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私は生まれてからずっと両親と付き合っています。
だから、意識したことはあまりないのですが、
夫によると「かなり発達障害の特徴をもった人たち」らしい。
私も、自分で発達障害の勉強をすると「アスペ」の特徴がかなりあてはまる個性を持っていることがわかります。
夫には、ほとんどあてはまらないので(「注意欠陥」はありそうに思うのですが・・・)、
息子の個性は、私から由来したものだと思っています。
そして、夫によれば、うちの両親は「両方とも」そうらしい。
タイプは違います
父は「受動型」に近い。視覚優位。図形処理は得意。視覚から入った記憶力にすぐれている。一方聴覚による情報処理が極端に苦手。人の名前は耳から聞いただけでは絶対に覚えられないそうです。音楽の才能なし。歌うところは聞いたことがありません。子供のころ耳が聞こえないのではないか、と疑われるくらい、寡黙だったそうです。性格はきわめておだやか。我慢強い性格で、誰かのゆうことを聞かないということはなく、本人によれば「大人しくていい子」だったそうです。勉強はよくできて、田畑の世話や、家事で学校をよく休まされたらしいのですが、「自分で教科書を読んで勉強」し、地元で一番の高校に進み、日本で一番といわれている大学を出ています。知性のわりには「会話が苦手」。人の話を聞いていないのか、関係ない話をとうとつに始めます。
母は「積極奇異型」に近い。聴覚優位。通訳の資格をもっています。歌もうまいし、音楽の才能もあると思います。計算は得意。図形は苦手で方向音痴。耳から入った情報の記憶力はすばらしいものがあります。子供のころはガキ大将(女の子ですよ!)だったそうです。誰かに指図されるのが大嫌いで、「私は私の好きなようにやる」のが信条だとか。会社勤めは少しだけしたことがありますが、勤まっていたのかな?(私の生まれた2年後に退職したそうですが。)勉強はやっぱりよくできました。女性が大学にいくのがまだまだ珍しかった時代に外国語専門の国立大学にいっています。会話は一見得意なのだけど、長話に相手が迷惑しているのがわからず、いつまでも延々と話し続ける性癖があります。会話にわって入るのも得意技。話術にはたけているので、聞き役に徹している分には楽しいのですが・・・
というわけで、両親を相手に「会話」をするのは「ものすごーく」疲れます。
お互いにお互いの話題に「意地でも乗るまい」と決意しているのではないかと思うほど話がかみあいません。
父とは野球について、母とは今日の天気について、という調子で、延々と二種類の会話を続けなくてはならない。
野球のキャッチボールとテニスのラリーを同時にこなさなければならない、といったらわかるでしょうか。
この現象にわたしは20歳代のときに気がつきました。
(それまでは、父は子供にとって「日曜日しかいない人」でした。
父がいるときは、父が話題の中心、という暗黙のルールがあったので気がつかなかったのでしょう)
夫によると、70歳にして、会話の基本ルール(誰かが話しているときにはだまる。
投げられたボールを受けて、かえす)ができてない人たちにあったのは、かなり珍しいとのこと。
私は、「うちの親ってこんなもの」と気にはしてなかったのですが、
確かに変だなぁ。これって、やっぱり発達障害なのかなぁ。個性といえば個性だけど・・
家族以外は迷惑しないから、障害とはいえないだろうなぁ・・・
公文の集いに行ってきました 2009.08.28 コメント(2)
年下の子のお世話を焼きたがる 2008.09.10