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2009.03.08
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カテゴリ: 不思議な話
今日は車で遠出してきました。
行き先は比叡山 延暦寺。
延暦寺へは20年以上前にオーストラリアからの留学生を案内したことが
ありました。
ところが当時の私は神社仏閣には何の興味も知識もなく、ただ現地へ
連れて行き、ちょこちょこっと回って終わりでした。
それが「ちょこちょこだった」ということにも気がついていませんでした。

それから幾星霜(遠い目)、毎日新聞 日曜版に「世界遺産への旅」という
連載があり、2月22日(日)は、延暦寺(下)。
最初の一文が「比叡山に『三大魔所』がある」
ん?なんですって?
読み終わって、これは死ぬまでに絶対もう一度行かないといけないと
決意。そうとなったら早いに限る…ってなことで、本日出かけたと言うわけ。
私の運転で1時間半、まずまずの速さで現地に着きました。

比叡山延暦寺って、ほとんど山全体を指すんですね。(知らんかった…)
東塔、西塔、横川の3つの地区に分かれています。
まずは東塔から。
阿弥陀堂前にある不思議スポット、水琴窟。
2009/3/8延暦寺水琴
見た目は何てことない普通の岩に水が…しかし、耳を澄ますと岩の下から
コンコンというような、木琴みたいな音が聞こえてくるんですよ。

続いて、同じく東塔地区の中の文殊楼へ。
単に私のえとの守り神が文殊菩薩だから、ご挨拶せねばということで。
中に入ってみてびっくり。楼にあがる階段が、階段なんてものじゃ
ないんです。はしごですよあれは。ほぼ直角。内部は写真厳禁なのが
残念。上るもの降りるのも怖かったです。年をとったら絶対に行けない場所。
まだ足腰が丈夫なうちにどうぞ。
文殊楼から国宝根本中堂へ降りる石段。降りてから振り返ると
ひえ~!すごい石段ですよ。
根本中堂から先に回っていたらこの階段を上ることになっていたのですね。
文殊菩薩が守り神で(先に回っておいて)良かった。
2009/3/8延暦寺 文殊楼に向かう石段
これだけでたっぷり1時間半かかりました。

一旦西塔地区はパスして、奥比叡ドライブウェイの途中、パーキングエリアで
作ってきたお弁当をいただきました。
はるか下に琵琶湖が見下ろせ絶景です。でもデジカメに収めると
全然それが伝わりません。残念だけど、撮影は断念。
食後、西塔へ戻り釈迦堂へ。
場所によってはまだ雪が残っています。
2009/3/8雪の残る延暦寺

そして今回のメイン、横川へ。
なぜここがメインかというと、最初にあげた毎日新聞22日 日曜版の記事で
面白いことが書いてあったからです。
祀られている元三大師、あるとき大きな鏡の前で座禅を組んでいたら
鏡に映る姿が骨ばかりの鬼に化した。それを書き写させて版木で刷らせた
ものが今も魔よけのお守りになっている「角大師(つのだいし)」だとのこと。
元三大師は平安時代の人ですって。ということは1000年以上前の
デザインなのですが、なんともユーモラスでユニークな姿です。
ストラップ買っちゃいました。
2009/3/8角大師
そして元三大師はおみくじの祖と言われているそうです。
横川地区にある元三大師堂(四季講堂)のおみくじは、
普通のおみくじとは違います。
まず悩みを持つ人が住持に相談、住持が祈祷のあとでくじを引き、
記された文章を解釈して問題解決の糸口を与える…と毎日新聞に書いてあるのを
読んで、今回私はそのおみくじのために、はるばる来たようなものです。

まず紙に名前、年齢と悩み(相談事)を記載。
するともっと具体的に書くようにと言われました。
そのあとも細かく質問され、場合によっては おみくじはやめておきなさい…と
いう姿勢で臨まれます。ここまで来て断られてはならじと、必死で説明。
ようやく受け付けてもらえました。
ちょうど住持が護摩行のさいちゅうだったので、終わるまで待つように
言われ、座って待ちましたが、いったいどれくらい待ったのか。
護摩行の炎がゆらぐのを後ろから見、耳からは住持の勤行の声、
正座の脚がしびれ、寒くて身体が凍りそうになり…時間の感覚が
なくなってしまいました。

ようやく護摩行が終わって、いざおみくじ。
先ほど書いた紙を住持がご覧になり改めて私に確認の質問、
その後 祈祷、おみくじ…となりました。
結果は「吉」でしたが住持いわく
「今はじっと我慢して時をまたねばなりません。
あれこれ動いては災いをまねきます。現状を維持するのが
一番。時期を待ちましょう」
とのこと。
2009/3/8おみくじ
文章を読んでみると
「此のみくじにあう人は 初め悪く後よし 然れども始め悪しき時に
心得なくつつしまざれば其の時身をうしない後よき時節にあうこと
叶わず よくよくつつしみ時の至るを待つべし」

ん?これによく似た文言をどこかで見たぞ…と思い出してみたら
今年のえべっさん、西宮戎 でひいたおみくじと同じ内容です。
そうか、今年は我慢の年なんですね。乗り越えたら良いことがあるんだ~

自分へのお土産はお香。
2009/3/8比叡香
白檀のお香は一箱5000円もしましたが、一番安い700円のを。
いつも掃除のあとでお香をたいています。今は 京都三十三間堂のお香 を。
香り比べを楽しみたいです。

なかなか収穫深かった延暦寺ですが、まだまだ全部回っておりません。
坂や階段の上り下りが数え切れないほどあり、ハーハーゼーゼー…
明日は筋肉痛だな。(あさってとか しあさってに筋肉痛だとちょっと悲しい)
体力があるうちにもう一度来たいです。

ところで冒頭にあげた「比叡山の三大魔所」
あえて今回は行きませんでした。
だって怖いじゃないですか、何か感じてしまったら。(感じる可能性大)
毎日新聞記者を案内した住持も
「ここで感じない人は何も感じない。でも、感じないほうがいい。
感じたら大変ですよ」と語っておられます。
それにしても、京都の鬼門を押さえる比叡山、目に見えるものや
理屈を超えた世界が存在すると肌で感じられる場所です。


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最終更新日  2009.03.08 23:29:06
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