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2008年10月29日

■NURSE YOU■さんへ＞
返信遅れてすいません。
秋は学会が多くて忙しかったもので＾＾

長くなりそうだから日記にしちゃった。。

歯茎の腫れは引きましたでしょうか？

歯茎の腫れる位置によって原因は様々なのですが
歯の周りの歯茎であれば細菌感染や
ハブラシを強く当てすぎているなどの影響で
炎症が起こっているためと考えられます。

歯よりも少し下の部分（歯の根っこの付近）
であれば歯の根っこの先で炎症が起き
膿が溜まったのだけれど、歯の根っこの周りは骨なので
膿が逃げ場を無くし腫れてきているものと考えられます。

どちらにせよ、歯医者さんで治して貰った方がよいかも＾＾

インプラントの利点と欠点ですが

インプラント治療は歯がないところに行う処置なので
良く入れ歯や、橋かけの歯と比較されます。

入れ歯との大きな違いは取り外せないところですね。

取り外さなくて良いので普通にハブラシ出来る。
歯と同じようにアゴの骨に刺さってるので
ご飯を食べたときに食べ応えが分かる。
部分入れ歯や、橋かけの歯はバネが引っかかるところや
橋の土台になる歯を削らなくてはいけないけど
インプラントは基本的に他の歯を削らなくても良い。

橋かけの歯、入れ歯は歯が無くなったアゴの骨が
痩せてくるのでアゴの形が少し変わってくるけど
インプラントはアゴの骨に噛む力が掛かるから
骨が痩せにくい。

ただし、逆に強い力が掛かると
インプラントはチタンだから折れにくいけど
アゴの骨が折れちゃったりする。

また、歯と基本的に同じなので
きちんとハブラシ出来ないと
歯周病にかかりやすい。
（歯と違って外から体内に植えたものだから細菌も入りやすい）

あと、開業歯科医の先生によっては
CTの撮影装置がないためレントゲンの
写真を頼りにインプラントを植えます。

CTだと３次元なので骨の厚みや神経・血管の位置などが
わかりやすいのですが、
レントゲンの写真は２次元なので
厚みや正確な血管・神経との位置関係が
わかりにくいことがあります。

最後にインプラントは骨の厚みがないと出来ない。
お金が掛かるといった欠点があります。
保険外だし、インプラント植えた後の
歯の部分もお金が掛かるからね。

以上です＾＾

また歯のことで分からないことがあれば
いつでもどうぞ！

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