30代女子、年齢にあらがう日々

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2010年08月21日
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テーマ: ネイル(5885)
カテゴリ: ネイル
昨日のブログを書いていていてラオスのネイルサロンを思い出しました。

出張で泊まったビエンチャンのホテルにネイルサロンのチラシ(日本語)が置いてあり、
休みの日に同僚の女子と二人で行きました。

そのサロンは日本政府のODA 草の根・人間の安全保障無償資金協力 だか
日本NGO連携無償資金協力 の資金を利用し、日本のNGOがプロジェクトを形成し
ラオス人の女の子に技術を教え、必要器具を供与しオープンさせたサロンでした。
サロンは学校かなにかの一部を間借りしていて、広い敷地内でかなり探してやっと辿りつきました。

早速カラーとアートをお願いすると、見本もない。サンプルもない。英語も通じない!
ネイリストの子が自分でしているアートがかわいかったので、「それと同じで!」とお願い。
さすが日本人から教わっただけあって、とても丁寧だしうまいし早い。
甘皮を優しく取り、ファイリングも上手。両手両足全てにカラーとアートをしてもらって大満足!

そして、支払いへ。
料金表がないのでいくらかわからない。
そこでネイリストの子が電卓で金額を出してきました。

えぇぇぇっ?!

金額は忘れましたが、電卓を5度見くらいするほど安かった。
同僚と「安すぎるよねぇ」と話していると、「高すぎる」と話していると思ったのか
電卓の金額が下がりました。

おいおいおいおいおいおい~~~

同僚と相談の結果、最初の金額(数百円のレベル)をまず支払い、
「とても技術がよかったから」という理由を説明して、料金と同額のチップを払いました。

このサロンはネイル・美容室・カフェが併設されたお店でしたが、私たちがいた数時間、お客はゼロ。
そりゃあ繁華街でもなく、公道にも面していないお店、知ってなければ行けません。


ここにODAによるビジネス支援の限界を見た気がします。
私にはネイルサロン支援の意図と現実がこう見えました。

1)ODAの資金では、店舗を不動産屋などから借りるために使うことができない。
  だからサロンは公共施設の一部を間借りした。また、付近に一般人がサロンを開店する
  可能性がある場合、ODAによる民業圧迫になるため辺鄙な場所を選んだ。
2)NGOや国際協力の人材はビジネス感覚を持っている人が少なく広報に弱い。
  だから特に看板も無ければ、ホテルのチラシは日本語。
3)小規模プロジェクトは年度内決算なので、継続的な支援ができない。
  プロジェクト期間内だけではオープンしてみて気付いた事(料金表やアートサンプルなど)
  細かい点までケアできなかったのでしょう。

あの安い金額は明らかにラオス人向けです。それなら繁華街に店舗を構え、
新聞へ広告を掲載したり割引チケットを配ったり地道にPRし、ラオスに美容やネイル文化を
育てるところまで支援しなければ、店舗がビジネスとして成功し継続するのは難しい。

こうなると、「じゃあODAじゃなく、民間に任せればいい」という話になりますが、
どこの美容業界がラオスの女性の雇用対策のためにラオスに投資するでしょう?
やはり私は、ODAの使い道をもっとフレキシブルに対応できる体制にして、
民間とうまく組んでやる方向に持っていく事が現実的だと思うのです。


皮肉なことに「地球の歩き方 ラオス」には、外国人(確かフランス人)が開店した
アロママッサージのお店が掲載されていて、そちらは大繁盛でした。


あの子たちは今頃どうしているんだろう・・・


*写真左、施術中。右、ネイリスト二人。
ラオスのネイルサロン施術中ラオスのネイリスト





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Last updated  2010年08月22日 00時28分36秒
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