クリムゾンの元メンバーたちのレア音源は割りと復刻されたりしており、BOZにしても初期ディープパープルの面々と1968年に出したシングルは、リッチー・ブラックモアのセッション音源コンピCDで今でも手に入れられます。今回のご紹介はその前のBOZレコードデビュー年1966年に出た3枚目のシングルです。 BOZ - PINNOCHIO / STAY AS YOU ARE (1966)
Pinnochioは、ボズの朗々とした歌声が60年代のトム・ジョーンズやエンゲルベルト・フンパーディングを感じさせます。二年後のシングルと違いまさにデビュー年の初々しい歌声で一生懸命さがにじみ出ています。発売が66年の6月10日なのでレコーディングの日程を差し引いてもボズはまだ19歳の頃。もう一面のSTAY AS YOU AREはがらりと印象が変わり、いかにも60年代なかばの歌謡曲といったさわやか青年の唄ですねぇw 私の好みはPinnochioですね。派手なオーケストレーションに乗ったボズの唄、かっこいいです。