私がお菓子を作る際に無くてはならない副材料に、干しあんずジャムがあります。 お菓子に使うあんずジャムなので、砂糖をフルーツの分量の30%に抑え、甘さを控え酸味を生かしています。 1年中いつでも作れるというだけではなく、甘味と酸味のバランスから干しあんずで作っています。
お菓子専用の自家製あんずジャムは、いつも隠し味のように使い、でも無いと味が決まらないのです。今の時期はモンブランの隠し味、いちじくのショートケーキにアクセントとして、チョコレートケーキはチョコレートの強さを和らげます。まだまだ沢山のお菓子に使っています。
作り方は干しあんずをたっぷりの水に漬けふやかします。水を切ってフードプロセッサーで良く砕いてください。皮も繊維質もしっかり砕きます。このピュレの重さを量り、その30%のグラニュー糖と少量のレモン汁を一緒に鍋に入れて煮詰めます。焦げやすいので良く混ぜながら、あまり硬く煮詰めないほうがお菓子に使いやすいです。
使い道によっては、ピュレを裏ごしして滑らかなジャムにすることもあります。
冷蔵庫に常備しておくと便利です。