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これまで6回にわたって書きづつったエアクロ体験。最後に、私が感じたメリット・デメリットをまとめておきます。メリット❶ 自分では選ばない服が試せる私にとって最大のメリットはこれに尽きました。スタイリストさんが私の写真や要望などをもとに選んでくれる服は、色ものあり、柄物あり、時には信じられない組み合わせもあり。毎回、開封するたびに、うお〜っとなっていましたが、試しに着てみると意外とイケることもありました。たとえば、さまざまな色のカラーパンツ。自分では絶対買わないアイテムです。でも、着てみると、手持ちのベーシックなトップスと相性がいいし、気分も変わってとっても楽しい。断捨離をはじめてから、何にでも合う万能な服を求めるがため、同じような色、同じような形の服が増えていった私のクローゼット。春夏に着る服、使うアクセサリーを写真に撮ったら見事にモノトーンでした。そんなクローゼットに自分が少し飽きていたことに気づきました。メリット❷ おしゃれのトレーニングになる送られてきた服の中には、ちょっとムリかな、というものも結構ありました。それでも、できることなら着たいので、手持ちの服を総動員して鏡の前で取っ替え引っ替え。さらにはボタンを開けたり、閉めたり、裾を入れたり出したり、袖をたくし上げてみたり。自分で服を買う場合は、その手の使えなさそうな服は見た瞬間に却下されるので、ここまで真剣に服と向き合ったのははじめてかもしれません。おかげでおしゃれの経験値が少し上がった気がします。メリット❸ システムが使いやすい最初に自分の写真や情報などを登録するのに少し時間がかかったほかは、服の受け取り〜返却のシステムがとても簡単なのもメリットの一つだと感じました。服の返却は、パッケージに同梱されている袋に入れて、コンビニなどに持ち込むだけ。そして服の返却が確認されると、次の服のコーディネイトが始まり、送られてくるという仕組み。うちは歩いて5分のところにコンビニもあるので、返却の手続きが面倒でぐずぐずしてしまうなんてこともありませんでした。だから、気に入らなければ気軽にチェンジできました。仕事で忙しい人にも負担のないシステムだと思います。アプリ上で、気に入った服を登録したり、届いた服を他の人はどんなふうにコーディネイトしていのか見たりできるのも楽しかったです。デメリット❶ ヒット率が低いやはり文章や写真だけからスタイリングをするのは限界があると感じました。裾を入れたり出したりして、どうにか様になった服も、それって着るたびに幸せ、クローゼットにあるのを見てるだけで幸せという服とはやっぱり違います。そう、ぜーんぜん違うのです。着ていても、うっすら楽しくない感、苦しい感がある。断捨離を進めた今、そういう服ってもう着る必要ないなって思ってしまうのです。届いた21着の中で、私が買い取ろうかなと思うくらいに気に入ったのは、たったの2着。このポワン袖のワンピースとレモン柄ブラウス。あとは、あったら着るかなという服が5枚くらい。そして、残りの半分以上はどうでもいい服。私が3ヶ月でエアクロに支払った金額が23000円。それで買いたいと思うほど気に入った服が2枚なのはやっぱりヒット率が低い。だったら、そのお金でお気に入りの1枚買った方がいいなあと思ってしまいました。デメリット❷ 化繊の服が多い 届いた服の9割がポリエステルなどの化繊でした。特にパンツは制服や作業着などに使われるような厚手の化繊が多かったです。これって多分、誰かが着るたびにクリーニングするというサブスクの宿命なのかもしれませんね。丈夫な繊維じゃないともたないのでしょう。一概に化繊が悪いとは言いません。私だって、レーヨンが入った柔らかい生地が好きですし。でも、やっぱり夏は、汗で背中にピタッと張り付くポリ100%の服じゃなく、麻やコットンローンの服をサラサラと着たい...冬のセーターもウールじゃなくてアクリルなんだろうなあ。そのあたりは私の中で大きなマイナスポイントでした。デメリット❸ 北海道は配送に時間がかかるこれはもう北海道ローカルの話ですが、北海道ー関東間って配送に時間がかかるのですよね。北海道にきて驚いたのが、いつも注文翌日には届いていた(時には当日に届くことも)Amazonが、2日も3日もかかることでした。というわけで、服の交換をお願いしても、返却に2日、配送に2日、さらにスタイリングや出荷準備に1日かかるとすると新しい服が届くまでに最短5日かかる計算です。実際には、返却手続きをしてから1週間後にようやく新しい服が届くということもありました。そうなると、月に2回も交換すると、月の半分以上は手元に服がない状態ということも...せっかく高いプラン(=交換できるプラン)にしていてもこれでは少しコスパが悪いなと感じました。結論:デメリット>メリットで解約を決断総合すると、私にとってはデメリットがメリットを少し上回り、3ヶ月で辞めることにしました。3ヶ月やってみて感じたのは、意外にも自分が服の素材や形に神経質なこと。特に素材に関しては、これは年齢的なものもあるような気がするのですが、重いのヤダ、硬いのヤダ、肌に張り付いていや〜ん、汗を吸わなくて気持ち悪い〜、とわがままなこと、わがままなこと。形に関しても、クルーネックは鎖骨が見えない詰まり具合がいいとか、服のサイズはゆるっと適度なゆとりが欲しいとかわりといろいろ気にしていました。そういう自分の好みを知れたのはよかったし、総じて楽しい3ヶ月間でした。もし友達にエアクロどう?って聞かれたら、ものは試しでやってみたらって答えるかな。洋服1枚の値段で面白い体験ができるよって。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2024.09.05
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前回の記事からずいぶん時間が経ってしまいました💦3ヶ月のエアクロ契約期間も残り2週間、手元にあるのはとても気に入った3枚の服。というのが前回までのお話。さて、もう1回新しいセットに交換するか、それともこのお気に入りのセットで契約を終えるか。迷ったものの果敢にもチェンジを選択した私の元に届いた新しい3枚は...あ〜〜、やっちゃった。開封した瞬間に目に飛び込んできたのは謎のオレンジの柄。なんなんでしょう、この昭和な柄は。実家近くの古い洋品店に何年もこんな柄のブラウスがぶら下がっていたような...これは着るまでもなく失敗とわかりましたが、それでも食わず嫌いはいかん、と着てみると、脇は丸見え、鎖骨も丸見えで、どう見てもお風呂上がりのアッパッパ。スタイリストさんのコメントによれば、冒険アイテムにチャレンジしてみて、とのこと。いえいえ、50歳にして、オレンジ色のアッパッパを着て外を歩く勇気はありません。当然のことながら着画写真も撮る気になれず、ありません。実はこのスタイリストさん、3回目に真っ青のトップスと真っ黄色のパンツをセットにして送ってきたのと同じ方。あの時もすぐにチェンジしたのに、なぜまた同じ方がついてしまったんだろう?エアクロは、AIが相性の良いスタイリストさんを選ぶはずなのになあ。契約の残り日数はますます少なくなっていますが、着ない服を手元に置いておいてもしょうがないので、その日のうちにチェンジの手続きをしました。ヤキモキしながら待つこと数日、7回目の服が届きました。気に入っても気に入らなくてもこれでタイムアップです。とりあえず、穏やかな色味にホッと一安心。ブルーのシャツは私がお気に入りに入れていたものでした。まずはこれから着てみましょう。一緒に送られてきたグレーのパンツはブルーのシャツと合わせると制服みたいに見えたので、手持ちの黒のパンツを。このブルー好きだなあ。惜しいのは、エアクロにありがちな化繊素材なこと。夏はできればリネンやコットンのサラッとした素材がいいなあ。白いスカートと合わせても⭕️。次はドット柄のトップスを着てみます。かわいい。そして涼しい❤️とっても気に入りました。写真を撮り忘れましたが、背中にもおリボンがついてかわいいんですよね。これ、なんと懐かしの綿サッカー生地でした。生地が凸凹していて肌に触れる面が少なく、夏に着るととっても涼しいのですよ。サッカー生地、最近はあまり見かけないですが、昭和生まれの方は子供の頃よく着たのでなないかと。子供の浴衣なんかも当時はサッカー生地が多かったんじゃないかなあ。あらためて気持ちのいい生地だなあと思いました。最後にグレーのパンツ。う〜〜ん、地味かなあ。癖のない、一見履きやすそうなパンツですが、これは意外とうまく着こなすのが難しい気がしました。グレーの色も化繊の生地も制服っぽいし、形もごくごく普通のストレートなので、そのまま着ると本当に制服になってしまいます。もっとゆったりワイドだったら、かっこよく履けるかもしれないし、逆に華のあるトップスに合わせたら、引き立て役になってくれるかもしれませんね。というわけで、なんとか最後は良い感じの服で終えることができました。3ヶ月で3着X7回、合計21着の服を着ました。 気に入ったものもあれば、気に入らなかったものもありましたが、総じて楽しかったです(すごい文句も言ってたけど)。人が選んだものを着ることで、これまで知らなかった自分に似合う色や形を知ることもできました。結局、3ヶ月で一旦辞めることにはしましたが、次回は私がそう決断するに至った、エアクロのメリットデメリットについて書きたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2024.09.04
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さて、エアクロの記録も長くなってきたので、サクサク行きましょう。3回目、4回目と2回続けて、試着だけで返却し、サブスクで好みの服を期待するのはムリなのかなあと内心、諦めモードだった5回目。ついに来ました、ストライクど真ん中の3着!!!3着並べた開封時の写真を撮り忘れてしまいましたが、1着目はリバティ風のボタニカル柄ブラウス。パンツはZARAのカーゴパンツ。柄といい、形といい、なんて可愛いのでしょう!実はこれ、エアクロアプリの「お気に入り」機能で登録しておいたもの。「お気に入り」とはエアクロの洋服リストの中から気に入った服を登録しておく機能のこと。運が良ければ、スタイリストさんがその中からチョイスして送ってくれるケースもあるようで、今回はそのラッキーケースだったというわけです。しかも実物が想像以上の可愛さという...近くで見ると爽やかなレモン柄です。前回、散々、自分はカラー診断ではサマータイプでブルーベースの色が好みと言っておきながら、黄〜緑系統の色味ですが、これはオッケーでした。黄、緑、青、白と色々な色が入っているので、デニムと合わせたり、白いスカートに合わせたりと何にでも合わせやすかったです。2着目は白のブラウス。パンツは手持ちのワイドパンツ前回、エアクロの服は生地をケチっているなどとこれも散々なことを言っていましたが、このブラウスは贅沢に生地を使ったものでした。横から見るとこんなにボリュームがあって...いい年してこんなふわふわの服を着てもいいのかとちょっとドキドキしました。が、白の華やかなブラウスはやっぱり気分が上がることは間違いありません。実はこれも「お気に入り」に登録してあった服でした。つまり、私は自分の「お気に入り」の服が届いた時だけ、当たりだ〜!と喜んでいるわけで...そういうわがままな人は最初から普通に自分で服を買えばいいのでは、とここでうっすら気づいた次第です。とはいえ、こういうドラマチックな服は気に入っても自分ではなかなか買えないので、こういうのこそサブスクで試せるとうれしいものですよね。3着目はこのブラウスに合わせて送ってくれた、ネイビーのテーパードパンツです。ボリュームのあるブラウスにはワイドパンツの方が合ったので、こちらは手持ちのブラウスと合わせて単体で使いました。これまで送られてきたパンツの中では一番生地の質がよく、サラサラと気持ちよく履くことができました。この3点はとても気に入って、特に総柄のブラウスは届いた翌日から繰り返し着用させてもらいました。さて、このセットを2週間ほど楽しんだところで、3ヶ月の契約期間も残り2週間となっていました。3ヶ月でエアクロをいったん終わりにすることはこの時点で決めていました。(そのあたりの話はまた後ほど)その上で、残り2週間もこのセットを着続けるか、それともリスクを冒して新しいセットをお願いするか...迷いましたが、怖いもの見たさもあり、もう一度、新しいセットを送ってもらうことにしました。というわけで、エアクロ記録は次回その報告をもちまして、最終回となります。後日談ですが...総柄のブラウスは返却後、やはり欲しくなって購入しようとしたら、すでに売り切れてしまっていました(涙)。このブラウスはみなさんのコーディネート写真も多く、とても人気だった様子。残念だけど、出会えて嬉しかったよ。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2024.08.06
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前回はエアクロ3回目のお洋服を即返却したというお話でした。それから、数日...新しいお洋服が届きました。今回届いたのは、少し落ち着いたトーンのピンクとブルーのトップスに白のパンツという組み合わせ。あら、今回の色はとっても好み❤️パーソナルカラーがサマーで、自分でもソフトな色味のブルーやピンクが好きなのに、なぜかこれまで届いた服はビビッドな色や黄味の強い色ばかり。こういう色味の服を待望していたのでした。初夏だというのになぜか長袖なのが気になりつつも、早速試着します。まずはピンクのトップスと白のパンツから。ん?何だろう、この違和感?着てみると、このトップス、なんかしっくりきません。まず生地がぼってりと厚くて、肌触りが今ひとつです。北海道とはいえ夏にこの生地はちょっとキビシイ。それに、全般、きれいに着ることを計算して作られていない感じがします。たとえばこの中途半端なエリの形。ボリューム袖ならそれを引き立てるシンプルなクルーネックの方がいいのになあと思う。裾もアウトするには長すぎ、インするには生地が厚すぎ、扱いが難しい。おそらくお店で見たなら、瞬時にその辺を判断して、スルーしていたお洋服だと思います。パンツはきれいな形だなと思いましたが、自分で選ぶならあと1,2センチ裾が長いのにするなあ。トップスは手持ちのものです。夏物なら生地ももう少し薄い方がいいかも。結構しっかりしたデニム素材でした。サブスクだと、そういう細かいところまで、ストライクど真ん中!っていう服はなかなか難しいのかもしれないですね。というか、エアクロをはじめて、自分が思いのほか、丈が、質感が、形が、とうるさいことに驚きました。逆にいうと、普段、買い物をする時は、無意識のうちにそういう細かいことをチェックして、それをクリアしたものを買っているってことなんですね。それでも、ああ失敗した〜ってことは多いですが、自分で実物を見て、試着して買うって、やっぱり大切なことなんだと思います。さて、最後は水色のトップスです。ご覧の通り、これは致命的に似合いませんでした。何なのでしょう、この残念な感じは。おそらく身長165cm&骨格大きめの私が着るなら、もう少し丈も裄丈もしっかりあって、生地をたっぷり使ったゆったりした感じじゃないとダメなんじゃないかなと思いました。これ、エアクロさん全般に感じることなんですが、なんか洋服の生地がケチってある気がするんですよね。もちろん私が標準よりも大きいのは確かですが、普段お店で洋服を買う時に、丈が足りない、ボリュームが足りない、って思うことは、オーバーサイズの流行もあってかそう多くありません。でも、なぜかエアクロの服は肩がパツパツとか、丈が足りないとかが多くて。たぶん安い服なんだろうなあ。それにしても、この、普段お店では見たことがないような色や形のお洋服たちは一体どこから仕入れているんでしょう?一緒にエアクロを始めた友人の説は韓国の南大門市場(笑)。という話はさておき。今回もパンツ以外は微妙に使いづらい感じだったので、次こそはという期待を込めて、またまた交換してもらうことにしました。うるさい客で本当ごめんなさい💦最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2024.08.06
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ちょっと間があいてしまいましたが、エアクロ3回目の記録です。3回目はちょうど札幌が夏めいてきた頃でしたので、こんなオーダーをしてみました。“屋外で過ごすのが気持ちいい季節ですので、テラスでランチをする時のキレイめカジュアルをお願いします。手持ちのベーシックカラーのボトムスに合わせられる、キレイな色のトップスを一枚入れていただけますか?リネンやコットンボイルなど夏らしい素材だと嬉しいです。”エアクロは毎回、返送時に服の感想を書くため、回を重ねるごとに好みの洋服が届くようになると言われています。私もスタイリストさんにできるだけ好みが伝わるよう毎回しっかり感想を書いた上、スタイリング写真や手持ちの服の写真もアップしてあります。だから、今回こそストライクのお洋服が届くかも。ワクワク期待に胸をふくらませた私のもとに届いた3着は…おおっ。真っ青と真っ黄色しばし、絶句です。キレイな色のトップスとして私が思い描いていたのは、明るい水色とか、ミントグリーンとか、ピンクとかそんな明度の高い爽やかな色合いでした。そこにこのド派手な青です。たしかにキレイな色=原色という解釈もあるかもしれませんがね...それはもう的確に伝えなかった私の落ち度ですが、それにしても、この時期、スウェットの長袖は暑すぎる。リネンとかコットンボイルがいいって書いたのに〜それにさ、原色の青と原色の黄色をセットにするのってどうなの??期待が大きかったぶん完全に文句たらたらモードです。すぐにでも交換したい気持ちではありますが、とりあえず試着してみます。万が一、気に入らないこともないかも。まずは青のトップスから。手持ちの黒のパンツ、デニム、カーキのカーゴパンツと合わせた中で、一番しっくりきたのが白のマキシスカート。思ったほど悪くはないけど、やっぱり暑い💦それに肩にハンガーの跡がくっきりついていて、首から肩のラインがキレイに出ないの。手元に置いておいても着ないだろうなあ。お次は黄色のパンツ。スタイリストさんはグレーのストライプのシャツとの組み合わせを推奨していますが、イマイチだったので、手持ちのブラウスと合わせています。黄色、意外とかわいい。半端丈も涼しげでいい。今まで届いたカラーパンツの中では一番好みでした。白と合わせると爽やかですね。最後はグレーのストライブシャツ。まずは黒のストレートパンツに合わせて。腕まくりしてるせいか、これからオフィスで、デスクまわりの片付けする人、みたいな感じですね。下半身にもう少しボリュームがあったほうがバランスがいいのかな。ためしに、ネイビーのワイドパンツにも合わせてみる。う〜ん、やっぱりよくわからない。でも、いずれにしろオフィスっぽい感じですよね。あれば着るかもだけど、すごく着たいわけでもない。一通り着てみましたが、手元に置いておいても、出番があるのは黄色のパンツくらいかなあと思ったので、やはり今回は交換することにしました。実は前回から、1ヶ月のうちに何回でも交換できるプランに変更してあったのです。ちょっと高いけど、こんな時のため変更しておいてよかった。その日のうちに返送手続きをすませました。忘れずに今回の服の感想とコーデ写真を添えて。次回こそ、ストライクのお洋服が届きますように。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2024.07.24
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夫が3週間の長期出張に出かけ、久しぶりにチョコとの二人暮らしを楽しんでいます。こんなふうにチョコと二人きりで長く過ごすのは、チョコを拾った年、夫が一人先に札幌に赴任していた時以来でしょうか。あの時もそうでしたが、チョコとの二人暮らしには、独特の蜜月感があります。この世界に二人きり。あなたのために私はいて、私のためにあなたはいる。そんな、ちょっと心許なくも甘やかな気持ち。チョコもなんとなくそんなふうに思っている節があります。とはいえ、女二人暮らしは自由気ままです。夫が出かけて数日後にチョコにヒートが来ましたが、パンツはどうしても嫌だと言うので、パパもいないことだし、血っチはそのままでいいよ、と今回はパンツなしで過ごすことにしました。あ〜やっちゃったね。まあいいよ、いいよ。パパが帰ってくる前に、漂白して、証拠隠滅しとこ。おパンツから解放されたチョコは、のびのびとプリンセスデイ(と呼ぶそう)を過ごしています。よく寝る。どこででも寝る(笑)。チョコがいない〜!っと探したらこんなとこにいました。早めの夕飯を食べた後は、長〜いお散歩に出かけます。この時期、札幌は7時過ぎまで明るいのです。行き先はその時の気分で。今日は札幌の街中でジャズフェスをやっていたので大通公園へ行きました。着いた時には最後の曲が終わりかけていましたが、チョコは会場のカメラマンさんに一枚写真を撮らせてもらえますかと写真を撮ってもらっていました。チョコ、なんかの媒体に写真出ちゃうかもねそうそう、素敵な出会いもありました。後ろ姿を見て、チョコに似ているなと声をかけてみたら…夏の札幌は毎日がお祭りのようです。なんと珍しいイザベラカラーのチワワちゃん!イサベラチワワちゃんにはお初にお目にかかりました。チョコタンにしては色が薄いチョコを、イザベラではと疑っていた時期もありましたが、やっぱり色が全然違う〜。毛色は違っても、お顔そっくり、年齢も同じで、もしや生き別れの兄妹なのではと、あちらのママさんも大喜びでした。旅先で過ごすような自由な夏の夕暮れです。そんなチョコとの蜜月もあと数日で終わりです。来週の水曜日には夫が帰ってきます。チョコ、来週は忙しいよ。ママはお掃除、買い物、チョコの血ッチのお洗濯。チョコはお風呂に入ってキレイキレイだよ。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2024.07.14
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エアクロ2回目の服が届きました。前回、今ひとつ好みでないコンサバ奥様風の服が届いた反省をふまえ、今回はこんなふうに(↓)かなり具体的にリクエストを書いてみました。”春夏のスタイルブックのデニムのワイドパンツを使ったコーデが好きです。デニムのワイドパンツに、一枚はドライブなどに使えるカジュアルなトップス、もう一枚は友人とのランチ用のフェミニンなトップスを入れてください。”エアクロには季節ごとのスタイルブック(⇩)がありその中で特に気になっていたのが、ロゴTにデニムパンツを合わせたスタイル。その写真を指定してみたのです。これなら、スタイリストさんには具体的なイメージがストレートに伝わるはず。合わせるトップス2枚についても服のタイプと使うシーンをはっきり書きました。これでモテ服奥様版が届く心配はないだろう。そして、待つこと数日。届いたお洋服は...ん?この青緑のパンツは?なんと、デニムは用意できなかったから似たような雰囲気のパンツにしたとのこと。え〜〜ん、青緑、苦手似たようなパンツならブルーかネイビーが良かった。またしても微妙なカラーのパンツに撃沈です。トップス2枚はリクエスト通り、カジュアルとフェミニン一枚づつで用意してくれました。パンツには少しがっかりしましたが、緑のワンピースいや〜ん、と言いながらも、着てみたら意外と良かったという前回の例もあります。とりあえず一通り試着してみましょう。まずは誰が着ても似合いそうなボーダーカットソーから。ボリュームのあるギャザースカートに合わせたら、すんなり馴染みました。でも、結構サイズ小さめで、肩から腕にかけての肉感が強調される…そういえば、ここ数年こういうピッタリサイズのカットソーはあまり自分では買わなくなったよな〜。これにスリムデニムなんて合わせたら大事故ですね。というわけで、ワイドパンツにも合わせてみる。あまり変わり映えしないけど、これもアリかな。結論。このカットソーはボリュームのあるボトムとならいける!さて、お次は水玉ブラウスです。これは最初見た時からかわいいなあと思いました。デニムに合わせて、バレエシューズを履いたら可愛いいんじゃないかと思ったけど、手持ちのカービーラインのデニムとは微妙に合わず。(写真は撮り忘れました)で、青緑のパンツと合わせて見ましたが...ん〜、これはまたもやコンサバ奥様ではないですか。多分、エアクロが全体的にこういうフェミニンなオフィスウェアテイストなんですよね。私はあまりピンときませんが、今回撮ったコーデを「みんなのコーデ」というところに登録したら、意外にもこれが一番「いいね」をもらっていました。人の好みはそれぞれなのね。さて、このパンツ、試着してみて気づいたのですが、とっても履きやすくサイズもピッタリです。私の腰張りをうまくカバーしてくれる気がします。となると、履かないのがもったいない気がして、ふと白いカットソーを合わせて着てみたのですよ。あら、好きかも❤️さっきまで肩と二の腕の肉感がとか言っていた人がノースリーブってどうなのって話もありますが、グッとカジュアルになり、私の好みに近づきました。夏になると、こういうシンプルなトップスの出番が多くなりますが、そういう時にベーシックカラーのボトムスばかりだと飽きる時があるんですよね。そんな時はこんなカラーパンツもいいのかなって。今回も微妙にストライク・ゾーンからずれているラインナップではありましたが、手持ち服をとっかえひっかえ合わせてみると、意外と自分の好みに引き寄せて着られるとわかりました。おしゃれのトレーニングをしているようで、楽しかった!!さて、次はどんなリクエストにしようかな。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2024.06.18
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先週末、3回目のリツキサン治療を受けてきました。前回が去年の8月だったので、本当なら半年後の今年2月に受けるはずでした。それが入院直前に風邪を引いて延期になり、その後、関東での仕事などもあって、遅れに遅れて、今回の入院となった次第です。途中、再発しないかとずいぶんヒヤヒヤしました💦さて、迎えた入院当日。3回目ともなるとほとんど緊張することもなく、ただし病院のご飯がイマイチなのはわかっているので、朝ごはんだけはたくさん食べておきました。いつものように検査と昼食をすませたら治療開始です。まずは、発熱を抑える薬を飲み(カロナールでした)アレルギーを抑える薬の点滴からはじまります。3回目の今回は、どんな薬なのかを確認する気持ちの余裕がありました。なるほど。アレルギーを抑える薬というのは抗ヒスタミン薬のポララミンだったのですね。どうりで毎回めちゃくちゃ眠くなるわけです。ポララミンが終わると、いよいよリツキサンです。最初の30分は50ml/時間の速度でゆっくり流し、様子を見ます。このあたりから、いつももうろうとしてきて、点滴が終わるまでの4時間弱、半分眠っている状態になります。30分おきに看護師さんがバイタルを確認に来る時だけぼんやり目を覚まし、すぐにまた眠りに引き込まれ、ちゃんと目が覚めた頃には終わっている。そんな感じです。このもうろうとした感じが実はけっこう気持ちよくて、今回もリツキサンが始まったあたりから、ヘッドホンをして小さな音でピアノ音楽を流し、4時間の睡眠を楽しむ体勢に入りました。大奮発して買ったソニーのノイキャンつきヘッドホン。電源を入れた瞬間にスッと周りの音が消えるのに毎回感動します。ところがです。リツキサンをはじめてしばらく経った頃から、なんとなく口の中に違和感が...キウイとかパイナップルを食べすぎた時に、口の中がイガイガしたり痒くなったりしませんか?それと似たような感じがしてきたのです。これはもしや良くない兆候では?まさか、アナフィラキシー?ちょうど看護師さんが調子を見にきたので、伝えると、口の中が赤くなっているそう。いったんリツキサンを止めて、もう一度ポララミンを投与することになりました。が、この後は、二袋目のポララミン投与で、眠気が不安を凌駕し、あまり記憶がありません。ポララミンで症状が落ち着いたので、程なくリツキサンが再開されたようです。看護師さんが、このペースだと夕飯は点滴しながら食べるようだねと笑っていたのだけ記憶に残っています。その後は何事もなく、次にちゃんと目が覚めたのは、夕飯が運ばれてきた時。看護師さんの言った通り、点滴液の袋にはまだ輸液がけっこう残っていて、点滴しながら夕飯を食べました。ようやく全て終わったのは夜の7時を回った頃でした。翌朝、様子を見にきてくれた担当医の先生によると、私の昨日のあれはアレルギー反応ではなく、インフージョン反応だと思うとのこと。リツキサンのような分子標的薬の副作用らしく、アレルギー反応とは違って、回を重ねるごとにひどくなることはないのだそう。次回はアナフィラキシーショックが起きたりしない?とちょっと不安だったので安心しました。というわけで3回目も無事終了です。1回目のリツキサン後、3カ月で再発してしまったので、2回目の後はなかなかプレドニンを減量してもらえませんでした。現在まだプレドニンを8mg飲んでいるのですが、今回は5mg以下まで減量できるといいなあ。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2024.05.22
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突然ですが、洋服のサブスク、エアクロを始めました。特に洋服選びに悩んでいたわけでも、今のクローゼットに不満があったわけでもないですが、ふと目にしたキャンペーンに申し込んでいました。ひと月6819円の3カ月コース。初回はキャンペーン価格で 3409円。3409円でプロが選んだお洋服を3着もレンタルできるなんて、ちょっと楽しいですよね?久しぶりに収入があって気が大きくなっていたかもさて、申し込みから、待つこと1週間。ついにお洋服が到着しました。いざ、開封の儀。こ、これはスモークサーモンの春のサラダですか?目の前に突如現れた、鮮やかなグリーンとサーモンピンクに言葉を失う私。これは私のクローゼットにこれまで存在したことすらない色ではありませんか。グリーンとかサーモンピンクとか、黄味の含まれる色ってどうも苦手なんですよ。顔色がくすむ気がして。なんで一般的に好感度の高いブルーとか、ピンクならピンクで普通のピンクじゃないんだろ?でも、これ、エアクロあるあるらしくて、たまたま同じタイミングでエアクロを始めた友人も、カエルみたいな色のズボン来た〜と言っていました。気を取り直して。3着の内訳は、ブラウス1、パンツ1、ワンピース1でした。白いブラウスはとろみ素材で袖にフリルつき。特にクセがなくて、これが一番使えるかなと思ったんですが、着てみるとちょっと小さめ。特に肩幅広子の私は、肩がきつくて、派手に腕を振り回したら、ピキッと破れちゃいそう。写真ではわかりづらいけど、 肩のラインが全然合っていなくて、きれいに着られていません。結局これは一度も着ないで返しました(涙)。サーモンピンクのパンツはこんな感じ。合わせる靴がなかったので、ダンスシューズを履いています(笑)。白いブラウスと合わせてね、ということだったので合わせてみました。う〜ん、どうなんだろう??コンサバ奥様風で感じはいいですよね。モテ服の奥様版、というか。だけど、自分がこういう服を着て嬉しいかというとそうでもない。多分、こういうテイストが好みじゃないのでしょうね。結局、合わせるブラウスがパツパツだったし、手持ちのトップスに合いそうなのがなかったので、このパンツもあまり活躍しませんでした。真夏だったらノースリーブのカットソーとか合わせてもう少しさっぱりとし感じで着られたかもしれません。結局、一番たくさん着たのは、最初に絶対ムリと思ったグリーンのワンピースでした。着てみるとさらさらした素材が気持ちよかったし、ふわっとしたパフスリーブも可愛かった。新緑の季節の気分にもぴったりで、白いスニーカーと白いバッグを合わせて、7、8回は着たと思います。友人たちにも好評でした。グリーンが着られると知ったのは大発見でした。すごく気に入り、このまま買取りしようかと思ったのですが、色物は飽きそうなので、今回は見送りました。以上、総括しますと、私のエアクロ初体験は満足度70%くらいでした。でもこれ、あくまでキャンペーン価格だったからです。もし正規価格の6819円なら、3着のうち2着はほとんど着なかったので高いと思っただろうなあ。でも、回を重ねるうちにだんだんと似合うものが届くようになるらしいので、次回も継続します。また、届いたらご報告しますね!!最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2024.05.20
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2ヶ月間の仕事が終わり、札幌に戻ってきました。久しぶりに仕事をし、またいつもの生活に戻って感じたのは、やっぱり私は仕事をしていた方が楽しいということ。今の生活はのんびりと時間的にも余裕があるけど、ついこの間まで、締め切り時間に追われながら、頭をフル回転させていた時と比べると、刺激がなさすぎるのです。この間読んだ佐藤正午さんのエッセイの中にこんな一節がありました。”朝目覚めた時に自分がやり遂げなければいけない仕事があると自覚できるのは幸せなことだ。朝起きるべき理由があること。(中略)そういう1日の連続で日々が過ぎていくなら、どんなに充実した人生が送れるだろう”これなのです。仕事をしていた2ヶ月、朝寝坊の私が、シャキーンと朝7時に目が覚めていたのは、まさにやり遂げるべき仕事があったからに違いありません。僕を仕事に送り出すのは、朝起きる理由にならんのかという夫の声が聞こえてきそうです。ごめん、ならんらしい。家事は嫌いじゃないのですが、私の場合、やる気の源になることはあまりなく、どちらかといえば、いかに効率化するか、つまり、いかに手を抜くかという方に思いが行きがちです。とはいえ一度は仕事を辞めるという選択をした私がこんなにも仕事が楽しかったというのも不思議な話です。で、考えてみると、今回の仕事、私にとっては理想的な仕事の条件を満たしていたのですよね。まず、テレワークで、与えられた仕事を期限内に終わらせさえすれば、あとは自由に時間を使えたこと。私にとって毎日決まった時間に職場に行き、決まった時間まで職場にいなければいけないって結構なプレッシャーなのですよ。そんなの社会人として当然のことだし、私だって、4年前仕事を辞めるまではそうやって日々通勤していたわけですが、内心、がっちり拘束されているようで苦しかった。特に病気になってからは、ステロイドの副作用で体調が安定しないことが多く、なおさらそのことが辛く感じられました。仕事の性質的にも、職場にいる時間の長さ=業績の多さではなかったので、裁量労働にしてくれればいいのにといつも思っていました。今回の仕事では、立てつつづけに作業の依頼があり夜遅くまでパソコンに向かっていた日もありましたが、仕事がなくチョコと一緒に半日ゴロゴロしていた日もありました。就業時間が、こんなふうに規則としてではなく、仕事内容で決まってくるのは合理的で精神衛生上よかったし、すごく性に合っていました。私に限らず、闘病しながらも仕事を続けたい、もしくは続けざるを得ないという方は多いと思いますが、こんなふうにある程度、働く時間や場所に融通が効くとぐっと仕事がしやすくなりますよね。チョコのそばで仕事ができるのもとても嬉しかったです。もう一つ、楽しく仕事ができた理由は、業務自体がだんぜん好みだったこと。今回、私がしていたのは日本語で書かれたレポートを英語に訳すこと、日本語と英語の対訳をチェックしてミスや訳抜けがないことを確認すること。もともと翻訳には興味があって、翻訳学校に通ったり、翻訳のバイトをしていたこともあったのですが、今回、改めてやっぱり翻訳って好きだなあと思いました。英語と日本語という全く異なる言語体系の言葉を一度、意味にまで分解して、組み立て直す作業はパズルのような楽しさがありますし、うまく訳せた時の爽快感は格別です。研究者としてずっと英語の論文を書いてきたことが結果として翻訳の勉強にもなっていたようで、昔、アルバイトしていた時より仕事は楽に感じました。実は一時期、実務分野の翻訳者として身を立てたいと思っていたこともあったのです。でも、その時にはすでに研究者への道を歩きはじめていたし、翻訳者としてフリーランスで仕事をしていく自信も勇気もなかったのですよね。そんな遠い日の夢も思い出しました。2ヶ月間でチョコも慣れない環境によく馴染んでくれました。というわけで、この2ヶ月の仕事は思いのほか仕事について色々考える良い機会になりました。私は、なぜか仕事はフルタイムの正規雇用がベストと信じていましたが、今の私には時間に自由のきく業務形態の方が合っているのかもしれません。また、20代からの人生のほとんどを研究に費やしてきた私に研究以外の何ができる?と思い込んでいましたが、これまでの経験を活かせることもあるのだと少し自信を取り戻すこともできました。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2024.04.23
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私が仕事で1ヶ月、実家に帰ることになって、浮上したのがチョコをどうするか問題です。夫と札幌に残るか、私と一緒に来るか …が、札幌に残れば、夫が仕事の間、チョコはずっと一人で留守番しなければならないわけで、結局私が一緒に連れてくることになりました。やった〜チョコと二人、実家に着いてみると、隣に暮らす弟一家が入れ替わり遊びに来てくれるし、関東はすっかり春だし、仕事は忙しいしで、札幌はなんだか遠い場所となり...最初は夫に毎日のように送っていた「今日のチョコ」写真もつい滞りがちに。夫に送っていた「今日のチョコ」写真よりそうなると、いてもたってもいられないのは夫です。ついに、桜がポツポツ咲き始めた頃。愛娘に会いにはるばる埼玉までやってきました。チョコと駅まで迎えに行くと、3週間ぶりの再会に夫は感激の涙そんな夫にチョコは、いつもの通りクールな反応チョコったら尻尾を振って飛びついてあげてよ!!それでも夫はめげることなく、翌朝、隣の布団を見ると、チョコを抱え込んで、頬ずりしながら、世にも幸せそうな顔をしていました。チョコをかたときも手放さない夫。さて、夫の今回の目的はチョコとお花見をすること。関東に住んでいた頃、私とよく見に行った、千鳥ヶ淵の桜をチョコと見たいのだそう。私も千鳥ヶ淵の桜は大好きで、チョコが来てからは、いつかあそこを一緒に散歩したいと思っていました。まだほとんど咲いていないだろうなあと思いながらもやってきた千鳥ヶ淵は...残念やっぱりせいぜい一分咲きってとこでした。この北の丸公園から桜越しに見る千鳥ヶ淵の景色、うららかって言葉にぴったりで大好きなのになあ。でも、きっとまた機会があるでしょう。それでも、堤の上でちょっと休憩して、北の丸公園でぶらぶらして、こんな気持ちいい春の日にチョコとここを歩けただけで幸せです。この後、どこかテラス席があるところで休憩しようと、丸の内に移動しました。案の定、中通りは歩行者天国になっていて、テーブルや椅子が並べられていました。チョコ、ちょっと悪い顔してるよ(笑)実は大学卒業後に勤めた会社がこの近くで、仕事は3年で辞めたけど、その後もよく食事に来たり、買い物に来たりしていて、丸の内は私にとっては懐かしい場所。札幌に行ってからも、時々この瀟洒で落ち着いた街を懐かしく思い出していました。そこにチョコと来られるなんて夢みたいです。のんびりアイスクリームを食べたり、台湾から来たという男の子に遊んでもらったり、地震は大丈夫だったでしょうか。このまま札幌に戻りたくないと、ちょっと切なくなるほど楽しい春の一日でした。でも、これはやっぱりパパのおかげかな。パパと一緒だと断然楽しいね、チョコ。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2024.04.10
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先月から、短期のお仕事をしています。仕事を辞めたのが2020年の夏なので、実に3年半ぶりのお仕事です。このブログでも何回か書いたのですが、私はもと理科系研究者で、20代でその道を志してから、ずっと研究中心の生活をしてきました。そんな人生のどこかで歯車が狂ってしまい、突然大きな病気をしたのが、8年前。その後も数年はどうにか仕事を続けましたが、繰り返す再発に疲れ果て、夫の転勤を機に仕事を辞めました。仕事を辞めたことに後悔はなかったし、業績やら締め切りやらのプレッシャーから解放された毎日は心身ともに楽でした。だけど、そんな気楽さとはうらはらに、心の奥底には、常に、私の人生これでいいのか、という漠然とした不全感がありました。この先の見えない時代に、稼がなくてもいいのかという不安もありました。研究者時代の私。今回、久しぶりに当時の写真を眺めました。そんなこんなで...最近、試しにもう一度、働いてみようかなと思い始め、周りにもそんな話をしていたところ、思わぬところから降ってきたのが今回の仕事でした。きっかけは年末の帰省で友人に会った時、何の気なしに「冬だけ暖かい関東に出稼ぎに来たいわ〜」と言ったこと。数日後、友人から、本当に仕事しない?と打診がありました。なんでも、友人の職場で急に病欠する人が出て、繁忙期なので、手伝いの人を探しているとのこと。短期の仕事でなかなか人が見つからなかったところに、私が出稼ぎしたいとか言っているのを聞いて、それもありかも、と思ったのだとか。自然相手の仕事はきつかったけど、私にとっては意義あるものでした。降ってわいた話にびっくりはしたものの、すぐに、やりたい!と思いました。その瞬間は、北海道の長い冬から合法的に(?)脱出できるのがうれしかったのが一番でしたが。聞けば、仕事内容は私の専門に近くて、期間は2ヶ月。職場は茨城だけど、最初の1ヶ月は札幌でテレワーク。その後は埼玉の実家に移り、週に1度、職場に通い、それ以外はやはりテレワークでいいとのこと。それなら多分できる…もちろん、不安はありました。仕事のブランクが長いけどお役に立てるかなとか、病気は大丈夫かなとか、1ヶ月も家を空けていいのかなとか。でも、よくよく考えて、やっぱりやりたかった。実際に仕事をしてみて、今でも自分はちゃんと働けるのか、仕事をした時に自分がどんな気持ちになるのか、知りたいと思いました。こんなことをしていた時もありました。その後、トントン拍子に話が進み、各所への調整も無事に終わり(札幌に残される夫とか)、2月中旬、私は無事に仕事を始めたのでした。最初はゆっくり。私が執筆のお手伝いする予定の報告書を読んだり、データを眺めたり。ブランクが長いので、どうかなと思っていましたが、そこは20代の頃から20年、時間も情熱も注ぎ込んできた仕事です。多少エンジンのかかりは悪いものの、頭も体も仕事の仕方はちゃんと覚えていてくれました。そして何より、懐かしかった。懐かしくて、楽しくて...ああ、私、ずっとここに帰りたかったのだ、と思いました。人見知りですが、なぜか同業者の人とは初対面でも緊張せずに話せました。2月末に体調を崩し、一瞬、やっぱり私は仕事ができる体じゃないのかと自信をなくしかけたこともありました。でも、なんとか持ち直し、今は予定通り実家に戻って仕事を続けています。3月に入ってからは、少し仕事が忙しくなりました。でも、その締め切りに向かって走っているうちにアドレナリンが出てくる感覚がまた懐かしくて…気づけば、仕事を辞めてから常に感じ続けていた、私はこんなことをしていていいのかという不全感や焦燥感は完全に消えていました。そして、ようやくわかりました。あのどうにも落ち着かない感覚は、自分には全力で取り組むべきものがない、何に向かって生きていけばいいのかわからない、ということだったようです。それがわかっただけでもこの仕事をお引き受けしたかいがあったというもの。契約終了まであと2週間と少し。終わった時、私はどんな気持ちになるのでしょうか。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2024.03.29
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先日、チョコの4回目のうちの子記念日を迎えました。出会った日を誕生日としているので、9歳の誕生日でもあります。駐車場の片隅でうずくまっていたチョコに出会ったあの日からもう4年も経つなんてびっくりです。初めてそっと抱え上げた時、心が震えたことも、お世話するのが嬉しくてたまらなかったことも、私たちに慣れてくれるのを祈るような気持ちで見守っていたことも、みんな昨日のことのようです。お花はいつもチョコと一緒に行くお店でチョコのイメージで作ってもらいました。でも、今のチョコを見ると、やっぱり私たちは少しずつ少しずつ時間をかけて家族になったのだなとも思います。なかなか人のそばではリラックスできなかったのに、気づけば、私たちに体をくっつけたまま眠るようになったし、パパにパンチしています(笑)。私たちのベッドをちゃっかり自分のものにして、無防備な寝姿を見せてくれるようにもなりました。ワンコが安心し切って寝てる姿ほど、飼い主を幸せにするものがあるでしょうか?かわいく、愛しくて、同じような写真がもう何千枚もあるのにやはり撮らずにはいられません。何かして欲しい時は、私たちの顔を見上げて、大きなお目目で話しかけてくるようにもなりました。最近ではお腹が空いたと、早朝に夫を起こすこともしばしばです。一緒に暮らし始めた頃は、置かれたところにずっとそのままいるようなこちらが心配するほど従順すぎる子だったのに。そんなチョコを怖がらせてはいけないと私たちも壊れものを扱うようにしていましたが、今はちょっとやそっとのことでチョコの信頼を失うことはないと知っています。歯磨きだって、お風呂だって、チョコは嫌がっても、それで私たちを嫌うことはないのです。作家の姫野カオルコさんが人生で一番気の合う生き物は実家にいた犬だったというようなことを書いていたのを読んだことがあります。私も今や、これまでの人生にチョコほど息の合うバディはいたかなと思っています。いつでも私のそばにいて、私が何か始めるとホイ来た!と自分も一緒になってそれをする。ベッドメーキングをはじめれば、自分もベッドに飛びのって、シーツを広げる手伝い(邪魔?)をし、韓国ドラマを観はじめれば、いそいそそばによってきて、同じ毛布にくるまる。韓国ドラマを観る私とチョコチョコがいなかったら、私の人生はこんなに色鮮やかではなかったでしょう。チョコ、元気に4回目の記念日を迎えてくれてありがとう。今年も健やかに、幸せに。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2024.02.24
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今や恒例行事となりつつある2月の温泉旅行。今年は白老にある「海の別邸ふる川」さんに行ってきました。コロナが5類になり旅行客も増えたこの1年。旅行支援もなくなり、ホテルが高い、という声を聞くようになりましたが、ここもやっぱり高かった(涙)。でも、温泉に入って気持ちよくくつろぎたい、さらにワンコOKとなるとあまり選択の余地はなく、年に1回のことなので思い切って行ってきました。さて、札幌から2時間弱のドライブでホテルに到着。チェックインの手続きにと通されたのは…海を望むロビーです。あ〜〜、素敵❤️こちらでお抹茶とお茶菓子をいただきながら、チェックイン。写真を撮り忘れてしまったのですが、犬と泊まれる部屋には専用の玄関があり、車を玄関前につけて荷物を運び込むことができます。これ、すごく便利だなと思いました。ワンちゃんを連れていると荷物が多くなりますものね。お部屋はゆったりです。チョコはホテルに来ると、いつもの通り、部屋の中を探検して、大はしゃぎです。2時間雪道を運転してきた夫はマッサージチェアへ。チョコはパパの心のマッサージ担当です。雪道の運転は疲れるもんね。運転どうもありがと。一休みしたら、ホテルの周りをぶらぶらします。札幌に比べて雪が少ないし、良いお天気なので、気楽に出てきてしまいましたが、やはりそこは北海道。めちゃくちゃ寒いです。だけど、やっぱり海は大好き。冬の海もそれはそれで美しいと思います。ホテルに戻ったら本日のお楽しみのお風呂へ。写真がないのが残念ですが、ここのお風呂、今まで行った温泉の中でも3本の指に入るんじゃないかってほどよかったです。なんといっても露天がイイ❤️ホライズンタイプの露天風呂で浅いお風呂に横たわるとお風呂と海の水の境が溶け合って見えるのですよね。波の音を聞きながら、ぬるいお風呂に横たわっていると心がゆるく解けていきます。もう一つの露天の方ではみんな夕日が水平線に沈んでいくのを見ていました。その間、チョコは…夫とロビーでくつろいでいました。実は犬と泊まれるお部屋は海が見えず、その代わり、この居心地の良いロビーで過ごすことが多かったです。フリードリンクもたくさんあったし夕食は目の前の海でとれた新鮮な魚介がたくさん。お頭つきのお刺身は北海道の冬の味覚、八角です。噂には聞いていましたが、食べたのは初めてです。そして、ご当地ブランド牛、白老牛の味噌鍋。白老牛、一度、デパ地下で買おうと思ったら、あまりに高くてすごすご帰ってきたことがあります。思いがけずここで食べられてよかった!!翌朝は早起きして日の出を見ました。私はひとり露天風呂から。チョコと夫はロビーから。露天風呂から日の入、日の出ともに見て、ひとり整った私でした…温泉はいろいろ行きましたが、ここはお風呂、景色、料理ともにバランスよく、従業員さんもフレンドリーでとても居心地の良いホテルでした。北海道で泊まった中では一番好きかなあ。今度はもう少し暖かい時期に来て、チョコと磯遊びがしたいなあ。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2024.02.12
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今年は航空機事故、地震と波乱の年明けでしたが、我が実家ではその頃、コロナ旋風が吹き荒れていました。コロナを実家に持ち込んでしまったのは、誰あろう、この私。免疫を下げる治療をしているため、これまでかなり気をつけてきたのですが、ふと気を緩めた瞬間、まんまとやられてしまいました。私と同様、免疫抑制剤を飲んでいたり、リツキサンの治療をしている方は、コロナに罹ったらどうなる?と今も不安を抱えているのではと思います。参考までに私のコロナ体験記を書いておきますね。|最初の異変最初にあれっと感じたのは、帰省の新幹線の中でした。なんだかのどがヒリヒリする?でも、その時は、暖房が効きすぎて乾燥しているのかとあまり気に留めませんでした。実家に向かう列車に乗り込むチョコが、その翌朝...ひどい悪寒と胃の痛みで目が覚めました。熱を測ると37°C。実は私、帰省前にインフルエンザとコロナのワクチンを打ってきたんですよね。私自身の感染対策だけでなく、実家の父が肺気腫でやはり重症化リスクが高いため、実家には絶対コロナを持ち込みたくなかったのです。それでも念のため、抗原検査キットで調べてみるとやはり陰性でした。ひと安心と思いきや…ひと眠りして目覚めるとさらに体調が悪くなっていました。熱も39°C近くまで上がっている。本来、免疫抑制剤を飲んでいると熱が出づらいそう。37°Cの熱が出たら38°Cの熱があるくらいの危機感を持ってと主治医に言われていたことを思い出し、近くの発熱外来に駆け込みました。|コロナ宣告病院に着くと真っ先にコロナとインフルエンザの検査を受けさせられました。この時点では自分がコロナだとは夢にも思っていませんでしたが、診察室に入ると、「コロナ陽性ですね」え〜〜〜?数時間前の検査では陰性でしたけど?「しかも重症化リスクが高いですね」治療歴(8月にリツキサン治療を受け、現在もステロイド服用中)を見たお医者様からダメ押しの一言。が〜〜ん。もちろんわかってはいましたけど、お医者様の口からあらためてそう宣告されるとおののきます。家に帰って、すかさず、もらってきた抗ウイルス薬(特大サイズのカプセルを一度につき4個!!)を飲み下しました。薬剤師さんは夕飯の時から飲み始めればいいですよと言っていましたが、ウィルスはあっという間に体の中で増えるので、そんな悠長なことはしていられません。その後、翌朝まで時々自分の口から漏れるうめき声で目を覚ましながらも、眠り続けました。2階に隔離されている私が気になってたまらないチョコ(夫撮影)|回復へ翌朝目を覚ますと、体がずいぶん楽になっていました。熱も37°Cまで下がっていました。体感として、快方に向かっている感じです。一方で、こんなに簡単に済むわけないでしょ?という不安もありました。だって相手はこの4年間、世界を混沌に陥れたコロナウィルスです。が、その日の夕方には熱が下がり、夕飯に小さなおむすびと豚汁が食べられるまでになりました。途中まで階段を登りフリーズしてしまったらしいその後はしばらく喉の痛みと咳が続きましたが、それも大したことはなく、あれよあれよというまに回復しました。結局、体がとてもしんどかったのは2日半くらい、そのうち熱があったのは1日と軽症ですみました。コロナが流行り始めてからずっと、もし感染したら、私は最悪、肺炎で死んでしまうこともあるのではと思っていたのですよね。ですので、このあっけない幕切れに、私がこの4年間こんなに恐れていたものの正体はこれだったのかとちょっと拍子抜けしました。重症化しなかったのは、1ヶ月前にワクチンを打っていたのと、抗ウィルス薬を飲んだのが早かったからじゃないかと思います。ついに私の部屋にたどりつき、私の隣で爆睡するチョコ。戦士の休息。|両親の発症私の発症の一週間後。「お父さん、熱があるの」早朝、切迫した母の声で起こされました。キットで検査をすると陽性。ああ、一番、恐れていたことが起きてしまった...肺気腫のある父は私と同様、いえ高齢なので私以上に重症化リスクが高いかもしれません。私が抗ウィルス薬がよく効いたので、すぐに病院に連れて行き、同じ薬を処方してもらいました。救いだったのは熱がある割には父が元気だったこと。腹へったと昼ご飯をぺろっと食べ、薬を飲んですやすや眠ってしまいました。ひと段落して、母も検査してみると、なんと陽性!ただ、全く症状はなく、念の為、病院に行きましたが、これならしばらく静養していればいいとのこと。というわけで、私と入れ替わりに父母が療養生活に入りました。はらはらしながら二人の様子を見守っていましたが、父は翌日には熱が下がり、そもそも症状がない母は寝ている必要を感じないらしく、二人とも二日後には床上げしてしまいました。結局、私よりさらに軽症で済んだという...二人とも真面目にワクチンを受け続けていて、つい一ヶ月前に7回目を接種したばかりでした。やっぱりワクチンが効いたのでしょうね。陽性が分かった時点では最悪の事も想像したのですが、本当に本当によかったです。コロナをうつしたことをさぞかし両親に恨まれると思いきや、やはりずっとコロナという顔の見えない化け物に怯えて暮らしていた父は、きちんと対処さえすれば、闇雲に恐れることはないのだとわかってかえって安心したとのことでした。ここで、私が今回の騒動で得た教訓です。1. 家庭内感染を防ぐのはすごく難しい。 (かなりきっちり隔離していたけどダメでした)2. 高齢の両親がいる実家に帰省する前は 感染リスクの高い行為は慎もう。 3. ワクチンはやっぱりこれからも打とう。4. 罹ったら早めに抗ウィルス薬を処方してもらおう。以上、我が家のコロナ騒動のてんまつでした。年末からコロナ感染者数が急増中しており、第10波の声も聞こえ始めています。皆様もどうぞお気をつけくださいませ。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2024.01.19
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クリスマス、みなさんいかがお過ごしでしょうか?クリスマスといえば、我が家では、チョコに手作りの衣装を着させ、クリスマスカードを作って友人知人に送るのが恒例となっておりますが…(ああ、毎回、かわいいと言わされる友人たちよ)今年も作りましたよ、チョコのお洋服!!今年はちょっと忙しかったのでケープにしたのですが、結局、編み足りなくて、靴下も編んじゃいました。靴下が3つなのは履く用じゃなくガーラントだからです。さて、準備が整ったら、楽しい楽しい写真撮影です。毎年、クリスマスの写真は、君は本当は天使なの?というような奇跡のショットが何枚か撮れます。このために初めて編み物に挑戦したのでした。で、今年も張り切って挑んだわけですが、なぜか今年はチョコがまったく乗り気ではありません。あっかんベーをするわ、カイカイするわ、脱ぐわ、なだめてもすかしても、うまうまをちらつかせても、いいお顔を見せてくれません。チョコ、どうした?もしやこのケープが気に入らないのかとも思って、脱がしてみても…やっぱりべ〜をされてしまいました。とはいえ、夫はこのべ〜のお顔をいたく気に入ってチョコ、かっわいいなあ、と絶賛でした 。そりゃあね、私だってベーのお顔もカイカイの背中もかわいくてたまりませんがね。やはりこう、クリスマスですし「地上に降りた天使」的ショットが欲しいなあと。というわけで二日間かけて撮影を試みましたが、結局、諦めました。よく考えてみれば、これはチョコがカメラの前でも、自由気ままにしていられるようになったということ。それはそれで喜ばしいことではありますで、最終的にできたクリスマスカードがこちら。まずまずですかね。チョコより愛を込めてメリークリスマスです。よく頑張ったご褒美に、イブにはパパがワンコ用ホールケーキを買ってきてくれました。それにしても今年はまた一段と乙女ちっくな(笑)。チョコ、頑張ってくれてありがとね。いっぱいお食べね。ねえ、チョコ。ママ、いい写真が撮れな〜いなんて言ってたけど、ほんとはね、チョコの服を編む。チョコのためにクリスマスの飾りつけをする。チョコと一緒に大笑いしながら撮影会をする。そんな時間が愛おしくてたまらないんだよ。あっかんべ〜の天使ちゃんにもメリークリスマス!最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.12.25
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ブログ、すっかりご無沙汰してしまいました。実は9月末からダンスの競技会が3回続き、先週末、その最後の競技会を終え、ようやく一息つけました。ごめんね。寂しかったね。実は私たち、今回はほぼ2年ぶりの競技会出場でした。2年前のちょうど今頃のブログでは、来年はさらに昇級するぞ〜と意気込んでいましたが、その後、病気が再発し、良くなって競技会に申し込むとまた再発するのを繰り返し、気づけば2年も経っていました。一時はもうこのまま競技会には出られないんじゃないかと思いましただから、今回は出場できるだけで十分なのですが...出場したらしたでやっぱり勝敗が気になるのが競技会。今回は怒涛の3週間をご報告します。|初戦、打ちのめされる初戦は9月24日。JBDF開催の知事杯奪還北海道ダンス選手権大会でした。出場したのはE級ラテン、E級スタンダード、シニアA級ラテン、シニアA級スタンダードの4部門。私たちの現在の持ち級はラテンG級、スタンダードF級。2年のブランクでそれぞれF級、E級から降格しました。とはいえ降格前はスタンダードはE級でしたし、ラテンはE級で優勝したこともあるので、今回もE級はそこそこいけるかなとタカをくくっていました。シニア戦は初めての参戦でしたが、特に根拠もなく、決勝に残れるといいなあ♬と思っていました。しかし、そんな甘い期待は初戦でこっぱみじんに砕け散りました。なんと初戦のシニアスタンダード二次予選であっけなく敗退。まさか初戦で敗退するとは思わなかった…呆然とする私たち。しかも周りを見渡せば、2年前までは同じようなレベルで競っていた選手たちがやすやすと二次予選をクリアしています。2年のブランクの大きさと自分たちの思い上がりを思い知らされた瞬間でした。しかし悪夢はそれで終わらず。続くシニアラテンでも準決勝敗退。さらに追い討ちをかけるが如く、E級戦でもラテン5位、スタンダード4位とふるいませんでした。仲良しのTちゃんに誘われ、よろよろと立ち上がり一緒に写真を撮ったものの、笑顔がひきつっています。おニューのドレスに初戦敗退の汚名を着せてしまった(涙)。試合後、Tちゃんが撮ってくれた動画を見てまた呆然。そこにうつっていたのは、ギクシャクと踊るヘッタクソな二人組。これ、ほぼ初心者じゃない?こりゃあ、負けて当然だわ。立て直さねばと焦りますが、次の試合は1週間後。絶望的に時間がありません。しかも、その間に1泊2日の旅行まであるのです。誰だ、こんなタイトなスケジュールを立てたのは?!|第2戦、もうどうにでもなれ翌週はJDSF主催のグランプリin北海道です。グランプリシリーズには全国の有名選手が集まるので、毎年とても楽しみにしている競技会です。私たちはといえば、一週間で修正できるところは修正してきましたが、しょせんは付け刃です。どうなることやら...ただ、前回、落ちるところまで落ちたので、かえって吹っ切れたというか、もうどうにでもなれというか、私にしては珍しくほとんど緊張しませんでした。なぜか自分たちの試合の記憶があまりないのですが、前回よりはスムーズに踊れたような感覚があります。動画から撮ったので画質が悪いですが。結果はスタンダードC級が3位、ラテンC級が準優勝。まずまずですかね。とはいえ、やはり3位以内に入賞できるとうれしくて、その日は2人で上機嫌でパフェを食べて帰りました。|第3戦、どうにか持ち直す。ホッとしたのも束の間、2週間後の10月15日に再びJBDF主催の競技会に参戦しました。もうなにこのスケジュール⁈私、フラフラなんですけど。こちらは細かくクラスが分かれたクラス別の競技会。私たちは持ち級のG級ラテン、F級スタンダード、シニア戦はA級ラテン、C級スタンダードの4部門に参戦。シニアA級ラテンでは私たちにとっては初めての種目、パソ・ドブレがあります。少し前に振り付けはできていたのですが、結局、前回の競技会が終わるまでパソの練習をする時間を取れず、ほぼ2週間で仕上げました。パソは他の種目と違い、決まった音楽に合わせて振り付けをつけます。そのため、途中で一回つまづいてしまったら、慣れていない私たちはどこから踊っていいか分からなくなること必至です。競技会の数日前どうにか曲に合わせて踊れるようになるというすごいホラー本番では奇跡的にとちらずに踊り切れましたが、力及ばすシニアA級ラテンはまたも準決勝敗退。シニア戦の壁は思いのほか厚い。ただ翌日、成績表を見ると、チェックを落としたのは、ほぼパソでした。だったらしょうがないかなあ。2週間で仕上げたもので、チェックをくださいというのも厚かましい話です。そして、他の3部門ですが、な、なんと全て優勝でした!!G級ラテン、F級スタンダードはその可能性もあるかなと思っていたけど、シニアC級スタンダードの優勝は予想外でした。初戦で打ちのめされてから3週間。私たちなりに戦略を練り、練習してのこの結果。ああ、持ち直したと、素直にうれしかったです。恒例の写真撮影。写真を撮る時には少し体を斜めにしましょう、私。以上、勝利の女神様に翻弄され続けた3週間のてんまつでした。ふう、大変だった💦。それにしても2年ぶりの競技会でしみじみ思ったこと。この2年間、私はずっと観客席からの応援で、それはそれで楽しかったのですが、やっぱり競技者にしか味わえないものがあるのですよね。勝っても負けても。それは見知らぬ人がかけてくれる応援の声だったり、フロアの上での緊張感だったり、競技会帰りの解放感だったりするわけですが、やっぱり私はそういうのが好きみたいです。もしかしたら私はいつか踊れなくなるかもしれません。でも、それまでは、細々とでも競技者でいたいなあと思うのでした。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.10.19
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突然ですが、部屋着ってどうしていますか?ここ数年、私が頭を悩ませているのが部屋着問題。専業主婦になって家にいる時間が長くなったら結局よく着るのは部屋着なんですよね。ちなみに仕事をしていた時は特に部屋着は持っていませんでした。カジュアルOKの職場だったので、家に帰ってきたらお風呂に入るまでその格好でいたし、休日、家にいる時はパジャマを兼ねたスエットに適当なTシャツなどを着ていました。そんなわけで、しばらく試行錯誤していたのですが、これがなかなかムズカシイ。真っ先にやってみたのはミニマリストさんに多い部屋着と外出着を区別しないというもの。これはもう早々に断念しました。貧乏性の私はお出かけクオリティの服で家事をしたり、ソファで寝っ転がったりするのはまったく落ち着かず。逆に家で着ている服で外出するのも気持ちがアガりません。次に試したのが山ウェアやスポーツウェアです。大好きなチャコットのオールインワン。ヨガウェアなので軽くて楽ちん。たしかに動きやすく、機能的、しかもおしゃれで、部屋着としては申し分ありません。ただ、こうしたウェアは高機能な分けっこうお高い。長く着てもヘタらないのはわかっているのですが、専業主婦としては買うのに勇気がいります。というわけで、今年の夏はプチプラで部屋着を探すこと。え〜〜、なんだ、結局それ?そうなんです、そうなんですけど、でも、ちょっと違うのです。プチプラで洋服を買う時ってなんとなく最初から何かをあきらめていませんか?プチプラならそこそこの服が買えれば十分で、本当に好きな服や似合う服は期待しないみたいな。少なくとも私はそうでした。でも、今年の夏はちゃんと自分が着たいと思う服をプチプラで探してみたのです。色もシルエットも生地もサイズも吟味して。さらに、毎日ガラガラ洗濯できて、アイロンいらずで近所の買い物くらい行けるという条件を満たすもの。カットソーは無印良品とSHEINで見つけました。白:無印良品、ベージュ、黒:SHEINSHEINは中国系ファーストファッション。去年のクリスマスにパーティー用のドレスを買って、思いのほか品質が良かったので、サイトをみてみたら気に入ったものがみつかりました。色が豊富で目移りしてしまいますが、黒、ベージュの絶対に着る色を厳選。3枚ともお値段は1000円以下です!そしてボトムスはリネン素材のワイドパンツ。ベージュ:無印良品、黒ドット:アーバンリサーチ。リネンは涼しくて、ざっくりした肌触りが大好き。洗濯しても数時間で乾くので夏にぴったりですよね。ベージュのほうは実は去年買ったのですが、2000円しなかった気がします。ドットはセールで8000円ほど。もはやプチプラとはいえませんが、無印のパンツと履き比べてみたくて。シンプルなだけだと飽きてしまうので、カットソー、パンツともに少しデザインがあるものを入れたのもポイント。カットソーの肩のひらひらと、パンツのドット柄。お手頃価格だからできた小さな冒険ですが、どちらもすごく気に入って、自分がこういうほんのり甘いディテールの服が好きなことにも気づきました。カットソーとパンツはどれを組み合わせても合うように選んだので、朝、上下一枚ずつ選んだら身支度終わり。帽子をかぶってスマホを持てば、そのままチョコのお散歩やちょっとした買い物に行けます。スマホケースはANOさんのケースや金具を自由にカスタマイズできるもの。Choco, my sweetestと文字入れしてもらってます。で、ひと夏、使っての感想はといいますと....もう大、大、大満足です!!プチプラでも自分の「好き」からブレずに探せばちゃんと満足できることがわかりました。意外と品質も良くて、黒いTシャツは洗濯しすぎて毛玉ができてしまったのですが、他は来年も着られそう。秋冬物の部屋着もプチプラで探してみようと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.09.11
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北海道はようやく暑さがひと段落しました。それにしても今年の夏は暑かった。北海道はどんなに暑い日でも、夕方になれば気温が下がるものなのに、今年は夜になっても30度近い日がけっこうありました。チョコも私たちもクーラーの部屋に入りっぱなし。今年はあまり外で遊ばせてあげられなかったなあと思いながら、この夏、撮った写真を整理していたら、写真の中には実に色々な表情のチョコがいました。そうか。チョコは毎日こんなかわいい顔を見せてくれてたんだ。ああ、暑さにかまけて見過ごしてたなんて惜しい。そんなわけで今日はチョコとの夏を振り返ってみたいと思います。===============================この夏、私はめずらしく毎日、早起きしていました。なにしろ暑いのでチョコの散歩は5時台には終えたい。これまで朝の散歩は夫にまかせていましたが、私が5時起きして担当することに。いざはじめてみると、これがとっても楽しい。5時台だとまだ涼しいし、相棒はこの子なのですから。きもちい〜ね〜。かわい〜ね〜。天使だね〜。涼しい日には、ちょっと遠くの公園まで行って、スタバのコーヒー片手にのんびりすることもありました。室内でできるバランスボールのトレーニングにも頻繁に通いました。運動不足解消を期待して😉これは以前から通っているのですが、チョコに合っているようで上手にこなします。チョコはここに来ると、うまうまをもらえるうえに、みんなにチョコ天才!チョコ、おりこうさん!と褒めまくられるせいか、自信にあふれ、歩き方までしゃなりしゃなりとします(笑)。この真剣な顔。視線の先にあるのはパパ...ではなく、もちろんパパの手の中のうまうまです。トレーニングの後は近くの公園でソフトクリームを食べて涼むのがみんなのお楽しみ。夏は体に溜まりがちな水を排出するといいと聞き、マッサージも初体験しました。これは首のリンパを流しているところ。気持ちいいのか悪いのか微妙なお顔ですが(笑)...マッサージしているうちに鼻ちょうちんが出てきたのには驚きました。これは水が排出できている証拠なのだそう。マッサージの効果は一回ではよくわかりませんでしたがまったく知らない人にこんなふうに体を触られても、大丈夫になったんだなと感無量ではありました。パパの用事のお供で函館にも行ってきました。暑くって日中はほとんど出歩けなかったけど、夜の港の散歩は楽しかったね。またもやスタバする私。この夏どれだけスタバに貢いだだろう?パパが人目構わず路チューしようとした瞬間もとらえました。夏になるとこういう人たち出てくるんだわ(笑)。この写真を見た夫は、自分に何かあったらこれを遺影に使ってくれと言っていました。げ〜〜。親バカにもほどがある。===============================チョコの写真を見ていて思い出した短歌があります。”あの夏の数かぎりなき そしてまたたった一つの表情をせよ”歌人の小野茂樹さんの代表作です。はじめて知ったのは20代の頃、なぜか心に染みました。これは愛する人があの夏見せたあの笑顔をあの泣き顔をもう一度見たい、握りしめていたいという切々とした相聞歌なのですよね。たとえその人が今、目の前にいたとしてもそれは叶わないのだけど。私もチョコが隣にいるのに、去年の夏のチョコにも、一昨年の夏のチョコにももう2度と会えないのが切ないような気がします。あれから20年以上がたち、ようやく今、この歌の心が理解できたような気がします。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.09.05
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私のto doリストに半年以上前から居座っている項目に「メルカリをはじめる」があります。な〜んだ、そんなこと。さっさとやればいいじゃん。普通にメルカリやっている人はそう思われるでしょ?でも、私にとってはチョモランマ級のハードルなのです。だって、自分の持ち物に堂々とお値段をつけるんですよ?その上、全く知らない方と丁々発止のやりとりをし、濡れたり壊れたりしないように丁寧に梱包発送する…もう考えただけでくらっとします。|やっぱりお小遣いがほしいそれでもto doリストから消さなかったのはやはり少しでもお小遣いを稼ぎたかったから。物価は上がり続けるのに、旦那様のお給料は変わらない(涙)私も今年までは前職に関連した小さな臨時収入がありましたが、この先はそのあてもありません。(働けよって声が聞こえてきそうですが…)メルカリなんて怖くてできない〜なんて言っている場合じゃないのです。あと、少し前に友人にメルカリで社交ダンスのドレスを売ってもらったのも理由のひとつ。お嫁に行ったドレスメルカリの達人であり、コミュニケーションの達人でもある友人は、私のドレスをあっという間に期待以上の価格で売ってくれました。実は7月の韓国旅行の費用はその時のドレス代。で、メルカリすっごい〜と思ったわけですが、やっぱりチョモランマを前に重い腰はあがらず…|メルカリ教室に申し込む〜初出品このままでは永遠にその日は来ないと、ある朝、オンラインのメルカリ教室に申し込みました。メルカリ教室というのは初めての出品を後押しするため、その方法を懇切丁寧に教えてくれるもの。教室では出品の仕方から発送までの一連の流れや売れるためのコツなどを教えてくれます。この講座が面白いのは受講生が何か一つ売るものを用意し、講座の中で出品まですること。結局ここまで一緒にやらないと、みんなやらないままになってしまうのでしょうね。私もこの強制出品(しなくても怒られません笑)の仕組みのために講座を申し込んだようなものでした。私が用意したのは半年前に購入し、結局CDすら開封しなかったトレーニング本。本はバーコードを読めば自動的に商品情報が入力され、梱包発送もしやすいので初心者にはぴったりです。「3、2、1、しゅっぴ〜ん」というインストラクターさんの掛け声とともに出品ボタンをぽちっとし、私も初出品完了です。ついにやっちゃった!!|売れた!!〜初発送勢いにのり、数日のうちにざざっと本を追加出品しました。私はその時々の思いつきで突発的に実用本を購入するクセがあるんですが、そういう本って買えば気が済み、結局たいして読まないので状態が良いんですよね。もう売れてしまいましたが美しい装丁の本です。安心して出品できるので、まずはその手の本を中心に。実績のない私から購入してくださる方がいるのかなと心配していましたが、数日のうちに3冊が売れました。初めてのお客様は値引き交渉もなく購入してくださり、(本は即購入OKにしました)大変ありがたかったです。梱包はメルカリ教室で教わった通り、濡れないようにビニールの袋に入れてから封筒へ。発送は宛名書きなどがいらないメルカリ便にしたので、そのままコンビニに持ち込んでめでたく発送完了です。チョモランマほども高いと思われたハードルは、実際にやったら、水たまりを飛び越える程度でした。というのも、メルカリのシステムが驚くほどよくできていたから。出品から販売までサポートするアプリも使いやすいし、メルカリ便を使えば発送も簡単。トラブルの話ばかり耳にする時期もありましたが、少しずつ改善され使いやすいシステムになったのでしょうね。|一番恐れていた交渉ごと私が一番恐れていてなおかつ面倒に思っていたのが顔の見えない知らない方と交渉すること。正確に言えば、それによって自分が消耗したり、落ち込んだりすること。私のドレスを売ってくれた友人はそれがメルカリの醍醐味で、買ってくれた人が喜んでくれるのがうれしいといいますが…で、実際にやってみてどうだったか?やはり商品を出品したとたん、値引き交渉や希望価格の提示がありましたが、意外と気になりませんでした。できないことはできないと言うだけ。と、淡々と受け止めている自分がいました。まあ、まだはじめたばかりでよくわかりませんが、そのあたりの対応もそのうち自分なりのルールを決め、あまりエネルギーをかけずにやれればなと思います。本がさばけたら、毛糸を出品したいなあ。海外から取り寄せるため、つい多めに購入して余らせてしまうのです。さらに慣れてきたら、やはり値がはるダンス関係のドレスやアクセサリですかね〜。すっかり気が大きくなっています。なにはともあれ、to doリストからようやくメルカリの字が消えたのが佳きです(笑)。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.08.29
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先週末、2回目のリツキサン投与を受けてきました。前回からおよそ7ヶ月ぶりの投与です。2回目の今回は、前日から緊張でガチガチだった前回にくらべ、わりとリラックスして入院しました。たぶん私がまたいなくなるって気づいてた。案内された病室は6人部屋。その日は満床ということでしたが、みなさんカーテンを開けて思い思いの格好でくつろいでいます。ご挨拶すると明るいお返事が返ってきました。ふうっ、明るい雰囲気でよかった入院と言っても、退院間近の方や、私のように定期的な処置のために入院する人が集まる部屋はたいていこんな雰囲気です。いっそ湯治場みたいな。平均年齢が高いのもそんな雰囲気を醸し出しています。===============================さて、身の回りを片付けたら、まずは検査です。胸部レントゲンと心電図。これは前回と一緒です。検査から戻ってくると、お昼ごはん。ステントを入れるためにもう6回も入退院を繰り返しているというお向かいのベッドの方が開口一番、ご飯、おいしくないでしょ〜。まずくて有名なのよ、と。有名なご飯を記念撮影してみました。思わず、笑っちゃいました。いや、ほんと。前回、私もびっくりしたんですよね。お腹がペコペコでも喉に通らないほどで、これじゃあ治る病気も治らないんじゃないかと思いました。でも、大丈夫!わかってたから、今朝は好きなものをたくさん食べてきました===============================一休みしたところで、いよいよ治療の開始です。解熱鎮痛剤を飲み、アレルギー反応を抑えるため、ステロイドを点滴した後、リツキサンの点滴です。前回、特に問題がなかったため今回は少し点滴スピードをあげるとのこと。解熱鎮痛剤に眠くなる成分が入っているのか、点滴をはじめてしばらくすると、眠くなってきました。30分おきに看護師さんが体温と血圧を測りにきて、その時だけ目が覚めるのですが、すぐに寝てしまいます。ここ数週間、北海道も暑かったから、病室の効きすぎのエアコンがとっても気持ちよくて爆睡です。次に起こされた時にはすでに点滴が終わっていました。始めてから終わるまで3時間半くらいでした。今回も夕方、少し微熱が出たくらいで、特に問題なく終了しました。退院の朝。朝焼けがきれいでした。前回も思ったけれど、入院という形になるから色々手続きや準備があって、ものものしいけれど、治療自体はけっこうあっけないのですよね。外来じゃダメなのかな、と思うくらい。ただ、入院して、できることも、食べられるものも制限された状態にいると、不思議と心が静まります。あと、看護師さんに手厚く看護してもらっていると、私の体は本来、私自身がこうして丁寧にケアすべき大切なものなんだなあという謙虚な気持ちにもなる。そういう意味では、静かに病気と向き合う時間にはなっているのですがね...さて、今回の治療の効果はどれくらいもつかなあ。前回は半年待たずに2回も再発してしまいました。今回はうまくいくといいのですが。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.08.21
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この3年、実はずっと料理スランプでした。もともと料理は嫌いではなくて、仕事をしていた頃は激務の間をぬってせっせと日々の料理はしていたし、季節ごとに保存食や発酵食品も作っていました。それが仕事を辞め北海道に来たとたん、なぜか料理を作るのが億劫でたまらなくなりました。食材の買い出しも苦痛なら、献立を考えるのも苦痛。夫が職場から帰宅する時間が近づいても、献立すら決められず、絶望して泣きたくなるという…当然そんな気分で作っても、おいしいものなどできるわけがありません。理由は色々あったのだと思います。環境の激変でメンタルをやられていたとか、専業主婦になり料理が息抜きでなく仕事になったとか、歩いていけるスーパーの食材がお粗末すぎるとか。が、最近、スランプから脱出している自分に気づきました。きっかけは間違いなくこれ。1回分の収穫量。これが週に2回か3回採れます。自分たちの畑で採れる新鮮でおいしい野菜です。まだ春の浅い時期から大切に育ててきた野菜。しかも真剣に自然農法に取り組むファームの畑で。一つたりとも無駄にしたくありません愛しい野菜を前に、エプロンをキュッとしめると、ふつふつとやる気が湧いてきます。洗って種類ごとに並べた野菜を眺め、戦略をたてます。まずは保存が難しいハーブ類。ホーリーバジルとレモンバジルはハーブウオーターに。残りのレモンバジルは早めにガバオライスに使おう。ホーリーバジルはえも言われぬ素敵な香り。ボウルいっぱいのバジルはジェノベーゼで大量消費。枝豆は塩茹でして私のおやつ&夫のおつまみ。トマトは冷蔵庫に入れる前にあの人とあの人にお裾分。それでも大量に残るのでトマトソースを作ろう。残りはカブレーゼや冷やしトマトで日々の副菜に。手前はチョコアイコ、奥は桃太郎。チョコアイコのトマトソースはケチャップかと思うほど甘い。ついでに、買い物の算段もします。ジェノベーゼ用のナッツ、ガバオライスの鶏ひき肉、カブレーゼのモッツアレラ…ジェノベーゼのナッツは松の実、くるみ、カシューナッツと色々試しています。ああ、頭も体も軽やかに回転する...久しく忘れていたこの充実感。なんて、なんて楽しいんだろう実はもう一つ楽しいことがあって...それがグループLINEで行き交う畑仲間のつくれぽ。大量の野菜を消費するため、それぞれが作っておいしかったものや気になるレシピなどを自然にシェアするようになりました。へえ〜と驚く料理法が色々あがってきます。ズッキーニが採れて採れて困るほどだった時は、ナスのかわりにズッキーニで麻婆茄子を作るとか、冬瓜のかわりに鶏肉と煮込んでスープにするとか。読んでいると、それやってみよ、とワクワクしてきます。畑仲間の存在もスランプ脱出に一役買っていたのは間違いないです。ズッキーニの花はリコッタチーズを詰めてフリッターに収穫した野菜の処理は半日かかることもあって、正直億劫な時もあります。特に暑い日の畑仕事でくたくたな時は、早く処理しなくちゃと思いながらもなかなか重い腰があがりません。でも、重い腰をあげた後には、おいしいご飯という最高のご褒美が待っています。「あれこのトマトおいしい。どこの?」なんて夫に言わせたら、心の中でガッツポーズです。もちろん私たちの畑のトマトですが?最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.08.16
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今年は春から帰省やら持病の再発やらでてんやわんやでしたが、実はその合間に友人たちと野菜を作っておりました。そして今、畑は収穫の最盛期をむかえています。そもそものきっかけは、去年、自然農法のファームでボランティアをしたこと。私たちは楽しくてボランティアに行っていたのですが、先方はそれでは申し訳ないと思ってくれたらしく、来年は自分たちでも野菜を作りませんかと言ってくれたのです。ついでにファームの仕事も手伝ってくれれば助かると。広い畑を無償で貸してくれ、苗の作り方から教えてくれるという願ってもないお話。断る理由がどこにありましょう?こうしてまだ寒い3月末。私たちの苗づくりがスタートしました。指導してくれるのはイケメン農場長。この物静かで几帳面な年下の農場長を私たちは尊敬をこめて「教官」と呼んでいます。教官の指導のもと、私たちも定規がわりの棒に沿ってきっちりとタネをまいていきます。めんどくさ〜とぼやいておりましたが、芽生えがきれいに並んでいると移植する時にだんぜん楽なのです。本葉が数枚出たところでポットに移し、この後は暖かくなるまで温室の中で育てます。北海道では、この暖かくなる頃というのは5月末にカッコーが鳴きはじめる頃を指します。5月に霜が降りたりするのが北海道なの(涙)。この頃は私たちも、温室作業が終わった後は畔に生えるフキや山ワサビをとらせてもらってのんびりしていました。これで5月中旬です。寒そうだな...今年カッコーが初めて鳴いたのは5月26日のこと。日付まで覚えているのは私がその日ファームにいたから。青空にひびくカッコーの声は「総員かかれ!」の合図でした。この日をさかいに私たちはにわかに忙しくなりました。いよいよ大切に温室で育てていた苗を外に移植するのです。メンバーイチ華奢なまりちゃんが、あれ、もしかしてやったことあった? くらいの手際よさでマルチに穴を開け、そのあとにみんなで苗を植えていきます。ビニールは風除けです。まだまだ寒さ対策が必要。私たちが作るのは…大根、ミニトマト、大玉トマト、ナス、ピーマン、万願寺、枝豆、空芯菜、ハーブ7種。ちょっと欲張りすぎ?大根とハーブはタネを直播にし、あとはひたすら苗を植える。植えてからだって大忙しです。雨が少なければ水やりで、大きくなったら支柱を立てて。そして1ヶ月…記念すべき初収穫は大根と、ズッキーニでした。こちらは初収穫に満面の笑のたまちゃんです。自分で作った大根なんてどうせ筋っぽいし、辛いんでしょ、って思いません?それがね、と〜ってもみずみずしくて甘かったです。教官殿もこんなにうまくいくとは思わなかったとうれしそうに言ってくれました。いわゆるビギナーズラックというやつでしょうか。最近はとれすぎて困るくらいのズッキーニ。慣れない作業にいつも帰る頃にはクッタクタです。それでも、帰りがけにソフトクリームを食べていると、なんだか楽しい気分になってきます。これはそう、夏休みの部活の帰り道のあの感じ。あ〜もうアッチ〜、うち帰るのダル〜と言いながら、いつまでも夏の日差しに身を委ねていたあの頃。そうか、これは私たちの部活なんだな。身軽だったあの頃とは違って、今はそれぞれ帰ったら家族も仕事もあるけれど。面倒くさいこともたくさん抱えているけれど。それでも一時、夏空の下で汗をかき、笑い合えば空はあの頃とおなじように青いことに気づきます。私たちの野菜部。只今、絶賛活動中です。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.08.08
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先日、チョコと一緒にひまわりを見に行きました。北海道にはいくつか有名なひまわり畑があって、ずっと見に行きたいと思っていたのです。この日はたまたま夫が出張の代休で、なら、ひまわりを見に行って、帰りは海沿いの町で海鮮丼を食べよう、となりました。やってきたのは札幌から車で1時間半ほどの北竜町。道内最大のひまわり畑があります。チョコ、着いたよ!!どうやら、ちびっこのチョコには背の高いひまわりの花が見えないようです。じゃあ、抱っこしてあげようね。どうチョコちゃん、これがひまわりだよ。ん?お花、みんな向こうにむいていた。この日はあいにくの曇り空。できれば青空のもとでひまわりを見たかったですが、それでもなかなかの眺めです。ひまわりは大好きな花です。明るい黄色が見ているだけで気持ちが明るくなります。それに、まん丸の小さいお顔にひらひらのお耳がついたチョコにちょっと似ている。答え:どちらも小さな太陽です!!ひまわり畑を一回りしたあたりから降り始めた雨がいよいよ本降りになってきました。本当はもう少し遊びたかったけど、慌てて撤収。車で日本海側に向かいます。向かった先は増毛町(「ましけ」と読みます)。甘海老などの海産物で有名な町なのですよ。この地名を見るたびに夫は必ずニヤニヤします。もう、中学生かっ!!って思う。ひまわり畑で雨宿りしている間に撮影した紫陽花アフロ。毎年、夏になると積丹にウニ丼を食べに行っていたのですが、今年はものすごく値段が上がっているそう。で、観光コースからはずれた増毛ならもう少し手軽に海鮮丼を食べられるかなと期待して来たのですが…なんと、海鮮のお店はみんな閉まってました。あ〜ん、残念Google mapでは営業中になっているけどなんで?平日はランチタイム終わると閉めちゃうの?でも、増毛はなかなか趣のある良い町でした。またそのうちにリベンジに来ましょう。もう一度、今度は青空のもとで輝くひまわりに会えるかもよ、チョコ。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.08.01
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ソウル観光2日目は、朝の身支度も早々にソウル郊外の京東市場に向かいました。京東市場はとにかく広い市場で、生薬市場としても有名です。もともと料理が大好きなAちゃん。最近は薬膳料理や漢方の勉強もしていて、今日はここで薬膳料理の材料を買い、韓方医の診察を受けたいそう。私も薬膳料理の教室に通っていたことがあり、興味津々です。|韓方カフェでまったりまず訪れたのは市場近くの韓方医の診療所。韓方カフェが併設されているので、ここで朝食がわりのお茶をして、韓方医の診断を受けようという計画です。手前がカフェ、奥が診療所になっています。韓国韓方のすべてがわかる黒田福美の韓方案内 ソウルでキレイに!ソウルで元気に! [ 黒田福美 ]Aちゃんのネタ本にも紹介されている診療所です。女優の黒田福美さんによるガイドブックです。「よく来てくれたわね〜」と私たちを抱きかかえるように迎えてくださったのが、カフェのオーナーでもある韓方医の奥様。悩み事をリストし韓国語に翻訳したものを見せると、体質にあったお茶をすすめてくれます。肩こりや頭痛がひどく、最近、体脂肪が気になる私は代謝を良くするお店オリジナルのお茶。桔梗の根(ドラジ)や葛根が入っているそう。奥様は黒田さんの本にも紹介されています。すごく温かくて魅力的な方で、お話しているだけでも元気になってきます。持病があるので漢方はちょっと不安でしたが、カフェで出すお茶は一般の人が飲むのでそれほど強い作用はないとのこと。味はあっさりした薬草茶という感じ。でも、ポットいっぱいのお茶を飲み終わる頃には体がポカポカしてきました。一方、胃腸が弱い、ストレスが多い、よく眠れないと悩み多きAちゃんは雙和茶(サンファチャ)。雙和茶はスーパーなどにも売っていますが、ここのはもちろん生薬を煮出したもの。私のより生薬の味が濃く、いかにも効きそうでした。この日は韓国には珍しく土砂降りの雨。雨宿りもかねてのんびりお茶をしていると、オーナーが大きな袋を2つ抱えて戻ってきました。これ、なんと生薬を煎じた残りカスだそう。ちょうど今、煎じ終わったばかりということでほかほかです。抱えるように言われて抱えてみると...気持ちよくってほへ〜っとなっています。いや〜ん、あったかくて気持ちいい❤️しかもほんのり生薬の香りが漂ってきます。これで体の辛いところを温めると楽になるのだそう。異国にいることも忘れてダラけはてました...|Aちゃん韓方医の診察をうけるとはいえ、忘れちゃいけないもう一つのミッション。そう、Aちゃんの診察です。私も診察室に入っていいということだったので、一緒に見学させてもらいました。韓方医の先生との会話は、大学生のお嬢さんが英語で通訳してくれました。先生とは漢字での筆談OKです。ていねいな問診のあと脈診→舌診と進みます。いつも元気なAちゃん。実は脈が弱くて相当疲れがたまっていたそう(涙)。25日分の漢方薬を処方してもらうことになりました。その価格、なんと4万円弱ですが、Aちゃん即決です。韓国ではこうした処方は保険適応外の医療行為になり、(韓方医は医療免許を持つ)このくらいが相場のよう。後ろで目を丸くしている私をよそに、煎じるのに4時間かかるという薬を今日中にホテルに届けてもらう手筈が整っていました。こんなふうに1日分ずつ個装されて届きました。これを温めて飲めばいいだけ。Aちゃんはこのために韓国に来たようなもんだもんね。夢が一つかなってよかったよ!|京東市場へゴーゴー!さて、今日のもう一つのハイライトは京東市場。広いとは聞いていましたが、一歩踏み入いれて、こりゃあお手上げだと思いました。どこまでも広がる迷路みたいな通路に延々と並ぶ乾物や生薬の山。土砂降りの雨がアーケードを打つ音が響き、暗い照明が商品をぼうっと照らしています。私たち、一体、どこに迷い込んだの…こちらは朝鮮人参。と思えば、あちらには鳥肉の山。これが参鶏湯になるんだな。どこをどう歩いたらいいかまったくわからない…これは一見の観光客が太刀打ちできるような市場ではなさそうです。市場は好きでどこの国に行っても必ず見に行くんですけどね。長い買い物リストを用意し張り切っていたAちゃんも気圧されたように立ちすくんでいました。日本ではついぞ見かけることのなくなった圧倒的な一次産業のパワー。私は一次産業は国の根幹だと思っていて、とすれば、これがこの国の地力なのでしょう。結局、買い物は、迷子状態の私たちに親切に道を教えてくれたおじさんのお店とその周辺ですませました。私は参鶏湯用生薬セットやチャンジャ、唐辛子など。本当はもっと色々買いたかったのだけど、もはやこの市場に立ち向かうパワーがありませんでした。チャンジャ専門店。これ買ってきましたよ〜!顔を洗って、また出直してきます帰りにおやつ用のよもぎ餅を購入。こちらも黒田さんのガイドブックで紹介されていたお店で、かわいいアジュマニが1人で切り盛りしています。おいしいんだから大きいのを買いなさいよ、と言われている。日本のお餅とは違う独特のむちむちした歯触りがおいしかったです。こうして2日目もアラフィフ女子2人組は、おおいにはしゃぎ、感激し、驚き、大満足で観光を終えたのでした。翌日は早朝のフライトで帰るだけ。名残惜しいなあ。|いくつになっても旅は楽しい私もAちゃんも若い頃はバックパックで海外旅行をしたクチですが、結婚し、家庭をもつうちに、旅行は出張か家族旅行くらいになり、こういう旅行には、とんとご無沙汰になっていました。正直、今更、自分たちで一から計画を立てる海外旅行なんて億劫だし、行ったとしても若い頃と同じように楽しめるのかな、と思わないでもありませんでした。でも、旅に出てしまえばなんのことはない。心の奥底に眠っていたあの頃の好奇心がムクムクと動き出し、見るもの、聞くもの楽しくてたまりません。若い頃よりも経験を重ねたせいで、うまくいかない時もそれを乗り越える知恵があることに気づきました。久しぶりの友人との海外旅行は人生のあらたな扉を開いてくれたような気がします。というわけで、4回にわたって綴った旅行記はこれで一旦終了です。おつきあいくださってどうもありがとうございました。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.07.26
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今回の旅、1日フルに観光できるのは2日間だけ。なので1日は私の行きたいところ、もう1日はAちゃんの行きたいところを中心に回ることにしました。が、いざ計画を立てはじめると、なんかピンと来ない。というのも、ソウルって私の中では若者の街なのです。夜店でB級フードを食べつつ、韓流スターグッズや韓国コスメやひやかして、みたいな。ガイドブックを見てもそういう記事が多い。でも、それだとちょっと違うんだよなあ〜。そんな時です。日本でも活躍する韓国料理家・コーディネーターの崔智恩さんのガイドブックを見つけたのは。韓国 美・味 案内 [ 崔智恩 ]地元の人が通うお店や韓国の手仕事がうっとりするほど美しい写真入りで紹介されています。これこれ!!こういうのが見たい、食べたい!!というわけで、私の担当日は地元で愛されるグルメ&美しい手仕事を訪ねることにしました。|なにはともあれ朝ごはん私、朝ごはんいらない人なんだよね〜というAちゃんをまあまあと言いながら連れてきたのがスープ専門店です。朝なのにすでに行列ができていて、地元の方が次々とスープをテイクアウトしていきます。下のケースに入っているのがテイクアウト用メニューは干しスケトウダラのスープのみ(潔い!)。席についたとたん、副菜やご飯が並べられ、程なくスープがやってきます。一口、味わって、思わずAちゃんと顔を見合わせます。なにこれ? すごくない?。干しダラの出汁たっぷりのスープが体に染みる〜。ひたすら無言でスープをすすり、ご飯をほうばり..ふと顔をあげれば、朝ごはんをいらない人のお皿も空っぽになっていました(笑)。実はAちゃん、昨夜、到着の飛行機が大幅に遅れ、空港で借りたSIMは使えなくて、朝からテンション低めでした。でも、これが食べられただけで来たかいがあったよ、とすっかり元気を取り戻しました。ほらね、おいしい朝ご飯は偉大なのよ。|工芸博物館でうっとり次に向かったのは工芸博物館。古代ー朝鮮王朝時代の白磁やポジャギ、刺繍などが多数展示されているそう。こういう工芸品を見るの大好きなのです。途中、景福宮の前を通ったらちょうど守門将交代式をやっていたのでのぞいてみました。韓国の時代劇そのままの景色。空にひるがえる旗を見上げていると、民族の歴史や誇りといったものが胸に迫ってきます。旅のはじめにいいものを見ました。さて、話は戻って工芸博物館です。まだ新しく、展示のセンスもいい洒落た博物館でした。刺繍もポジャギも良かったけど、目を奪われたのが螺鈿細工。余白の美など、おととい来やがれのミチミチに詰め込まれた小宇宙。これは日本よりも中国に近い美意識ですね。細部まで作り込まれていて、いくら見ても飽きません。博物館にはカフェやミュージーアムショップもあって、雨の日だったら一日ここで過ごしても良さそうです。|古い街並みをぶらぶら一休みした後は、古い街並みや韓屋が残る北村、三清洞エリアへ。Aちゃんが撮ったエフェクト加工写真。かっこいい〜。このあたりも伝統工芸の工房や素敵なカフェがあってぶらぶら歩きが楽しいエリアです。お洒落なギャラリーの前でパチリ。Aちゃんは、とある工房でシルバーのブレスレットに一目惚れ。今回の旅行、最初の買い物をしました。Aちゃんとアクセサリーのデザイナーさん。この買い物でAちゃんの物欲に火がつき、翌日はさらに大きな買い物をすることになります(笑)。いまだにAちゃんは散在しすぎたと嘆いていますが、たまにはいいんじゃないかね。毎日、フルタイムの仕事、3人の子のお母さんと頑張っているもの。さて、このエリアには、私がどうしても食べたかった物があります。それは…崔さんの本で紹介されていた韓国のお汁粉‼︎栗がいっぱいのってます❤️日本のお汁粉とは違って粒のないぽってりした汁で見た目よりもずっと上品な味わいです。その量に恐れをなし、Aちゃんの取り皿に気前よく分けましたが、これは1人でもぺろっとイケたな(笑)。こちらは、Aちゃんが頼んだ水正果(スジョンガ)。ショウガとシナモンの効いた冷たいシロップに干し柿が一つ入っている一見、地味〜なデザートです。が、驚くなかれ。この組み合わせがなんとも絶妙。疲れた体にがつんとパワーチャージしてくれました。あまりに気に入って、家に帰って来てすぐさま、レシピを調べ、作ってみたほど。どちらも丁寧に作られたのがよくわかるデザート。またソウルに来たら、絶対来よう。|白磁の器を買うおいしいスイーツですっかり疲れも取れたところで、本日の最終目的地へ向かいます。白磁の器を中心に竹細工や漆器などを扱うセレクトショップ「日常餘百」さん。すっごく素敵なお店なのに疲れてて写真がない(涙)。一歩お店に入るや否や、洗練された器の数々にため息。かろうじてAちゃんが撮っていた1枚。白磁じゃない...あれも素敵、これも素敵と完全に舞い上がっている私たちに(思い出すとお恥ずかしいかぎりです...)、店主さんが一つ一つ丁寧に説明してくれます。どうせ欲張っても使いこなせないので、あれこれ買いたいのをぐっとこらえ、本当に欲しい物を選び出しました。キム・サンインさんの白磁の高杯とアンティークのスッカラです。きっとここで過ごした時間と共に、素敵な旅の記念になるでしょう。こうしてソウル観光1日目は大成功に終わりました。Aちゃんも喜んでくれてよかった!翌日はAちゃんプレゼンツの漢方(韓方)体験です。ディープな韓国を垣間見ることになります。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.07.23
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今回の旅は私が札幌発、Aちゃんが東京発のフライトでそれぞれソウルに向かい、ホテルで落ち合う計画。Aちゃんのソウル便は夜10時着なので初日はほぼ一人旅です。久しぶりの海外旅行、なまっている私の旅行筋はちゃんと働いてくれるでしょうか?私が荷物をパッキングしていると、何か感じたのが側を離れないチョコ。|いざ出発!さて、今回のフライトはジンエアーです。全く知らなかった航空会社で、それどこよ?って感じでしたが、予算的に選択の余地はありませんでした。不安になりそうなので事前に口コミなどは読まず、えいやっと乗りました(笑)。(さっきあらためて調べたら、れっきとした大韓航空傘下のLCCでした。大変失礼いたしました。)乗客はほぼほぼ韓国人。まだ北海道なのに、韓国語しか聞こえないロビーでぽつんと1人搭乗を待っているとアウェイ感が半端ないです。実は韓国には過去2回、出張で行っていますが、なぜか2回ともうまく旅ができなかった感があります。どこの国に行ってもたいていは楽しめるのに、お隣さんの韓国だけはしっくりこなくて、この先、自腹で旅することはないだろうなあと思っていました。ちょうど日韓関係が悪かった時期だったのか、似ているようで似ていない国民性をお互いに測りきれず、すれ違ってしまったのか...うつうつとそんなことを思い出しながら搭乗すると...あら、なんてラッキー私の席はギャレー横の通路側。ぎっしり座席が並んでいるところではないので、開放感があります。座席も思った以上に広い❤️膝と前のシートの間にこんなに隙間が!シートの横幅は狭め。そんな小さなことで気分ががらっと変わるのが旅というもの(笑)。結局3時間のフライトは至極快適で、どすんという振動音で目を覚ましたらすでに仁川空港でした。|明洞のホテルへ今回滞在するのは明洞のホテルです。大人はもう少し落ち着いたエリアで宿をとったほうがいいかなとも思いましたが、地下鉄でどこにでもいける明洞は、中2日しかない滞在であれこれ見たかった私たちには良かったです。空港から明洞にはリムジンバスで移動しました。漢江の向こうにソウル市内が見えて来ましたよ。このあたりは常磐線から見た北千住の景色と似ています。漢江を超えたらいよいよソウル市内。停留所で降りそびれないように、Google MAPでしっかり現在位置を確認です。今回すごく便利だなと思ったのが楽天モバイル。海外でも2Gまで無料でローミングできるんですよね。つまり、現地の空港に着いた瞬間から普通にネット環境が使えるということ。私もホテルへはリムジンと列車、どっちが早いか調べスムーズに移動することができました。|夕暮れの明洞散策四つ星で期待していた世宗(Sejong)ホテルは、可もなく不可もなくというところでした。老舗ホテルなので調度品などは落ち着いていましたが、部屋が3階で、眺めがイマイチ。窓を開けると隣のビルの壁しか見えません空き部屋いっぱいありそうだったのになんでこの部屋?安かったからかしら?仕方ない。さっさと荷物を片付けて、街に出ましょう。気づけばもう夕飯時。お昼を食べていないのでお腹がペコペコです。夕飯は来る前からこれと決めていたものがあります。夏しか食べられない豆乳スープのうどん、カルグクスです。ホテル近くにうどんの名店があるのはチェック済み。まっすぐ向かい、迷わず注文。カルグクス、ジュセヨ。(カルグクスください、のつもり)文法があってるかあっていないかわからないけど、お店の人がウムとうなづいたので大丈夫でしょう。ついでに名物らしいシュウマイも頼みました。冷たい豆乳のスープに緑の麺が入ったカルグクス。お店の人が麺にチョキチョキってハサミをいれてくれました。おいしかったけど、麺の緑が何かわからなかった。よもぎ?海藻?こちらシュウマイ。お店の人はマンドウって言ってたかな。この頃から、久しぶりの海外でカチカチになっていた心と身体からふっと力が抜けていくのがわかりました。無事にホテルについて、ちゃんとおいしいものにもありつけましたものね。私の旅行筋もそうなまってはいなかったようです。向かいの席でやはり1人でカルグクスを食べていた日本人女性と情報交換をし、お店を出れば、さっきより街の色もざわめきも鮮明に感じられます。ちょうどその頃、まだ羽田空港にいたAちゃんから「旅の初日を乾杯するマッコリを手に入れよ」と指令が飛んできました。ああ、いよいよ本当に私たちの旅がはじまるのね。心の中で喜びをかみしめながら、隊長殿の指令を果たすため、再び夜の街を歩き出したのでした。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.07.19
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ねえねえ、7月に韓国行かない?茨城時代の友人Aちゃんからそう誘われたのは5月末のこと。しばらく前から私たちの間ではじわじわっと韓国が来ていました。ともに韓国ドラマにはまり、偶然にも同じ俳優さんのファンになったこと。私たちのアイドル、パクボゴム❤️KドラBOGOMe2さんより更年期のお年頃で薬膳や韓方エステに興味津々なこと。ずっとずっと私たちはいつか2人で海外旅行に行こうと話していたのでした。ついにその時が来たんだね。韓国、行こう、行こうよ〜!!|主治医と相談とはいえ、その時はネフローゼを再発したばかり。まずは主治医に相談です。おそるおそる7月に韓国に行きたいのですが、と言うといいですねえ〜とあっさりゴーサインがでました。海外なんて無理に決まってるでしょと言われるだろうと身を固くしていたのですが...本当にいいの?先生によると、この病気は長く付き合う病気だから、あれもダメこれもダメと言っていると何もできない。再発したらまた薬を飲めばいいくらいの気持ちで行きましょう、とのこと。こういう時、お医者さんってやっぱりすごいなって思います。とはいえ、海外ですから、再発しても、GWに実家で再発した時のように、近くの病院に駆け込むのも大変。そこで、あらかじめ20mg/1日相当のステロイドを処方してもらい、再発したらそれを飲むことになりました。|旅の手配となれば、次は旅の手配です。この時点で出発まであと1ヶ月ちょっとしかありませんでした。急がねば...当初は、私は札幌、Aちゃんは羽田からの出発なので、それぞれ航空券を取って、ホテルはホテルで予約サイトを通して取るつもりでした。ところが、航空券を探し初めてびっくり。円安とガソリン高でものすごくチケットが高い。ソウルまでなら2万円代で行けるんじゃないかと思っていたらとんでもない。格安チケットでも4万円です。しかも、ホテル代もすごく高くなっていて、ざっと計算すると、航空券とホテルだけで9万円を超えてしまいます。完全に予算オーバーですどうしよう...ふと思い立って、若き日に貧乏旅行でお世話になったHISさんのHPを見ると、3泊4日のパックツアーが5万円代からあります。しかもキャンセル保証付き。病気をかかえた私は、直前のキャンセルもありえるので、そんな時にも旅行代金が返ってくるのはとてもありがたい。でも、私たちには使えないだろうと思ったのです。というのも、実はAちゃんは出張でたまったマイルで行くので航空券は必要なし、そもそも出発地も違う。パックの要件に全く当てはまらないから。が、しかし、そこは自由旅行のパイオニアのHISさん。ダメ元で私は航空券+ホテル、Aちゃんはホテルのみのパックを組めないか相談してみました。そしたら、なんと私 航空券+ホテル3泊=6万5千円Aちゃん ホテル3泊=3万円でパックを組んでもらえることになりました。四つ星クラスのホテルに1泊あたり1万円で泊まれることになってAちゃんも大喜び。ものすごい勢いでラインのやりとりをし、1日で予約までこぎつけました!優秀と自画自賛している(笑)。この旅行、きっとうまく行く、その時はそう感じたのでした。|まさかの再発それは出発まで3週間という日のことでした。突然、尿が泡立ち始めたのでした。その2日前には病院で、順調に回復しているので、安心して行ってらっしゃいと言われたばかり。慌てて、再び病院に行くと、やはり再発でした。旅行はキャンセルしますね、茫然としてつぶやく私。が、主治医は意外にも強気です。私の場合、20mgのステロイドで1週間もあれば寛解するから、そのあと17.5mgか15mgまで減量して、それで行きましょうよ、と。正直、私はもう旅行どころではなく、なんでまた再発?と頭の中はそればかり。安全なところで1人、布団をかぶって寝ていたい。完全にいつもの引きこもりモードに入ってしまいました。この再発はショックすぎてブログにも書けませんでした。|出発を決めるネフローゼは発見が早かったこともあって、予想通り、1週間後にはおさまりました。だけど、引きこもりモードになった私には、この状態で海外旅行なんてとんだ暴挙にしか思えません。主治医は、これだけステロイドを飲んでいたらかえって再発しないし、感染症にだけ気をつければ問題ないと言ってくれますが、まったく心が動きません。そんな私の心が動いたのは、ダンスのデモでした。これもキャンセルするつもりだったのですが、3分間、全力で踊ったところでどうなるもんでもないだろうと思い直し、出てみたのです。で、いざ踊ってみたら、思いのほか体はよく動き、これなら韓国も行けるかも、と思えたのでした。Aちゃんともよ〜く話し合いました。こんな状態の私と一緒で不安じゃない?私が旅先で再発しても、1人で楽しんでくれる?もともとAちゃんは私が最初にこの病気になった時、一番身近にいてくれた友達でした。ぬいぐるみを二つ抱えて、入院先に駆けつけてくれ、大丈夫だから、大丈夫だからと何度も言ってくれました。最終的には、今回も「大丈夫。まかせといて」というAちゃんの力強い言葉に身をまかせることにしました。そして迎えた七夕の日、私は韓国に飛び立ちました。さて、女子二人旅のてんまつはいかに。続きはまた次回に。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.07.15
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去年、夏服をかなり手放しました。北海道は夏服を着られる期間が短いし、今は仕事もしていないから、そんなにきちんとした服もいらない。ならば、どんな服がどれだけあれば足りるのだろう?夏服迷子になって、数枚の服でやりすごした去年の夏。そして迎えた新しい夏。気分一新、新しい服を買い足し、クローゼットが整いました!!トップスは4枚。白いブラウス(Spick and Span)今年購入白のAラインカットソー(Theory)ロゴTシャツ(Micana)今年購入ノースリーブニット(Sloane)白いブラウスとロゴTシャツを新たに購入しました。どちらも気軽にお洗濯できる素材でお値段も4桁!今の私にはちょうど良い感じです。特にブラウスは真っ白なさらさらと涼しい素材とちょっとかわいい袖がものすごくツボ。すでに何度も着ていて、買って本当に正解でした。これで9900円ってありがたすぎません?黒も欲しくてたまらない。ボトムスは3枚。白のリネンスカート(Noble)ブルーデニム(WoadBlue)今年購入!黒のパンツ(LePHIL)久しぶりにデニムを買いました。以前なら、スタイルが悪く見えそうで、絶対に手を出さなかったゆるっとしたシルエット。お店の人にすすめられ試着してみたらあら不思議。足の線を拾わず、腰高足長にみえるマジック。デニムは年々進化しているのですね。やわらかい素材と明るいブルーも気に入りました。そしてワンピースが一枚と。リネンワンピース(Journal Standard L'essage)これは去年からの持ち越しです。リネンがさらさら肌に気持ち良くて、今年もたくさん着る予定です。以上、8枚のお洋服ですが、ちょっと考えただけでもいく通りもの組み合わせが思いつきます。これなら、飽きることなく一夏過ごせるはず。ためしに新しく買った服を中心にいくつかコーデを組むと...気軽なランチなら...デニムを黒のパンツに変えれば、レストランでもOK。チョコとのお出かけならデニムとロゴTシャツで。ドライブ?作ってみたけどシーンが思いつかないコーデ(笑)。こうしてみると、時間をかけて集めて来た小物で少ない服でも変化がつけられるのだなあと思います。ああ。それにしても、夏服は楽しいし、夏も楽しいなあ。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.07.06
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先週末、社交ダンスのイベントでデモをしました。デモというのは踊りを披露するもの。ルールの多い競技会とは違い、振り付けも衣装も自由。曲選びからはじまり自由に作りこむことができるので、好きな人にはたまらないイベントです。私はといえば、好きな曲で踊れるのは嬉しいけれど、基本、緊張しいなので、デモのお誘いはたいてい腰がひけてしてしまいます。今回は普段からよく知るシニア・ダンサーさん3組も出るということで、じゃあ私たちも...となった次第。デモを前にチャコットさんのメイクレッスンを受けました。濃い〜メイク。たぶん親ですら私とわからないでしょう(笑)。さて、お話をいただいたのは今年の春のこと。本番まで3ヶ月もあって、ここで練習を始めていれば、余裕をもって本番にのぞめたはずなのですが…ゴールデンウィークに競技会に出る予定だったので、デモの練習は後回しにしてしまったのですよね。そしたら、運悪くネフローゼを再発させてしまい…結局、練習を再会できたのは本番1ヶ月前でヒヤヒヤでした。本当は体が勝手に動いてくれるくらいに躍り込んでおきたかったのに〜===============================そして迎えたデモ当日。かちんこちんに緊張して会場入りした私を待っていたのは、ツルッツルのフロアでした。噂には聞いていたけど床が滑ること滑ること。恐る恐るリハーサルに挑みます。あ、ちなみに踊るのはチャチャです。曲はイタリアのロックグループManeskinのBeggin’すごいかっこいい曲なのです。決めポーズはなんとかこらえた。が、次の回転で…気がついたら床にひっくり返っていました。一瞬、何が起こったかわかりませんでした。今回の振り付けはもともと回転が多くて、大変なのですが、練習の時ですらこんなに派手に転んだことはありませんでした。なんでこんなに滑るの(涙)?本番直前のアクシデントに頭が真っ白になり、1人椅子に座ってち〜んとなる私。そんな私のもとにいち早く駆けつけてくれたのは、夫、ではなくて、ダンス仲間のTちゃん(♀)。黙って、私の靴の裏をブラシでこすって滑り止めを塗り込んでくれました。はあ、男前だ❤️この年になると頼れるのはやっぱり女友達です。控室で女子と話しているうちに気持ちもほぐれてきました。みんなどうもありがとね〜。===============================そしていよいよ本番のお時間がやってきました。出だしは上々。観客の大きな声援が背中を押してくれます。リハの時に派手に転んでかえって吹っ切れたのか、あまり緊張もなく、体もよく動きます。大きな回転技も無事に決まりました。練習不足で2人のシンクロ二ティは全くありませんが...大きな失敗もなく、踊りきることができました。反省点は色々あるけれど、あれだけ派手に転んだ後に、これだけ踊れれば、もう大満足。他の3組は私たちより踊歴も長く、デモにも慣れていて、見事なダンスを披露していました。私たちもいつかあんなふうに世界観を作り込んだデモがしたいものです。最後はみんなで記念撮影。デモに誘ってくださったスタジオの先生方、短期間で振り付けを叩き込んでくれたコーチャー、そして、ご一緒させてくれたダンス仲間の皆さん、どうもありがとうございました。3年ぶりのデモは色々ハプニングはありましたが、とっても楽しかったです。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.06.27
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昨日は夏至だったのですね。梅雨のない北海道は今が一番気持ちのいい季節です。爽やかに晴れて、朝晩に吹く風はどこまでも涼やか。こんな季節にお出かけしない手はありません。そんなわけでやって来たのは銭函のビーチ。札幌から車で40分ほどのところにある海水浴場です。チョコはマリンルックですよ〜。まだ海水浴には早いビーチは人影もまばら。チョコを思いっきり走らせてあげようと思ったら、しきりに砂をなめてしてちっとも歩きません。ダメだよ〜とすぐに夫に抱き抱えられてしまいました。暑いからとついでに服も脱がされた。チョコ、海の砂はしょっぱいからダメだよ〜。塩分は腎臓に悪いんだから。少し散歩したら海辺のカフェで休憩です。銭函周辺はコジャレたカフェやパン屋さんなどあって楽しいです。今回、お邪魔したのはワンちゃんOKのテラスがあるしろくまコーヒーさん。ん、そういえばチョコさん?頭に何かのっていますけど?実は先日、チョコに帽子を買いました。チョコはお目めが大きいせいか、外でまぶしそうな顔をしていることが多いんですよね。前回の健診で老眼が始まっていると言われたのもあって、少しでも目をいたわれればという苦心の策。チョコがかぶっているのはLIFELIKEさんの帽子。かわいくて、とっても機能的です。残念ながらチョコと同タイプ、同サイズはすでに完売。本当はサングラスがいいのですけど、きっとイヤがってとってしまうでしょうから。というわけで、今日はチョコのお帽子デビューの日でもありました。帽子も嫌がるかなという私たちの心配をよそに、チョコはご機嫌さんです。チョコ、お帽子どう?それししても…ムフッこれはもう、本当にもう...めちゃくちゃかわいくないですか?まんまるのお顔にまんまるの帽子。前にトリミングサロンでコスプレしてもらったことがありまして、その時もロリータ帽がとっても似合っていました。名付けて「チワワ+帽子=最強」説、なんて。お耳のところには穴が開いていて、突き出た三角形のお耳がまたキュンポイントです。帽子をかぶって防波堤の上をさっそうと歩くチョコ。チョコすけ、こっち向いていいお顔して〜!キマった...いつもながら我が娘はサイコーで、これから始まる楽しい夏の予感に、胸を踊らせる母なのでした。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.06.22
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前回の投稿で、予定ぎっちりのGWがストレスだったという話を書いたのですが、その後もいろいろ考え、はたと気づいてしまいました。それは今回にかぎったことではなく、どうやら私は「予定」というものが全般、苦手であることを。振り返ってみると、先に予定がある時って、たいていなんとなく憂鬱なんですよね。予定が近づいてくると、無意識に何度もそのことを考え他のことが手につかなくなりがち。たとえば、今月末はダンスのデモがあるのですが、すでに緊張していて、頭の中は不安でいっぱい。それがすむまで他に用事を入れる気になれません。そういうのって無駄に時間や精神を消耗するし、未来の予定に拘束されている感じがして苦痛です。チョコはお出かけが大好きで、バッグが出てくると大はしゃぎ。私が特に苦手な予定はこの二つ。1. 対人の予定2. 準備が大変な予定もともと人付き合いが苦手なので、人と会うのは気心の知れた友人以外はたいてい気が重い。友人の友人まで集まる大人数のバーベキューなどはその最たるもので、うっかり行くって返事をした日には当日雨が降ることを願ってしまうくらいです。事前の下調べや、準備が多い予定もハードルが高め。ダンスの競技会(メイクやらヘアセットやら)や山登り(忘れ物が命取りになる)はその代表格です。最近多いのは札幌に遊びにきてくれる人のおもてなしでこれも観光コースを決めたり、お店を予約したりと準備や調整が多く、毎回とても消耗します。でも、不思議なことに、そんな予定も、いざ行けばたいていは楽しくて、行かなきゃよかったと思うことはめったにありません。あくまで予定があることがプレッシャーなのです。この予定が苦手って一体どんな心理なの、と調べてみると、情報がザクザク、ヒットしました。別にそんなに珍しいことでもないのですね。世の中には同じことに悩んでいる人がたくさんいると知って安心しました。私がざっくり理解したところでは…そもそも人は、これから困難なことがあると思う時、実際にそれをやっているよりも強いストレスを感じるそう。で、一般的には楽しいと思われる予定でも、ある種のタイプの人(完璧主義やHSP, etc)にとってはプレッシャーのかかるタスク(=困難)になり、その結果、予定が辛くなるようです。なるほどなあ、と思いました。たしかに、私は常に気負いすぎの考えすぎ。たぶん、HSPでもあるのだと思います。前にこれって私のこと?と思ってテストしたことがあって、やっぱりそういう結果でした。じゃあ、そういう人はどうしたらいいのでしょう?やはりプレッシャーのかかりそうな予定は最初から断るのがいいのかなと思いました。行けば楽しくても、そこまで緊張して他のことに手が付かない状態で待つのは割りに合いません。子供の頃から内気だった私は今でもどこかで、それを直さねば、と思っていて、つい人からのお誘いは試練だと思って受けてしまうフシがあります。試練って…(笑)。もうこの年になったら、そういうのいらないですよね。これまでの人生で信頼できる友人も何人かできたし、どうにかここまで生きてこられた。もうそれで十分です。そろそろ、そんな試練からは足を洗いたい。あとは、周りの人にも、予定が立て込むことが苦手って公言しまうのも手かなと思いました。周りももう大人だし、そうだったんだ、とすんなり受け入れてくれそうな気がします。===============================この間、ソファにだらしなく横になって、チョコのお腹をナデナデしながら、韓国ドラマをみていたら、君はどこの王様なの?と夫に笑われました。本音をいえば、私はこんなふうに日がな1日家で過ごすのが何よりも好きなのです。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.06.13
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実は一年ほど前から心療内科でカウンセリングを受けています。再発を繰り返す私の持病。心理的な側面が大きいという話もあり、私自身もそう感じることがあったからです。再発後のカウンセリングでは、やはり再発時の心の状態を振り返ってみることを提案されました。です、です。それでわかったのは、私が予定満載のGWを口では「楽しみ〜♪」と言いながら、その実、とても不安で、緊張していたこと。当初、新緑の関東でのんびりすごすはずだった私たちのGWは、気付けば、チョコをつれて8時間かけて私の実家に戻り、すぐにGWで混雑する東京を抜けて静岡の夫の実家へ。再び関東に戻ったら、今度は北海道から遠征してくるダンス仲間と合流し観光&競技会出場。その合間には、東京の練習場でダンスの練習もして…と怒濤の日程になっていました。なんでこんなことになったか私にもよくわかりません。競技会に出るのは最初に決まって、まあいいかなと。そのうち、流れでダンス仲間も合流することになり、私的にはもうそれでいっぱいいっぱいでしたが、夫の実家の話も断れず…それをあえてやるのを蛮勇という...ダンスの競技会ってね、とっても大変なのです。特に女性は早起きしてヘアセットとメイクをしなければならないし、重いドレスは運ぶのも、着るのも大変。次の日は起き上がれないくらい疲れて、毎回「もう2度と競技会には出ない!」と思います。これを慣れない旅先でやるわけです。当然、忘れ物がないようにパッキングしなくちゃ。実家にドライヤーはあったっけ?会場まではどう行こう?と、やることも考えることもいっぱい。さらに、今回はチョコと一緒です。去年一度帰省しているとはいえ、慣れない場所で体調を崩さないか心配で仕方がありません。できるだけ安心して過ごせるように、いつものフードやおやつをあらかじめ実家に送り、そうだ、今回は長時間お留守番もするからと自宅で使っているのと同じタイプのケージも送り…出発前のto do リストは数ページに膨れ上がりました。はいはい。あの時のことを思い出しながらそんなことを話すと先生はにこやかに一言。「壮絶でしたね」あはは。たしかに。そこでようやく気づきました。ある瞬間から、楽しいはずの旅行は、果たすべきミッションにすり替わっていたことを。私はそのミッションを無事にやり遂げるため、先生の言う通り、壮絶な気分でto doリストをこなしていただけだったのです。明日は〇時〇分にあそこに行って、そのあとは〇〇に行くから、その前に〇〇を買って、…そこに「楽しい」の入る余地はありませんでした。さらに。「お友達が来ることが気持ちの負担になっていた部分はありませんか?」そうなの。そうなんです。さすがに一年間、私の話を聞いてくださった先生はよくわかっていらっしゃる。北海道からわざわざ来てくれる友人をもてなすために、どうしようかなとずっと考えていたんですよね。友達が来てくれるのはとてもうれしいかった。でも、その反面、不安もありました。うまくおもてなしできるかなって。で、その気持ちの最たるものが、友達が来るのに、再発なんかさせてはならぬ、再発などありえないから検査薬はいらないと、あえて検査薬を旅行の荷物に入れなかったこと(笑)。これは心の底でバリバリ病気を意識しているのだそうです。とはいえ、とはいえですよ。これしきのストレスが再発の引き金になるでしょうか?これよりもはるかに大きなストレスはこれまでにもいっぱいありました。たとえば胃カメラとか(この世で一番怖い)。モラハラ上司とか、大勢の前での英語のプレゼンとか。個人的には、ストレスだけでなく、旅行直前にステロイドを減量し、ステロイド服用量がこの5年で一番低くなっていたこと、怪我していたこと(炎症反応が再発の引き金になる)などが複合的に影響して再発したのではないかな、と思っています。ただ、先生曰く、私は無意識に自分の気持ちにフタをしてしまうクセがあるそう。まずは、ストレスを感じている自分というものをありのままに受け止めることが必要なのだそうです。こんなことでストレスを感じるのはダメだとかジャッジしないで。確かにこうやって心の棚卸しをしてみれば、私があの時ストレスを感じていたことは間違ありません。自分の気持ちに向き合うことの大切さを知ったセッションでした。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.06.05
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北海道に来て3年。私も北国の人になったなあと思うのが、春になると家でじっとしていられなくなること。日差しが恋しくてたまならいのです。来た当初は、まだ肌寒い中、河原で本を読んだり、バーベキューしたりする人たちを見てはご苦労なことよ、と思っていたものでした。でも、いまや私も立派にその一員です。まぶしくてお目目がしじみになっています。ただ散歩するだけでも楽しいですが、この時期うれしいのがカフェやレストランに用意されるテラス席。ペットNGのお店でもテラス席はたいていOK。つまり、散歩の途中、チョコと一緒にカフェが楽しめるというわけです。先日は、春になったら絶対行こうとテラス席のオープンを待ちわびていたカフェへ。観光名所でもある赤れんがの道庁のほど近く。緑が多く、新しいビルが多い界隈のカフェです。素敵じゃないですか!!目の前は銀杏並木、奥は庁舎の庭園。どこを見ても緑色でとっても気持ちいいです。これは期待以上。テンションが上がります♪チョコ、どう、どう?きっもちいいねえ〜。あ、ごめん。ここはドッグカフェじゃないからドッグメニューはない...お料理はフランスのカフェ風。ポテト付きのステーキや、キッシュのプレート、クレープなどがあります。私が選んだのはスモークサーモンのクレープ。夫はベーコンとチーズのクレープ。うちの冷蔵庫ではしばらくご無沙汰の卵が...どちらも本格的なクレープで、おいしくいただきました。ワンコと入れるカフェは限られているので、普段からまめにチェックしていますが、人にとっても居心地よく、お料理が美味しいお店を見つけるのは至難の技。ワンコを入れてくれるだけでありがたいので、そんなものだろうとあきらめていましたが、ここは人のお腹も満たしてくれる素敵カフェでした。まだまだ探せばあるものですね。前を通り過ぎる人にかわいい、かわいいと言われて、チョコも大満足... チョコだっていっぱいジャーキー食べたじゃない?じゃあ、なかったみない。この後、チョコだけおいしいものが食べられなくてかわいそうだというパパに、ソフトクリームを買ってもらって、ようやくご機嫌を直しました。以上、素敵な夏のはじまりを感じさせるカフェからでした。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.06.01
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今や7回の再発を経験し、ネフローゼとのつきあいも相当年季が入ってきた私ですが、いまだによくわからないのが、寛解後の過ごし方です。寛解しているのだから病気ではない。でも、再発の引き金になった原因はおそらくまだ体にくすぶっていて、薬を飲むのをやめたら、またあっという間にまた炎上するでしょう。つまり、大量の薬で症状は抑えられているけど、原因は解消されていないわけで…そんな時はどうやって過ごすしたらいいのか?同じ病気の知り合いがいたら、根掘り葉掘り聞きたい(笑)。もし同じ病気の方が読んでくださっていたら…どうしています(興味津々)??私と同様、寛解後どうしたらいいの?と思っている方も多いと思いますので、今日は私の場合についてお話しますね。今回、家にこもっている間はせっせと編み物をしていました。これはクッションカバーになる予定。|寛解後の仕事復帰仕事をしている方にとって最大の問題はどれだけお休みを取れるのかということではないでしょうか?私もこの病気になった頃はフルタイム勤務だったので、これはやはり悩ましい問題でした。初発時は治療が遅れ、心身ともに大打撃を受けたので、退院後はそれはそれは慎重に過ごしました。この病気のことがよくわからず、何かあれば再発して、再び病院送りになる大病人だと思っていた、というのもあります。ですので、この時は仕事を半年休み、人混みを避け、毎日体重、トイレの回数、血圧を記録し、神経質なほど自分の体調に気を配っていました。2年後、初めて再発した時もまだけっこう慎重で、やはり1ヶ月ほど仕事を休ませてもらいました。仕事に復帰してからも、週に一度、職場に来る産業医と面談しながら、最初は半日勤務、その後は時短勤務とゆっくり仕事に戻らせてもらいました。今、思えばとても恵まれた職場ですよね。次に作るセーターのためのスワッチ。そんな職場でも、再発が度重なれば、さすがに長い休みは取りづらくなります。再発2回目以降は1週間ほど休んで、寛解したらすぐに仕事に戻るようになりました。この頃には、自分がネフローゼ患者としてはそれほど重症ではなく、早期に再発に気づき、治療をすれば、大事にはならないタイプなのもわかってきました。1週間休んで復帰できるなら、インフルエンザと変わらないじゃない、と強気になってきたのもこの頃。でも、そんなことを繰り返すうちにだんだん再発までの期間が短くなり、ステロイドも効きづらくなり…結局、夫の転勤を機に、仕事を辞めました。今思うと、病気になるのにはやはり理由があるはずで、休めるならゆっくり休んだ方がよかったのでしょう。でも、あの時は再発して仕事の穴を開けるたびに関係各所に謝ってまわることのほうが辛かった。体はキツくてもいっそ働いてたほうが気が楽だったのですよね。当時の私は内心、そうやって仕事に復帰する自分を偉いとすら思っていたのですが、あの時にきちんと自分の病気に向き合い、ケアできたら、今頃こんなにこじらせてはいなかったのではと思います。ステロイドを大量に飲んでいる時は本を読みたい気分にならないことが多いのですが、今回はよく読んだ。|対処すべきはステロイドの副作用ネフローゼの原因がくすぶっていたとしても、大量のステロイドを飲んでいるうちはそう簡単には再発はしません(私の場合です)。ですので、実際問題、寛解後に最も悩まされるのはこのステロイドの副作用です。一番怖いのは免疫の低下による感染症。生活の質を著しく落とす不眠。生活習慣病につながりかねない高血糖、高血圧、高脂血症。私は寛解後はおもにこの辺に注意して生活するようにしています。基本的なことですが、・人混みなど感染リスクの高そうな事物は避ける。・規則正しい生活を心がけ、朝は日の光を浴びて、 体内時計をリセットする。・疲れたら無理せず休憩する。・甘いおやつ、コレステロールの高いものを避け、 ベジファーストをこころがける。・適度な運動をする(適度がいまだにわかりませんが)などですかね。ナッツやヨーグルトをおやつ代わりに。とはいえ、今は、はじめてこの病気にかかった時ほどがちがちに体調管理をしているわけではありません。再発も7回目ともなると、これくらいなら大丈夫というボーダーラインがなんとなく見えているので、ストレスにならない程度にやっています。私の場合、再発して寛解すると、ステロイドを20mg→15mg→12.5mg→10mg…と減量しますが、10mg以下になるとよく眠れるようになり、体がぐっと楽になります。そうなると、自然にそろそろあまり神経質にならないでも大丈夫かなという気分になってきます。|身体のいいなりになるこれは今でも全然できていなくて自戒を込めて言うのですが…そんな生活をしていると、時に周囲からネガティブになりすぎだとか、気にしすぎじゃないかとか、言われたりもします。でも、それに振り回されないこと。私の体の主人は私なのです。何かあったって、その人が私の病気を肩代わりしてくれるわけじゃない。そんな無責任な助言に従う必要はないと思います。そもそも、そうやって人の顔色をうかがってばかりいるからこんな病気になったんじゃないか、という気がしないでもなく…最近、もしかしたら寛解期の一番正しい過ごし方は、荒ぶる身体を鎮めるために、しばらく身体のいいなりに過ごすこと、なのではないかなと思うのです。乳がんになった筆者が、身体のいいなりになってどんどん健康になったというお話。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.05.29
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I先生のお計らいで無事に薬をもらえた私。でも、それで不安が消えたわけではありませんでした。もらったのは1日20mgのプレドニン(ステロイド)。これは自宅療養する場合に処方される最大量のプレドニンで(これより多いと感染症のリスクが高くなるため入院になります)、今までの再発ならこれで1週間後には寛解していました。ですが、今回は初発の時と同じくらい尿タンパクが出ています。その時は入院してこの2倍量のプレドニンを服用していたわけで...はたしてこの量で効くのでしょうか?私が伏せっている間、川越観光するチョコと夫。ネフローゼの最大の症状は、尿が出なくなり、むくむこと。初発の時は普段54kgの体重が気付いたら62kgを越えていました。ここまでくると内臓まで水浸しになり、吐き気や下痢、頭痛なども出てきます。症状の変化を見逃さないため、すでに振り切れて役に立たなくなった尿検査薬の代わりに 、体重と尿の回数をモニターすることにしました。|プレドニン服用2日目体重はあまり変わりませんが、前日には感じなかった足や手のむくみがあります。起き上がる気力もなく、1日ゴロゴロ。|プレドニン服用3日目尿検査は相変わらず振り切れたまま。相変わらずダルくて、1日寝たり起きたり。ただ、この時点で急激な体重の増加や尿量の減少がなかったので、薬が効いているかなという感覚はありました。後から思えばこのあたりが峠だったようで、翌日から少しずつ体調が好転していきました。一緒に競技会に出るため札幌から川越まで来てくれたダンス仲間。夫のアテンドで観光中。楽しそうだなあ。|プレドニン服用4日目ついに尿検査のタンパク量が少し減りました。最悪の事態は脱したと胸をなで下ろした瞬間(涙)。奇しくも、この日は私たちが出るはずだったダンス競技会の日でもありました。応援に行った夫の実況で、ダンス仲間の健闘を聞いていました。一緒に出たかったよ。|プレドニン服用5日目札幌へのUターン決行。ずっといつ帰るか迷っていたのですが、帰れる時に帰ったほうがいいと、急遽、切符を取りました。心配顔の両親と弟一家に手を振って、一路帰途へ。帰りも8時間の列車の旅。長旅の負担を考え、私1人、飛行機で帰るという案もありましたが、空の上で具合悪くなるのが怖くて…帰宅後ドキドキしながら検査すると、尿タンパクは前日よりさらに減っていました。長旅の影響はなかったみたいです。ホッ。この病気、本当に不思議なのですが、正のフィードバックがかかるというか、悪くなる時は急激に悪くなるのに、ひとたび治る方向に舵が切られると、これまた急激に治るのですよね。ダンス仲間の快挙。相変わらずカッコイイよ!ほんと、一緒に出たかった(涙)。そして札幌に帰って数日後。病院に行く頃には、私の尿からタンパクはきれいさっぱり消えていました。それはもうほんとに劇的な幕切れ。これじゃあ主治医も今回の再発をどう評価していいかわからないんじゃないか、あの時、薬を飲んだのは失敗だったかも、とちょっと後悔したほどでした。が、しかし。薬を飲んでしまいまして、とモゴモゴ言い訳する私に主治医は…「飲んでくれてよかった。むくんだでしょ?」と。実は血液に再発の履歴が生々しく残っていたそうです。つまり、尿からタンパクが出たせいで、血中タンパクがうんと減っていて、それを補うために肝臓がうんと頑張り、コレステロール値が跳ね上がっていたそう。やはり大きな再発だったのは間違いなかったのです。あの時、ギリギリの状況で私がとった行動も、それを受けとめてくださったI先生のご判断も間違いなかった。それはいまだに悔やんでも悔やみきれない7年前の判断ミスが教訓となって生かされたということで、やっと挽回できた、という気がしました。こうして無事に寛解宣言をもらった私は現在またプレドニン減量に取り組んでいます。以上、興奮冷めやらぬまま長々と語った8回目の再発の顛末でした。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.05.22
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前回からの続きです。明けて5月2日。私は朝からアドレナリン全開モードです。明日からは1週間どこも病院はお休み。なんとしても今日中に手を打たなければなりません。私の考えたシナリオはこう。1. 近所の病院に行って尿検査をする。2. 検査結果を病院から札幌の主治医に知らせてもらう。3. 主治医からこちらの病院に治療方針を伝えてもらう。4. こちらの病院で治療開始。ポイントはまず病院に行って検査してしまうこと。主治医に再発した〜と電話で泣きついたところで、正確な情報がなければ治療の方針は立ちません。なにより大学病院の主治医にアクセスするには受付→外来看護師→医局主治医とプロセスが長く、私が返事をもらうまでに半日かかってしまいます。ただ一つ不安だったのは、はたしてお医者様同士でこういうやりとりをしてくれるのかということ。なんかこうお医者様間のプライドとか縄張りとかありそうですよね?そうでなくても大学病院は手続きとか書類とかやたら形式ばっているし。とはいえ、ほかに良い方法は思いつかず、まずは尿検査をしてくれる病院を探すことにしました。本文とは関係ありませんが、かわいい写真が撮れたので使ってみました。すでにGWの真っ只中。平日ではあっても、この日個人病院はほとんどお休みになっていました。近所の総合病院はやっていましたが、すでに他で専門医にかかっている方は、通常の内科では診られません、と剣もほろろ。別に尿検査さえしてくれればいいんですですけどね。ようやく一軒の個人病院(I病院)が見つかりました。電話で事情を説明すると、検査してくださるとのこと。I病院に着き、尿を採取して待っていると、「〇〇さ〜ん、どうぞ」とI先生ご自身が診察室の入り口から顔を出して、呼んでくれました。ああ、気さくな感じの先生でよかった。なんせ私はこれからこの先生に面倒なお願いをしなくてはならないのです。「やっぱり相当、尿タンパク出てるよ。」検査結果を見せてもらうと4++の数字が。ヤバい… 想像以上に悪い。これはもう一刻の猶予もありません。気づけば、I先生に、札幌の主治医と連絡を取り、治療を始めていただけないかと頼んでいました。I先生はやはり気さくに引き受けてくださり、お医者様同士で相談してくださることになりました。私はいったん家に帰って、お沙汰を待ちます。数時間後、I病院から連絡がありました。なんと、主治医の判断は週明け8日に私が札幌の病院に来れるなら治療は保留。そして主治医がそう判断した以上、I先生は勝手な投薬はできない、とのこと。ええ〜?帰ってこいって言われれば飛行機探して帰るけど、それって結局札幌で病院の開く8日まで待つってこと?おそらく主治医はちゃんと血液検査して、私の体で何が起きているか見たかったんだろうと思います。リツキサン後初めての再発でしたしね。でも、その間にどんどん悪くなったらどうするの?どっちに転がるかは誰にもわからないのです。現に、私は7年前、お医者様の言う通り治療を1週間待ったばかりに取り返しのつかないことになってしまったのですから。どうしよう、どうしよう。でも、1人で悶々としていても仕方ありません。I先生にこの気持ちをそのまま伝えてみよう。それでダメならそれがエキスパートジャッジメントということであきらめよう、そう決めました。再び病院に行った私はI先生に切々と訴えました。これは再発歴8回の私が今まで経験したことのない大きな再発であること。7年前、たったの1週間で、緊急透析が必要と言われたほど症状が悪化したこと。万が一の場合にと主治医がI先生に伝えた量の薬は飲み慣れていてちゃんと自分で体調管理できること。I先生は私の方に向き直りじっと話を聞いてくれました。そして明るい声で、こう言いました。「治療を始めましょう」明日から病院が閉まってしまうという時にあなたをこのまま放り出すのははこっちも不安だ。札幌の先生には飛行機が取れなかったって言えばいいよ、と。安心して涙が出そうでした。薬を出してもらえたことはもちろんですが、不安でたまらない気持ちを先生に受け止めてもらえたことがとてもうれしかった。それだけでもう半分治ったような気になりました。でも、家に帰った私はそのまま動けなくなり、この後しばらく先行きの見えない日が続くことになります。(つづく)最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.05.19
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前回の更新からずいぶん時間が経ってしまいました。実はGW中に持病のネフローゼが再発しました。もう寛解したのですが、ちょうど帰省中だったため、色々大変でした。今回はその顛末を書き残しておこうと思います。今年のゴールデンウィークは、私と夫それぞれの実家に帰省し、ついでに久しぶりに関東のダンス競技会に出場する予定でした。競技会には北海道のダンス仲間も合流する予定で、楽しいこと間違いなしのゴールデンウィーク、のはずだったのですが…今回も新幹線で帰りました。異変に気づいたのは、札幌から私の埼玉の実家に到着した翌日のことでした。尿がわずかに泡立っていました。が、多少の泡立ちは疲れたり、激しい運動したりした後にはよくあること。ですので、その時は、長距離の移動で疲れたのだろうとあまり気にしませんでした。キャリーケースの中をちょっと直した時の様子。意外と快適そうです。で、翌日はそのまま静岡の夫の実家へ。雲行きが怪しくなってきたのはこの頃からでした。トイレに行くたびに尿の泡立ちがひどくなっていきます。尿の泡立ちはネフローゼの自覚症状の一つですが、実はこれまで、私自身は尿の泡立ちで再発に気づいたことってほとんどありません。尿が泡立ってくる時って、もうかなり尿中にタンパクが出ている状態なのです。私は普段わりとまめに検査薬でチェックしているので、たいていは尿が泡立ってくる前に再発に気づきます。そんな私がなぜこの時ばかりはのんびりしていたかというと、リツキサンのせいです。1月に入院して投与したリツキサンは、私よりはるかに再発頻度の高い患者さんでもぴたりと再発が止まる効きのいい薬なのです。投与してからまだ4ヶ月しか経っていないし、GW直前に病院でチェックした時も、免疫のレベルは適度に抑えられていて、どう考えても再発の目はない、と信じ込んでいた(信じたかった)からです。ですので、この期に及んでもまだ、この泡はトイレの洗浄薬(タンクの上の水が出るところに置くやつ)のせいだろうと必死に自分に言い聞かせていたのです。胸にうずまくドス黒い不安は、口にしたとたん、本物になってしまいそう。だから、静岡では、夫にも話さず、時に上の空になりながらも粛々と嫁のつとめをはたし、再び埼玉の私の実家に戻ってきたのでした。夫実家近くの安倍川をお散歩。で、帰宅早々、実家のトイレに駆け込み、用を足して、振り返ってみると。あわわ、あわ、あわ。かなりの勢いで泡立っています。確定だ…検査薬を買いに走り、チェックすると、ネフローゼ歴7年、再発歴8回の私が今まで見たこともない濃い〜深緑色に染まっています。何これ?こんなの見たことない。いったい何が起きてるの?手足ががくがく震えて、立っているのもやっとです。これまでになくひどい再発を起こしているのは間違いありません。呆然としたのも束の間。頭の中に5月のカレンダーが浮かび上がります。この日が5月1日。5月3日から5月7日までは祝休日で病院はどこも休み。つまり、翌日中にはなんとかしなければ、5月8日までの1週間、何の治療できないということ。そしたら、きっと大変なことになる。7年前はじめてこの病気になった時のことが頭をよぎりました。病院に行き、1週間後に入院と言われましたが、入院を待つその1週間で私は坂を転げ落ちるように、悪くなり、結局、腎臓機能の半分を失ってしまった。そんなことは2度とごめんです。だけど、私は主治医から遠く離れた関東にいて、猶予はたったの一日。さあ、どうする私?(つづく)最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.05.16
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久しぶりに香水を変えました。これまでのジョー・マローンのミモザ ・カルダモンもとても気に入っていたのですが、少し気分を変えてみたくなりました。数年おきにやってくるそんなタイミングは、きっと私の中で何かが変わろうとしている前触れ。あらがわず、今の自分にしっくりくる香りを探します。そうして数ヶ月かけて選んだのが、サンタマリアノヴェッラのローザ・ガーデニアです。ローザ・ガーデニア、つまりはバラとクチナシ。どちらも主役級の女性らしい華やかな香りです。そんな二つを組み合わせたら、さぞかし濃厚な香りになりそうなものですが、意外にもつけやすいです。確かに甘いは甘いけど、二つの香りがそれぞれに主張するのではなく、うまく混じり合って一つの美しい香りになっています。どちらも日本では梅雨時の花ですが、こんな香りが、あたたかい雨の夜、湿った空気に乗って漂ってきたら素敵だろうなと思う。ちなみに香りの構成はこんな感じだそう。【トップ】 ベルガモット アーモンドブロッサムオレンジブロッサム【ミドル】 クチナシローズ イチジクの花 ジャスミン【ラスト】サンダルウッド バニラ ムスククセのないシンプルな構成ですね。正統派の「いい香り」の花の香料を組み合わせて、ラストはバニラやムスクでまとめる、と。苦手な香りが含まれていないので、すんなり体が受け付けるんだろうなと思います。手にすっぽり入る大きさです。ここの香水は昔は100mlボトルしかなかったけど、今は50mlもあり、私が買ったのは50mlのほう。これくらいだと劣化する前に使い切れて助かります。さらに前はスプレーが別売りだったけど(化粧水みたいにバシャバシャ出して使ってました)、これは最初からスプレー付き。ありがたい〜。SMNの刻印が入ったキャップとボトル裏面も美しい。実はサンタマリアノヴェッラはこれが4つ目の香りです。20代の終わり頃プレゼントでもらったのがスズラン、30代前半の頃使っていたのはフリージア、それから新婚旅行で行ったイタリアで買った王妃の水。中でもフリージアは大好きな大好きな香りでした。これは私の香りと初めて思えた香水でした。サンタマリアノヴェッラは、前身が修道院併設の薬局だったせいか、その香水はどれもどこかハーバルな独特な香りがします。このサンタマリアノヴェッラ節のせいなのか、あるいはそこに結びついた思い出のせいかはわかりませんが、ローザ・ガーデニアも初めての香りながら、胸がキュンとするような懐かしい感じがします。最近は香水もサブスクや量り売りのお店が多くて、少量から試せるのがいいですね。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.04.24
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先月、関東に帰省した時のこと。リムジンバスを降り、街の中に歩き出した瞬間、ふわりと春の匂いに包まれました。水を含んだ空気や土の匂い。一斉に芽吹き始めた植物の葉や花の香り。中でも、ひときわ鮮烈なのが沈丁花。それらが湿気の多い空気の中で温められて、独特の春の匂いを作り出しています。そうだ、春はいつもこんな香りがしてたっけ…先日の帰省時に友人と懐かしい場所をぶらぶらしました。後ろ姿は友人。北海道の春には匂いがありません。春だけでなく、夏も、秋も匂いがない。もしかしたら、匂いがないのではなく、大人になって移り住んだ私には、この地の匂いへの感受性がないだけなのかも?あるいは長引くマスク生活で鼻が鈍った?そんなふうに思ったりもしていたのですが、久しぶりに春の匂いに包まれて、やっぱり違うと確信しました。これはもう植物と湿度の問題なのです!!北海道と本州では植物が違います。特に大きな違いは北海道に常緑広葉樹がいないこと。常緑広葉樹は日本では関東以南のもの、北海道には寒くて、住めないのです。でも、香りのいい植物って、常緑広葉樹のものが多いのですよね。春の沈丁花もそうだし、夏のクチナシやタイサンボク、秋の金木犀もそう。タイサンボク(ガーデニングの図鑑より)。大好きな香りです。関東の人間にとっては、どれもそれぞれの季節を象徴するような香りです。卒業式の日、沈丁花の香りがしていたとか、好きな人の家に向かう途中、金木犀が香っていたとか、忘れられない思い出と結びついている方も多いのではないかと思います。でも、残念ながら北海道にはそのすべてがいない…慣れ親しんだ植物の香りがしないのですから、物足りないのも当然というもの。もちろん北海道にも香りの良い植物はあります。ライラックやスズラン。ニセアカシアも多いです。北海道にはスズランの自生地があるそう。今年は見にいく予定です。でも、どれもそれほど香りを強く感じません。花に顔を近づければ確かにいい香りなのですが、香りが辺りに漂うという感じではないのですよね。朝、窓を開けて深呼吸して、その香りで、ああ、そろそろ春だなあ、みたいなのがないのです。これはどうやら湿度のせいらしいです。香りは湿気が高いほど強く感じられます。これは空気中の水分子に邪魔され、香り成分が拡散しづらいからなのだそう。梅雨時に通りすがりの人の香水が、長く尾を引いていつまでも空中に漂って感じるのはそのせい。湿度が低い北海道では、香り成分があっという間に飛んでいってしまうのでしょうね。ヨーロッパを旅して日本に帰ってくると、いつも空気の中の水の匂いにほっと安心しました。今回の帰省でも同じような感じがあって、北海道は気候的にも景観的にも少し外国なのだなとあらためて思いました。この春で北海道に暮らしはじめて3年。新しい土地に慣れようと必死だった時期も過ぎ、それなりに楽しく、快適に過ごしています。ここで一生暮らす?と聞かれれば、それもいいね、と答えるだろうと思います。だけど、五感のほうはわりと頑固で、今もしきりに、春の匂いがかぎたい、夏の夕立が見たい、雷の音が聞きたい、と騒いでいます。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.04.17
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夫のコロナも陰性となり、ようやく札幌に戻ってきました。帰りは、成田空港で飛行機に乗るあたりからチョコに会えるのが待ちきれなくて、チョコまであと4時間、あと2時間、あと30分とカウントダウンをしていました。2人で過ごしているところを想像すると微笑ましい。空港バスの停留所に、夫に抱かれたチョコが待っているのを見た時にはもう胸がいっぱい。バスのステップを駆け下り、さあ、チョコ、ママのところにおいで!と大きく腕を広げ、感動の再会。となると思いきや…チョコは近寄ってきて私の顔を見たかと思うと、くるりと振り返り、さあ帰るよ、とスタスタ家に向かって歩き出してしまいました。あら?そうでした、忘れてました。チョコは全般、感情表現が控えめな子だったのでした。たとえ2週間ぶりの再会でも、尻尾をぶんぶん振り回して、喜びを爆発させたり、私にじゃれかかって顔をぺろぺろしたりするのはチョコの流儀ではないようです。拍子抜けしたような、それでこそチョコ、とおかしいような。すっかりパパっ子になっていたらとちょっと心配していました(笑)...だけど、翌日からチョコは私の警備を強化しました。もともとチョコは私がベッドやソファにいる時に夫が近づくと怒るのですが、それが一層激しさを増しました。唸り声まであげちゃって、2週間一緒にいたパパにあんまりな仕打ち。そのうえ、私の一挙一動に目を光らせ、まるでSPのように後ろをついて回ります。私と目が合うと、ついと目をそらし、チョコはママの後をつけてたわけじゃないよ風を装いながら。なあんだ。やっぱりチョコも私がいなくて寂しかったのね。いや、ぜったい見張ってたって。そして、私が帰って数日した夜のこと。ソファで毛布をかけてテレビを見ていたら、そうっとチョコが近づいてきて、私の膝に乗ってきたのです。実はチョコと暮らし始めて3年、チョコが私の膝に自分から乗ってきたのは初めてなのです。抱き上げれば、大人しく抱かせてくれますし、慣れない場所では抱っことせがまれることもありますが、家にいる時は本当に初めて。あくまでもさりげなく。毛布があったから乗ってみたという体で。うれしかったなあ。3年も一緒に暮らしている子なのに、緊張して、動けなくなってしまいました。だって、身動きしたら、この千載一遇のチャンスを逃してしまうかもしれない...夜の照明では大した写真は撮れないのに、チョコが膝に乗ってくれた記念の写真を夫にたくさん撮ってもらいました。幸せ〜。ママの膝はチョコのものだから、いつでもどうぞ。小学生の頃、クラスで一番可愛い女の子に、遠足のバスで隣に座ろうねって、言われた時もこんな気持ちだったかなあ。うれしくて、こそばゆくて、晴れがましい。まったくチョコのツンデレにはかないません。ああ、こんなうれしいことがあるなら、たまには家を空けてみるのも悪くないですね。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.04.11
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本当なら先週の木曜日には札幌に戻っていたはず。それなのに、私はなぜかまだ実家にいます。そのワケは…遡って、先週の木曜日のこと。あと1時間もしたら空港に向かおうと、両親と最後のお茶を飲んでいる時でした。夫から電話があり、「コロナ陽性だ」と。え~~~~!!実家近くはちょうど桜が満開でした。私が出発した3日目の夜から夫が熱を出していたのは知っていたのです。が、運が悪いことに、私もちょうど同じ頃、実家で熱を出し、早々に検査したら陰性でして、ならば2人で一緒に風邪でももらったんだろうと、かえって安心してしまったのです。私が帰る前日には夫の熱も下がってきていたので、まあ大丈夫かなと思っていたのですが、両親があんまり心配するものだから、念の為、抗原検査を受けてもらったらまさかの陽性💦もうびっくりしたのなんのって。それからが大変でした。出発の時刻が迫る中、帰るか帰らないか迷いに迷い、結局、私は重症化リスクが高いし、うちは狭くて隔離が難しいしで、しばらく滞在を延ばすことにしました。近所の商店街では気の早い鯉のぼり風にひるがえっていました。それにしても、間一髪だったなあ。いえね、夫が回復した今だから言えるのですがね。辛い思いをした夫に大変申し訳なくもありますが。でも、私、今回はぎりぎりのところでコロナから逃れたって気がするのです。夫いわく、私が出発してから熱が出るまでの三日間、特に感染リスクが高そうなことはしなかったそう。強いて言えばダンスのレッスンあたり?とすれば、私も札幌にいたら感染していた可能性大です。さらに。夫があの時、検査してくれなかったら、私はあのまま家に帰り、完全にアウトだったでしょう。カクカクシカジカで滞在延ばしたのって人に話すと、みんな口を揃えて運が良かったねと言います。夫氏には申し訳ないけどね、との但し書き付きで。なんだか数年分の運を使った気分。川越散策ぶ~らぶら。こうして数日、休暇を延長した私。のんびりと桜を見たり、春休み中の甥っ子とデートをしたり、社交ダンスのドレスショップを見に行ったり、と楽しく有効に休暇を使っています。それに、20代で一人暮らしを始めて以来、こんなに長く実家で過ごすのは初めてなのです。期せずして、久しぶりに両親とのんびり過ごせました。でも、そろそろ我が家が恋しくなってきました。チョコに会いたいな、撫でたいな、抱きたいな。チョコは私の帰りを楽しみに待っててくれるかな。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.04.03
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1月中旬にリツキサンを投与し、2ヶ月が経ちました。Bリンパ球を抑制するというこの薬、実際のところどれくらい免疫が落ちるのかわからず、この2ヶ月はだいぶ緊張しながら暮らしていました。もしかしたら、ころっと感染症にやられてしまうんではないかと…が、結局、この2ヶ月、感染症とおぼしきものは、退院直後にできたヘルペスくらいでした。もちろん感染症のリスクが高そうなことは慎重に避けていましたけれど。私の場合、基本的な感染症対策をしていれば、ほぼ普段通りの生活をしていて大丈夫そうです。まだ北海道は桜には程遠いんですけど、私が春気分で...体感的にも、埃っぽい場所にいると咳が出たり、肌が揺らいだりと、軽いアレルギー反応が出るので、強く免疫が抑制されているわけではない感じ。医学的には免疫の状態は血液検査のIgGという項目で見るそうです。今の私はこの値が800mg/dL前後。基準値は870-1700mg/dLなので、ぎりぎり下限にひっかかるかかからないかくらいです。主治医曰く、ま、ちょうどいいでしょう、とのこと。ふうん、よしよし。このまま次の投与の7月まで何事もなければ、リツキサン治療は成功です。そうなるといいなあ。なにしろ日々の薬の量が減ったのが本当にラク。あらためて、毎朝、大量の薬を飲むのがどれほどストレスだったのか気づきました。春風そよそよ。それで、体調も安定していることですし、明日からしばらく実家に帰省することにしました友人が多く暮らすなつかしい街も訪問する予定です。2ヶ月間、雪に振り込められながら、緊張して過ごしてきたので、ここらで息抜きです。あちらは桜も咲き始め、春爛漫な様子まだモノクロの札幌に夫とチョコを置いていくのは心苦しいけれど、どこもかしこも淡い桜色に染まる関東の春を思い出すと胸が躍ります。チョコよ、ごめん。チョコは人質としてパパに預けて行くよ。桜の下でなつかしい人たちと会ったら、ママはもうこちらに戻って来られなくなりそうだから。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.03.23
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先日、駆け込みで夫の確定申告を終えました。確定申告のシステムってすごく便利になりましたね。去年まではまだ少しやりづらいかなと感じたけど、今年はもうほぼノーストレスでした。私がはじめて確定申告した頃は電卓をたたきながら申告書に手書きしたものでした。私はいまだにあの印象が強くて、つい億劫で後回しにしギリギリになってしまうんですよね。というわけで申告自体は楽勝だったのですが、集計してヒィーっと倒れそうになったのが医療費。なんと65万円です!マジで?目を疑いました。去年、かなり医療費を使っていたことはもちろんわかっていたんです。なんせ年明け早々、夫が怪我で入院手術していたし、私も2回、持病を再発させていたので。だけど、夫の入院手術費用は20万円程度。私は基本、投薬治療なので、再発したとしても、薬代が少々高くなる程度。まあ、どんなに高くても40万円はいかないだろう、とタカをくくっていたわけです。それがフタを開けてみたら65万円ですよ。夫の保険が10万円ほど降りましたが、それを差し引いても55万円。何がそんなに高かったのかといいますと、おもにリハビリ代です。夫は退院後も半年間、週に数回リハビリに行っていて、これが1回あたりは1500円程度でも、チリつもで、交通費と合わせて10万円ほどになっていました。さらに私自身も腰を痛めて、数ヶ月にわたってリハビリに通っていたため、それもかなりの金額になっていました。リハビリ、盲点でした。私の行ってた病院ではシニア向けに送迎サービスまであったけど、リハビリってきっと確実な収入源なんでしょうね。あとは歯のセラミック治療が高かったかなあ。そんなこんなで65万円です(何度でも言う)これ、どれくらいの金額か考えてみると、たとえば、1年間のうちの食費、あるいは、帰省費用3回分、2人分のちょっと豪華な海外旅行費、ダンスのレッスン代130回分、ダンスのドレス代2,3枚分(めちゃめちゃ高いの)、etc.相当なもんです。本当ならそんなことに使えたはずと思うと、なんだかもったいない...健康はやっぱり大事だなあとしみじみ思った次第です。これを機会に日々の生活や食事を見直していかないとなあ。40代後半に入り、丈夫だった夫も疲れやすくなったと嘆いていますしね。そうそう、肝心の還付金ですが10万円ほどでした。何か健康に良さそうなことに使うつもりです。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.03.15
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札幌もここ数日、あたたかい日が続き、ようやく冬の終わりが見えてきたような気がします。それにしても北国は冬が長い来る日も来る日も雪が降り続き、窓の外の雪を見ていると、スノードームの中に閉じ込められているような気がしてきます。3月になる頃にはもう息も絶え絶え。そんな長い冬、たっぷりのビタミンと明るい色で私を元気づけてくれたのがみかんたち。今、日本の柑橘類ってすっごい種類がありますよね。うちも今シーズンは毎年年末に夫の静岡の実家から送られてくる温州みかんとポンカンを皮切りに …一月末は私の柑橘好きを知っている義母が送ってくれる文旦。2月はせとか(柑橘類の大トロ!), はるみ, 甘平, etc.味も香りも華やかな新しい品種が一斉に出回るので、果物売り場のパトロールに大忙しです。この時期を外したら一年食べられませんもの。先日、鹿児島から届いたのはタンカンです!!学生時代、屋久島に行った時にジュースで飲んでこんなにおいしい柑橘があるのかと感動しました。とってもジューシーで、甘みと酸味のバランスよし、香りよしでいくつでもイケます。こんなにおいしいのになぜか北海道ではほとんど出回らないので、ふるさと納税で取り寄せました。友人にお裾分けして、宣伝したいと思います(笑)。徳之島のたんかんあとこの時期はずせないのは金柑。私は生で食べるよりもジャムやコンポートが好き。柑橘類のジャムは数あれどこれは唯一無二の香りだと思う。タネを取るのが少々面倒くさいですが、作る価値はあります。そのうちに、アンコールというみかんも届きます。これは数年前、ふるさと納税のサイトで見つけてポチッとしてみたもの。食べて驚きました。絶品!!こんなに味も香りも良い柑橘はほかにないのでは。これはもう食べるジュースです。小さくて、少し皮がでこぼこしていて見た目はイマイチですけどね。タネも多いけど。それ以来、毎年、この時期になると注文しています。うちははいつもこれです。皮が傷ついていたりしますが味に問題なし。私が子供の頃、柑橘といえばほぼ温州みかんでした。せいぜい、年が明けたら伊予柑が出回って、もう少しするとはっさくや夏みかんが出るくらい。あの頃の夏みかんは口が曲がるほど酸っぱかったなあ…それがこんなに色々食べられるようになったのは、ひとつには清見オレンジのお陰らしいです。清見はそれまで難しかったみかんとオレンジの交配に成功してできた品種だそう。清見のデビューは私にとっても鮮烈でした。実は私、温州みかんが少し苦手なんですよね。皮がふかふかになって酸味が抜けてしまうと、もう手がのびない。そこに突如現れた、味も香りも鮮やかな清見は、今ひとつぱっとしない日本の柑橘界(私個人的に)に射し込んだ一条の光でした。で、このミラクルな清見が品種親となって、たくさんの品種ができたのだそうです。せとかもはるみもみんな清見の子。今年はじめて食べた「はまさき」という品種も、おいしいと思ったらやはりこの系統でした。ありがとう清見...おみかんにはクールなチョコです。さて、12月から続いた柑橘シリーズもそろそろ後半戦。新しい品種が出てきたとはいえ、いまなお人気を誇る清見も出回り始めました。いざ、ラストスパート!!最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.03.08
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2月11日、チョコと私たちが出会って丸3年が経ちました。出会った日を誕生日としているので、この日はチョコの8歳のバースデーでもあります。チョコと出会い、ともに幸せな3年間を過ごせたことをあらためて感謝し、お祝いをしました。手作りケーキに失敗して、慌てて買ったケーキ。手作りケーキは近々リベンジです!3年経った今、チョコは本当に「うちの子」になりました。実は私はかなり長いこと、チョコは、出会った時と同じように、ある日突然いなくなってしまうのではないかと不安に感じていました。そもそも出会えたことが奇跡なのだから、運命の神様が、また気まぐれに私たちからチョコを取り上げてしまうこともあるんじゃないかと。だけど、この1095日間、私はチョコを抱き、撫で、時にはやわらかいその毛に顔をうずめ、いつくしみ、いつくしまれ…気づけば私の中にチョコはしっかりと根を下ろしていました。だからもう、いたずらに不安になることはありません。ね、ママもずっと昔からチョコと一緒にいたような気がするよ。この3年間は私と夫にとって必ずしも平坦な日々ではありませんでした。でも、3年間撮りためた写真を振り返ってみれば、チョコと一緒に写真にうつる私たちは新しい家族を迎えた若い夫婦のように喜びに満ちています。チョコを喜ばせたい、チョコと旅行をしたい、チョコに手編みのセーターを着せたい(私)、チョコの絵を描きたい(夫)。そんなふうにして私たちは気づけばチョコと一緒に新しい世界に足を踏み入れてもいました。そうそう、今年は去年とは何か一つでも違う記念日にしたくて、バルーンなんかオーダーしちゃったのです...チョコの写真を渡して、チョコのイメージのバルーンにしてもらいました。チョコがいなかったら、こんなこと、しようとすら思わなかっただろうなあ。チョコが喜んでくれたかは微妙...今回は専門店にオーダーしたけど、この後、こんなバルーンが簡単に手に入ることを知りました。来年は自分で作ろうかな...ナンバーバルーンもかわいいのがありました。この日、チョコは、朝からケーキだバルーンだと騒ぐ私たちに釣られてか、少しテンション高めでした。そしてカメラシャイのチョコには珍しく、レンズの前でこんな姿を見せてくれました。チョコ、8歳の肖像は100点満点の笑顔です。どうか今年も健やかに、幸せに。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.02.23
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仕事を辞めてから、おしゃれにかけるお金も情熱もめっきり減った私ですが、この冬はささやかな贅沢を楽しんでいます。それは手編みの靴下(地味すぎる...?)。ニッターさん界隈では、靴下編みって一つの熱いジャンルらしいのですよね。インスタにも靴下ばかり編んでいる方が結構いますし、ニッターさんの集まりで、編み物初心者です、なんて自己紹介すると、「靴下、楽しいわよ〜」と決まってすすめられます。私としてはちまちまと小さく編む感じが、どうも肩が凝りそうでそそられなかったのですが、あんまり皆さんが口をそろえて言うので、ためしに余り糸で一足編んでみたら、楽しいこと。だって、編み棒だけで、ちゃんとこんな靴下の形ができてしまうんですよ?何がなんだかわからないまま編み進め、次の瞬間、かかとの形が出来上がった時はおおっと感動しました。爪先のスイカみたいな模様もいとおしい...実際に履いても、ウール100%の靴下はふわっと足を包み込むように優しくてほっとします。寒い朝もパジャマの上から去年編んだカーディガンを羽織り、手編みのソックスを履けば、幸せな気分で1日をはじめられます。そう。小さいけれど、ちょっと贅沢な気持ちにさせてくれるのが手編みの靴下なのです。ま、実際に靴下にしては贅沢でもあります。ぎゅぎゅっと編むので、わりと糸が必要で、いい糸を使うと単価1000円を超えてしまうことも。さらに一足編むのにかかる時間を、時給換算すると...結構なお値段ですよね(笑)。そんな手編みの靴下、実は大きな弱点が...それは履くと伸びてしまうこと。ニットなのでもちろん多少の伸縮性はありますが、1日履いた靴下はびろーんと私のデカ足の形に伸び、ちょっと人にお見せするのははばかられる感じ。洗えばもとに戻るのですけどね。その上、とても繊細で、スノーブーツで長距離を歩こうものならあっという間にかかとが薄くなってしまいます。そんな弱点を克服するべく、全体にリブが入っているパターンを試したり、少し化繊が入っている糸を使ってみたりしていますが、やはり市販の靴下のようにはいきません。リブが全体に入ったこのタイプは脱いだ時の有様がちょっとまし。まだまだ研究が必要ですな。まあ、でも手間がかかる子ほど愛おしいというもの。ていねいに洗濯&お手入れしながら、大切に大切に履いています。おまけ。私が靴下の撮影をしている横で、寝落ちした天使。ごめんね。終わったらおやつにしようね。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.02.17
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先日、長らく憧れていた洞爺湖のリゾートホテル、TOYA乃の風リゾートに滞在してきました。大人気のこちらのホテル、特にワンちゃんと滞在できるペットルームはなかなか予約が取れず、たまたまオフシーズンで空きがあって、念願が叶いました。本日はチョコも私も大興奮だったホテルステイを写真多めでお届けします。照明を落としたエントランスからロビーに入ると、ぱっと目の前に広がるのは雪の洞爺湖。リゾートホテルらしく、一歩踏み込んだ瞬間から非日常がはじまる素敵な仕掛け。だから、ホテルって好き。館内のワンちゃんの移動は抱っこでOK。必ずケージに入れて、というホテルも多い中、やわらかな対応がうれしいです。ぽかぽかの館内から眺める雪の洞爺湖は最高です。もう一歩も外に出たくない私たち。ペットルームは一階のペットエリアにあります。エリア内はリードで歩かせて良いそうで、ドッグラン(冬季は閉鎖)やペットショップもあるという至れり尽くせりぶりです。お部屋に入ると、目の前に広がるのはまたも洞爺湖。地続きなぶん、ロビーで見たよりも水面が近く感じます。お部屋からそのまま外に出られるのも犬連れにはうれしいポイントです。お部屋は広々の72平米です。普段狭い部屋で暮らしているチョコは大興奮です。チョコ、ここなら追いかけっこも隠れんぼもできるよ。だけど、もうすぐ暗くなってしまうから、今はゆっくり湖を見ようね。屋上にある露天風呂もさすがのリゾート仕様でした。インフィニティープールのお風呂版というか、お湯につかるとお風呂の水面と湖の水面がつながってみえるタイプ。晴れた日にはさぞかし見晴らしがいいことでしょう。私が入った時は雪が降っていましたが、顔にあたる冷たい雪を感じながらあたたかいお湯に身をひたすのもそれはそれでよかったです。お風呂の後はひとり館内のライブラリーをぶらぶら。ホテルのライブラリーってあるとついどんな本があるのか入ってみたくなります。ここは文庫本と美術書が多め。文庫本はメジャーどころの小説が多かったです。一泊だとなかなか小説には手が出ませんが、いつか小説一冊読み切れるくらい滞在できるといいなあ。翌朝はよく晴れて、青空を写す水面を見ながら朝食をいただくことができました。どこをとってもリゾート感もりもり。たった20時間の非日常。でも、札幌での長い冬に少し飽きていた私には最高の気分転換でした。だから、リゾートホテルって好き(何度でも言う)。いっそここで暮らしたい私たち。パパ、また連れてってね!!最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.02.09
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年があらたまると、心もあらたまり、気づくと、今年の計画など、考えるともなく考えたりしています。クローゼットの整理に心が向くのもそんな時。ふと、そろそろあれを手放そうと思い立ちました。あれというのは...今から20年近く前、私が30歳を少し過ぎた頃、なけなしの定期を解約して買ったバーバリーのトレンチコートです。よくまあ、思い切ったものだと今でも思います。当時の私は大学院を出たばかり。非常勤の研究員として、雀の涙ほどのお給料で、朝から深夜まで、時には休日返上で働いていました。当然、おしゃれなんてしている気持ちの余裕はなく、夏はジーパンにTシャツ、冬はその上にユニクロのフリースをはおっていました。1週間の食費だって4000円。週に一度の買い物では真っ先にもやしと納豆を買い物かごに入れていました。そんな私が、20万円近くしたこのコートをなぜ買おうと思いたったのか今となってはもう思い出せません。だけど、30過ぎで、独身で、安定した職業にもついていないくせに、その頃の私は不思議と自分の未来に明るい希望がありました。自分にはこのコートが分不相応だとは微塵も思いませんでした。このコートが欲しい、ただその気持ちにしたがって軽やかに決断し、躍り出しそうな気分で大きなショッピングバッグを抱えて帰ってきたっけ。ここ数年は家で洗濯するようになりました。これはスチーム前。実際、その数年後、私は人生の大きな節目をむかえ、コートは、就職を決める大切な面接の日、新しい職場に向かう緊張した日々、結婚を控えた両家の顔合わせの日など、ここぞと言う時、私をしっかりとささえてくれました。我ながら、とても良い買い物だったと思います。このコートが本当に私に似合うようになったのは、買ってから10年くらい経った頃、私が40歳前後の頃だったでしょうか。何度も袖を通して生地がこなれ、私自身にも柔らかく肉がついて(笑)、コートと私の体が馴染むようになったと感じたのがその頃でした。コートに遠慮することなくばさっと扱えるようにもなりました。ミニマリストに興味を持ち、クローゼットの整理を進めてからも、このコートだけは手放すつもりはありませんでした。本当はおばあちゃんになるまで着たかった。コートを買ったのと同じ頃、一つくらいいい時計を持っておけと父が買ってくれた時計。だけど、ここ数年、このコートを着る機会がめっきり減りました。時々手にとって、襟汚れなど出ていないかチェックするものの、なんとなく腕を通す気になれない。馴染んできたとはいえ、伸縮性のないコットン生地はやはり硬くて重い。またコンパクトな作りの肩回りや高めのベルト位置などが、今の私には少し若すぎる気がしてしまう。そう、気づかない間に私はこのコートを卒業する時期を迎えていたようです。手放そうと決め、洗濯をし、丁寧にスチームをかけ、最後にもう一度鏡の前で腕を通してみました。鏡の中、20年来の相棒を着た私は、自分で思っていたほど、パツパツでもないし、高めのベルト位置も若作りというほどでもない。やはり取っておこうか一瞬そんな思いがよぎります。だけど、取っておいたら着る?と自分の心に問えば、もう着る気力がないの、と答える声。ならば...買うことを決断した時と同じように、その日のうちに軽やかに手放してきました。まだまだきれいなこの子を新しい人生に送り出すため。コートにつけられた値段は9000円。売値なんてどうでもいいけど、新しいことに価値があるリユース市場で20年前のものにこの値段をつけてもらえたのがうれしかった。このコートの面目が保たれたような気がして。あっぱれだね。そう心の中でコートに声をかけました。次はどんな人のどんな人生に寄り添うんだろう?これからは、その人と楽しい旅を続けてくれればこんなにうれしいことはありません。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.02.01
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先週、入院し、初めてのリツキサン治療を受けました。心配だったアレルギー反応も起きず、今のところ目立った副作用もなく、元気にしています。ただ、成人の難治性ネフローゼへのリツキサン治療は、まだ例が少ないらしく、ネットでも体験談などがあまり見つからなかったので、参考までに私のケースを記録しておきますね。今季最大の寒波到来。いやあ、今朝は寒かった。|リツキサン治療にいたるまで2016年に一次性ネフローゼ発症。その後、2年間再発がなく、一度はステロイドを切ることができましたが、2018年に再発。その後はステロイドを減量するたびに再発を繰り返し、難治性ネフローゼと診断されました。2年前からはステロイドとあわせて免疫抑制剤も使っていましたが、あまり効き目がなく、ここ1年で2回再発させてしまいました。リツキサンについては以前から主治医からもちらちら話はあったものの、入院が必要なこと、抗がん剤であることから「すごく大変な治療」という印象があって、ずっと前向きになれませんでした。がしかし、度重なる再発にさすがの私もうんざりし、腎臓に負担のある免疫抑制剤をこれ以上飲みたくなかったのもあって、昨年秋、主治医にリツキサンに切り替えたいと伝えました。入院の日はチョコが病院の玄関まで見送りに来てくれました。いい子に待っててね。|リツキサン投与リツキサン投与はまれにアレルギー症状がでるので、入院して行うのが普通です。午前中、病棟に入ると、まずは胸部レントゲン撮影や心電図の検査をしました。昼食後はリツキサン投与の準備として、アレルギー反応をおさえるための点滴を2種類します。解熱剤も飲まされました。準備が整ったら、いよいよリツキサンの点滴です。はじめの30分くらいはゆっくりと入れていって、アナフィラキシーショックなど起きないか様子を見ます。この間、看護師さんがちょいちょい、息苦しくない?気持ち悪くない?と様子を見にきてくれます。何の症状もなかったので、30分後、点滴速度をあげます。点滴速度をあげてしばらくすると、微熱が出て、首や顔がほてってきました。でも、解熱剤を飲んでいるせいか、気持ちよくうつらうつらしているうちに、3時間経過。点滴終了です。点滴から24時間はアレルギー症状が出る可能性があるそうですが、私は夕方には熱も引き、翌朝も問題なかったので、そのまま退院となりました。|リツキサンの副作用リツキサンは免疫を司るBリンパ球を抑制するため、点滴後は感染症かかりやすくなります。感染症に注意しなければいけないのは、今までのステロイドや免疫抑制剤も同じでしたが、問題は今回、どれだけ感染症に弱くなっているかです。実は退院した翌日、約10年ぶりに口唇ヘルペスができ、やっぱり相当、免疫が弱っているんじゃないの?とおののきました。元看護師の友人によれば、そのほかにも、コロナやインフルはもちろんカンジダや尿路感染、食中毒なんかも気を付けたほうがいいそう。しばらくは手探りでその辺りの感触を確かめていく必要がありそうです。退院した日。なぜかベッドの変な位置にいるチョコ。もしかしてスネてる?|治療にかかった費用費用の総額は30780円でした。私は特定疾患に認定されていますので(難治性ネフローゼの方は皆さんそうだと思いますが)、これは1割負担の金額です。高額医療費の手続きが必要かなと思っていたので、思っていたより安いという印象でした。|今の気持ち終わってみれば、思いのほかあっけなく、私は一体、何をあんなに恐れていたのだろうと拍子抜けしました。こんなに簡単なら、もう少し早く始めていれば、その後の再発は防げていたかもしれないし、腎臓への負担を心配しながら飲んでいた免疫抑制剤ももっと早く辞められたのになあと思ったり。とはいえ、投薬は半年おきに2年間続きますので、長期的なQOL(生活の質)や体への影響など今の段階ではよくわからないこともあります。以上、リツキサン投薬1回目の報告でした。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2023.01.25
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