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2015.06.23
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カテゴリ: 宝塚
本日2回目の更新です。

宙組新人公演を見てきました。
一言で言うなら、とても満足しました。
いやー、本当に見ごたえ十分でした。

本公演を見たときに 、人海戦術による迫力を感じたので
物理的に人数が少ない新人公演は、見劣りするんじゃないか、
舞台がスカスカに見えるんじゃないかと心配したのですが、
それはまったくの杞憂でした。

私は2階席から見ていたので、舞台の奥の方まで見渡せたのに、
舞台が空疎に見えることは一度もありませんでした。

なぜだろうなぁと考えたところ、
一番の原因はコーラスの迫力にあるのだと思います。
舞台上の人数は本公演に及ばないのに、
歌声の力強さ、ハーモニーが素晴らしくて、
視覚情報に、耳からの情報がプラスされて満足感を得られたのだと思います。
前から、宙組のコーラスは厚みがあると思っていましたが、
新人公演でもそれを感じました。
頼もしい!

それから、オーケストラの音もとても綺麗で、
ああ、いい音〜と嬉しくなりました。
そしてそして、満員の客席からの拍手の大きさ!
いち観客である私ですら感動するんですから、
真正面からこの拍手を浴びて演じる宙組生たちが
奮い立たないわけがありません。

続いてキャスト。

⚫︎ラダメス:桜木みなと。
私がもともと持っていた桜木さんの印象は
つるんとした綺麗なお顔立ちの男役さん。
どちらかといえば可愛らしいタイプで、
将軍ラダメスをどう演じるのだろうと興味津々でした。
やはりマッチョな感じではなく、
恋をして初めて生きる意味、戦う意味を見出した
心優しいラダメスに見えました。
ラダメスの衣装は、見かけ以上に重いものだそうですね。
桜木さんが前半から飛ばしているのを見て、最後まで体力がもつのか
余計なお世話ながらヒヤヒヤしておりました。
もちろん大丈夫だったわけですが、それを一番感じたのは戦闘シーン。
あの大きな剣を振り回すときに、腕が上がりきっていないように見えたんです。
ああ、あの剣も重いんだなと思いました。
その点、初演のわたるくん(元星組トップスター 湖月わたる)や
現在本公演中のまぁくん(宙組トップスター 朝夏まなと)は
剣をしっかりと振り回していました。
慣れなのか、はたまた毎日振り回しているうちに腕の筋肉がついたのか、
理由はわかりませんが、そのあたりに本役さんの強さを感じました。
本役さんの凄さといえば、もう一点。
生きたまま地下牢に押し込められた後、暗やみの中で、
自分にはもう希望はない…と嘆くシーン。
あの場面の嘆きは、わたるくん、まぁくんには及ばないように見えました。
それは多分、人生経験の差かなぁ、と思います。
逆に若さの輝きが生きていると感じたのは、
地下でアイーダと再会してからの笑顔です。
新人公演だからこその魅力と、本公演ならではの魅力、
両方を教えてもらった気がして、
もう一度本公演を見たくなりました。
桜木さんは声も綺麗で歌が安定していたのも良かったです。
ビジュアル面で、カツラはもっと金髪の方が似合うんじゃないかと思いましたが、
あえて本役さんとは違う色にしたのでしょうか。


⚫︎アイーダ:星風 まどか
可愛らしい娘役さん。
歌も芝居もしっかり出来上がっていて、
見た後で学年を知ってびっくり仰天。
100期生ですと?!
去年初舞台を踏んだばかりですやん?!
すごい完成度ですねぇ。
アイーダの感情が激してくる場面では
役の感情に振り回されてしまって、
コントロールが効かなくなりそうに見えるところもありましたが、
すぐに立ち直っていました。すごいねぇ。
ビジュアルでは腕が長くて優雅。動きが綺麗に見えました。
ただ、一国の王女らしさという点では
本役の実咲凛音ちゃんには及ばないと思いました。


⚫︎アムネリス:遥羽らら
もしかしたら私がこれまでに見たアムネリスの中で
一番歌が上手かったかも。(劇団四季「アイーダ」を除く)
彼女も星風さん同様、アムネリスの感情が激して叫ぶ場面では
台詞のコントロールが若干難しそうに聞こえましたが
それ以外は安定していました。
時間的制約からアムネリスの見せ場をカットされたにもかかわらず
存在感があるアムネリス。
ラダメスに向かって「私にあなたを殺させないで」という台詞には
胸を打たれました。

⚫︎ファラオ:留依蒔世
今日一番の功労者かも。
彼女の驚異的な歌唱力にはビックリしました。
前から歌える人だとは知っていたけれど、
本当にすごかった。
童顔で可愛らしいお顔立ちなので、
ファラオの威厳とは遠い感じなのに、
あの声、あの歌!!
思わずひれ伏しそうでした。
彼女の声で、あれも聞きたいこれも聞きたい。
やっぱり「歌劇団」ですから、歌えるって素晴らしいことです。

⚫︎ネセル:実羚淳
エジプトの神官長。
ある意味とても目立つ役ではありますが、
パーっと発散できる役ではなく、
若さを抑えて、クセを出さなくてはならず、
なかなか難しい役だろうなぁと思います。
それを過不足なく演じられたのは
昨年「ベルサイユのばら」の新人公演でアンドレを演じた経験
役に立っているように思いました。
これはケペル役の和希そら(上記公演でオスカル役)にも言えるのですが、
真ん中に立った経験は何物にも変えられない貴重なもので、
どこがどうというわけではないのに、輝いて見えるのです。
もしかしたらそれは「自信」なのかもしれません。
ただ私は実羚淳さんの笑顔が好きなので、
次は笑顔が可愛く見える役を見たいです。
神官の化粧での笑顔は不気味でした…。
(もちろん役からすると不気味に見えてOK)


他にもキラッと光る人はいっぱいいたけど、
私の勉強不足で顔と名前が一致しません。
「若い生徒さんの名前が覚えられない」なんて、
年を痛感しますわ…トホホホホ。

【アクシデント】
その1
エジプト女官たちの「すごつよ」ソングの場面。
ある女官さんのイヤリングがピヤッと弾け飛びました。
垂れ下がるタイプで結構大きなイヤリングだったので、
腕をあげる振り付けの時に引っかかってしまったんでしょう。
2階席だったので、落ちた場所もしっかり見えました。
センターよりやや下手寄りの、かなり前方に落下したのです。
拾おうと思えば拾えなくもない微妙な場所。
でも下手に拾うと芝居を壊すと判断したのか、誰も拾わず、
イヤリングはずーっと転がったままだったのでヒヤヒヤ。
結局「ラダメスが裏切り者だった!」の後の暗転で
誰かが拾ったらしく、そのあとは見当たりませんでした。
たかがイヤリングですが、もし誰かがそれを踏んで
転んだりしたら大変なこと。(ましてそれで怪我でもしたら…)
娘役さんは役に応じたアクセサリをすることも仕事のうちでしょうから
大変だとは思います。
東京公演ではどうぞお気をつけて。

その2
ケペルがラダメスに槍を投げて渡すシーンで、
うまく槍をキャッチできず、
コンコロコン…と舞台に転がってしまいました。
桜木さんは特に慌てる様子を見せずに
落ち着いて拾っていましたが、
見ているこちらの方がドキッとしました。
舞台って何が起こるかわらない恐ろしい場所。
胆力も舞台力のひとつ、ですね。



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最終更新日  2015.06.23 23:50:58
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