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「特売」VS「毎日安売り」。 「特売」はニュースでかつ意外性を含む。「毎日安売り」(EDLP=エブリデイ・ロウプライス」はひとつの「姿勢」であり、比較対象があってはじめて「意味」が出る。なぜなら「安い」の反対として「高い」ところがあるから。西友の「毎日安売」キャンペーンは、スタンスを明確にしたという点では訴求力はあるものの・・・今後のことを考えると効果の持続が心配で、いつも競合他社との競争にさらされている。というか、自ら戦いをしかけている。一方で、定着させるには莫大な宣伝広告費がかかりそうで、なおかつ他社もやっているので、言葉としては陳腐。そもそもEDLPという言葉が業界には定着しているので、ここを今のトーンで強調しても、それ自体では効果をあげることは難しいだろう。ウォルマートという総大将のもとに、これまでの一点突破の「魚麟の陣」をやめて、数で相手を圧倒して完膚なきまで叩きのめす王者の布陣「鶴翼の陣」にした感じだろうか。「毎日安売り」をどう西友らしいクリエイティブで掘り下げられるか、そこが勝負のような気がします。愛する西友、ちょっと心配。大きなお世話か(笑)。
2013年03月01日
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役者たちが、映画の撮影が長引いて、結局夜の10時の稽古開始に誰もこれませんでした。ありえません。
2013年02月23日
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奮闘しています。日中は、宣伝PR夕方からは、場所を変えて歴史観光推進活動。言いたいことはやまほどあるが、黙ってがんばるのみ。
2013年02月22日
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充実した一日となりましたしっかり骨休めさせていただきました。夜、およびがかかって結局飲み。
2013年02月21日
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ちゃきちゃきと仕事をこなして。朝の5時から6時の間で企画系の緻密で頭を使う仕事が2つも完了。昨夜のマッサージ効果だと信じてます
2013年02月20日
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駅前のマッサージに行ったら、大当たり。すばらしいマッサージのお姉さんに身体の健康面でさまざまなアドバイスをいただきましたもちろん、腕もすこぶる上等で、受けた後は、体が軽くなった感じ地に足がついた感じになりました。英気が養われました。
2013年02月19日
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怒りがふつふつと、おさまらず。人間としてどうよ、って感じ。毒がまわっている世界である。
2013年02月18日
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昨日と今日の活動の反省を演出家さんと飲みながら語りました大切な時間、情報共有と明日への英気が養えるひとときとなりましたありがとう、Tさん。
2013年02月17日
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リフレッシュが必要になったので、どうしようかと。そうだ、天気も快晴でひさびさに午後から寝るまで予定がないのでドライブに行こうと。レンタカーを借りて、西へ西へ。橋を渡って島に入り、おいしい寿司(ただし海老以外)をいただきました。帰りは暗い中を運転。けっこう緊張しますね。アドレナリンが分泌されているのがわかる感じ。いいことづくめでしたが、ふと、家で夜空を見上げ、月を眺めていたら、目が疲れているのか、乱視と弱視が以前より増したような。温泉の素を入れ、お風呂にゆったり入浴して、生姜入り牛テールスープ(インスタント)を飲み、本日掲載された私の仕事を新聞二紙で読み、床につきます
2013年02月16日
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仕事を終えてから人にあう用事が3件。おまけに関係ない人にも余力をかって会ったり(笑)そして酒を飲んでいい気分になったところで、稽古場へ。明後日の稽古。ひさびさに2年ほど前から隣のオフィスで仕事をしていたF女史にお会いする飲んだのははじめてだった。あ、彼女はノンアルコールでしたが。勉強になるし、この地は狭い。
2013年02月15日
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仕事を19時過ぎに終え、Iさんにかっちょいいスポーツカーに乗せてもらい家まで送ってもらい。かどのラーメン屋に行って、さっと夕食をすませて提出書類を書いて、氷雨の中自転車で郵便を出しに行き、そして、今、明日の朝のための米を炊くようにセットして煮干しで出しをとり、明日の朝の味噌汁の用意をし、カセットテープを入れかれて、マイルスデイビスのこれは「マイファニーバレンタイン」かな?偶然の一致で、今日はバレンタインデーだな、なんぞ思いながら、久々の静かな夜を迎えています。あとは、読書、そして眠るだけ。やった~!
2013年02月14日
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昼間小冊子やチラシを配布して、減りを確認し、ラック前で通行人の動態を確認し、夕方からは家で掃除など、あらかじめ決めていた予定を粛々とこなしました。夜稽古を終えてから1月の家計簿つけ。そして、この時間になってしまいましたが、まずは満足ってとこでしょうか。
2013年02月13日
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車を傷つけてしまったので、ペナルティなのか、一週間は車が使えず。小冊子やチラシの配布設置の時期に重なってしまっているので自転車で駅前のホテルなどをこまめに回った一日でした。帰宅は、ラジオ局のIさんがわざわざ迎えにきてくれて、車内でミーティング。車を下ろしてもらってからは、今度は別の方と電話でミーティング財務会計関連の提出物をまとめて、稽古に立ち合い、首脳会議。帰りにいか天定食。食べなきゃよかった。明日の朝が思いやられそう
2013年02月12日
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神代さんとともに。顕彰祭に。神代直宝という最後の邑主がなかなか立派な人だったらしく川久保では今も毎年2月11日に顕彰祭をかかしません。どばっと領地を寄付したから、ミカン畑が広がり、道も作れ、作業効率が上がったのだとか。午後に戻ってきて、仕事。今日中に締切の提出物を4時間かけて作りました。
2013年02月11日
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歴史寸劇すばらしい成果を出しました。感無量です。ううっ。
2013年02月10日
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来期も今の活動ができるように金策に奔走している感があります11時に城へ。13時に同志と打ち合わせ。15時過ぎまで話し込み、少し疲れて、家でカレーライスを食べ、小休止。小休止のはずが、入浴したり部屋掃除をしたり、洗濯したり、キッチン洗ったり、トイレきれいにしたり、靴を手入れしたり。ああ、19時40分に(笑)
2013年02月09日
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冷たい一日。こういう日に限って、マフラーを友人の車の中に忘れてしまい。ああ、寒いよ寒いよ。稽古は演出家が「充実した」と言い切るほどちゃんとできたので明後日の城での上演が楽しむ。金策も引き続き行っているが、今日は市から依頼があったそうな。これを奇貨としてとらえ、ますます推進力をもってがんばりたいと思います。終えてから、飲んで、楽しんで、なぜか家に午前様でかえってきてから、カレーを作りました(笑)
2013年02月08日
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仕事で使う車が点検だそうで。代車で一日市内を回っていたのですが、県庁の駐車場ではじをこすってしまい銀行の駐車場では、高さ制限に気付かず、アンテナをまげてしまい。ああ。落ち込んでいたのですが、夜、友人と帰る時間がちょうど一緒で飲みましたよ~。利き酒セット。やはり、酒飲み友達は一生の友達。ありがとう。
2013年02月07日
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友人のおうちを発見しました。私には友人の家を外から眺める趣味があり。あ、変質者ではありません(笑)ついに、ある友人の家らしき建物を見つけました。なんだか、妙に心が安定しました。
2013年02月06日
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今日も一日車で市内をまわって。マスコミ、観光連盟、ホテルなどなど。できたばかりの小冊子を設置したり、メディアで取り上げていただけるよう説明したり。それにしても「対応力」あるラジオ会社の社長にお伝えしたら、すぐにNHKの局長、制作部長に電話をかけてくれて私が会いやすくなるようにしていただけました。そうそう、そんなさかな、市内で一番老舗の旅館におじゃましたら、おいしいお茶とおはぎをいただき、ご主人とのんびりお話でき、こーいうのも悪くないなと思った次第。あ、上記の内容は本当に今日のことか、数日ずれていたのか、判明しませんなにせ、今、過去の日記を速射砲のような勢いで書いているので。あしからず。
2013年02月05日
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そう。今日から数日間は、私の住んでいる町に車で戻ってきて、日中はずっとできたばかりの小冊子の配布です。最近CVSで肉まんやら調理パンやら。そして最近お気にいりの7-11の100円珈琲を飲んで、単調なドライブの中に楽しみを見つけ出しています。
2013年02月04日
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今日は一日お城へ。寸劇のつきそい。なかなかのできです。なお、4回目の上演のみ同席できず、神社に異動して、新聞社の小学生ちびっこ記者の取材に立ち合いました。夜は、役者の一人と、のどがかわいてしかたなかったのでかくうちで飲みました。が、なぜか、自転車を置いたまんまで帰ってくることになり。明日以降の足が思いやられます。
2013年02月03日
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天気がいい土曜日。福岡の本屋にぶらぶら。前職でともに働いた野林徳行さんの初の著作「とことん観察マーケティング」を購入。読了しました。言っていることが手に取るようにわかります。学生時代のコンビニのレジのバイトをしていた時にやってくるお客様とのやりとりが面白かったです。
2013年02月02日
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金曜夜の一人飲みのお楽しみを満喫。日本酒利き酒セット。なお、日中、車を運転していて交差点で信号が黄色になった時に右折してくる軽トラックとニアミスしそうになりました。車間距離、スピード注意です。雨の中、本日完成した小冊子を20か所くらいに配布して大変でした。
2013年02月01日
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7時過ぎに起床してから今、24時過ぎまで、よく動いた一日でした。法務局や市役所、床屋に観光案内所、そして、郵便局に銀行に、稽古の道場。すべてはこの春2~4月までの準備です。胸騒ぎと開き直りと、期待と焦燥。
2013年01月31日
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今日は周辺調査有明海を地図に出てない橋を越えなんと、雲仙のふもとまで行ってしまいました。勉強になった。家に帰ってきてわかりましたが、おいおい、私が通った橋って、今話題の「有明海の諫早防波堤」でした~知らなかったとはいえ、なんてこった。
2013年01月30日
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朝6時起きで夕方6時まで。佐賀市南西部の中核都市で仕事をし佐賀に戻ってきてから、仕事をしミーティングに出かけ一杯ひっかけて、再び家で仕事。そして、今、完遂。やったー!
2013年01月30日
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え?1月があと数日で終わる?光陰矢のごとし。きいてねえぜ、とうそぶいてみる(笑)
2013年01月28日
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最近。ふとんに入って、本を読み始めると、恐ろしいことに、ページをめくる前に睡魔がやってきて眠ってしまうこともしばしば。というわけで、読書がまったくすすみません(笑)今日は本丸で芝居を上演した後に、F君と珍しくさしで飲み。大変おいしいモツ鍋をいただきました。
2013年01月28日
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協会の仲間総勢14人で新年会です。蠣久天満宮の門前にある「旭屋」というかくうちやさんにお料理の持ち込みを「ふくふくふく屋」さんにお願いして、楽しみました。私と猫おじさんは、成功実例の舞台裏をいくつか語りました。一番のエッセンスがわかっていただけたらいいな、と思ったからです。
2013年01月26日
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ここ2日間で睡眠が9時間くらいだったので、今晩は早く寝ようとして22時過ぎには就寝。しかし、習い性なのでしょうか?なんどか目覚めてしまい、結局起きたのは4時。そして今、ブログを更新しています。携わっている大きな仕事が、25日に第一段階が完了し、まずは肩の荷を下ろしたところですが、これから第二段階、第三段階など次の山場、また他のもろもろの仕事が次々に佳境に入ります。ここ、2月~3月、 これまで以上に時間を有効に使わないといけません。
2013年01月25日
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観光体験プラン&スタンプラリーの小冊子作りが佳境を迎えています。本日は推進戦略委員のみなに最終色校を見てもらいご意見をいただきました。それと、搬入・配本計画、現場のディスプレイなどを協議。一進一退。
2013年01月24日
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7時から10時まで。芝居の稽古、順調でした。10時から12時過ぎまで来季の体制、二つの組織の補強強化。こちらも順調!あとはやるだけ、がんばります。
2013年01月22日
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朝6時に起きて、各種企画立案。午後からは、CEPAの新年会の打ち合わせそして、夜は理事長と飲み会兼打ち合わせ。いずれも順調!
2013年01月21日
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本丸にて芝居のプロデュースアテンドで一日どっぷり。勉強になる一日です
2013年01月20日
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昼間は体調を整え、料理をしたり本を読んだり、部屋をかたしたり。夜からアポが2件1件は猫おじさんとミーティング。協会の来季の体制などの下打ち合わせ。いいアイディアが生まれました特に人事組織関連。夜22時からは、先日書いた脚本「良いではないか」の演技の稽古に初めて参加しました。まずまず。セリフの背景を説明したりして、有意義な時間となったと思います。
2013年01月19日
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今、読んでいる京極夏彦さん作の「続巷説百物語」の「狐者異」という作品に主人公の大店の若隠居である山岡百介が、悪党でかつ幾多の生死をともに潜り抜けてきた治平に「おまえさんと俺たちの間には越えちゃぁならねえ一線があるんでさ」とたしなめられるシーンがあり。これが、妙に心を打つ、そんな1月の18日。この1月の頭にふとしたことから焼けぼっくりに火がついた形になったインディアの「dame una razon」を何ども繰返して聞きながら、治平の言葉を反芻している。そんな金曜の夜。
2013年01月18日
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「世界を変えた哲学者たち」(堀川哲著)を読了。哲学とは、「誰も乗っていない昇りのエスカレーター」とは、私が哲学を学んだ結果出した結論なのですが、まさに、「世界」にどういう影響を与えたのか、を知ることこそが、前述の結論をいい意味で覆せる、そんな「哲学の復権の第一歩」なのではと思い、書名を見て、購入しました。これが、読みやすく、面白い。特に、ハイデガーのくだりや、マルクーゼ、レーニンなど。哲人を身近に感じられます。その思想が生まれた背景もわかるから、これはおすすめ。それにしても、ヴィトゲンシュタインはなんとピュアなのだろう(笑)。
2013年01月17日
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今年になってからの5冊目。「巷説 百物語」(京極夏彦)を読了。江戸時代の妖しい話の短編集。毎回筋が際立っていて面白かったです。シーンが目の前にイメージできるのがいいですね。たとえば「柳女」。古くて大きな柳の木。葉に首をまかれて命を落とす話など。なんとも絵画的。そして怖い。芝右衛門狸、塩の長司柳女舞首などなど。さっそく続編を購入しました
2013年01月17日
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あるお祝い事の飲み会があったのだが、主賓は風邪で熱があり幹事も咳き込んでていて副幹事も嘔吐下痢症そんな中私も体調不良ながら2時間ほどお付き合いし、家の近くで別の約束していた友人と飲みなおしたら完全に風邪ひきになってしまいましたアーメンそれが先週の金曜日その後見事に三連休を52時間ほど眠りに眠り続け、やっと体調が少し快方に向かったと思い山場を迎えた仕事場に向かったら、なんと、一緒のプロジェクトをしている面子が3人そろってみな休みうち、2人はインフルエンザ。いったい、どうするんだ(泣)。
2013年01月15日
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ひどい風邪ですが、なんとか、土日で41時間眠って、体調回復を狙ってついに、今日がしめきりの脚本に向かい、完成させました。はぁはぁ。
2013年01月14日
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一日仕事があったのですが、演出家の優しい言葉に甘えて家で安静にしてましたおかげさまでずいぶんと眠れたし、身体も回復してきたような感じですしかし脚本は手つかず。それどころじゃありません。
2013年01月13日
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朝起きたら、完全に風邪。夕方16時30分のアポまでこんこんと眠り続けましたアポが終わってから、居酒屋でにんにく丸焼きを食べたかったのですがにんにく丸焼きがなんとメニューにない。食べたくないニラ玉など食べて、しかもありえないくらいマヨネーズが載ってるニラ玉半分も手をつけずに「おあいそ」
2013年01月12日
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仕事が大変はかどったので、来週の分まで着手。そして、その時はわかりませんでしたがこの後から風邪をひいてしまうことに。早めに来週分の仕事をしておいて危機一髪を逃れることなりましたくわばらくわばら
2013年01月11日
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昼の仕事を終えてから、夜は新年会を経て、打ち合わせと稽古。そして、今、やっと懸案だった脚本の下書きがほぼ完成した。睡眠時間が1時間減った。早く寝よう。そうそう、今日はとんでもないニュースが入った。以前の職場の取引先の10歳年下の男の醜聞で、日本全国に実名で報道されてしまった。なんとも残念。
2013年01月10日
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やっとひととおり書いてみたのだが、読み直すのも怖いくらい、全然つまらない(はず)。今度の芝居の脚本のことです。書きごたえがない。明日、大幅に書き換えよう。さあ、眠りましょう!
2013年01月09日
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今夜も夜10時頃から鬱々と演劇脚本のことを考えはじめ、そして、いざ、書き進めてみたが、なんか、面白みがない。むむむむむ!とりあえず、寝てしまおう。
2013年01月08日
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閉館間際に行った図書館で借りた本を2冊加えて10冊ほど。江藤新平、副島種臣、佐野常民のこの3人が登場する歴史寸劇の脚本を構想中ですが。やっと取り扱うべき年代が見えてきました。しかし。なんと恐ろしいことに、テーマが定まりきらない。さあ、ここから、どんなテーマにするかで、トーン&マナーも決まってしまう。上演まであと20日(汗)
2013年01月07日
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早いもので、今年になって4冊目を読了。佐賀県立本丸歴史館が出版している佐賀偉人伝シリーズの「江藤新平」です。江藤の波乱万丈の生き様をよくまとめられている感がします。内容的にはある程度人生経験・社会経験を積んだ大人でないと難しいかもしれません。幕末維新 佐賀八賢人おもてなし隊のための新しい脚本を書くためになにか、参考になれば、と思って読みましたが、ああ無念(笑)出直します。
2013年01月06日
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「岩倉使節団~誇り高き男たちの物語」を読了しました。登場人物の中で異彩を放つのは、やはり大久保利通でした。意志の強さと卓越した実行・実践力。忍耐力、粘着力、洞察力。この作品の中では、大久保が親しい人に送った手紙の内容も時々引用されていてそこから彼の行動の真意が垣間見られるのがありがたい。大久保研究の助けになります。ちなみに、早期帰国の直接の原因となった江藤新平や、帰国後最初に着手した「征韓論」問題で対決せざるを得なくなった西郷隆盛の両名については、ほぼ手紙では触れられていないので、はたして大久保が江藤のことをどう思っていたかは想像の域を超えません。圧巻は1873年10月14日の正院の会議。すでに会議で決定していた「朝鮮への使者派遣」をこの日初めて会議に参加した大久保らが、異を唱えた会議だ。この会議上での維新の巨星たちのやりとりのおもしろさは幕末維新の歴史好きにとっては舌舐めずりするくらい魅力にあふれている。参加したのは大久保、西郷、江藤に副島、大木、大隈、板垣、後藤、三条、岩倉。病気欠席した木戸でさえ、ちゃんと重要な役割を果たしているように見えるから一人ひとりの存在感がいまだかつてないくらい濃いのだ。ここから10月23日の岩倉具視による上奏と朝鮮への使者派遣中止までの10日間はまさに、近代日本の今後を左右したもっとも重要な日々だったかと思う。この本では、会議の様子は大久保サイドからの目線が強く、大久保ー西郷という構図で描かれている。司馬良太郎の「歳月」では、江藤も西郷側に立って征韓を主張したように描かれているが、残念ながら、この本には江藤の発言はいっさいない。この本では、大久保の長い海外視察の結果として、彼が帰国して最初に直面した国を左右する大問題である「征韓論打破」に、どのように彼の視察経験が影響したかを主眼に論じられているので、こうして最後に記述掲載するにはふさわしい内容であると思う。ただ、この「会議」については、私としては、もっと他の書物にもあたるべきで、「本当に西郷は武力で朝鮮を征する」と考えていたのか?「江藤の行いは本当に薩長憎しの想いだけでやっていたのか?」など、歴史の謎として片づけるには余りある大きな問いへの答を知っておきたい。特に佐賀の賢人のうち、副島、大木、大隈、江藤という4人が参加している会議である。この会議および休憩時間を含めた前後のそれぞれの言動を正確に知れたら、今後の彼らの人物の輪郭を知るのに大きな一助になるに違いない。
2013年01月06日
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