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2007年08月24日
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カテゴリ: 保護者

・感情のコントロールができない。(すぐ切れる)
・人の話が聞けない。
・場の雰囲気が読めず、自己中心的。
・友達関係が作れない。
・自分たちの課題を解決できない。

*そして、「失敗することを恐れ、何もできない」子どもたちの増大。

これらは、昨日行ってきた、大学公開講座で出た内容です。

では、なぜ、こんな子どもが増えてきているのか?

理由はたくさんありますが、その中の一つとして、

「自立」の基礎となる「自律」の訓練ができていない。ということがあるそうです。

10年前から、「トイレットトレーニング」のできていない子が
続々小学校に入学してきている。
ある学校では、5割もできていないという愕然とする事実もあるそうです。

そして、その理由は、パンパースの登場にあるそうです。4,5回しても大丈夫。裏返せば、4,5回取り替える必要がなくなったということです。

気持ちが悪いまま放置される、気持ちの悪さが分からなくなる。

そういうことにもつながってしまう。

気持ちが悪いことを経験することで、その気分も分かり、
取り替えてもらうことで気持ちのよさも経験できる。
そんなことが減ってしまったというのです。

別の例で言えば、
子どもは最初だれしも自転車には乗れません。
後ろを支えてもらいながら、倒れることを経験しながら、
自分が体験・チャレンジすることで上手になります。
それは不快感も経験するのですが、
その後の達成感がものすごく大切で
「自律」にもつながるというわけです。

おむつの例のようなことが、他のことでも続けば、
自分を律することができない子どもが育ちあがる。
そんなお話でした。

不快感を経験せずに、学校など社会に出ると、当然、「我慢する」「協調する」何ていうことはうまくいきません。

「困っている友達がいたら声をかける」
これも自分が経験しているからできることで、
経験していなければ、

困ったことがありその時に助けてもらったからこそ、
友達にも気づいてあげられる。 当たり前といえば、当たり前のことなのですが、
今、そんな経験が少なくなっています。

『理想的な子どもを求める子育て中の親の中で起こっていること』
1.子どもの感情を抑制してしまう親
「そんなことを怖がるんじゃありません!」
そうしていると、一見「よい子」が育つが、その実、
不快な感情を抑制できない時は、パニックが起こる。
(いきなり、暴発した行動になる。)
*強いものには弱く、弱いものには強く、 他者評価を気にし、対人不安が高くなる。

2.子どもの感情が出る前に処置してしま親
「そんな顔しないでね、お願いだから。○○してあげるから・・・」子どもは、不快感への対処をいつも学べないので、不安・恐怖が強くなる。
*子どもはとてもわがままになり、不快感によって周囲を振り回すようになる。

3.子どもの感情に反応しない親。
無気力、もしくはトラブルばかり起こす子どもになる。(憂鬱や虚無感のある子や、逆に人恋しくなって目立とうとトラぶってしまう子)
*感情の収め方、人付き合いの仕方が極端に下手になる。不安も高い。

『ではどうしたらよいか?』
「子どもの感情に言葉を与えてください!!」不安な感情を持つことがいけないわけではない、
ということを親がきちんと伝えること、接すること。

不安・怒り・憎しみなどをきちんと受け止めてあげること。「今、どんな気持ちなのか、きちんと聞いてあげること。」

そして、その感情を聞いた時に、
「そうだったんだ、いやだったんだね。」「つらかったね。」
と返すこと。
(「何言ってんの!」とか「そのぐらい我慢しなさい!」
と言ってしまったら、元の木阿弥ですね。)

落ち着いたら、
「どうしたかったの。」
そして、
「この次の時は、どうしていくのがいい?」
と聞いてあげるのがよい。

そんなお話でした。

回り道のようで、大変かもしれませんが、
結局、上のような方法をとったほうが、
子どもは育つ。「自立」できるようになると思います。

みなさんは、いつも、どうされていますか?そして、この話をどう思われましたか?

小学校の教師をしています。

ブログには、小学校の出来事を書いています。

ぜひ、みなさんの学校のこと、みなさんのお子さんのこと
そして、保護者としてのご意見をお待ちしています。

いろいろな方からのコメントや情報をいただきたいので、
もしよろしければ、
ブログをリンクしていただけたらうれしいです!

* がんばり過ぎているお母さんと子どもたちのために
 妻が親子を癒すこんな仕事をしています。
 ぜひ、一度アクセスしてみてください。

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最終更新日  2007年08月24日 06時15分59秒
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