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「みんなの和を乱していないでしょうか?」そんな相談が先日ありました。この相談は、あるお母さんからです。
その子どもは、
とても几帳面で、周囲の状況も的確に判断できる。
そして賢い子です。
しかしながら、9月になって
学校へ来ても、教室に入ることができません。
今まで、この子は「~ねばならない。」
学校にきちんと行って、ちゃんと勉強して・・・・
という意識が強すぎたようです。
夏休みというインターバルを経験したことで、
自分の中でその強い意識に
無意識な反応が始まったようでした。
下駄箱やその周辺まで来ると、立ち往生してしまいます。
それはそれで仕方がないことだと思っています。
学校を休んで、リフレッシュすることもいいのだと思いますが、(もちろん、それもすすめていますが)
まだ、本人の中でも葛藤が強いようです。
さて、お母さんは、
「みんなに迷惑をかけていないでしょうか?」
ということをとても気にされていました。
そして、
「何で、学校まで行けて、そこから入れないのでしょう・・・」
「私だったら、考えられないのですが・・・」
そのようなこともおっしゃっていました。
確かに、もっともなお話です。
しかし、それは、お母さんにとってであり、
本人にとっての話ではありません。
「1回学校を休んでしまうと、ズルズルとお休みになってしまいませんか・・・」
そんなお話もありました。
それも、もっともなご意見です。
しかし、それもお母さん自身の考えや不安、そして体面なのかもしれません。
本人と話をしたら、
「私にも分からないけど、教室に入れない・・・」
そんな答えが返ってきました。
まだ小学校1年生です。
そんな子が、苦しくて葛藤しているわけです。
私の対応も十分とは言えないかもしれません。
でも、
お母さんが、
本人の話を聴いてあげる。
余計なことは言わない、プレッシャーをかける態度を示さない。
難しいことなのかもしれませんが、
大切なことだと思うのです。
お母さん自身も腰の低い、
(このところ面談をしたり、電話でお話しすることが多いのですが)「ありがとうございます。すみません・・・」
そんな言葉ばかりの気を遣われているいい方なのです。
しかし、
周りに迷惑をかけていないかというより、子ども自身に目を向けてあげて
お母さんもリラックスしてほしいと思うのです。
そんなことできるわけないだろ!あんたは第三者の担任だからそんな悠長なことが言えるんでしょ!
それも一理あるかもしれませんが、
だからといって、
「母親=我が子」の問題として、
必死にどうにかしようとしたら、
事態は解決どころか、悪化する可能性が大です。
お母さんも不安なことが多いのも事実です。
まず、お母さんが癒されていなければ、我が子も癒すことができないのかもしれません。
明橋大二先生の書かれている「子育てハッピーアドバイス1巻」という本に、
「がんばれ」より、「がんばっているね」と認める方がいい。
と書かれていました。
なるほど、その通りだと思いました。
お母さんも子どももがんばっているわけです。
そんな相手に、
「がんばれよ」と言ってしまったら、
これ以上どう頑張るんだよ。
とつぶれてしまいます。
「がんばっているね」だったら、
ありがとう!うれしい!!
という気持ちになるわけです。
子どものことを必要以上にお母さんが
自分のことと勘違いをして、引き受けてしまわないこと。それが大切だと思うのですが・・・
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