセクハラをしていた柴原哲朗(演者:山田孝之)。これがもう、演じている山田孝之がお気の毒なくらいペラッペラの役に格下げされていました。軽音楽部の部室でドラム叩いているシーンなどは他の登場人物のエピソードを無理やりはめ込んでいるだけで全く意味不明だったし…。とにかく他の教師陣もほとんどがエピソード全カットでした。直接のストーリーに関係ないところにまで時間を割けなかったんでしょうねぇ。続いて生徒。「悪の教典」の大事な所はサイコキラー蓮実によって、学校の校舎を半密室にされ友達が次々に殺されていく極限状態においても知恵をしぼり、自分がもっている得意な分野でなんとか生き残ろう、友達を救おうとあらゆる手段で立ち向かう生徒たちの姿だと思うのです。それが時間の関係か、ほとんど全部カット。もしくは全然違うシチュエーションにすり替えられてしまいました。だから映画の中の蓮実は抗う術のない羊の群れを次々に襲う狼といった状態。なんなんだ!!!私が一番がっかりしたのはアーチェリー部のキャプテン高木翔のキャラクター設定。原作では、非常にレベルの高い技術を持つ高木くんが自分の一矢で蓮実を仕留め、クラスメートを救うことを決意します。そこに至るまでには、アーチェリーを人を傷つける目的で使うことに葛藤しそれでもこれしか方法がないこと相手は猟銃を持っているのだからチャンスはたった一度だけ、その一度を逃したらもうあとはないこと、でも自分ならきっとそれができる…などなど、さまざまな心の動きが描かれているのです。そして弓を射るまで、呼吸を整えて冷静に冷静に…と自分を律している様子も。読んでいてこちらが身震いするくらいの心でした。ところが映画では、クラスメートとの恋愛と絡めてしまって泣くは叫ぶは、取り乱すは、その挙句に弓を射るものの…となっておりまして「ちがーう!!!高木くんはこんな子じゃないねん!!」叫びそうでしたわ。それからエレキギターを使って蓮実を感電させようと画策した中村くんのエピソードも全カット。逆に、原作とは違って最後の死に様をしっかりと描いてもらっている生徒もいてそれは私でも顔を知っている売り出し中の若手俳優さんだったりします。うぬー。これは宝塚歌劇でもよくあることですね(^^;)文句ばっかり言ってますが、物的証拠がなく、限りなく疑わしいのに逮捕するきっかけがなかった蓮実に突きつけられた証拠AEDの録音機能の扱い。これも映画では始まって早々に登場人物のセリフで伏線が張られまして生き残った生徒自身が「これだ~!!!」と発見するというお手軽さ。やっぱりここはね、死にそうなクラスメートを助けたくて行った行動が知らないうちに物的証拠になっていた…というのが良かったんですよ。刑事がいう 生徒たちの清い気持ちが結局は悪を摘発したんだ…という内容の言葉が、恐ろしい物語の最後にキランと輝くのになぁ。逆に、良かったなと思うのはやっぱり伊藤英明って男前やなぁと再確認できたこと。「海猿」からイメージチェンジして役の幅が広がるといいですね。素朴な疑問として、原作を読んでいたので文句言いながらも話についていけたんですが、全くの白紙で見たかたはどんな感じだったのでしょうねぇ。お勧め度は★★☆☆☆割引デーに見に行くことを勧めします。そしてスプラッタなシーンや、残虐なシーンもありますから気分が悪くなりそうなかたはやめておかれたほうが良いと思います。もし今日の日記を気に入って下さったなら↓ポチっとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2012.11.11
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本日2回目の更新失礼します。唐突ですが「体操の隊形に開け!」ってご存知?昨日テレビを見ていたら「神戸と大阪の常識比較」のような内容で神戸独特の文化(?)の一つが紹介されていました。それは学校で体育の時間のこと。体操をするときに、整列している状態からお互いが両手を広げても当たらない間隔に広がる際、体育教師が「体操の隊形開け!」というと生徒が「ヤー!」と声を張り上げて散らばるというもの。私「あー、懐かしいわ、そうやった、そうやった」と懐古しつつ「ん?!!体操の隊形に開け!ヤー!は全国的なものじゃないの?! うっそー」テレビ番組内ではまず神戸で出会う老若男女に「体操の隊形に開け」とインタビュアーが声をかけてほぼ全員が反射的に「ヤー!」と答える状況を映し、続いて大阪で同様のインタビュー。ほぼ全員が「ヤー?そんなの知らん。黙って広がりましたよ」大阪と神戸ってそんなに離れていませんがはっきりと結果が出ていました。ふーむ。私は学生時代を神戸市のお隣、芦屋市で過ごしました。「ヤー!」派です。じゃあどのあたりの人はヤー!と言っていたのかTwitterなどのSNSで簡易調査してみたところ、今のところ、以下のようになっています。《兵庫県》神戸市東灘区(神戸の一番大阪寄り):ヤー!芦屋市:ヤー!宝塚市:ヤー!宝塚市:ヤー!声が小さいとやり直しさせられた記憶がある。尼崎市:ヤー!《大阪府》豊中市:知らない。そもそも「体操の隊形に開け!」って言ってたっけ?箕面市:無言で開いた。 号令が「⚪︎⚪︎くん基準に、体操の隊形に開け!」だった。←名指し?!堺市:号令はあったけど無言で開いていた。《京都府》京都市:知らない。《石川県》金沢市:無言で開いていた。以上です。どうやら神戸から東方向の兵庫県阪神間は「ヤー!」って言っていたみたいですね。じゃあ、明石や姫路など西方向はどのあたりまで「ヤー!」というのでしょうか。他府県の方はどうですか?よかったらコメント欄を使って教えていただきますか?このネタ「探偵ナイトスクープ」に追加調査を頼んでみましょうか?【おまけ】この調査、当然のように一番最初に会話したのは身近にいる夫。すると「宝塚市はそんな号令もヤーもなかったデ」へー?!そうなの?一旦納得したけれど、その後すぐに義姉から「宝塚市育ちの姉ですが(ヤーは)ありました」とメッセージが。私のいとこも宝塚市育ちで「ありましたよ。ヤー!言ってました」と。単に覚えていないだけやん!あやうくガセネタをつかまされるところでした。ブログランキングにエントリーしています。もし記事を気に入っていただけたなら、クリックよろしくお願いします。↓人気ブログランキングへ
2015.03.01
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「太王四神記」千秋楽見てきました。千秋楽を見るなんて久しぶり、しかも一つの公演を2回見るなんて贅沢も久しぶり。ぐふふふふふ。今日もホゲ様に女子力注入してもらっちゃうぞ~!と、中央ゲートを入ってすぐのところに、特設のファンクラブチケット出しのテーブルが。望月理世さん、この公演がサヨナラですね。へぇ~。退団者の千秋楽チケット出しの場所ってこういう特別な配慮がされるんですか?昔からそうでしたっけ?記憶にないのですけど。でも、こういうのって良いですね。宝塚歌劇団の温かみを感じます。スタッフの方たち、まだ東京公演があるとはいうものの、寂しいでしょうね。宝塚歌劇をご覧になったことがないかた、普通はファンクラブでとってもらったチケットはここでもらうことになっているんですよ。開演10分前なのでもう人はまばらでわかりにくいですけどね。もちろん どのスターのファンクラブがどこに陣取るかは、きっちり決まっています。トップスターが一番劇場入り口に近いところ。あとは学年順となります。さて今日のお席は2階3列86番。前に見たとき、冒頭の盆回しによる神話の説明や、高句麗一武道会、後半の騎馬による戦闘シーンは2階から見たら位置関係ももっと立体的につかめていいだろうなぁと思っていたので、わくわく。おまけに上手側だから、前回見たとき死角になっていたホゲさまキスシーン後の冷めた眼もばっちり見えるはず。ドキドキ。前回見ているので、今回はいろんなところに目を配ることができて楽しみが倍になりました。今日はヨン・ホゲを演じるユウヒ君(大空祐飛)のセリフや表情中心にお送りします。ニコニコ顔のヨン・ホゲさまが、母親の死以降、全然笑わなくなる…その無表情が私の好みでして。どうもユウヒ君(大空祐飛)の場合、ごきげんでにっこり笑っているところは全然ハートに響かないんですよね。タニちゃん(大和悠河)やアサコちゃん(瀬奈じゅん)なんかは笑顔が好みなんですけど。じっとうつむいて耐える姿、オペラグラスでずっとアップで見ていて「なんぼほどカッコいいねん、ユウヒ君」と声に出してつぶやきそうになりました。まずハートきゅんきゅんなのは、2000年も生きて世界を我が物にしようとたくらむプルキルに操られたキハに「ヨン・ホゲさまこそチュシンの王」と言われて、驚き、そして揺らぐところ。元々親友だったタムドクが母親の自殺の原因だと思い込んで落ち込んでいるところに現れたキハの美しさにまず心奪われ、自分が真のチュシンの王なのか、信じていいのか、それとも…とグラグラする表情の良いことったら!しかも、あんなにもてて女性の扱いには慣れていたはずのホゲ様がキハに対してはおずおずしているのがたまりませ~ん!そして前半ハイライトの高句麗一武道会。立ち回り、超カッコいい!これはホゲ様に限らず、この場面で戦っている男役さんのファンの人、毎回しびれたでしょうねぇ。さて、どんな手を使ってでも勝とうとするヨン・ホゲをいさめるタムドクに「オレに説教をするのか」いいですねぇ。良いといえば、キハと一夜を過ごしたタムドクを迎えに行って「♪それとも眠れなかったのか~♪」妄想が暴走するイケナイ台詞歌です。そして後半は息つく暇もないほどの暴走ぶり。サディスティックなホゲ様全力疾走です。白虎の神器を見つけるためになら村人を拷問しても構わないと命令を受け「やり過ぎでは、あなたの名誉も損なわれます」と部下に進言されて「そんな物はとっくに捨てた」と吐き出すセリフ。ううう痺れる。こういうのは生身の男性が言ったら只の冷酷野郎になっちゃうと思うんです。ああ、この役は宝塚の男役のために作られたかのような役です。もしこれが小池修一郎センセの脚色なら(原作知らないから)やっぱり小池センセは天才ですっ!そして問題のキスシーン。やっと見られました~。ホゲ様の冷め切った瞳を。しかし、周囲の人に「あの瞳にやられた」と繰り返し聞かされて期待が大きすぎたせいか思ったほどではなく肩透かしを食らった気分。それともネットでの評判を読んだユウヒ君がわざと淡白にしてファンの脳内暴走を食い止めようとしてのこと?後半のハイライト、騎馬による戦闘シーン。1階で見たときも迫力ありましたが、2階から見るといっそう素晴らしかったです。本当に馬に乗っているみたいに迫力あるシーンは舞台機構(盆回しとセリ)とホゲさまの騎馬となっている高句麗軍兵士の中の下級生、長い大きな盾を持ってマスゲームのような振り付けをこなす高句麗兵士たち全ての見事な融合で成り立っているとわかりました。この場面に何か賞を上げて欲しいです。さて、ホゲ様が弓で射られてなくなってからは、壮くん(壮一帆)にロック・オン。最後に赤ん坊をタムドクと取り合うシーンで前回と今回ともに笑ってしまったセリフがあります。「赤ちゃんを返したら神器を渡す」「いいや、神器を先にわたせ」と数回言い合ったあとでの「ええ~い、じれったい。者どもかかれぇ!」なんだかここだけ『遠山の金さん』に出てくる悪代官みたいで。「太王四神記」たっぷり堪能できました。無理して来て良かった。フィナーレに、千秋楽ということでご挨拶が付くのですが、もちろん退団する望月理世さんの緑の袴でのご挨拶がありました。毎回、退団される人には大劇場に入ったお客さん全員から惜しみない拍手が送られます。自分のごひいきじゃなくっても。やっぱり宝塚ってあったかい所です。今日の着物は宝尽くし風の小紋。写真では判りませんが、友人からもらった鬼の帯留をしています。ところで、ずっとユウヒ君ファンだった友人は、私が突然「ユウヒ君、カッコいい。ホゲ様、ホゲ様」と言うのに呆れ果てています。うーん、ごめんね。ずっとユウヒ君のこと「やる気なさそうなヒト」と全然興味なかったのに。いや、ないこともない。「薔薇の封印」のときの王弟フィリップ殿下とか「暁のローマ」のカシウス、「愛と死のアラビア」のイブラヒムとか。考察してると、役柄としては普段無表情でも心の中は熱い、というような(フィリップ殿下はちょっと違うけど)ツンデレ系の役、ビジュアルで言うとロン毛のときのユウヒ君が私のツボを刺激するみたいですね。同じ系統でも「あかねさす紫の花」の中大兄皇子なんかは素通りですから。あーあ。もうサディスティック・ホゲ様に会えないのか。寂しいなぁ。ちなみに上に掲載した舞台写真は、今日自分へのお土産に買った「太王四神記」ポストカードブックです。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2009.02.02
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昨日はジェラルド・バトラー主演、22日(土)ロードショー開始の映画「完全なる報復」を見てきました。東宝のシネマイレージカードは6回見たら、1回タダで映画を見せてもらえる特典があり、ちょうどポイントが貯まっていたので、予告編を見て「おッ!ジェラルド・バトラーやん、話も面白そうだし」と決めたわけです。いつもは伊丹TOHOプレックスに行くのだけれど今回近場では、梅田か西宮でしか上映していない…。田舎暮らしの私、最近は梅田のヒトの群れにまじるとしんどさを感じるのです。(ああ、若くないなぁと思う瞬間)ということで、今月2回目の西宮OS へ。いつもはインターネット予約であらかじめ座席を抑えるけれど今回はポイントを使うので、窓口へ。どのお座席が良いですか?と上映スクリーンの座席表を見せられて絶句。小さい!!!50人ほどしか座れない「プレミアスクリーン」での上映とのこと。え~。もしかしたらテレビがちょっと大きくなったくらいのスクリーンでちまちま見せられるの?と心配した私、中に入って己を恥じましたね。「プレミア(プレミアム)」と冠されているのに、意味がわかってなかったと。TOHOシネマズのプレミアスクリーンとは航空会社のファーストシートをイメージしたものだそうで座席はゆったりしているし、リクライニングだし、カップホルダーではなく小さなテーブルが付いている…もちろんスクリーンだってちゃんとした大きさだし、部屋の照明などもランプ風で、パリ オペラ座みたい。(ちょっと大げさ)え?オペラ座に行ったことあるのかって?ないで~す。劇団四季「オペラ座の怪人」や宝塚歌劇「ファントム」そしてジェラルド・バトラー主演の映画「オペラ座の怪人」で見ただけ(^^)ともかく、とてもゴージャスな座席で映画を楽しむことになりました。が「完全なる報復」は、とてもじゃないけれどのほほんと体を伸ばしながら見るような映画じゃありませんでした。R15指定だから、残虐シーンがあるのであろうと予測していたにもかかわらず見ているうちに だんだん体がちじこまってきてある場面なんかは「ひぃ~」と声を出しそうになるのをこらえながら丸まって見る始末。なにはともあれ、あらすじを。***自宅に押し入ってきた2人組の暴漢に襲われたクラウド(ジェラルド・バトラー)は目の前で妻と一人娘を惨殺される。犯人は逮捕され、罪に見合った法の裁きを受ける…と信じていたクラウドに事件担当の検事ニックが信じられないことを告げる。二人を確実に有罪にするために、主犯であるダービーに共犯者エイムスに不利な証言をさせるかわりに罪を軽くする司法取引をするというのだ。ニックはフィラデルフィア随一の有罪率を誇る辣腕検事で証拠不十分なこの事件を正攻法で争って2人とも無罪にしてしまうより刑に問題は残るにせよ、二人とも有罪にした方が良いと判断したのだ。その結果、主犯であるダービーは禁固刑(しかも数年)、共犯(従犯)であるエイムスが極刑という理不尽な結果になった。10年後、エイムスの死刑を見届けに行ったニックの目の前で大変なことが起こる。薬品により無痛で行われるはずの刑で、エイムスは激しい苦痛にのたうち断末魔の叫びをあげながら死んでいった…。遺留品には「運命には逆らえない」と書かれていた。その言葉は、かつての主犯ダービーの口癖。ニックは、出所しているダービーの元へ急ぐが間一髪で取り逃がしてしまう。そして数日後、ダービーは見るも無残なバラバラ死体となって発見される…。二人を殺す動機を持つ人物としてクライドの名前が挙がりクライドは抵抗することなく、あっさりと逮捕される。証拠がないエイムスとダービーの殺人事件。ニックにクライドが提案する。「証拠が不十分なら取引をしよう。(おまえは以前そうしただろ?)」と。そしてニックが取引に応じないのであれば10年前の司法取引に関係した全ての人物を殺していくと告げるのだった…。そして実際に行われる殺人。刑務所内に監禁されているクライドが犯人なのか?ニックはクライドを止めることができるのか?また、自分の家族(妻と一人娘)の命を守れるのか?***随分書いた感じがしますが「完全なる報復」公式HPの「STORY」にはもっと詳しく書かれています。興味がある方は上のリンクから行ってみて下さいね。タイトル通り、これはクライドによる「完全な報復」なわけです。報復の殺人を認めたり賛美するわけではないけれどある日突然理不尽にも命を奪われた被害者のご家族の心境を思えばクライドが報復に出るのは、動機としては非常によくわかる。「楽に死なせてなるものか」「同じ目に合せてやりたい」「一番苦しむ方法で殺したい」と、思ったとしてそれは誰にも責められない心境だと思います。もし私が同じ立場であれば、同じように思うでしょう。それを実行にうつさない(うつせない)だけで。なので、殺人者になり果ててしまうクライドに対しても意外と感情移入はたやすかったです。エイムスとダービーを殺すところまでは。しかし 続く報復は「どう考えてもやり過ぎでしょ」「いやいや、その人まで?何故?」と思いましたね。「目には目を、歯には歯を」のハムラビ法典からも著しく外れているし。ハムラビ法典の元の意味は「やられたらやりかえせ」ではなく「やられたら やられた分だけは仕返ししていいよ、それ以上やり返したらダメよ」という意味ですから。ただ、サスペンス映画として非常によくできた映画なので暴走してしまっている感のある「報復」に意外にも嫌悪感を感じませんでした。(個人差はあると思います。私は感じなかった。)それはジェラルド・バトラーが好きだから、というのもあると思うし作品中クライドが何度も訴える「法のあり方」について同感できるからだと思います。日ごろ国内で見聞きする犯罪と、その裁きについて「納得できないなあ」と思うことが多いのでクライドの報復を是と感じる部分があるのです。これについて書いていると長くなるし大変な問題をはらんでいると思うので、ここでやめまして…最後の最後までドキドキさせてくれる映画です。お勧め度は★★★★☆一つ付けなかったのは、ラストの決着のつけ方が「え?これで良いの?!一件落着なの?!理不尽なり~!!」と不満が残る点があるのと気が弱い方は途中で気分が悪くなってしまうかもしれないから。実際私は、危なかったです。身体の自由を奪われ、今まさに殺されようとしている相手に「これからお前を●●してやる。ここはこうして、あそこはこうして…」と微に入り細をうがって説明するんですね。それがあまりにも恐ろしくって、スクリームでしたわ。いえ、実際には逐一その場面を写したりはしていませんよ。(そんなことしたら気分悪くて退室する人続出でしょう)私は演劇でも映画でもすぐにのめり込むたちなのですべてのことを想像してしまい、「殺すなら一気にやってほしい。絶対こんなのいやだ~」心臓はバクバク言うし、喉がからからに乾くし…。絶対 寿命が3年は縮んだと思います。ホント、そのシーンの残酷さはレクター博士が生きている人の頭蓋骨を開頭して、前頭葉を料理するシーンに匹敵すると思います。そうそう、付け足しとしていろんな場面で別の映画を連想しちゃいました。「ショーシャンクの空に」とか「オペラ座の怪人」とか。私は見ていないのでわかりませんが、ラストシーンが別の有名な映画とあまりにもそっくりなんですって。映画通の方ならそこも不満に感じるかもしれません。最後に。ジェラルド・バトラー、ちょっと太ったかなぁ?「オペラ座の怪人」のときは最高にカッコ良かったのよ~久々にDVD見直そうかなぁ。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2011.01.24
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宙組「ヴァレンチノ」行ってまいりましたが、三陸沖を震源とする地震、大阪のシアタードラマシティも揺れました。(あとで震度3と判明)ちょうど第1幕第9場 ナターシャ・ラムボアの家の場面でした。ルディー:ユウヒくん(宙組トップスター大空祐飛)とナターシャ:七海ひろき二人が場面に残っての芝居中。最初私は、自分自身が前後左右に揺れるのを感じ「めまい?何かの発作?」と思っていました。なかなか治まらず「どうしよう、暗い中騒ぎたてたらご迷惑かけるしかといって このまま倒れてしまったらもっと迷惑かもしれない」と暗い中考え込んだんです。(あとで隣にいた母を始め、たくさんの方がそう思っていたとわかりました)と、ふと見上げたら、舞台の上に吊り下げられた照明がゆーらゆーらと揺れている…地震か?!!とここで気づきました。私の席は2列10番だったので、舞台の照明がすべて見えたのだけれど落ちてしまうんじゃないかと思うくらいずっと揺れ続け…客席からも「地震?」「揺れてる?」と囁く声があちこちで。ざわつく客席。しかし舞台上のユウヒくんと七海さんは驚異的な集中力で芝居を続けていました。(でも私はもう気もそぞろでセリフを聞きとれていませんでした)そしてようやく第9場が終わり、暗転する直前、ガタン!と大きな音がし、ユウヒくんと七海さんがしゃがみこんでいるのが見え、同時に緞帳が降りてきました。私にはユウヒくんが倒れたように見えたけれど七海さんが倒れたのをユウヒさんが支えていたのだという説もあり…。客席でも船酔いのように気分が悪くなったのですから舞台上の人が貧血のようになったとしても無理はないと思いました。客席の電気が点灯し、ざわめきが起こりかけたところにすぐに場内アナウンスが入り、皆聞き取ろうと静まる…「ただいま東北地方に地震が発生しました。一旦舞台を中断します。落ち着いて今しばらくお待ちください」えっ?!東北?!皆 顔を見合わせました。あれだけ揺れた、その震源地が東北と言うのなら……5分ほどで舞台は再開。幕間休憩中はロビーにテレビが出され、ニュース映像を見られるようになっていましたが、まだこの時点では被害状況が詳しくわかりませんでした。大阪は舞台を続行しても問題ないと判断されたようで最後まで舞台を見たわけなのですが、100%舞台に集中できたかと言えば、できませんでした。ざっくりと大まかな感想のみ書かせていただきます。一番に感じたのは「初演を見ていないのは幸せかもしれない」ということ。私はカリンチョさん(元雪組トップスター 杜けあき)のヴァレンチノを見ていません。なので、ユウヒくんのルディがそのままヴァレンチノに見えた…。昨日平成の「ノバ・ボサ・ノバ」に文句を言いましたがそれが初見の人にとっては、何の不満も疑問もないのだなあと。初演(もしくは自分が見た以前の舞台)と比べて色々言ってごめんなさいね、と反省。そして、この作品がデビュー作とは、小池修一郎先生はやっぱり天才やなと。面白かったです。宝塚歌劇をもう20年くらい見ていない母が「いいお芝居だったね」と言ってましたから。そうそう、深く感じ入ったのは、学年的にも主役経験も円熟した感のあるユウヒくんが演じるルディの若いころ、イタリアからやって来たばかりの頃の姿が本当に初々しく、若々しく、可愛らしいこと。もしこの役を若手時代のユウヒくんが演じたとしてこんなに初々しく可愛いルディだったろうか?と思いました。そして多分その答えはNOだと思う。演劇の世界では時々見られることだけれど人生の経験を積み、様々な役を経験した役者さんが演じる青春の輝きというのは、一旦昇華したものを再び紡ぎだすからかその役と同年輩の人が演じる時よりも美しいことがありますね。今日も、見ていて時折ふっと涙ぐみました。なんだかね、ユウヒくんとの別れが近いのかもしれないな(多分近いだろうな)と そんなことも感じたから。その他の生徒さんの感想、いろいろあったのですがどうしてもこれ以上は書けません。ごめんなさい。最後に一つだけ、余談。作品の中で「シェイクの息子」という映画名が出てきます。帰ってから調べたら、その映画の邦題は「熱砂の舞」。昨年、フェリシモ しあわせの学校主催で行われたサイレント映画上映&トークショーで上演された映画のことでした。あのとき、主人公と、その父親の二役をヴァレンチノがしている~と思ったら「熱砂の舞」は続編で、もともと「シェイク」という映画で演じた主役の息子をメインにしたもの。だから続編でヴァレンチノが二役していたのですね。続編、というより「俗編」だったのだな、とこの舞台でわかりましたよ~。「俗編」だったにもかかわらず、実際に映画館で見た人を夢中にさせたのは劇中でアリス役が語っていました。このお芝居を見る前に「熱砂の舞」を見ていて良かったわ。全ては繋がっているのですね。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2011.03.11
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昨日、5月31日(土)に開催された 宙組 実羚淳さんのお茶会。私は特定のスターさんを応援しなくなって久しくファンクラブにも入会せずに、まるで浪人のようなファンでお茶会参加なんて10年ぶりくらいです。だから楽しみにしていました。実羚さんはこの公演からファンクラブ立ち上げとなり公演中のお茶飲み会が「お茶会」に格上げされたようです。会場は宝塚大劇場内エスプリホール。8人掛けのテーブルが9つありましたから単純に計算して72人ということになります。(スタッフさんを除く)これくらいの規模のお茶会が一番楽しいかもしれません。会場設営もゆったりしているし、スターさんとの距離も近くてアットホームですから。では流れに沿ってレポートしましょう。あ、その前に呼び方について。実羚さんのニックネームは ゆいちぃさん。でも私、呼びなれていないので、実羚さんで通させていただきますね。まずは座席についたら、ケーキとアイスティーをいただきました。そして実羚さんへの質問をしたためたり、記念写真を送っていただくための封筒書きをしたり、物品販売をチェックしたり…。ご本人登場までに いろいろとやることがあり退屈する間もないのでした。そこに実羚さん登場。2回公演を終えてお疲れでしょうに、普段化粧をきれいに整えていらっしゃいました。濃紺のシンプルなスーツ(細身だった!!)に白いスタンド襟のシャツに水色のネクタイ姿。エスプリホールの会場入り口から拍手に迎えられた実羚さんスタスタと壇上にあがられました。ここでスタッフさんが微妙なお声で…「あの…登場はお客様の間を通ってってことだったんですケド」ああ、そう言えば、こういうときってテーブルとテーブルを縫うように進んでいくのが定番ですねぇ。やっぱり2回公演でお疲れだったのかも。入場のやり直しもヘンだからということで「お帰りの時には客席を通っていただくということで(笑)」ということになりました。乾杯の後、実羚さんからはこんな大きな会場でお茶会ができて嬉しい、ファンクラブも発足したので良かったら応援よろしくお願いします、といったご挨拶がありました。私はこのお茶会が初めての参加ですがカフェでのお茶飲み会から参加し続けてこられたかたにとっては実羚さんと同じく、ホールでの開催に感慨深いものがあったようです。続いてはスタッフさんがあらかじめ回収した質問票からピックアップしつつ「ベルサイユのばら」本公演と新人公演についての質疑応答を。まずは本公演。●衛兵隊士としての場面について。お稽古中はもっと荒くれるように、立ってるだけじゃだめだぞ!と言われ続けたそうです。舞台では2年下の留依蒔世さんと一緒に居ることが多いので二人で話しあって状況設定し、お芝居をしているんですって。「衛兵隊士はオスカルが成長するのに欠かせない…というかすごくオスカルに影響を与えているのだということを忘れないで演じたい」と話しておられました。●天使(トウ)香盤(配役発表)を見たときに「天使(トウ)」という文字とメンバーの中で男役は自分ひとりであることに驚愕。元々バレエは習っていたものの、トウシューズを履いて踊るのは音楽学校以来ということでかなり頑張ってレッスンに励んだそうです。また舞台では背中の美しい娘役さんの中で見劣りしないように心がけていることや、優雅な所作を心がけているつもりでも、娘役さんからは「手が雑!」とダメ出しをくらい、日々意識している…といったお話があり笑いがおきていました。●フィナーレナンバー「薔薇のタンゴ」亡き喜多弘先生の素晴らしい振付が40年前そのまま受け継がれている「薔薇タン」こと「薔薇のタンゴ」。普通であれば、トップスターとともに踊るのはかなり上級生であるはずの場面に今回は「衛兵隊士たちとオスカル」という意味合いを持たせているらしく若手メンバーが選ばれているんですって。「このダンスメンバーに選ばれたことを誇りに思いなさい」というお言葉を上級生からいただいたそうです。そしてこの場面の指導に初演オスカル 榛名由梨が来ての熱血指導。薔薇タンを踊りながら男役らしく顔(表情)を作ると「そんな顔イランねん!ちゃんと踊って!」とショーちゃん(榛名由梨)の檄が飛んでいたそうな…。(NHKスペシャルでその一部が放送されていましたよね)でもその厳しさの中に、この場面に対する思い入れが感じられ薔薇タンメンバーはいつも、全てのお稽古が終ったあと必ず一度はこの場面を合わせてから帰宅したそう。そしてその場には必ずトップスターである凰稀かなめが居て一緒に振りを合わせてくれたとかで「トップさんなのに…」と感激の面持ちでした。ちなみに大階段で踊るのは、想像している以上に怖いそうです。●新人公演について初の大役アンドレは、おけいこ中はいろいろあったけれど本番は幸せを感じながら演じることができたそう。冒頭、初のセリ上がりではちょっとしたアクシデント発生。立ち位置が悪かったのか、着用しているマントがセリに巻き込まれそうになっていてセリについてくださっている舞台装置のかたが「危ない!マントマント!!」と焦っておられ「え?え??」とワタワタしているうちに、体が舞台に出てしまっていたんですって。こわっ!!そんなこととは気づかれることなく落ち着いて登場していたけど危なかったのね。ちなみに、セリから顔、身体と徐々に舞台に上がっていくときに浴びるスポットライトは予想を上回っていて「スターさんのスポットライトってすごいんだな」と思ったそうです。この場面は客席が明るいため、客席のほぼ全てが見渡せたとか。逆に何も見えなかったのが歌いながら銀橋を渡る場面。舞台も客席もとにかく真っ暗。自分の立ち位置がわからないどころかいったいどちらを向いているかの方向感覚までなくなり銀橋の付け根もよく見えず、「落ちるんじゃないか」という恐怖を感じながらの歌だったとか。へー。そんなふうには見えなかったけど…。オスカルとアンドレの「今宵一夜」は形がとにかく難しくオスカルもアンドレも内心「ううう、体がよじれるんですけど…」という状態で愛を語り合ったそうです。この場面、長谷川一夫が形をつけたんですよね。演者が楽をしていてはお客様からは美しく見えないという長谷川演出、今も受け継がれております。アンドレ最大の見せ場、パリの橋の上での戦死シーンはおけいこ場ではいつも「死にに行くな」という言葉で注意を受けたそうです。もっと生きていたい、オスカルのそばにいたいという思いを出せ、と。「でもこのシーンは段取りがいろいろ大変なんですヨ。撃たれなきゃいけないし倒れなきゃいけないしその上生きていたい…ってことも表さなきゃいけないし…」そうか…私たちはこのシーンを見慣れすぎているけど一つ一つ、思いを込めて大変な思いで演じているんですねぇ。新人公演でアンドレを演じるに当たっては本役でアンドレをしている 朝夏まなとにいろいろと相談をさせてもらったとのことでまぁくん(朝夏まなと)は「外見ももちろん大切だけど、一番大事なのはココだよ」という言葉を、握りこぶしをコツンと胸に打ち付けて言ってくれたそうです。その場面を想像して萌えちゃった。まぁくん、良いこと言うし、動作がカッコよすぎる。実際に演じてわかった課題やさらに掘り下げたいポイントを見据えて東京の新人公演に挑みたいと締めくくっていらっしゃいました。そしてインタビューの仕上げはアンドレの今宵一夜での名セリフ。「千の誓いがいるのか、万の誓いがほしいか…」自分に言われているわけではないのだけど、照れました。続いてはゲーム。タイトルは「私(実羚さん)と一番気が合うのは誰でしょう」ルールは簡単。全員バッグを持ってスタンドアップ。実羚さんがハンドバッグの中の私物を揚げていき同じものを持って居ない人は座り、最後まで残った人が勝ち。ここで揚げられた私物はハンカチ、スマートフォン、財布、ウォークマン、喉あめでした。私はウォークマンで脱落。だって、iPhoneで聞けるから、他の音楽プレーヤー持つ必要がないんだもん…。優勝された方、おめでとうございます。ゲームの後は、参加者へのプレゼント抽選会、ツーショット記念撮影、参加者からの実羚さんへのプレゼント贈呈(マッサージ券)が行われ一旦実羚さんは退場。今度はちゃんと客席の間を縫うようにして出口へ向かわれましたよ。そのあと参加者はあとを追うように1階へ移動。なんと、宝塚大劇場ロビーが開けられていて、ロビー階段を使っての全体記念撮影が行われたのでした。すごい!これは宝塚大劇場内のエスプリホールならではのことですね。その後、実羚さんは大劇場の出口で一人ひとりと握手を交わしてのお見送り。疲れているでしょうに、最後まで笑顔を絶やさない実羚さんに好感度急上昇。これからも参加したいなァと思えるお茶会でした。以上、長文最後まで読んでくださって感謝します。ブログランキングにエントリーしています。もし記事を気に入っていただけたなら、クリックよろしくお願いします。↓人気ブログランキングへ
2014.06.01
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今日、仕事が終わったあと用事を済ませていたら同じビル内にポンデライオンが居て、撮影&握手会を開催するというのです。ふーん、ちょっと見てみるか…と軽い気持ちで会場に行った私。実物と会ってしまうと、妙にテンションが上がってしまった…。今日は仕事で写真撮影をしたため持っていたニコラ(Nikon D5000)ですかさずパチリ。ついついポンデライオンを激写しちゃいました。しかし周りを見回すと小学生や、小さなお子様連れの保護者さんばかり。皆さん携帯電話かスマートフォン、ゲーム機に内蔵されたカメラで撮影していらっしゃる。そんなところで一眼レフでポンデライオンを激写する私は絶対オタクに見えたでしょうね。そして始まった撮影会。私は参加しないつもりだったのだけれど…ここまできたらもうツーショットお願いするしかないでしょ。気がつけば、子どもたちに交じって列に並んでいたのでした。体が斜めになっているのは、ポンデライオンが肩に手をまわしてくれてそれは嬉しかったのだけどタテガミ(ドーナツ)が顔にグリグリあたって「ううう、首が折れる~」という図なのでした。ポンデライオンといえば、ドーナツ体操も可愛いね。特にエンゼルクリームのところが好きよ。もし今日の日記を気に入ってくださったなら ↓ ポチッとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2013.04.03
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大いに盛り上がったジュンコさん(元雪組トップスター 汀夏子)のライブ。終演後、撮らせていただいた元OSKトップスター 洋あおいさんとのツーショット写真、ジュンコさんの許可をいただきましたので掲載させていただきます。(洋さんの許可はその場でいただいております)ジュンコさんの控室の前廊下で面会がおこなわれたためモデルさんとカメラの距離が近すぎてずいぶん狭苦しいアングルで申し訳ありません。オフの洋さんを拝見するのはこれが初めてなので私の思い込みかもしれませんが洋さん、ご自分もスターさんであることを忘れて思いっきりファンモードになっていらっしゃいませんか?この可愛らしい笑顔!嬉しそう。(洋さんはジュンコさんファンだと公言されています)実は今日、月に一度のステップアップ撮影講座の日で本日の課題は「人物写真を撮る」でした。ああ、ライブの前に習っていたらもっと良いポートレートが撮れたんじゃなかろうか。講座の内容は後ほど写真専用ブログ「茶々吉とデジ一 のんびり旅」にまとめます。もし写真に興味がおありでしたら、お越しくださいね。今日の日記を気に入って下さったら↓ポチっとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2012.06.18
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私は宝塚ファン歴38年になります。その間、何人かのスターさんのファンクラブに入ったりもしました。好き過ぎて、週に何回も見に行ったスターさんもいます。ですが、宝塚歌劇を退団されると、どのかたもよくて年に1度、関西公演があれば見る、下手をすると全然拝見しない、といった調子に落ち着きます。が、元雪組トップスター ジュンコさんこと汀夏子さんはむしろ逆でここ数年は大阪で行われるライブやディナーショーは必ずのように拝見しています。なぜか?それは2008年7月にジュンコさんとお話しさせていただいた時私が許されないような失敗をしたにもかかわらず私を叱りとばすどころか優しくフォローして下さったジュンコさんの人間性に感服。心から感謝し、尊敬したからです。その場に同席しておられたのは長年ジュンコさんのファンでいらっしゃり関西地区のスタッフ役でいらしゃる村岡悦子さん。その村岡さんがこのたび、取材を受けられジュンコさんがタカラジェンヌだった時代を熱くお話しされた様子が本日の読売新聞夕刊に掲載されております!!読売新聞を購読されていない方はこちらをどうぞ。→【百年へ 宝塚歌劇】第四部(2)「皆のお陰でトップ」号泣ジュンコさんが単独トップになった公演初日のエピソードなどは本当に胸が熱くなります。それから、楽屋入りしたジュンコさんを「もしかしたら休憩時間に出てくるかもしれない」とそのまま12時間待ったこともある…というエピソードは「わかる、わかる」と自分の熱烈ファン時代を懐かしく思い出しました。私が熱烈なファンだったのは1980年代。まだ宝塚大劇場とお稽古場が別棟だったしタカラジェンヌの食事環境が整っていなかった(のだと思う)せいもありお稽古場から大劇場楽屋へ行くとか食事休憩などといってスターさんがふいにお稽古場から出てくることがままありました。当時は携帯電話はもちろん、ポケットベルすらまだ世の中に出回っていなかった時代です。ご贔屓が一旦お稽古場や楽屋に入ってしまうと連絡のとりようがない。(楽屋には電話があったけど、つまらない用件では かけられなかった)「今日はお稽古遅くなるかも」くらいの情報は入る時に教えてもらえるけれどそれも確定事項ではない…ということでディープなファンで時間に余裕がある人はずっと待つということになったものでした。今思うと、会えるという保証が全くないのによくあれだけの時間耐えて待ったなァと思います。後にポケットベルがでまわってスターさんから「今から出ます」というような合図が送られてくるようになったときには「はー、何と便利な!」と感激したものです。携帯電話やメールが当たり前の今では考えらませんけど。ちょっと脱線してしまいました。村岡さんはこのインタビューの最後をジュンコさんについてきて良かったと締めくくっておられます。ジュンコさんファン歴50年。すごいわー。村岡さんも もちろんすごいんですけど、真にすごいのは、そんなふうに熱い思いで応援し続けておられるのが一人や二人じゃないってことなんです。私が2008年からディナーショーやライブなどにお邪魔して毎回思うのが、ずっとファンでいらっしゃる皆さんの熱量のすごさ。宝塚ファンは概して熱いものだけどジュンコさんファンは、どれだけ歳月がたとうともその熱を保ち続けていらっしゃる。そしてファンを突き動かすその原動力は何かというとやっぱりジュンコさんご本人なのですね。「皆楽しんでる?」「来てくれてありがとうね」の気持ちがビシバシ ステージからこちらに放射されているんです。スターとファンの幸せな関係を毎回見せていただいています。今年も12月23日にウェスティンホテル大阪でジュンコさんのディナーショーがあります。もちろん私も伺いますヨ。楽しみ。ちなみに、村岡さんのインタビューは昨日の記事にも一部掲載されています。もし良かったら読んで下さい。→【百年へ 宝塚歌劇】第四部(1)白服で見送る 退団の華もし今日の日記を気に入ってくださったなら ↓ ポチッとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2013.11.20
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阪神タイガース公式ファンクラブ、立ち上げの2003年の秋から入っています。今回の更新で3回目の入会。今日、その記念グッズが届きました。黒のドライストレッチシャツ。(写真では、ただの背景と化しているけど…)私は初年度のイエローメッシュのジャージが気に入っているので、今回は夫用に、大きなサイズをもらう。ファンの心得が印刷されている手ぬぐい。セ・リーグ優勝記念のメダル。そして会員証。色が普通の黄色からゴールドに変わりました。裏面に、自分のお気に入りの背番号を入れるのだけど、私は31番にしています。濱中おさむ選手です。(でも最近は、下柳投手にも魅かれるんだなぁ。)日本一は逃したけれど、そんなこと問題じゃないの。過去何年も暗黒の時代を経験した私にとっては上出来な一年でした。来年も、いや、これからも一生タイガースを応援していくぞ、と、ファンクラブのグッズを抱きしめながら、決意を新たにするのでした。
2005.11.02
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今日は冷えましたね。私は京都に行っていましたが、北山はうっすら雪化粧。街中も底冷えがしていました。さすが京都。どこに行っていたかと言いますと、上京区にある晴明神社。陰陽師として名をはせている安倍晴明を祀った神社です。もちろんニコラ(Nikon D5000)も連れて行き写真を撮っており、それを写真専用のブログ「茶々吉とデジ一 のんびり旅」に先にアップしようと思っていたのですが…。なんどやっても写真がうまくアップできないのです。ブログのフォト管理システムを使うと、色がぐじゃぐじゃになったり、モザイクをかけたようになったり…。これまで写真をブログに貼りつけるのにこのような不具合が起こったことは一度もなく…何度やっても同じなので、だんだん怖くなってきました。実は安倍晴明がらみでもう一つ、不思議な話を聞いています。それは大阪にある安倍晴明神社。京都の晴明神社が、安倍晴明の屋敷跡であり、陰陽師として活躍した拠点であるのに対し大阪の安倍晴明神社は、生誕の地です。これは私の先輩のご友人の体験談。仮にAさんと呼びましょう。Aさんは占いをしていただくために安陪晴明神社に向かっていました。初めて行く場所なので、地図を見ながら。地図通りに曲がっていくのに、なかなか着かない…。何回か角を曲がって、Aさんは鳥肌が立ったそうです。「さっきからグルグル同じ場所を回っている…」何度地図を見直して、神社のある方に向かっても同じ場所に戻ってくる…。Aさんは必死で何度も何度も神社に向かいほとんどあきらめかけたとき、さっきも曲がった角を曲がったら今度は神社があった…やっとの思いで辿り着いた安倍晴明神社。占い師さんはAさんの顔を見るなりおっしゃったそうです。「あなた、今狐に着かれていたね。何度も同じ道を歩かされたでしょ」さすが陰陽師。安倍晴明おそるべし。写真も、もしかしたらあと何回かしたらすんなり掲載できるのかもしれません。ということで、先にこちらのブログを更新してからゆっくりと再挑戦してみます。晴明神社のお守りは、いくつかありますが、その中から「勝守」を買いました。黒地に桃の図柄の厄除け守とどちらにするか迷ったのですが今年は攻めの年と決めているので、厄を除ける…という守りではなく勝守をチョイス。「スポーツ、あらゆる競技会、資格試験、就職試験に様々な競争相手、そして己に勝つために」とお守りにも書かれています。その他、一般的なお守り、学力・営業力アップの向上守、夫婦和合の陰陽守、交通守がありました。7月頃から9月頃までの期間限定の「ききょうまもり」というのもあるみたいです。おみくじは小吉でした。ところで一つだけ残念なことが…。ご朱印…スタンプだったのです。これまでお参りした神社仏閣で文字がスタンプだったのは初めて…。むぅー。(本当はもう少し語気を荒げたいけれど写真の不具合のことも不気味でこれ以上 言うに言えません~)それでは再び「茶々吉とデジ一 のんびり旅」の写真掲載、頑張ってみます。怖いよう!【お詫び】上で、晴明神社のご朱印の文字がスタンプであることに不満を述べましたが、ご朱印に添付されている説明書きをちゃんと読んでいませんでした。「当神社の朱印に施された「晴明社」の字は土御門晴雄(つちみかど はれたけ)卿が安政元年(1854)に揮毫され 神社に奉納されたものを版に起こしたものです。晴雄卿は 当神社御祭紙 安倍晴明公から数えて34代目に当たる御後胤で 当時の陰陽頭(陰陽寮長官)でした又 安倍家は 室町時代に天皇から姓を賜り 以後土御門家となりました。」そういう意味のあるスタンプ(版)だったのですね。申し訳なし。しかも、パソコンの変換が清明になっていました。正しくは「晴明」二重三重にごめんなさい。それにしても土御門家が安倍晴明の末裔だったことも知らなかった。勉強になりました。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2011.02.13
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あ~眠い。昨日、じゃなくて今日ですねソチオリンピック男子フィギュアスケートを最初から最後まで見ていました。羽生結弦くん、金メダルすごい!!おめでとうございます。しかし今回ほどメダルがすごいのではなくて(いえ、すごいのはすごいんだけど)あのプレッシャーの中に凝縮された選手一人ひとりの在りようがすごい と感じたことはありませんでした。順位に関係なく、全ての選手に拍手を送ります。良いものを見せていただきました。ありがとうございました。興奮さめやらない状態の朝5時から少し寝て今度は宝塚バウホールへGO。宝塚音楽学校100期生の文化祭観劇です。宝塚ファン歴38年にして、初めて宝塚音楽学校の文化祭を見ることになりました。毎年、宝塚友の会の抽選に申し込んでいたけれど外れてばかりだったので嬉しくて!しかも、1列どセンター。首が痛くなるぐらいの至近距離で体験してきました。見るのが初めてですからプログラム進行が例年通りなのか毎年違うのかはわかりません。休憩を2回挟んでの3部構成でした。第1部1.日本舞踊「百年(ももとせ)の道 ~いま新しき未来へ~」宝塚音楽学校創立100周年記念讃歌を、黒紋付緑の袴姿の本科生が歌い、踊りました。宝塚の正装ともいうべき姿で、ぴしっと、背筋が伸びるようなオープニングです。振付指導は山村光。歌唱指導者の中には ともみ先生(元宝塚歌劇団 立ともみ)のお名前が!誇らしい!2.予科生コーラス 「愛は時を越えて」 「あの感じ」宝塚音楽学校の制服姿の予科生が、ピアノ伴奏のみで歌いました。予科生は、開演前のお出迎えや受付、「携帯電話の電源をお切りください」のボードの提示などさまざまな作業を手伝っていました。予科生のしるし、白いソックスは三つ折り。靴は通学時は黒のローファーをはいていると思うのですが今日は裏方として走り回らないといけないからかしら白いスニーカー(体育館シューズかな?)を履いているのが目新しかったです。かかとを合わせてつま先は60度に開く!ホント初々しいですねぇ。コーラスはさすがにハモリがきれいでした。3.クラシック・ヴォーカル「ドレッタの夢の歌」/オペラ「つばめ」より ソロ「衣装をつけろ」/オペラ「道化師」より ソロそれぞれ娘役さんと男役さんのソロ。はぁ、この子たちが歌える子なんだな、と認識。文化祭は芸名表記ではないので、ここでは氏名表記は控えさせていただきます。「衣装をつけろ」を歌っていたのは 故 夏目雅子さんの姪っ子さんです。彼女はたくましい感じの男役さんで、演劇やダンスでも目立つポジションにいました。4.ポピュラー・ヴォーカル [宝塚主題歌メドレー]いつもストレッチを教えていただいている ともみ先生は宝塚音楽学校で本科生のポピュラー授業の先生ですから当然、歌唱指導者の中にお名前がありました。この長いメドレーでは、ピアノ、キーボード、ドラムス、ベース、ギターという編成でバンドの生演奏があり、なかなか本格的。曲ごとに三々五々入れ替わり立ち替わりハンドマイクを持ってソロパートを歌います。中には明らかに手が震えている生徒さんもいて「頑張れ、頑張れ」と心の中で応援しました。タカラヅカ・グローリー/「タカラヅカ・グローリー」より妖しいまでに美しいおまえ/「さくら」よりパルファン・ド・パリ/「PARFUN DE PARIS」より夢を見れば/「エンター・ザ・レビュー」より夢の果てに/「ルートヴィヒII世」より心の翼/「テンダー・グリーン」より私とあなたは裏表/「風と共に去りぬ」より美麗猫 ミラキャット/「美麗猫-ミラキャット」よりザ・ビューティーズ!/「ザ・ビューティーズ!」よりシトラスの風/「シトラスの風」よりうたかたの恋/「うたかたの恋」より白い花がほほえむ/「ラムール・ア・パリ」よりいつか/「ディーン」よりこの愛よ永遠に(TAKARAZUKA FOREVER)/「ザ・レビューII」より第2部 演劇「Go On The Stage」作・演出は正塚晴彦先生。小さなプロダクションが主催する演劇教室に集う俳優志望の若い男女の群像劇です。劇団ということで劇中劇から始まり、途中で「あれ?これってお芝居の中の話しだっけ?」と若干混乱しちゃいました。音楽学校生が演じても、やっぱり正塚ワールド炸裂。私としては、もっとオーソドックスな演劇も見てみたかったです。人数の関係と思いますが、この演劇はA・B二つの組にわけて全部で4回ある公演を2回ずつ担当していました。私が見たのはA組です。第3部 ダンス・コンサートジャンルの違い、振付師の違いなど、さまざまな観点があり見ごたえがありました。私自身の好みでいうと、バレエとタップダンスが特に好きでした。それにしても、ダンスソロをとれる人って素敵ですねェ。ほれぼれ。1.プロローグ バレエ「すみれの花咲く部屋」2.ジャズダンス 「A ve Maria」3.モダンダンス 「アリシア」4.バレエ 「スペインの香」5.モダンバレエ 「バーコード」6・ジャズダンス 「ライオンキング」より (「サークルオブライフ」のイントロ部分と「お前の中に生きている」のメドレー)7.バレエ 「Grow in to freedom -のびやかに、自由に、解き放て-」8.ジャズダンス 「ジプシーソウル」より9.フィナーレ タップダンス 「IT DON’T MEAN A THING」100期生とは直接には何のご縁もないのですがともみ先生のストレッチレッスンルームに100期生の顔写真入り暑中見舞いやお年賀状が飾られているので化粧顔でも「あ、あの子だな」とわかる人もいてすごく親近感がわきました。ただ、席があまりにも前過ぎて、舞台端の人が見えにくかったのが残念でした。気になったのは男役さん3人。先に名前を挙げた、夏目雅子さんの姪っ子さんとどこかオサさん(元花組トップスター 春野寿美礼)に似た男役さん、そしてファニーフェイスでダンスの上手な男役さんです。早く芸名を知りたいナ。初日だったので、当然、ともみ先生もお越しでした。休憩中もどなたかとお話をされていたので、ちょこっとご挨拶だけさせていただきました。この文化祭、今日は私が拝見した12時公演の後16時公演が明日は12時、16時公演ががあります。私が見た回は、ラストのタップダンスで、舞台上を何人もが交差する振り付けで、何組かが中央でぶつかり合うアクシデントがありました。幸い転倒までは至らなかったのでほっとしました。最後まで無事に、そして2年間学んだ成果をしっかりとお客様にアピールできますように。次に初舞台で見るのを楽しみにしています。【プラスアルファ】先日、星組への配属が決まった 99期生 隼玲央くんから組決定のごあいさつ状が届きました。うーむ。昨年この舞台を踏んだ時はおそらくあどけない顔だったであろう隼くん。1年でこんなにも憂いを秘めた顔になってます。憂い顔の好きな私なので、キュンとする反面お母さんのような気持ちになって「まだまだ無邪気で良いんだよ!」と背中をトントンしてあげたくもなります。星組で輝く星となりますように!↓ オリジナルのポチを作ってみました。 もっと控えめな大きさにしたかったのに テクニックが伴わず、こんな大きさですみません。 勉強します!人気ブログランキングへ
2014.02.15
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火曜日に書いたシメさん(元星組トップスター 紫苑ゆう)光臨 宝塚文化創造館のなかで私の個人的なシメさんつれづれを引用しました。リンク先まで行って読んでくださった方、ありがとうございます。そのうちのお一人、さーちゃんさんがコメント欄に質問を書いてくださいました。「思い出すのもつらいヤンさんのお茶会ってどんなのですか?」と。どうせご質問にお答えするなら、ブログ本文に書いてしまいますね。ヤンさんファンのかた、途中まで読んで不快な思いをされても一旦読まれたのでしたら、どうぞ最後まで読んでくださいね。でないと、誤解したままこのブログと永久おさらばになる可能性が…。では参ります。ヤンさんというのは元花組トップスター 安寿ミラのこと。私は元々なーちゃん(故 元花組トップスター大浦みずき)ファンでした。だから、なーちゃん時代に若手だったヤンみき(花組 安寿ミラ&真矢みき)のこともずっと見て来たわけです。有望な男役が綺羅星のように並んでいた花組の中でも独特な魅力を放っていたヤンさん。私がヤンさんに完全に惚れたのは「ベルサイユのばら」でオスカルを演じた時。私がかねがね疑問に思っているセリフ「アンドレ、私を抱け」。オスカルは口が裂けてもそんなこと言いません。で、ヤンさんもそう思われたんですね。お稽古場ではちゃんと言っていたようですが舞台上で、この台詞を(わざと)すっとばしアンドレをじっと見つめる。受けるアンドレ役はルコさん(元花組 朝香じゅん)。しっかりオスカルを受けとめて、これぞ原作の世界~!!よくぞやってくれた、ヤンさん!と拍手喝さいでした。そして私の男役さんの好みは、太陽と月でいえば断然月タイプ。陰りのある男役さんが大好き。ヤンみき はどう考えてもヤンさんが月でした。ということでなーちゃん退団後の私はチケット確保という やましい動機も半分ありつつヤンさんのファンクラブに入ったのでした。それまでずっと応援してきた方のようにはヤンさんの性格を知らなかった私が初めてヤンさんのお茶会に出席した時のオドロキと言ったら…。なぜこんなにも不機嫌そうなのか?一言で言うならそれに尽きるのでした。表情と体全体から「もぅダルいわぁ。公演期間中だって言うのになんでこんなことしなくちゃいけないの?」というオーラ全開。ファンからの質問コーナー「この公演で●●(ヤンさんの役名)を巡って何人かの女の人が出てきますが もしヤンさんが男性だったら、どの女性と結婚したいですか?」という質問が。男役スターさんのお茶会なら、よくあるタイプの質問です。それに対するヤンさんの答えは「私は男性じゃないからわかりません」(笑顔なく、素で)バッサリ斬って捨てるのでした。別の公演のお茶会での質問。「ヤンさんは今何がしたいですか?」多分質問された方は「お休みをもらってのんびりしたいです」とか「海外旅行がしたいです」というようなお答えを期待されたのだと思うんです。それに対してヤンさんの答えは「早く(お茶会を終えて家に)帰りたい」これもジョークではなく、本気であるのが見て取れました。ひぃぃぃぃ~。コワイ~。なぜそんなに不機嫌なんですか?!ヤンさん?きわめつけはお茶会の最後に、ヤンさんが全員と行う握手会。ヤンさんは手を差し出しだしているけれど相手の手を握るというよりは、相手に握らせて自分はそのまんま。ファンの方と目が合ってもあんまり笑わない。(「エリザベート」の中でウィンディッシュ嬢が「さぁ、皇后自ら手を差し伸べているのよ♪」と手を出している状況に近い)「あー。早く終わんないかなぁ」と言わんばかりなのです。それでも自分の番が回って来たとき私は握手しながらヤンさんに一言お声をかけてしまいました。それに対しては「は?」というお返事が。この「は?」には「なんか言った?順番終わったら早くおどきなさい」という意味が含まれていると肌で感じました。なーちゃんがお茶会でとても優しかっただけに落差がはげしく、私はその場ですごく落ち込みました。そして次の瞬間、湧きあがる怒り。「な、なんやねん、この人はっ!!」くっそー!!!二度とこんな人を応援するもんか!と、足踏みならす勢いで宝塚ホテルを後にしたのでした。が…次の花組公演を見に行って、舞台に登場したヤンさんを見ると「かー!!何と綺麗な人なんだろう」とうっとり。そしてよせばいいのに、「この前のお茶会はたまたま体調がお悪かったのかも」と思い直し再びお茶会に出席して…はい。前回と同じ展開に。再び「キーッ!二度とヤンさんなんか応援しないッ!」と思うのだけれど次の花組公演を見て再び骨抜きに。旧大劇場の客席に座りながら心の底から思ったものです。「スターに人格はいらんのかもしれない。ヤンさんは舞台でこれだけ輝くんだからこのヤンさんだけを見ていたら良いんだ」ということで、以後お茶会へは二度と行かなかったのです。そして最後まで、舞台のヤンさんは私の胸をキュンキュンさせてくれましたよ。(上の「人格」はファンに対するときの、という条件つきです。ヤンさんの普段の人格は存じませんから、そこを否定するものではありません)それから、ヤンさんと言うと思い出すことが。あれはいつの公演だったか、とにかくものすごく暑い夏の日に「並び」があったのです。当時は宝塚歌劇のチケットは、宝塚大劇場のチケットカウンターか梅田などの阪急プレイガイドでしか扱われていませんでした。もちろんインターネット予約などなかったため、前売り日にはファンが並んで購入していました。クラクラしそうな日差しの中、宝塚花の道の上に並んでいたヤンさんのファンクラブ集団。何時間も並び続けるのは、真冬も辛いけど真夏も辛い。皆汗ダラダラ。すると私の前に並んでいた幼稚園年長組くらいの女の子が突然叫んだのです。「もぅ!!皆がこんなに頑張って並んでいることミラは知っているのッ?!!」前売り券を1枚でも多く確保するために頭数としてお母さんに連れられてきた子どもの心からの叫びでした。これには思わず周囲が大爆笑。「ホントやねぇ~ミラに教えてあげなきゃだめやねぇ」といいつつ内心では皆、「知っていてもフーンって言うだけやろなぁ」と思っていたのではないかしら。そんなヤンさんが退団後、お茶会を開催。人づてに聞いたところでは、ヤンさんは別人のように優しくなっていたそうです。きっと外の世界に出て、ファンの存在が当たり前のものではないと悟られたのね。以上、ヤンさんつれづれでした。ほんのわずかな期間しかヤンさんファンでなかった私の視野は狭いです。ずっとヤンさんのファンだった方、途中腹立たしいこともあったかもしれません。ごめんなさい。でも、わかっていただけるとありがたいけれど舞台のヤンさんは本当にステキで、私、毎回惚れてました。今日の日記を気に入って下さったら↓ポチっとクリックお願いします。
2012.01.19
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とあるビルのロビーで見かけたポスターに「ん?」どこかで見た顔だと思ったら元宝塚歌劇団星組の千琴ひめか、現在のはいだ しょうこではありませんか。宝塚歌劇退団後、NHKの「おかあさんといっしょ」の第19代うたのお姉さんとして活躍。現役のころはベールに包んでいた(と思う)天然ぶりをいかんなく発揮して、こどもたちばかりかお母さんたちの絶大な人気を得ているそうな。最近では「笑っていいとも」にレギュラー出演してますね。時々、奇怪な(?)絵の才能も発揮して周囲を凍りつかせたり爆笑させたり…。実は私、はいだしょうこのアルバムを持っています。しょうこの My Favorite Songs元宝塚歌劇団の娘役という歌い方ではなくてまさにうたのお姉さんの歌唱法です。何にせよ宝塚OGが活躍しているのを見ると嬉しくなります。そしてもう一つのポスターは…。月組「スカーレット・ピンパーネル」が来年1月にTOHOシネマズなどで全国ロードショーだそうな。わお。見に行かねば。10月16日に先行上映があったなんて知らなかった。もっとアンテナ伸ばさないとダメだな、私。ショーブランは龍真咲か明日海りお、どっちなのかしら?私は みりおちゃん(明日海りお)のショーブランを見ていないのでできれば みりおちゃんのを見たいワ~。年明けは雪組の「ロミオとジュリエット」もあるし楽しみだなぁ。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2010.11.13
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本日2回目の更新です。行ってまいりました。元宝塚歌劇団 優ひかり・真琴愛ディナーショー。レポートは後ほど。先輩と私が座らせていただいたお席は、キラキラ、元タカラジェンヌ席でした。ノスタルジックコンサートで何度か拝見している竹城琴絵さん。竹城さんの同期である八世路るかさん。キメちゃんこと白川亜樹さん。(花組 芹香斗亜さんのお母様です)そして優ひかりさんの同期であるカタちゃんこと桐さと実さんのご家族です。あー。なんという贅沢。キメちゃんは長身で、ミニのワンピースがとてもお似合いでした。八世路さんは、ゴージャスで美しく、カタちゃんは 男役さんだったと思えないくらい華奢でした。竹城さんは座席が近かったこともありいろいろとお話をさせていただき、嬉しかったです。私が勝手に抱いていた、現役当時の印象と全然変わりがないのが嬉しい。今回のディナーショーの構成演出は岡田敬二先生で客席にもお越しでした。私が琴城さんに「先日ビルボード大阪に北翔さんのライブを見に行った時岡田先生にお声をかけたかったけど、勇気が出ませんでした」と申し上げたところ通りかかった岡田先生に声をかけてくださり私のことを紹介してくださったんですよ!!それで「ビルボード大阪での北翔さんのライブ、素晴らしかったです!と申し上げることができました。すると、岡田先生は「いやいや、あれはね、北翔さんがうまいからなんだよ」とおっしゃいましたよ。先生、ご謙遜を。北翔さんがお上手なのはもちろんですが、岡田先生の演出も素晴らしかったのでございますよ。敬愛する岡田先生と会話できるきっかけをくださった竹城さん、ありがとうございました。嬉しかったです。また、客席では、小学校から高校まで同窓だった友人と再会できたり、「ブログ読んでますよ」と声をかけていただいたり、エキサイトしました。以前、優ひかりさんが退団公演の千秋楽にファンからいただいた千羽鶴を今も大事に飾っておられる話を紹介しましたがその鶴を折った方たちからもお声をかけていただいたのですよ。どうもありがとうございました。さて、終演後、ご出演者様と撮影していただいたショットを。ご一緒した先輩と優ひかりさんを挟んで。優ひかりさんのキラキラ度合いが凄い。あやかりたい、あやかりたい!真琴愛さんと。思いの外、ロビーが暗くてちょっとぶれてしまっています。真琴さん、ごめんなさい。ゲスト出演の愛奈まゆきさんと。優さん、真琴さん、愛奈さんが着用されている薄紫のボレロは愛奈さんのお手製ですって。(愛奈さんのドレスも)ノスタルジックコンサートの時もそうですが今回も、優さん・真琴さんのヘアアレンジも愛奈さんによるもの。素晴らしい。私、髪の毛を伸ばし始めてから髪の毛のアレンジがうまくできなくて困り果てているのです。弟子入りしたいくらいです。それでは、ディナーショーの詳細は後ほど。ブログランキングにエントリーしています。もし記事を気に入っていただけたなら、クリックよろしくお願いします。↓人気ブログランキングへ
2015.04.04
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